【RE:CREATORS】鹿屋瑠偉はかわいい？モデルキャラや声優も紹介

鹿屋瑠偉は『RE:CREATORS』に登場するロボットアニメの主人公です。鹿屋瑠偉はかわいいキャラクターとして人気があります。ここでは、鹿屋瑠偉の性別やモデルなどを紹介する前に、まずは『RE:CREATORS』の作品概要やあらすじを紹介します。

『RE:CREATORS』は2017年に放送されたアニメオリジナル作品です。全22話が放送されました。製作は小学館、アニプレックス、ABCアニメーションです。原作は『ブラック・ラグーン』などの漫画で知られる漫画家の広江礼威、アニメ監督はTROYCAの取締役で『Fate/Zero』の監督でも知られるあおきえいが務めています。

音楽は『進撃の巨人』のBGMを手掛けた澤野弘之が担当しています。実力が高いクリエイターが揃って製作されたアニメです。

『RE:CREATORS』の主人公、水篠颯太はクリエイターを目指す男子高校生です。水篠颯太は大好きなアニメ「精霊機想曲フォーゲルシュバリエ」をタブレットで見ていました。しかし、突然タブレットの調子がおかしくなります。その瞬間、なんと水篠颯太はアニメの世界に入ってしまったのです。「精霊機想曲フォーゲルシュバリエ」の戦闘シーンに巻き込まれた水篠颯太は、セレジアというキャラクターに助けられます。

すると水篠颯太はセレジアと共に元の世界に戻る事ができました。セレジアは混乱し、水篠颯太にどういうことなのかと問い詰めます。水篠颯太はセレジアが「精霊機想曲フォーゲルシュバリエ」の登場人物なのだと説明しました。そこに軍服の姫君がやってきて、この世界が創造主の世界だと言いました。セレジアと仲間になったメテオラは、創造主であるクリエイターに直接コンタクトを取ることにします。

鹿屋瑠偉は『RE:CREATORS』に登場する「無限神機モノマギア」というロボットアニメの主人公です。年齢は16歳ですが、初登場時は精神的に未熟な少年でした。普段はオドオドとしていますが、戦う時は逆ギレして叫んで敵に立ち向かうというキャラです。そのようなキャラ設定だったために、創造主の世界に来た時は最初は大人しかったものの、世界のために戦わなければならないと知った瞬間に逆ギレします。

「無限神機モノマギア」というロボットアニメでは延々と敵と戦うキャラクターでしたが、「もう命を捧げて戦いたくない!」「ギガスマキナには乗らない」とこれまでの戦闘に、我慢しながら戦ってきた不満をぶつけました。鹿屋瑠偉のキャラ設定を作った中乃鐘昌明本人が「厄介さんだな」と呆れるほどの性格をしていました。ちなみに初登場した時は、中乃鐘昌明の自宅付近から創造主の世界にやってきました。

被造物の中では弥勒寺優夜と仲良く、「弥勒寺の兄ちゃん」と言って慕っています。また、ストーリーが進んでいくうちに心が成長していき、水篠颯太を励ますこともありました。そのシーンでは励ましているのにも関わらず、アニメでは拗ねて逆ギレしていたことを指摘されてしまいます、しかし、拗ねて変に後悔している自分を知っているからこそ、水篠颯太を放っておけなかったと言いました。

なぜそこまで自分を客観的に自分を見る事ができたのかというと、創造主の世界に来て戦いから離れる事ができたからです。それまで鹿屋瑠偉は、考えたり理解をする間もなく戦わされていることに腹立たしく思っていました。しかし、創造主の世界に来てからは戦わなければならないという責任から離れ、自分でこれまでのことを考える時間ができたのです。

鹿屋瑠偉はギガスマキナというロボットに乗っています。鹿屋瑠偉は元々望まない戦いをしており、初登場時はギガスマキナに乗りたくないとまで言っていました。しかし、弥勒寺優夜と出会った時は「ギガスマキナに乗せてやる」と言っていることから、ギガスマキナ自体を嫌がっているだけではないと思われます。

また、ギガスマキナの出現は日本政府を動かすきっかけになりました。政府からも目をつけられるほどの55mもある巨体で、鹿屋瑠偉が創造主の世界に来た時はひとまず中乃鐘昌明の住む家の近所の野球場に置いていました。また、日本政府の保護下になった後は戦闘時は基本的に上空で待機しており、戦闘の最終手段として使われていました。

『RE:CREATORS』に登場する鹿屋瑠偉は、性別が分からなくなるくらいかわいいと評判です。容姿もかわいいのですが、実はその性格もかわいいと言われています。初登場時の性格は脚本家も厄介というほどでしたが、平和な世界で過ごしていくうちに純粋で天真爛漫な面が表れていきます。ちなみに鹿屋瑠偉はかわいい容姿をしており、女性声優が起用されていますが性別は男です。

『RE:CREATORS』の食いしん坊キャラといえばメテオラですが、鹿屋瑠偉もまた食いしん坊キャラとして認識されています。登場する度に何かを食べている描写があります。創造主の世界の食べ物を気に入っているようです。実際に、他の被造物達も創造主の世界の食べ物は複雑な味で美味しいと感銘を受けているシーンがありました。

また主人公の水篠颯太が落ち込んでいる時は、食べ物を買ってきて分けてあげていました。その時は、太らないからついつい食べすぎてしまうと言って、大量のお菓子を買い込んでいました。

『RE:CREATORS』の鹿屋瑠偉は最終決戦での会場で、戦闘員として率先してアルタイル側と戦いました。最初はボーダーワールド・コロッセオでアルタイル側を閉じ込めるためにも、アリステリアと戦っていました。しかし、アリステリアからアルタイルに反故することが伝えられます。それを聞いたメテオラによって新しい武器がアリステリアに付加されました。

それからアリステリアと鹿屋瑠偉は共闘してアルタイルへと攻撃をします。しかしそれをカロンから防がれてしまいます。カロンとはセレジアに登場するアニメ「精霊機想曲フォーゲルシュバリエ」の主人公です。カロンは創造主の力を利用し、セレジアと共に元の世界に帰ろうとしていました。カロンはアルタイルにそそのかされていたのです。

隙をついて鹿屋瑠偉が攻撃をしますが、カロンを傷つけたくないセレジアに攻撃を阻まれてしまいます。これによって鹿屋瑠偉の戦況は悪化してしまいます。カロンはギガスマキナの右腕を切り落とします。ギガスマキナに乗っていた鹿屋瑠偉も右腕を負傷してしまいます。それでも鹿屋瑠偉はカロンとの戦いを続けました。

鹿屋瑠偉は、右腕が使えない状況でカロンを追い詰めます。そして戦いに絶望していたカロンに対して、主人公ならセレジアの言っていることに怯えるなと言いました。カロンは戦いに疲れ、現実を見ずに自分の都合の良いことばかりを言うアルタイル側についていました。鹿屋瑠偉はそんなカロンの主人公としての概念を否定し、血まみれの片腕でカロンを吹き飛ばしました。

鹿屋瑠偉は初登場時に見せた「戦いたくない」という情けない姿はなりを潜め、大きく成長した姿を見せました。嫌々ながらもパイロットをしてストレスが溜まり癇癪を起こしていた頃とは違い、主人公としての決意を表したシーンでもありました。そんな姿を見たセレジアはカロンと戦うことを決意します。しかし鹿屋瑠偉はカロンによって左手を破壊されてしまいました。

セレジアは代わりにカロンと戦い、拘束することに成功します。そして鹿屋瑠偉に対して、自分ごと撃つように言います。鹿屋瑠偉は「僕は諦めたくない!!」と言いましたが、セレジアの「あなただって主人公でしょ!!」という言葉に突き動かされ、セレジアごとカロンを撃ち抜きました。これにより鹿屋瑠偉は大きな罪の意識によって自分を責めますが、その後アルタイルへの秘密兵器であるシリウスを現界させます。

鹿屋瑠偉の性別は男なのですが、かわいい見た目をしています。キャラクターデザインをした原作者の広江礼威は『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジを頭に置いていたそうです。つまり、モデルとなったキャラの一人といえます。確かに鹿屋瑠偉はモデルになった碇シンジのようなかわいい容姿をしています。

モデルとして名前が上がっているのは碇シンジですが、そのまま描くわけにもいかないので、その他にも様々なロボットアニメの主人公を合わせたキャラ設定にしているそうです。

キャラクターデザインを担当した広江礼威は、『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジとこれまでのロボットアニメのキャラクターがモデルだと語っています。ただ『RE:CREATORS』のファンには、『GEAR戦士電童』に登場する出雲銀河というキャラクターがモデルなのではないかと考察されている方もいました。

容姿は全く似ていませんが、キャラクター像のモデルになっていると考えられているようです。実際に広江礼威は碇シンジだけでなく、その他のキャラクターもモデルにしていると語っていました。そのため、名前が上がっていないだけで出雲銀河もモデルにしている可能性はあります。

『RE:CREATORS』で鹿屋瑠偉役を演じた声優は雨宮天です。雨宮天は1993年8月28日生まれの女性声優です。ミュージックレインというアーティスト・声優のマネージメント事務所に所属しています。2012年から声優として活動しています。声優になったきっかけは友人から勧められて観た沢城みゆきの動画でした。声優の沢城みゆきに憧れ、声優の道を目指すようになりました。

声優の雨宮天の出演作品には、『異世界かるてっと』のアクア役、『ダンベル何キロ持てる?』の奏流院朱美役、『キリングバイツ』の宇崎瞳役、『WWW.WORKING!!』の鎌倉志保役、『パズドラクロス』のソニア役、『この素晴らしい世界に祝福を!』のアクア役、『電波教師』の叶美奈子役、『東京喰種 トーキョーグール』の霧嶋董香役、『アカメが斬る!』のアカメ役などがあります。

『RE:CREATORS』の視聴者の中には、鹿屋瑠偉が初登場時からずっと性別が分からなかったという方もいました。性別が分かるような描写があるのは、『RE:CREATORS』の5話です。5話では「無限神機モノマギア」の脚本家である中乃鐘昌明が鹿屋瑠偉について解説するシーンがあります。

また、日本政府との帰りに「男子会するか」と呟いた松原崇の言葉に反応しています。このことから、鹿屋瑠偉の性別が男であることが分かります。また、元の世界では気になる女の子もいるようです。ちなみに自由に創造主の世界を満喫していた時は、女の子をナンパするシーンもありました。

鹿屋瑠偉は性別が分からなくなるほどかわいい容姿をしています。しかし、戦闘力が高く男らしい一面を持っています。実際に創造主の世界に来たばかりの頃は、ギガスマキナを使わなくとも生身で自衛隊と戦いました。ロボットがなくても戦闘力が高いことが分かります。このようなギャップが好きだという方もいました。

鹿屋瑠偉は年下好きなところが残念だといわれています。ただ、同年代や年上の男性と話す時の鹿屋瑠偉は無邪気な姿を見せています。そんなところがかわいいと評判でした。また、声優の雨宮天は少年役をすることがなかなかないのですが、その演技力はとても高評価されていました。

鹿屋瑠偉は多くの方が性別を間違えるほどのかわいい容姿をしています。しかし性別は男で、年下が好きという性癖まで明かしています。そんな鹿屋瑠偉の魅力は、初登場から心が成長していくところです。最終回では頼もしい姿を見せています。ぜひ『RE:CREATORS』の本編を観てみて下さい。