【刀語】否定姫の目的・正体とその後を考察！フィギュアや声優情報も紹介

“尾張時代”を舞台に戦いが繰り広げられる、西尾維新による時代ライトノベル『刀語』。今回は『刀語』に登場するとがめの宿敵で、かわいい外見をしたキャラクターの否定姫について紹介していきます。否定ばかりする否定姫の正体やその後、さらにフィギュアや声優情報など気になる情報をたっぷりお届けしていきます。それではまずはじめに、『刀語』の作品情報・あらすじと否定姫のプロフィールを紹介していきます。

『刀語』（かたながたり）は2007年1月9日～12月4日の12か月間に渡り、講談社BOXの企画「大河ノベル」で月毎に全12巻発売されたライトノベル作品です。『刀語』は著者・西尾維新、題字・平田弘史、イラスト・竹による時代小説で、著者・西尾維新にとって初めて挑戦するジャンルだったようです。ストーリーは「変体刀」という能力に特化した12本の刀を持つ剣士と、刀を使わない剣士の戦いを描いた作品となっているようです。

『刀語』は全12巻の本編に加えて外伝作品も1巻発表されており、累計発行部数は全13巻で200万部突破する人気作品となっています。さらにアニメでも人気がある『〈物語〉シリーズ』とのコラボした、『混物語』というタイトルの小説も人気があるようです。また今回の記事で紹介する否定姫が、旅を振り返る短編が収録されている『刀語絵巻』など外伝作品もより『刀語』の世界に入り込むことが出来ると好評で人気があるようです。

主人公の鑢七花（やすり しちか）をはじめとする、数々の剣士が登場するライトノベル作品『刀語』。本作は「尾張時代」と呼ばれる時代が舞台となっていて、文化や歴史などは江戸時代あたりの日本に似ているといいます。独自の世界観や個性豊かなキャラクターも人気があり2007年のライトノベル発売後、2010年1月～12月にはテレビアニメが放送されました。そしてアニメ版『刀語』も、美しい作画などで大きな話題になったようです。

“毎月1話1時間”という従来のアニメとは異なる方法で放送されたアニメ『刀語』は、「大河アニメ」と称されてアニメファンのみならず時代小説ファンからも注目されたようです。このような特殊な放送形態にした背景には、ライトノベルが12か月間にわたり月1巻発売されていた事が理由となっているようです。TwitterなどSNSで『刀語』放送日には、「月に一度の楽しみ」など特別感があるという喜びの声が毎月寄せられていたといいます。

かつて乱世の時代に、千本の刀を創ったというある伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」がいました。そして戦の時にその千本の刀をより多く所持した軍は、戦いに有利だと言われていました。その後国が統一されて争いはなくなりましたが、この千本の刀が持つ力を恐れた旧将軍は「刀狩」を行いました。しかし「刀狩」で集まった刀は、全部で988本だったのでした。そして988本を試験台にした残りの12本の刀こそが、「完成形変体刀」だったのです。

時は移ろい…不承島という地には「虚刀流」の七代目当主で、刀を使わない剣士・鑢七花がいました。姉・七実と生活を共にしてきた七花の元に、ある日奇策士とがめという人物が訪ねてきました。奇策士とがめは幕府から変体刀の収集を命じられていて、七花たちの父・六枝の力を借りようとしていました。しかし父は既に不承島で亡くなっており、とがめの言葉に心動かされた七花は共に「完成形変体刀十二本」を収集する事になるのでした。

• 名前：否定姫（ひていひめ）
• 本名：不詳
• 年齢（作品時）：不詳
• 所属：尾張幕府
• 肩書き：尾張幕府直轄内部監察所総監督
• 身長：五尺五寸
• 体重：十三貫
• 趣味：悪巧み

金髪で青い目を持ち身長も大きい、日本離れした容姿をしたかわいい『刀語』キャラクターの否定姫。そのかわいい見た目とは裏腹に、あらゆることを否定する事から「否定姫」と呼ばれているようです。主人公・鑢七花と旅をすることになるとがめとは、「不愉快な女」「あの女」と呼び合うほどの宿敵。「完成形変体刀」の能力や特性などの知識にも長けていることから、その正体や目的が謎とされていた人物でもあるようです。

どこかお姫様のようなかわいい容姿を持つ否定姫はビスチェのような帯をつけているなど着物もどこか洋風で、さらに洋風な雰囲気を纏った「否定屋敷」と呼ばれる屋敷に住んでいます。そんな否定姫はかわいい容姿からは想像できないような、「尾張幕府直轄内部監察所総監督」という肩書を持っている人物でもあります。幕府に使える重要人物とは一見思えない程、モデルのようにスレンダーでかわいい人気キャラクターのようです。

ここまでアニメ化にもなった人気時代小説『刀語』の作品情報と、否定姫のプロフィールを紹介していきました！お姫様のようにかわいい否定姫ですが、「総監督」という肩書を持つ幕府の役員の1人として活躍しています。それではここから『刀語』のかわいい人気キャラ・否定姫の、目的・正体とその後について紹介していきます。どこか謎に包まれている否定姫ですが正体や目的、そしてその後どのようになるキャラなのでしょうか？

将軍さえも収集することが出来なかった、伝説の刀鍛冶・四季崎記紀による「完成形変体刀」について誰よりも情報を持っていた否定姫。そんな謎めいた存在だった否定姫ですが、物語後半でついにその正体が明らかになります。その気になる否定姫の正体は、なんと「四季崎記紀の末裔」だったのです。そんな四季崎記紀と強い繋がりがある否定姫の目的は、「将軍を殺すこと」を真の目的としているキャラクターなのです。

物語後半で遂にその正体が、「四季崎記紀の末裔」という事が明らかになった否定姫。「完成形変体刀」を12本手渡すため将軍と対面した際に否定姫は自身の目的と、四季崎記紀が「完成形変体刀」を創った目的を語り始めました。伝説的な刀鍛冶だと言われてきた四季崎記紀ですが、その正体が実は“占い師”だと言った否定姫。そして「四季崎は日本が滅びるのを防ぐため、完成形変体刀を創った」と否定姫は将軍に告げたのでした。

その後、七花が城へ攻め入ってると報告が。否定姫は「四季崎記紀の目的は、完了形変体刀である七花を討つことで成就される」と説得しましたが、否定姫の言葉には裏があったのでした。否定姫が本当に目的としていたことは「将軍を殺すこと」で、その目的を果たす事で四季崎記紀の真の目的である「尾張幕府の崩壊」が果たせると考えました。城に攻め入っていた七花はその後、完了形変体刀を破壊し天守閣までやってきたのでした。

「四季崎記紀の末裔」という驚きの正体が明らかになった否定姫ですが、その後七花が将軍を殺したため彼女の目的は達成されました。しかしその後息子が新たな将軍となったため、四季崎記紀の目的だった「尾張幕府を終わらせる」という目的は果たせないまま幕を下ろしてしまったのでした。

さらにその後否定姫は、将軍暗殺の一味としてお尋ね者になったのです。しかし否定屋敷から出て髪を切り、地図を描くため全国巡るという七花について行くという選択をしたのです。「ついてくるな」と言った七花でしたが、「ついてくるなら少しは役に立て」という事を言っています。その後二人がどのような旅をしているのかは明らかではありませんが、否定姫は未来へ向かい新たな道を歩んでいると推測されているようです。

ここまで『刀語』のかわいいキャラクター、否定姫の正体や目的とその後について紹介していきました！四季崎の末裔という驚きの正体だった否定姫は、将軍を殺すという目的を果たしてお尋ね者となりその後、七花と共に旅に出たのでした。それではここから人気キャラクター・否定姫の、かわいいフィギュアやコスプレ衣装を紹介していきます。フィギュアなど気になるグッズは、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか？

青い目と金髪を持ち、日本人離れした容姿が特徴的な否定姫。そんなかわいいと人気の高い否定姫はフィギュアも人気があり、そのフィギュアのクオリティの高さも好評のようです。フィギュアのストッキング部分や着物の流れるようなライン、そして手に持った扇など、否定姫がアニメから飛び出してきたような魅力がぎゅっと詰めこまれたフィギュアになっています。

かわいいと人気のある否定姫のフィギュアは、AMAZONなどインターネットでも購入する事が可能のようです。人気キャラクターのフィギュアは売り切れになってしまう事もあるので、否定姫のフィギュアが気になる方はぜひ早めにチェックしてみてはいかがでしょうか？

「ジャパニーズカルチャー」と言われる程、今や世界でも人気があるコスプレ。フィギュアでも人気がある否定姫ですが、コスプレでも人気が高いキャラクターとなっているようです。否定姫のコスプレをした方の多くは和風な背景をバックに撮影したり、中には番傘などの小物も取り入れて『刀語』の世界観を演出しているようです。

また気になる否定姫のコスプレ衣装ですが、こちらもフィギュアと同様にAMAZONやコスプレ専門店などのインターネットサイトでも購入することが出来るようです。またコスプレをするにあたり金髪のウィッグや、青色のカラーコンタクトを購入する方も多いようです。否定姫のコスプレに興味のある方は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか？

ここまで『刀語』のかわいい人気キャラクター、否定姫のフィギュアとコスプレについて紹介していきました！アニメから飛び出してきたようなクオリティの高い否定姫のフィギュアは、男女問わず多くのファンから人気があるようです。それではここからアニメ『刀語』で、否定姫の声を担当した声優・戸松遥について紹介していきます。歌手としても活躍する声優・戸松遥は、これまでどのような作品に出演した声優なのでしょうか？

• 名前：戸松 遥（とまつ はるか）
• 愛称：とまっちゃん、はるちゃん、ハルカス
• 生年月日：1990年2月4日
• 出身地：愛媛県
• 血液型：B型
• 身長：165 cm
• 職業：声優、女優、歌手
• 事務所：ミュージックレイン

アニメ『刀語』で否定姫役を担当した声優は、当時高校生だったという2007年に声優デビューをしたという戸松遥です。2008年には歌手としてデビューするなど、歌唱力にも定評があり多方面で活躍している声優です。さらに2009年には「スフィア」という4人組声優ユニットの1人としても活躍していて、戸松遥独自の優しく澄んだ歌声で多くのファンを魅了しているようです。

第3回声優アワード新人女優賞を受賞に輝くなど、声優としての実力も高く評価されている戸松遥。これまで数多くメインヒロインの声優も担当していて、「ソードアート・オンライン」のアスナ役としても有名な声優です。プライベートでは一般男性との結婚を2019年1月に発表し、多くのファンから祝福の声が寄せられたといいます。今後の活躍も期待されている戸松遥は、実力と人気共に高い声優と言われているようです。

• 神曲奏界ポリフォニカ（2007年～2009年：コーティカルテ・アパ・ラグランジェス）
• 絶対可憐チルドレン（2008年：三宮紫穂）
• 夜桜四重奏 ～ヨザクラカルテット～（2008年～2013年：岸桃華）
• のだめカンタービレ 巴里編（2008年：ごろ太）
• あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。（2011年：安城鳴子〈あなる〉）
• ソードアート・オンライン（2012年～2019年：アスナ / 結城明日奈）
• マギ（2012年～2013年：モルジアナ）
• 妖怪ウォッチ（2014年～2019年：ケータ〈天野景太〉）
• ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（2015年～2019年：エイナ） 
• 八十亀ちゃんかんさつにっき（2019年～2020年：八十亀最中）

ここまでアニメ『刀語』で、否定姫役を演じた声優・戸松遥について紹介していきました！数多くの主要キャラクターを担当している戸松遥は、実力ある声優としてだけではなくソロとユニットで歌手としても活躍しているようです。それではここから『刀語』で活躍する、否定姫のかわいい魅力を紹介していきます。あらゆることを否定ばかりする否定姫ですが、ファンからどのような所がかわいいと言われているのでしょうか？

まず初めに紹介する否定姫のかわいい魅力は、何といってもその「日本人離れした容姿」です。時代・歴史系ライトノベルの『刀語』は、原作やアニメの世界観も「和」な雰囲気で描かれています。そこに登場する洋風な空気を纏った否定姫は、作中でも大きなインパクトがあり他のキャラクターにはない魅力を持っています。またスレンダーでモデルのような抜群のスタイルでかわいいことから、人気キャラクターとなっているようです。

「不愉快な女」「あの女」と呼び合うなど、会えば口喧嘩が絶えない犬猿の仲である否定姫と奇策士とがめ。互いに名前すら呼び合わない一見すれば仲の悪い二人ですが、時には情報提供や交換をするなど協力しあう姿も登場します。そんなどこか不思議な縁で結ばれた否定姫と奇策士とがめですが、二人にはある悲しい運命が待ち受けていたのでした。否定姫はある日、とがめが謀反人「飛騨鷹比等の娘」であることを知ったのです。

奇策士とがめが謀反人・飛騨鷹比等の子供であることを知ってしまった以上、否定姫は彼女を殺さなければならない運命にありました。否定姫はやむを得ず手下に暗殺を明じ、奇策士とがめは暗殺されたのでした。二人の関係性を知っていた七花にとがめの事が好きだったのか問われた際に、否定姫が呟いた「嫌いじゃなく、なくもなかったわ」という切ない言葉は名言だと言われているようです。

否定姫の命により、奇策士とがめを暗殺した手下の左右田右衛門左衛門。それでは否定姫と、左右田右衛門左衛門はどのような関係なのでしょうか？右衛門左衛門は相生忍軍の生き残りで、身も心もぼろぼろだった時否定姫と出会いました。そして否定姫に「死」を否定され、それ以降常に忠実な部下として彼女と行動を共にします。

強い信頼関係で結ばれていた否定姫と右衛門左衛門ですが、最終的に七花との戦いでその命に幕を下ろしました。右衛門左衛門が亡くなった際に、平然とした態度をとっていた否定姫。しかしその後お尋ね者となり七花と旅に出たとき、生前右衛門左衛門の物だった仮面を否定姫が身に着けていたのでした。

ここまで『刀語』の人気キャラクター、否定姫のかわいい魅力についてたっぷりとお届けしていきました！否定姫はかわいいだけではなく、とがめや左右田右衛門左衛門との関係も魅力的だと評価されているようです。それではここから、否定姫に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでは否定姫に関する、どのような感想が寄せられているのでしょうか？

青い目と金髪が特徴的で、スレンダーで抜群なスタイルを持つ否定姫。なんでも否定する性格の彼女ですがそんな所もかわいいと言われていて、『刀語』のキャラクターの中でも人気が高いそうです。ファンからは「否定姫かわいすぎ。ほっぺ膨らませても否定姫もかわいい」という感想や、「否定ばかりしていても最終回は感動。否定姫よかった」という感想が寄せられていました。

アニメ『刀語』で否定姫役を担当した声優は、賞などにも輝いた実力派声優としても知られ、歌手としても活躍している戸松遥です。Twitter上には戸松遥が否定姫役を演じていた事に驚きを示す方も多いようです。「否定姫らしい声で好き。声優さんって本当にすごい」という感想や「戸松遥にこういう役をさせたら右に出るものはいないと思う」という感想も寄せられていました。

『刀語』最終回では完成形変体刀を破壊し、将軍を殺すという否定姫の目的は七花により達成する結末を迎えました。しかしその後お尋ね者となり、否定姫は髪を切って逃げることに。その最終回で見せたショートヘア姿に対してファンからは、「否定姫のショートがものすごい似合っていて可愛い」「最後でショートになるとは！可愛すぎてびっくり」という感想が寄せられていました。

今回は人気時代ライトノベル『刀語』に登場する、青い目で金髪のかわいいキャラクター・否定姫を紹介していきました！否定姫の正体は刀鍛冶「四季崎記紀」の末裔で、将軍を殺すことを目的としていました。その目的を果たしたものの、お尋ね者となり主人公・七花と旅に出ることにしたのでした。今回の記事で否定姫が気になったと言う方は、ぜひ原作・アニメ共に『刀語』を見てみてはいかがでしょうか？