【暁のヨナ】ゼノは四龍の一人!かっこいい魅力や正体・能力を考察

暁のヨナの中で四龍の1人として登場したのがゼノです。他の四龍と違う特徴を持っており、その性格やかっこいい容姿もあって人気を集めています。同時に謎めいた正体などもあり、不思議なキャラクターだとも言われています。今回は暁のヨナのゼノについて、その正体や、魅力、秘めたる能力についてなどの考察を紹介、暁のヨナがアニメ化された際の声優についてもまとめて紹介していきます。

【暁のヨナ】ゼノは四龍の一人!かっこいい魅力や正体・能力を考察のイメージ

目次

  1. 暁のヨナのゼノとは?
  2. 暁のヨナのゼノのかっこいい魅力
  3. 暁のヨナのゼノの正体
  4. 暁のヨナのゼノの能力を考察
  5. 暁のヨナのゼノの声優
  6. 暁のヨナのゼノの名言集
  7. 暁のヨナのゼノに対する感想や評価
  8. 暁のヨナのゼノまとめ

暁のヨナのゼノとは?

暁のヨナの作品情報

暁のヨナのゼノについて紹介する前に、ゼノが登場する暁のヨナについても簡単に紹介していきます。

暁のヨナの概要

暁のヨナは白泉社が出版する花とゆめで草凪みずほ先生が連載されている少女漫画です。古代のアジアをモチーフにしたファンタジー要素のある大河伝奇ロマンと言われる作品で、2014年~2015年にかけてはアニメ化、2016年にはその作風を活かした舞台化が行われるような人気作品です。その作風から著名人からの評価も高く、単行本各巻には漫画家、小説家などの推薦文が掲載されるのが常となっています。

暁のヨナのあらすじ

高華王国の皇女であったヨナは国の事を何も知らずに甘やかされて育ったお姫様でした。そんなヨナの日常は16歳の誕生日に父王が暗殺された事で突然終焉を迎えます。暗殺を実行したのは幼馴染の従兄スウォンで、スウォンは王位簒奪を画策、自らが王位に着くべくヨナの命も狙う行動に出ます。もう1人の幼馴染で専属の護衛であるハクの助けで辛くも王宮を脱したヨナはハクの故郷「風牙の都」に身を寄せる事になるのでした。

混乱していたヨナは風牙の都の人々の暖かさに触れ活力を取り戻しますが、自らの存在が周囲の人々を争いに巻き込む事を知りハクと共にたびに出る事になります。旅先で様々な経験をしたヨナは自らがこれまで国内の実情を何も知らずに育った事、ハクに守られている事しか出来ない自分を悔い、自らも弓をとって戦う事を決めるのでした。そしてヨナは神官からの信託を受け、高華王国の建国神話に登場する四龍の戦士を探す事になります。

ゼノのプロフィール

暁のヨナに登場するゼノは身長166cm、17歳の外見を持つ伝説の四龍の1人・黄龍の力を持つ少年です。四龍はそれぞれに里を持っておりそこで生活していますが、ゼノは既に単独で目的地のない旅に出ており、旅の道中、空腹でいる所を偶然食事の準備をしていたヨナ達と出会う事になります。性格は非常に明るく元気で能天気な性格をしており、ヨナからも「暖かくなる存在」と言われるような存在です。

一人称は俺ですが、「ゼノは~」と自らの事を名前で呼ぶ事が多い反面、他人の事は名前で呼ぶ機会が少なく、ヨナの事は「娘さん」、ハクは「兄ちゃん」、ユンは「ぼうず」、他の四龍に関してはそれぞれに白龍・青龍・緑龍と呼んでいます。その他に分かっているプロフィールといては誕生日が8月30日であるという事くらいです。ちなみにゼノ自身は自身の誕生日の事をハッピーサンシャインデーと呼んでいます。

アニメ「暁のヨナ」公式ホームページ

暁のヨナのゼノのかっこいい魅力

かっこいい①イケメン少年

ゼノは暁のヨナに登場する他の四龍に比べても若い見た目をしており、16歳のヨナと同年代であるようなイケメンの少年です。その為、四龍の中では弟ポジションで、その能天気さから周囲を明るくするムードメーカー的な役割も担っています。ヨナの事を姉さんと呼んでも違和感がない外見ながら四龍らしい時折鋭い指摘をしたりとその見た目らしからぬ言動をする事でゼノの正体が不明の間は様々な考察を呼ぶ事になりました。

他の四龍が暁のヨナの世界の中でも非常に珍しい髪色をしているのに対し、金髪で描かれた事もあり、暁のヨナファンからも初登場時には本当に黄龍なのかと考察される事になりました。辛うじて暁のヨナの物語の中でヨナに同行する面々の中には小柄な少年であるユンがいるので一番小さいというわけではありませんがユンに並んで小柄なキャラ枠で、性格的にも非常にウケが良いかっこいいキャラクターです。

かっこいい②ヨナとの出会い

上記で紹介したように暁のヨナの物語の中では空腹でいる所をヨナ達が食事の準備を始めた為に現れる形で、偶然のように出会ったゼノとヨナ達。しかしこれはゼノの策略で実はゼノはヨナが緋龍王の生まれ変わりであるかどうかを見極める為、ヨナ達をずっと監視していた事が明らかになっています。つまりゼノは違和感なくヨナ一行に加わるべく、偶然を装うような芝居を打ったのです。その為、実は普通に料理をする事が出来ます。

余談ですがヨナを監視していたのはヨナが暁のヨナの物語の中で旅に出てからではなく、ヨナが城に住んでいる頃からであり、ヨナの行動が緋龍王の生まれ変わりであり、王に相応しいと感じた為に会いに行く事を決めた事も明らかになっています。また暁のヨナの作中では直接描かれていませんがヨナ以前の王に対してもそのようにしていたのだろうと考察する暁のヨナファンもいます。

ちなみに暁のヨナの設定では四龍には他の四龍を感じ取る力があり、既にヨナに同行していた白龍のキジャ、青龍のシンア、緑龍のジェハは、黄龍がすぐそばにいる事を感じ取っていました。しかしゼノの雰囲気や言動からまさにゼノが王龍その人とは思わず、むしろ気配が近すぎる故に別の何かだと感じていた事が描かれています。暁のヨナ初登場時には他の四龍ですら疑ってしまうような出会い方をしたのです。

かっこいい③ゼノとカヤ

ゼノは登場以降もその正体が黄龍である事は明かされてもそれ以外の情報がなかなか明かされず、暁のヨナファンの間で様々な考察が行われていました。そんな中で描かれたゼノの過去の一部が明らかになるのがカヤとのエピソードです。カヤは、ゼノの元奥さん、つまりゼノは過去に結婚していた事が明らかになるというなかなか衝撃的なエピソードで、かっこいいとは言っても少年の見た目であるゼノの謎が益々深まる事になりました。

暁のヨナの物語の中で語られた過去としてはゼノはある時行き倒れていた際にカヤという少女に助けられます。カヤに介抱されたのをきっかけに親交を深める2人でしたが、カヤは病気を患い、周りに感染させて迷惑をかけない為に人里離れた場所で一人暮らしをしていたのです。当時ゼノも既に1人であり、カヤの話し相手としてカヤの家に居候する事になります。その時間はゼノにとってもカヤにとってもかけがえのない時間でした。

しかしカヤには申し訳ないという気持ちもありました。ゼノに病気を移してしまうかもしれない事、そしてゼノはカヤの病気を少しでも良くしたいと薬代を稼ぐ為に働いていた事を気に病んでいたのです。ゼノが買ってきた薬を飲んでもカヤの症状は良くならず、ある日カヤは倒れてしまいます。そこでカヤはゼノに思いを吐露し、別れを告げるのでした。しかしそんなカヤにゼノは一緒にいたいと結婚を申し込むのです。

長く1人で生きてきたカヤにとってそれは何よりうれしい言葉で、2人は夫婦となります。しかしゼノとカヤが夫婦になったからといってカヤの症状が良くなるわけではありません。ゼノは自らの黄龍としての力を代償にしてでもカヤを救って欲しいと祈りますがその祈りが届く事はありませんでした。カヤはゼノに看取られながら逝ってしまうのです。容姿だけではなく内面もかっこいいゼノという事が分かるエピソードでした。

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暁のヨナのゼノの正体

ゼノの正体は初代黄龍

ゼノは暁のヨナでの初登場時からかっこいい見た目の裏側に不思議な雰囲気を持つ存在でした。黄龍である事こそ比較的早い段階で明かされた事もあって、ゼノが暁のヨナの物語の中で登場した時点で既に登場していた他の四龍と比較してその正体について暁のヨナファンによって様々な考察が行われる事になりました。ゼノの能力の全容が分からないだけに現実的な考察から突拍子もない考察まで様々な考察がありました。

そんな暁のヨナのゼノの正体は、初代黄龍です。暁のヨナに登場する他の四龍は代々受け継がれる形でそれぞれの能力を継承していますがゼノはその能力故に、他の四龍が代を重ねる何千年もの間生き続けています。その為、暁のヨナの主な舞台である高華王国の歴史をその目で見てきた生き字引的な存在です。普段はそんな雰囲気を出していませんが歴史を見ている故にヨナの行動に対して鋭い指摘をする事もあります。

ゼノの場合、暁のヨナの物語の中で既に描かれていたような過去の出来事、歴史に直接関わってる時期もあり、城で神官をしていたような時期もあります。また黄龍に血を授かる前にも神の声が聞こえていたなど、特別な能力を持っていた事も明らかになっています。黄龍になった事で神の声こそ聞こえなくなったものの、歴代の四龍の事も見ており、長い時を初代緋龍王の生まれ変わりが現れるその時を待ち望んでいました。

ちなみにゼノは他の四龍と違い初代緋龍王の時にその洗礼を受けている為か、他の四龍が初めてヨナに出会った際に感じた血が沸騰するような感覚を覚える事はありませんでした。その為か他の四龍はヨナに心を動かされたのはもちろんですが、四龍の運命もあってヨナに惹かれているのに対し、ゼノは自らの意志でヨナの王の素質を判断した上でヨナに付き従っているという側面が強くなっています。

また暁のヨナ作中では描かれていませんが、他の四龍が代々その力を繋ぐべく、人里離れた場所に里を開いているのに対し、ゼノは自身が初代であり、受け継ぐ事もない事、またゼノ自身も暁のヨナ登場時点で旅をしている事から、そもそも黄龍の里はないのではないかとも考察されています。既に里を出ていたという意味では緑龍のジェハと同様ですが、違う形式で里の様子が描かれていません。

ゼノと初代緋龍王の関係

ゼノを含む初代四龍は性格もてんでバラバラで仲良しだったわけではありません。むしろ衝突を繰り返す事もあった程ですがそんな四龍がまとまる事が出来たのが初代緋龍王があってこそです。初代緋龍王は民を戦場に立たせない為、強大な力を持つ四龍を戦場に送り込み、四龍達はそれぞれの持つ能力を存分に発揮して初代緋龍王の期待に応えてみせます。しかし四龍の中にあって唯一、戦場に出向かないのがゼノでした。

当時、ゼノは自身が黄龍の力を持っている事こそ理解していたものの、他の四龍と違って自らの能力が判明していませんでした。ゼノは四龍でありながら守られる立場にある事を気に病みます。しかし初代緋龍王は決してゼノが戦場に赴く事を許しませんでした。暁のヨナファンの考察では初代緋龍王は黄龍の本来の力に気づいておりゼノを待つ運命を案じていた為に一時でも安らかに過ごして欲しいと考えたのではないかと考察されています。

初代緋龍王はゼノに共にいる証として初代緋龍王が地上に降りた際に龍達から賜ったという首飾りをゼノに渡しました。この首飾りには龍の紋章が彫られており、暁のヨナの物語の中では詳細は描かれていませんが、ゼノが手放そうとしてもいつの間にかゼノの手元に戻ってきてしまう不思議な力を持っている事からゼノは現在では頭に布と共に巻く形で身に着け続けています。

初代緋龍王と四龍の中で最初に亡くなったのは初代緋龍王でした。そして主のいなくなったゼノを除く四龍達もまた城を出る決意をしました。四龍は再会を誓って別れますがこの時にはゼノも自身の力を感じ取っていました。年を重ねていく他の四龍に対して自らは年を取らない為です。結果、ゼノは四龍と再会する事なく、初代緋龍王の残した城を守る役割を担うのでした。

ちなみに他の四龍との絆も長い時を共にした事で強くなっており、四龍の力によってその存命を確認出来る事から、初代の四龍達が死んでしまった時には絶叫してしまうような一面も見せています。そんな絶望もカヤによって一時期は救われますが、そんなカヤとも再び別れがくる事になってしまうのです。そんな辛い経験をしたからこそ、ゼノはいつの日か緋龍王の生まれ変わりが現れる事を待ち望んでいました。

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暁のヨナのゼノの能力を考察

能力①不死身の体

暁のヨナの物語の中でヨナに出会える程長く生きているその正体は初代黄龍であるゼノ。そんな事が可能になった理由は黄龍のちからによってその肉体が不死身の身体になっている為です。この力は不老の力もあり、ゼノは黄龍となった頃から容姿が変わっていません。この身体を持っている故に初代緋龍王や初代四龍達、カヤとの別れを経験するある意味残酷な運命を負う事になります。

上記のように初代四龍たちを送り出した後、神官として王や王妃に助言し、時には自ら戦場に立って高華王国を支えるも、やがて周囲からはいつまでたっても変わる事のないその容姿を不気味がられるようになってしまい城を出ました。ちなみにこの不老不死の身体は不思議なもので、餓死はしないものの空腹にはなるので食事をする事は必要で、またお酒を飲んでもすぐにアルコールが分解されてしまう為一定以上酔う事も出来ません。

ちなみに不死身というのは単純に死なないというわけではなく死んでも生き返る事が出来るという意味合いで捉えられており、暁のヨナの作中でも何度か致死量の攻撃を受けて死んでいるような描写も見られます。同時に本来であれば死ぬような攻撃を受けた時の痛みまではカットされず、常人と同じように感じるのでその不死身を使って自らを盾にする際、ゼノは痛みにただただ耐えている事になります。

能力②戦闘力

上記でも紹介したように他の四龍と比べても分かりにくい能力であった為に初代緋龍王存命時には戦場に立つ事がなかったゼノですが、暁のヨナの物語の時代になっても戦闘能力は皆無に等しいです。四龍としてそれぞれに圧倒的な戦闘能力を持つ他の四龍はもちろん、格闘戦において万能とも言える程の力を持つハクにも、旅の中でハクに習い徐々に戦えるようになっていくヨナよりも戦闘能力は低いです。

戦闘能力の低さは自覚しているので暁のヨナの物語の中では酷い時には本来守るべき存在であるはずのヨナの背中に隠れてしまう程でした。暁のヨナの物語の中でヨナ達と旅を続ける中で、盾を使って守る事や、ヨナには及ばないものの弓を扱えるようになるなど成長している面もありますが、それでも一般人と同等、少し戦える人以下くらいの戦闘能力しかありません。

ただヨナを守りたいという思い自体は他の四龍と変わらずに持っており、本当に必要となれば、その不死身の身体を文字通り盾にする場面も見られるなど単純な戦闘力ではない覚悟の強さこそがゼノの本当の戦闘力といえるかもしれません。

能力③回復力

普段感じづらい不老不死に対して比較的分かりやすい能力がその回復力です。この回復力がある故にゼノは歳老いてしまう事がありませんし、どんな攻撃を受けても瞬時に回復する事が出来ます。また切断された腕を切断されたまま扱うなど神経は繋がったままであるような描写も見られます。他の四龍は城から一定以上離れると免疫力が低下しますが、ゼノの場合は回復速度が遅くなってしまうという弱点があります。

またこの回復の力が発動した部分は龍の鱗のように硬化するという副次効果もあり、回復する場所によってキジャやジェハのような力を発揮する事も出来ます。ただこの硬化する副次効果は一時的なもので一定時間すぎると元に戻ってしまう事、そもそも回復するには攻撃を上手く受けないといけないなど扱いが難しく、ゼノの戦闘能力に直結しにくい能力になっています。

ちなみにあくまでも硬化する能力であって他の四龍の能力をコピーする能力というわけではないので目を回復してもシンアのように透視能力や遠視能力を持つ事はできません。ただゼノの最大の武器であるのは間違いなくこの回復力であり、四龍の中でも圧倒的な継戦能力を誇っています。

硬化されるのは一時的という設定がなければ何千年も生きてきたゼノは暁のヨナの物語登場時点では最強になってしまい暁のヨナの物語が破綻するだろうという考察もあり、硬化という上手く使えば一発逆転が出来るような要素を持ちながらも一時的にする事で暁のヨナの物語でのゼノのキャラクター性などともマッチするようになったという考察もある良い能力になっています。

暁のヨナのゼノの声優

下野紘のプロフィール

暁のヨナにてゼノの声優を務めた下野紘さんは2001年に声優としてデビューした声優さんです。地声が高いので少年・青年役を演じる機会が多く、「安定の童貞声優」と言われる程にハーレム系主人公を数多く演じています。また演じるキャラクターが女装する率が高い事もネタにされる程です。

また声優として活かされているその地声に加えて非常に童顔である事から30歳を越えてもお酒を買う際に年齢確認を求められたりと同い年の声優である杉田智和さんや中村悠一さんと並んでも同い年に見えないなど年齢にまつわるエピソードも数多く所有しています。声優としてキャラソンを発売する機会はそれまでもありましたが2016年には声優デビュー15周年を記念して声優を続ける傍らで歌手としてもデビューしています。

その歌唱力は声優として出演した「うたの☆プリンスさまっ♪」内でのユニット「ST☆RISH」名義ですが声優アワードで歌唱力賞を受賞する程に高く、また即興でオリジナルの歌を作る事も得意としています。反面英語が苦手で単語単位でも読めない程に苦手としています。

下野紘の主な出演作品

下野紘さんがこれまで声優として「ラーゼフォン」の神名綾人役、「CLUSTER EDGE」のアゲート・フローライト役、「SoltyRei」のユート・K・スティール役、「ef - a fairy tale of the two.」の広野紘役、「おおきく振りかぶって」の田島悠一郎役、「S・A〜スペシャル・エー〜」の狩野宙役、「神のみぞ知るセカイ」の桂木桂馬役、「バカとテストと召喚獣」の吉井明久役などの声優を務めています。

近年演じた作品としては「異世界チート魔術師」のカシム役、「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」の桐生慧輝役、「鬼滅の刃」の我妻善逸役、「寄宿学校のジュリエット」の古羊英悟役、「多田くんは恋をしない」の山下研太郎役、「弱虫ペダル」の鏑木一差役、「ACCA13区監察課」のジーン・オータス役、「DAYS」の灰原二郎役、「ベルセルク」のイシドロ役などの声優を務めています。

暁のヨナのゼノの名言集

名言①大丈夫、死んでもまた生きかえる

ゼノは戦闘能力は低いものの必要に応じて自らの盾にして周囲を助ける事があります。何千年も生きているゼノなのでその能力の使い所はどの四龍よりも理解しているといえるでしょう。ただしゼノは驚異的な回復力を持っていますし基本的には不死身ですが、死ぬ事がないわけではありません。正確には死亡してもその驚異的な回復力で脳にダメージなく生き返る事が出来るのです。

逆に言えばゼノがどれだけ黄龍の力を捨てたくても死んで逃げる事も出来ません。カヤとの別れはそういう意味でも非常に悲惨な別れだったと言えます。暁のヨナの物語の中でこのセリフが登場した際にはその運命を理解し正しく使う方向で捉える事が出来ておりかっこいいセリフですがそういう考え方を出来るようになるまでのゼノの過去を思うと心が痛くなるセリフでもあります。

名言②四龍を集めてどうしたい?

ゼノの正体が不明である頃からゼノは時々鋭い言葉を発します。その相手は主にヨナで、暁のヨナの物語の中でヨナの覚悟を問うようなセリフの1つになっているのがこのセリフです。暁のヨナでのヨナの旅は四龍を集める事が当初の目的であり、集めた後どうしたいのかという明確なビジョンがヨナにはありませんでした。そんなヨナに先の事を考えさせるきっかけとなったかっこいいセリフです。

普段能天気な言動が多いゼノですが、その正体が初代黄龍であるからこそしっかり考えられたセリフであると言えるかっこいいセリフになっています。ただこのセリフが出た当時はまだゼノの正体が明かされていない状態だった事からゼノについての様々な考察を生む事になるセリフでもあります。

名言③あんまり思い詰めんなよ。命縮めんぞ。兄ちゃん

見た目は少年に見えるゼノですがその実暁のヨナの登場人物の中でも最高齢である事に変わりはなく、その中で様々な人の営みを見てきた事も分かっています。そんなゼノだからこそ説得力のある言葉がこの名言です。この名言はハクに向けられたもので、幼馴染だったスウォンを殺す覚悟を決めて旅をしながらもどこか常にピリピリしているハクを心配しての言葉でした。

この名言登場時点ではその正体は明らかになっていたなかったのでこの名言も考察の要因になった他、ゼノの優しさや観察眼などが垣間見える名言として人気を集める名言となっています。

名言④俺は四龍の落ちこぼれだけど、お前らを絶対守ってやんよ

もう1つ、ゼノの意味深な言葉として名言と言われているのが上記の名言です。この名言は、キジャ、ジェハ、シンアが次々謎の病に倒れてしまった際のセリフです。このセリフの前には3人が倒れた理由を緋龍城から離れすぎた為だと語るなど生き字引らしい助言も見せ、動けるゼノの覚悟と、初代黄龍であるゼノが他の四龍とは何か違う事を感じさせる出来事だったと言われています。

暁のヨナのゼノに対する感想や評価

ここからは既に暁のヨナを視聴した人のゼノについての感想を紹介します。ゼノは正体を明かされる前にその能力の片鱗が見える形で描かれており、その後、不死身でその正体が初代黄龍である事が明らかになります。不死身という能力だけの時点では憧れる、強いという声が多かったものの、暁のヨナの物語の中でゼノの過去が描かれその正体が明らかになった事で辛いという声が非常に多くなる事になりました。

暁のヨナではゼノが歩んできた歴史とも言えるような過去がしっかりと描かれた事もあって不死身である事のメリットとデメリットが明確に描かれており、それだけでも暁のヨナを見る価値があると言われる程に細かな描写が良いという声が非常に多くなっています。仙人的なポジションでありながら普段はそんな様子を感じさせないというのもかっこいいという声が多くなっています。

またゼノが好きというファンの中には、暁のヨナの最終回近い話で四龍の力が無くなる事を望むような考察をするファンも多いです。ゼノの不老不死の力は無くなってヨナや他の四龍らと共にちゃんとその生涯を終える形で終わって欲しいという声が多いのです。もちろん暁のヨナにおいて四龍の力は重要な要素なので簡単ではない事を理解しながらもすっきりする形で終わって欲しいという声が多くなっています。

また暁のヨナの作中の中で名文されているわけではありませんが、ゼノは自身の願いを持っており、その為に行動している一面が描かれています。この事からゼノ自身が不老不死を解こうとする事が他の四龍も含めて力を失うトリガーになるのではないかという考察をする人もいます。ただこの考察をする人は同時に、暁のヨナがハッピーエンドで終わって欲しいという思いも持っているのが特徴になっています。

ゼノの正体が初代黄龍であると描かれるまで、またゼノの過去編が描かれるまでのゼノはイケメンでかっこいいという声はあっても能天気で戦闘では役に立たない面が目立つなど他の四龍との対比もあって印象が良くなかったという声が多いです。ただその印象があるだけにその正体と過去は壮大でインパクトが強くなったという声が多くなっています。

暁のヨナは元々かっこいいキャラクターは多いですが他の四龍もまたそれぞれにその能力故の過去を抱えており、それが暁のヨナの1つの魅力でもありましたがゼノの場合はその尺度が他の四龍と違う事もまた大きなギャップになってかっこいい感じになったという考察も見られます。

ゼノの声優を務めた下野紘さんに関してはゼノのイメージに合う演技で良かったと賞賛する声が非常に多くなっています。元々イケメンでかっこいいという声があったゼノですが少年ぽさがある一面をもつ一方で、その正体や過去を考えるとギャップが生まれやすいキャラクターだけに、声優を務めた下野紘さんの演技によって普段の能天気さはもちろん、真剣味溢れる時の声も良かったという声が多いです。

ただゼノはアニメでの登場は暁のヨナの物語の関係上、最終話だけである事から、本格的に喋っているシーンが描かれるのがアニメ暁のヨナの続編であるOVAになってしまう事を残念がる声も多いです。暁のヨナの物語の関係上仕方ないとはいえ、もっとアニメでゼノが活躍する話、特にゼノの過去を描いてほしかったという声は非常に多くなっています。

暁のヨナのゼノまとめ

暁のヨナのゼノは最後に現れた四龍でその能天気さからヨナ達からも驚かれたキャラクターです。暁のヨナでの初登場時に何気なく加わった形だった為に暁のヨナファンに様々な考察を呼ぶミステリアスなキャラクターでもありました。ヨナと変わらない年齢に見えるかっこいいイケメン少年ですがその正体は初代黄龍であり何千年も生きているという驚愕なバックボーンを持ったキャラクターになっています。

アニメ暁のヨナでは声優下野紘さんがゼノの声優を担当し、少年らしい雰囲気と何千年も生きてきた重みのある言葉を上手く表現されたと考察している人も多くさらに人気が高まったキャラクターになっています。まだ暁のヨナを視聴した事がないという人はゼノにも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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