【暁のヨナ】ジェハがかっこいい!過去やヨナとの関係、声優情報も紹介

暁のヨナの中でも四龍の1人として高い人気を獲得しているのが緑龍のジェハです。かっこいい見た目やセリフ、ヨナや他の四龍との絡みなども面白く、自由を重んじる性格から四龍としての天命から逃れようとするなど他の四龍にはない一面を持ち合わせています。今回は暁のヨナのジェハについて、既に暁のヨナの中で描かれている過去からヨナとの関係性、暁のヨナがアニメ化された際の声優についてなど合わせてまとめていきます。

【暁のヨナ】ジェハがかっこいい!過去やヨナとの関係、声優情報も紹介のイメージ

目次

  1. 暁のヨナのジェハがかっこいい
  2. 暁のヨナのジェハの過去とヨナとの関係
  3. 暁のヨナのジェハの声優
  4. 暁のヨナのジェハのかっこいいセリフ集
  5. 暁のヨナのジェハに関する感想や評価
  6. 暁のヨナのジェハについてまとめ

暁のヨナのジェハがかっこいい

暁のヨナの作品情報

ジェハについて紹介する前にジェハが登場し、活躍する暁のヨナについても簡単に紹介しておきます。

暁のヨナの概要

暁のヨナは2009年から白泉社の出版する漫画雑誌花とゆめにて、草凪みずほさんが連載している古代アジアの世界観をベースに持つファンタジー作品です。2020年1月現在も連載中で31巻まで発売されています。大河伝奇ロマンとも呼ばれ漫画界や小説界などの著名人からの評価も高く、2014年にはアニメ化、2015年には作風を生かした舞台化も行われている作品です。

暁のヨナのあらすじ

高華王国(こうかおうこく)の皇女ヨナは赤い癖毛が特徴的な無知の姫として不自由のない暮らしを送っていました。しかし16歳の誕生日、幼馴染にして恋心を抱いていたスウォンが反乱を起こし、父王は亡くなりヨナ自身も身を狙われる事になります。もう1人の幼馴染で護衛を務めるハクと共に城を逃げ出したヨナは、ハクの故郷である風牙の都に身を寄せます。しかしヨナは自らが争いの火種になる事を知り旅に出る事を決意します。

まずはかつて城を追放された神官を探す事を目的に旅に出たヨナ。しかしヨナは神官に出会うまでの旅の過程で己の無力さ、無知さに絶望します。ハクに守られてばかりではいけないと自らも戦う覚悟を決めて立ち上がります。いくつかの偶然が重なって無事に神官に出会ったヨナは神託を受け、その神託に従って建国神話で語られる四龍の戦士を探して旅を続ける事になります。

ジェハのプロフィール

ジェハは暁のヨナの物語の中でもキーパーソンである四龍の1人、緑龍の力を持つ青年です。年齢は25歳で、当代の四龍としては見た目は1番年長者であり、188cmと高い身長もあって緑の髪をリボンで後ろに結んだかっこいい見た目をしています。緑龍の力により驚異的な脚力を持っており、跳躍と蹴りに利用しています。またその特徴を生かして高く跳躍した後、暗器を投げつける事で攻撃する戦法も得意としています。

龍の足は目立つ上に自身もその見た目を好んでいない為、普段は基本的に包帯を巻いて隠しており、靴を脱ぐ事もほとんどしません。基本的に美しいものと強いものを好んでおり、そうでない相手にはそっけない対応をする事もありますが仲間内では面倒見も良く、ユンを除くと生活力の低いヨナ一行の旅をサポートしている面も見られます。

アニメ「暁のヨナ」公式ホームページ

暁のヨナのジェハの過去とヨナとの関係

ジェハの過去

暁のヨナの世界において、本来の四龍はそれぞれの里で隠れるように暮らしています。その中でも緑龍の里は過去に四龍の存在が露見した事が原因で里が壊滅状態に追い込まれてしまった敬意から非常に厳格で緑龍の力を持つ者を鎖に繋いでほぼ監禁状態で過ごさせ、さらにその監視役を先代緑龍が担うという形を取っていました。ジェハも過去には監禁状態にあり、先代の緑龍ガロウに監視される監禁生活を送っていました。

ジェハは先代の緑龍ガロウから緑龍の力を全て継承したタイミングに脱出を図ります。当初はガロウも共に里を出る予定でしたが、その前に立ちはだかったのが緑龍の里の村人達でした。ジェハはガロウの協力もあって辛くも里を抜け出す事に成功するのです。脱出後のジェハは他の四龍と出会わないように各地を転々としていました。四龍の中でも特に厳しい生活を送った過去がある故にジェハは自由を好むようになったと言えます。

各地を転々とする生活を続けるジェハでしたが、地の部族領にある阿波の港町に流れ着きます。そこで領主のヤン・クムジの悪行を知ったジェハはその悪行を止めるべく、同じ志を持つ、女海賊ギガンの元に身を寄せるようになります。ギガンの元で「空舞う海賊」と呼ばれるようになったジェハとヨナ達が出会う事になるのです。

ジェハとヨナとの関係

緑龍であるジェハにとってヨナは主とも言える存在ですが、それはあくまでも血によるもので本人の意志は関係ありません。しかしジェハは単に血に従っているわけではなく本人の意志でヨナに着いていく事を決めます。やがてその思いが恋心である事に気づく事になるのです。

いつからヨナが好き?

暁のヨナの物語の中でヨナと出会った当初、ジェハは四龍の宿命から逃げ出したいと考えている事もあり、自らの自由を脅かす存在であるヨナに警戒心を顕にしていました。ヨナに惹かれるのもあくまでも龍の血がそうさせるものであると考えていたのです。その後のジェハも龍の血と自身の思いの間に揺れ動く事になります。

「龍の血」のせいでヨナが気になる?

ヨナは自らの覚悟を示す為に「千樹草の試練」に挑む事になります。ヨナの言葉と覚悟にジェハの心は揺れ動き、同時に弱々しく何の力も持っていないヨナを危なかっしいと考えて無意識に後をついていきます。この「千樹草の試練」中のやりとりによってジェハは自身の心が大きく揺さぶられている事を自覚しながらもあくまでも龍の血がそうさせるという前提の考えがありました。

ただこの時点でもヨナに好意を覚えているのは確かです。ただそれが自身の気持ちなのか龍の血によるものなのかが判断できず、気づかないフリをしているとも認めたくないとも取れる言動を繰り返す事になります。

ヨナへの恋心を自覚

旅に加わってからも自身の思いを理解出来ずにいるジェハ。そんなジェハが明確に自身の恋心を自覚したのが、13巻での出来事です。旅費を稼ぐ為の客引きをする事になったヨナ達。ハクが客引きの為に女性に密着しているのを見たヨナはそれを「嫌だ」と感じ、同時にそれに驚きを覚えます。そんな様子のヨナに声をかけたのがジェハです。ハクがヨナに対して抱いている思いを理解しているからこそヨナを安心させる言葉を伝えます。

安心したようにその場を去るヨナ。そんなヨナを見つめるジェハはそれまでとは違った言動をするのです。「うるさいな、龍の血ってやつは」「こんな時に紛らわしく騒がないでくれるかな」と自身が思いに気づきつつハクの気持ちを理解して引いているような状態なのに心がざわついてしまう事を吐露しているのです。

さらに読者にも明確に描かれるのが暁のヨナ14巻での出来事です。ジェハは誤って麻薬のナダイを口にしてしまい窮地に陥ってしまいます。意識が薄れる中、ジェハの頭によぎったのは仲間、そしてヨナでした。四龍を感じる事ができるヨナがジェハの異変を察知して駆けつけるとその顔を見てすこぶる安心する自分がいる事を自覚。それが龍の血を差し引いても自身がヨナに惹かれていると自覚した瞬間になります。

ついに失恋?

その後もハクの思いには気づきながらも旅を続けていたジェハ。そんなジェハが失恋をしてしまうのが暁のヨナ21巻です。この時のヨナは虜囚生活から開放された直後であり精神的にかなり弱っていました。ジェハに背負われ運ばれるヨナはポロッと「私もその脚で大事な人のもとに跳んでいきたい」と言います。そんなヨナの脚になるというジェハの思いを考えると非常に切ないセリフになっています。

その後無事にヨナ達は合流を果たすと束の間の休憩を取ります。ヨナが不在の際にハクが四龍達をハグして回ったという話題になると、ジェハはいつもの調子でヨナをからかうように「ハクに抱きしめてほしそうな顔をしている」とハクに言うのです。そんなジェハの言葉に対してヨナはそれを恥ずかしそうに否定します。それがハクを異性として意識してしまっているからこその言動である事にジェハは気づいてしまうのでした。

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暁のヨナのジェハの声優

諏訪部順一のプロフィール

ジェハの声優を務めた諏訪部順一さんは1995年から声優として活動する声優さんです。20代の頃には主にナレーションやラジオDJとしての活躍が目立ちましたが、アニメ「テニスの王子様」にて跡部景吾役を演じたのをきっかけにアニメ声優としてもブレイクし、以降数々のアニメに出演するようになりました。歌唱力も非常に高く、2007年以降は音楽活動も平行して行っています。

声優として演じる役は少年から大人の役まで幅広いですが、演じるキャラクターの多くは主人公のライバルポジションになるようなキャラクターが多くなっていました。元々声優としてデビューする前に数々の職業を経験しているというキャリアもあって、企画や構成に携わるような事も多くなっています。

諏訪部順一の主な出演作品

諏訪部順一さんがこれまで声優として出演した作品としては、「X-エックス-」の桃生封真役、「GAD GUARD」のカタナ役、「トリニティ・ブラッド」のカイン・ナイトロード役、「Fate/stay night」のアーチャー役、「BLEACH」のグリムジョー役、「黒執事」の葬儀屋(アンダーテイカー)役、「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ」の神宮寺レン役、「バクマン。」の福田真太役などがあります。

近年声優として出演した作品としては「空挺ドラゴンズ」のギブス役、「歌舞伎町シャーロック」のハドソン夫人役、「あんさんぶるスターズ」の乱凪砂役、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」のレオーネ・アバッキオ役、「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」のパウル・フォン・オーベルシュタイン役、「宇宙戦艦ティラミス」のヴォルガー・ハマー役、「鹿楓堂よついろ日和」のスイ/京極京水役などがあります。

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暁のヨナのジェハのかっこいいセリフ集

ジェハのセリフ①「あの、矢を射る姿には…」

あの矢を射る姿にはそそられたなぁ。射られたクムジがちょっと羨ましかった

ジェハはヨナ一行の中では基本的に年長者である為、余裕を持った振る舞いが多いですが、そんなジェハのかっこいい雰囲気を引き出したのがジェハが身を寄せていた海賊の長ギガンでした。クムジとの戦いを終え、翌朝には出発するという場面での2人のやりとりの中で生まれたこのセリフは2人の関係性を良く表したセリフになっています。

ジェハのセリフ②「温めてあげようか…」

温めてあげようか さあ、服を脱いで♡

ジェハはかっこいいキャラクターですが、飄々とした性格でもあり、相手をからかうような場面も多いです。ヨナの体調が優れずジェハが背負って仙水へ向かう事になった時のセリフです。仙水への移動中に敵対していた相手からの刺客からの襲撃もあり、加えて雨にまで降られてしまいます。なんとか身を潜める場所を見つけた2人でしたが、その頃にはヨナはすっかりずぶ濡れになっていました。

元々優れない体調に加えて雨に降られた事でヨナの身体はすっかり冷えてしまいます。そんなヨナに対してサラッと言えるジェハらしさが現れたセリフです。しかもこの後、ヨナの本当に冷えた様子を見たジェハは問答無用で抱き寄せて少しでもヨナの身体を温めようとします。冗談と真面目のギャップがかっこいいジェハらしいセリフになっています。

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暁のヨナのジェハに関する感想や評価

ここからは既に暁のヨナの視聴した人のジェハに関しての感想を紹介していきます。ジェハは暁のヨナに登場する他の四龍と比較しても自身の感情に正直になれないタイプのキャラクターです。いざ自身の気持ちに気づいてもヨナの思いを優先して身を引いてしまうのがかっこいいという声が非常に多いです。

四龍はそれぞれに壮絶な過去を持っていますが、中でもジェハの過去は重く辛いという声もあります。同時にジェハが自由を愛する理由にもなっているその過去があるからこそ、ヨナへの同行を申し出るセリフが多く感じるという声も多いです。普段が飄々としているだけに心からのセリフが刺さるという感想も見られる程です。

暁のヨナがアニメ化された際にジェハの声優を務めた諏訪部順一さんに関してはイメージに合うという声が多くなっています。特にジェハのギャップのあるセリフの数々を上手く演じてくれたという声が多く、諏訪部順一さんが演じてくれてジェハがよりかっこいい雰囲気になってよかったという声が多いです。

暁のヨナのジェハについてまとめ

ジェハは暁のヨナの物語の中でも重要な役割を果たす四龍の1人であり、他の四龍とはまた違うベクトルで壮絶な過去を持つキャラクターです。その過去故に自由を好みヨナ一行に同行するようになってからもその軽いキャラクター性でその雰囲気を作り出すのに貢献しています。またヨナへの思いも素直に受け止めきれない一面も持っていました。

見た目や経験もあってヨナ一行の中では年長者として振る舞う事も多い一方で、女性好きな性格もあって非常にギャップの多いキャラクターです。まだ暁のヨナの視聴していない人はジェハに注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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