ピングー語とはなに？翻訳できる？日本語版声優や面白い空耳一覧も紹介

かわいくて愛らしいキャラクターピングー。そんなピングーが主人公のアニメが1992年に日本に上陸しました。その後2017年10月より最新の3DCGを使い「ピングーインザシティ」がNHKのEテレにて放送されました。そんな長い歴史を誇り、愛されてきたピングーですがそんなピングーが話す意味不明な言葉をご存知ですか？

このピングーの話す意味不明な言葉をファンの間では「ピングー語」と言われています。スイスが発祥地のピングー語。意味不明かと思いきやよく聞いてみると聞いたことがある言葉が入っていたりします。そんな気になるピングー語ですが、実は大人気漫画「ポプテピピック」にも登場しています。更にピングー語には翻訳動画まで存在していて、万国共通のピングー語になっています。

「ピングー」とは、スイスが発祥地のクレイアニメになります。クレイアニメとは、主人公や登場人物を粘土で作りアニメーションを作成する手法になります。様々なクレイアニメが存在する中で、ピングーは代表的なクレイアニメになります。ちなみに、日本語版アニメ「ピングーインザシティ」ではフルCGアニメーションとなっています。

そんなクレイアニメでも有名なピングーは、オットマー・グットマン原作の、主人公ピングーと、その家族や仲間たちを描いたショートアニメになっています。ペンギン姿のピングーですが、その種類はコウテイペンギンだと言われています。

ピングーに出てくる登場人物たちは、独特の言葉でしゃべってます。何をいっているのかよくわからない言葉ですが、人によっては時々日本語に聞こえる時もあると言われてます。このピングーたちの話す言葉は、ファンの間では「ピングー語」と言われています。

ピングーの声を演じているのは、イタリア人の声優であり俳優活動もされているカルロ・ボノーミになります。ピングーはもちろんですが、ピングー以外の登場キャラクターもこのカルロが1人で演じられています。カルロ・ボノーミの代表作品は、アニメ「ラリネア」「カロゼッロ」などが挙げられ、映画「オズの魔法使い」の吹き替えなどでも活躍されています。

何を言っているのかよくわからないピングー語。ですが、実はこのピングー語を翻訳することが出来る翻訳動画が存在します。また、ピングーの世界でしか通用しないと思っているピングー語ですが、実は大人気漫画ポプテピピックにもピングー語は存在していました。

そんな意味のよくわからないピングー語の翻訳動画の紹介や大人気漫画ポプテピピックとピングー語の関係、ピングーがよく使う言葉「マグナム」の意味についてなどピングー語についての豆知識をいくつか考察していきます。

何を言っているのかよくわからないのに何故か大人気のピングー語。そんなピングー語ですが、実は意味を推測して日本語に翻訳した動画が存在しているそうです。意味がよくわからなくても、キャラクターの身振りであったり手振りであったりから予測するのも楽しいピングー語ですが、翻訳動画の中には想像もつかないような面白い翻訳をしているものもあるそうです。

ピングー語は、実は大人気作品の「ポプテピピック」にも登場しています。「ポプテピピック」とは、大川ぶくぶ原作の日本の4コマ漫画になります。ポプテピピックは2014年より「まんがライフWIN」に連載しており、SNSを中心にして人気となった漫画になります。

ポプテッピックセカンドシーズンで謎の呪文「プァミリカミムリフォミニムリニファリンマッマーッ！」というのが出てきますが、これがピングー語だと言われています。語尾に「マッマーッ！」がついたことでよりピングー語に近くなるようです。なぜポプテピピックの中でピングー語が使われていたのかはわかってません。

マグナムとは、ピングーがくちばしを伸ばして叫ぶときの声が「マグナム」に聞こえると言われています。ピングーのオープニングテーマの「ピングーラップ」でも、ピングー本人が「マグナーム」と言っているそうです。このマグナムの意味は、誰かを呼ぶ際にいう「オーイ！」ではないのか？と言われています。一度アニメを観られた際は注意して聞いてみて下さい。

ピングー語の中には、何故か何度も「ネタバレ」と聞こえる単語がよく登場するそうです。いろんな回で登場している「ネタバレ」と言われるピングー語。ピングーの世界では、このネタバレという言葉はピングーたちにとって何かトラウマがあるほどとても恐ろしい言葉なのかと言われています。

日本語アニメ「ピングーインザシティ」の声優オーディションの際に、満場一致で決定した2人の声優岩崎諒太と田中文哉。満場一致で決まることは珍しいそうです。ピングー語がどういったものなのか、理解してるかが審査基準だったという声優オーディション。満場一致で決定した2人の声優をご紹介します。

日本語版のアニメ「ピングー」で主役のピングー役を演じているのは、声優の岩崎諒太になります。ベテラン声優の関智一さんが主宰している劇団「ヘロヘロＱカムパニー」の劇団員になります。物まねが得意だと言われている岩崎諒太ですが、ピングー語は過去のピングーの作品を見て真似したと言われています。

岩崎諒太の出演作品は、劇場版「SING」の吹き替え版、アニメ「僕のヒーローアカデミア」「ソードアートオンライン」に出演し「からくりサーカス」ではメインキャラクター仲町紀之役を務めています。日本語版アニメ「ピングーインザシティ」では初のメインキャラクターを演じました。

スイス発症のピングーでは、カルロ・ボノーミが全てのキャラクターを演じていましたが、日本版「ピングー」では、主役のピングーは岩崎諒太が演じるものの他のキャラクターについては別の声優、田中文哉が演じています。田中文哉は、81プロテュースオーディション小学館を受賞した経歴の持ち主になります。

ピングー語をモノマネしたという岩崎諒太に対して、田中文哉はピングー語をいろんな外国語の要素を取り入れて吹き替えたそうです。田中文哉も、岩崎諒太と同じく「ヘロヘロＱカムパニー」の舞台に出演したこともあるそうです。

田中文哉の主な出演作品は劇場版「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」や「イナズマイレブン最強軍団オーガ襲来」などに出演され、岩崎諒太同様「ピングーインザシティ」で自身初めてとなるメインキャラクターを演じられました。

何を話しているのかわからないピングー語ですが、なんとグーグルアシスタント対応のトークアプリで「ピングートーク」といった、ピングーと会話が出来るアプリが登場しました。「ピングートーク」、グーグルアシスタントに対応したデバイスやグーグルホームに対応しています。

「OKグーグル、ピングーと話したい」と言うと、可愛いピングー語の音声を楽しむことが出来ます。更にユニークなGIFアニメーションもあり、かわいいピングーやピングーに登場する他のキャラクターたちとも遊ぶことが出来ます。また、ピングーの誕生日である10月28日には、「お誕生日おめでとう！」や「ハッピーバースデー」などピングーをお祝いする言葉を言えば、誕生日限定のアニメーションも表示されるそうです。

ピングーの発祥地、スイスはドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシェ語の4つの言語が使われている国になります。そのため、ピングー語もどの国の人が聞いても楽しんでもらえるようにと独自の言語をしゃべるように設定されたそうです。何をしゃべっているのかよくわからないピングー語ですが、字幕が表示されていないため意味がわかるようにはなっていません。

なので、視聴者は登場キャラクターの仕草であったり表情であったりを見ながらどんなことをしゃべっているのか想像しながら見ることになります。こんな理由から、時折「ピングー語が日本語や英語のように聞こえる」と言われることが多々あります。そんなピングー語が日本語に聞こえるピングー語の面白い「空耳一覧」をご紹介します。

食事を完食していないピングーに対して、ピングーの父親が怒ったセリフになります。ピングーの父親はアメリカのことをあまりよく思っていないのか？と思わせるようなセリフになりますが、真実のほどはわかってはいません。

ピングーがやきもちをやいた際に話したピングー語になります。ママの気を引きたいがために様々な問題行動を起こすピングー。妹のピンガのベッドで飛び跳ねながらピングー語を叫びますが、何故か「便所ばっかし！」と聞こえてしまうのです。

ダブルソーリーとは、ピングーの世界での謝罪の言葉になり、全然ソーリーはダブルソーリーよりも更に丁寧な謝罪の言葉になります。また、言葉の通りダブルサイズを意味している場合もあります。ソーリーの言葉自体が英語になるので、英語を意識したピングー語になるのか？と言われています。

アイスホッケーのペンギンたちが考え出した戦略の1つであり、1匹のペンギンを軸にした攻撃型のフォーメーションのことになります。初めて戦うチームに対して使ったりする戦法で、アイスホッケーチームの十八番になるそうです。言葉の通り「攻めること」といった意味になります。

何を言っているのかよくわからないピングー語。ですが、言葉によっては日本語のように聞こえることがあります。物語の内容に沿った言葉に聞こえることもあれば、「何で？」と思わず思うような不釣り合いの言葉に聞こえることもあります。そんな空耳も含めファンの間でも大人気のピングー語になります。

昔からアニメも放映されていて大人気だったピングーですが、Ｅテレでまた放送されるようになり更に人気となっています。初めて見る方はもちろん、昔ピングーを見ていた人ももう一度みて楽しく見ることが出来る、それがピングーの魅力の1つになります。

登場人物などを粘土で作成し、アニメーションを作っていく手法の「クレイアニメ」。数多くあるクレイアニメの中でも最も有名なのが「ピングー」になります。昔はクレイアニメで作成されていた「ピングー」でしたが、2017年からはＣＧアニメーションの手法で新たに放送されています。

ピングーといえばかわいいピングーグッズがとても人気です。消しゴムや筆箱など雑貨類などはもちろんですが、ピングーのぬいぐるみも可愛いと人気のグッズになります。子供も喜ぶピングーのぬいぐるみですが、実は大人も欲しいと思っている方はたくさんいます。そんな誰からも愛されるキャラクターがピングーになります。

ピングー語の空耳に関しては、ファンの間でも様々な議論がなされています。何を言っているのか意味不明なピングー語ですが、何故かやみつきで見てしまう中毒性がある言葉になります。ピングーがいつもいう言葉「マグナーム！」も有名なピングーの空耳の1つになります。

ピングー語についてはいかがでしたか？4つの言語を扱うスイスが発祥地のため、誰もが楽しんで聞くことが出来るようつくられたピングー語。そのため「日本語に聞こえる！」と言ったピングー語もあながち空耳ではないかもしれません。

ピングー語の空耳一覧は知らなかった人も多いのでは？紹介しきれていない空耳もありますので、これを機会に一度ピングーを見てみるのも楽しいかもしれません。ただ、DVD版では音声が改正されているためこのような空耳は楽しめないそうです。

実は大人気漫画「ポプテピピック」にも登場していたピングー語。探してみるともしかしたらポプテピピックの他にもピングー語がつかわれているかもしれません。なぜポプテピピックにピングー語が登場したのかはわかっていません。翻訳動画もあるピングー語は万国共通の言葉になります。皆が楽しんで聞くことが出来るピングー語の魅力はまだまだ尽きそうにありません。