2020年02月05日公開
2020年02月05日更新
【魔法科高校の劣等生】壬生紗耶香のかわいい魅力は?強さ・能力や声優も紹介
『魔法科高校の劣等生』には壬生紗耶香という女子高校生が登場します。壬生紗耶香は魔法科高校の剣道部に所属しています。『魔法科高校の劣等生』の入学編では二科であることに劣等感を抱き、テロに加担しました。そんな壬生紗耶香は容姿がかわいいと人気です。この記事では壬生紗耶香の強さや能力を紹介します。また、壬生紗耶香のプロフィールやアニメの声優など、基本的な情報などもまとめています。
壬生紗耶香とは?
魔法科高校の劣等生の作品情報
壬生紗耶香は『魔法科高校の劣等生』というノベル作品に登場するキャラクターです。魔法を題材とした青春ストーリーです。ここではまず、壬生紗耶香の能力や強さを紹介する前に『魔法科高校の劣等生』について紹介します。
魔法科高校の劣等生の概要
『魔法科高校の劣等生』とは、2008年から小説家になろうと電撃文庫MAGAZINEで連載されているライトノベルです。KADOKAWAから刊行されています。既刊30巻を超える人気作品です。アニメ化もされており、第1期が2014年に全26話放送されました。第1期では入学編から横浜騒乱編が描かれています。
2020年7月からは第2期の放送が決定しており、来訪者編がはじまります。また2017年には映画化され、『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』が放映されました。2012年からは漫画化もされており、原作ストーリーだけでなくスピンオフ漫画も連載されています。
魔法科高校の劣等生のあらすじ
『魔法科高校の劣等生』の主人公である司波達也は、早生まれの妹とともに魔法科高校に入学します。司波達也は二科として学園に馴染もうとしますが、妹が新入生総代ということもあり一科の生徒達とトラブルになります。そんなトラブルを止めに来た風紀委員長の渡辺摩利によって本質を見抜かれ、司波達也を風紀委員に誘います。それから一科の生徒でありながら風紀委員として活躍していきます。
魔法科高校とは?
魔法科高校とは、魔法師を養成するための高校です。元々超能力といわれていたものが魔法として認識された世界の話なので、魔法を駆使した魔法師という職業が存在します。魔法科高校は全国に9校しかありません。9校のうち、第1校から3校までは1学年の定員が200名、第4校から9校までは定員数が100名と決められています。
また第1校から3校までは、一科・二科制度を導入しており、実技が優秀な生徒は一科、その他の生徒は二科に分けられています。二科の生徒は補欠扱いされており、一科の生徒達から差別的な行為・言動を受けることもあります。また指導教員は一科にのみしかつかないので、教育レベルの差は大きくあります。
ただ、二科でも難関の国立魔法大学に進学している者もおり、一重に実力のない者しかいないというわけではありません。入学試験で一科もしくは二科に選ばれるので、司波達也などイレギュラーな存在の実力は、入試試験で推し量れるようなものではありませんでした。
壬生紗耶香のプロフィール
壬生紗耶香は国立魔法大学附属第一高等学校に通う二科の女子生徒です。身長162cm、体重53kgです。初登場時は2年生で、卒業後は防衛大学に進学しました。剣道部に所属しており、中学3年生の時は、中等部剣道部大会女子部で全国2位となった強さを持っています。それだけの剣技を持っていながらも、自分の剣道の実力を正当に評価してくれない学校に不満を持っていました。
実際に魔法科高校が一番重要視する部分は魔法の実技です。劣等感を抱いた壬生紗耶香は、ブランシュに所属していた剣道部部長の司甲のマインドコントロールによってテロに参加してしまいます。テロでは魔法大学の機密文書を盗み出そうとしていました。しかし自分の意思が薄かったため、司波達也にテロを起こして具体的に何を学校側に要求するのかを聞かれた時は、その答えをすぐに出すことはできませんでした。
その後千葉エリカに諭され、何よりも自分の強さを認めて評価していなかったのは自分だということに気づきます。テロの騒動が収束した後は反省し、ブランシュの殲滅を司波達也に託しました。友人関係としては、1学年下の千葉エリカと入院中に仲良くなります。テロでは戦った者同士ですが、互いに年齢の差を感じさせないほど親しくなります。
壬生紗耶香のかわいい魅力や強さ・能力
かわいい魅力①美少女
壬生紗耶香の魅力はかわいい容姿をしているところです。主人公の司波達也からは出会って早々に美人だといわれています。ロングヘアをひとまとめにしており、グリーンの瞳が魅力的な女の子です。かわいい容姿をしているので男性からも人気のようですが、自分ではそれほどかわいいという自覚はないようです。
かわいい魅力②投剣術の強さ
壬生紗耶香はかわいい容姿をしていますが、剣道の実力者です。かわいい容姿もあり、「美少女剣士」と呼ばれることもあります。ただし剣道の強さは本物で、対立していた剣術部の桐原武明は中学生の時に壬生紗耶香の剣道を見て美しいと感じるほどでした。
桐原武明がこれまで壬生紗耶香に辛辣だったのは、高校生になってから中学時代のような剣技を見せなくなったため、元に戻って欲しいと思っていたからです。ちなみにテロへの参加後は桐原武明の想いが壬生紗耶香に通じて交際するようになります。また、投剣術の能力も相当なものです。投剣術とは、小太刀を投げる時に同時に魔法を発動させる能力です。
詳しくは描かれていませんが、この能力ではおそらく硬化魔法を使っているのではないかと考察されています。この投剣術は銃なども弾き飛ばすほどの強さがあります。また、壬生紗耶香の強さは渡辺摩利も認めています。壬生紗耶香は入学して早々に渡辺摩利に稽古をつけて欲しいとお願いしました。
しかし、それを断られてしまいます。壬生紗耶香は自分が二科の生徒で実力がないから差別されたのだと思っていましたが、渡辺摩利は純粋に剣技を極めた壬生紗耶香の相手にはならないと、壬生紗耶香実力を認めた上での発言をしていました。
壬生紗耶香の声優
戸松遥のプロフィール
アニメ『魔法科高校の劣等生』で壬生紗耶香役を演じている声優は、戸松遥です。戸松遥とは、1990年2月4日生まれの女性声優で、ミュージックレインという芸能事務所に所属しています。声優としては、アニメやゲーム、吹き替え、ナレーションなど幅広く活動されています。また、声優だけでなく歌手としても活躍しており、シングル『Courage』はオリコンチャート4位にランクインするほどの人気があります。
戸松遥の主な出演作品
声優の戸松遥の主な出演作品には、『妖怪ウォッチ』のケータ役、『となりの怪物くん』の水谷雫役、『ソードアート・オンライン』のアスナ役、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の安城鳴子役、『イナズマイレブン』の久遠冬花役、『女子高生の無駄づかい』の菊池茜役、『PERSONA5』の奥村春役、『徒然チルドレン』の古谷ほたる役などがあります。
壬生紗耶香に関する感想や評価
壬生紗耶香ちゃんが一瞬でも映っているだけで嬉しいし、動いてしゃべるなんて夢のよう
— 光枝てとか (@totekaaaa) September 10, 2014
かわいい
『魔法科高校の劣等生』のアニメ化を待ち望んでいた方は、壬生紗耶香が喋って動くことに感動している方もいました。公式美人なだけあり、『魔法科高校の劣等生』の読者にも壬生紗耶香のファンは多いようです。
著者曰く、
— ときと (@tokito_amekawa) November 25, 2019
魔法科高校の劣等生の”劣等生”は、主に司波達也のことだけを指してはいないらしく。
入学編は壬生紗耶香
九高戦は吉田幹比古
横浜騒乱戦は平河千秋
来訪者編はリーナ
ダブルセブン編は七宝琢磨
本来は、評価として劣等生にされた達也との構図だったらしいです。
『魔法科高校の劣等生』の入学編では主人公の入学式や風紀委員所属が目立ちますが、実はタイトルにつけられた「劣等生」は主人公だけでなく壬生紗耶香のことを指していたと作者は語っています。実際に壬生紗耶香は自分が二科だから不当な評価を受けるのだと劣等感を抱いていました。このことを知ってから入学編を見直すと、壬生紗耶香の見方が少し変わったという方もいました。
壬生先輩と桐原先輩がお似合い過ぎて胸痛い
— わがし (@hjok557856) June 14, 2014
桐原先輩声杉田さんだしもうぅ…イケボ…
入学編感動して最後ちょっと泣けたわ
壬生紗耶香が登場して間もない頃は、司波達也に好意を抱いているような描写が多々ありました。実際に風紀委員として助けたことでお礼をしたいとカフェに誘ったり、テロの後は司波達也の胸で泣いていました。しかしその後、桐原武明と恋仲になります。初々しい2人を応援したいという読者がたくさんいました。
壬生紗耶香のかわいい魅力まとめ
壬生紗耶香は主人公も美人だというほどかわいい容姿をしている女子高生です。声優は男女共に人気の高い戸松遥が演じています。かわいいのに剣道が強いというギャップも兼ね備えている人物でした。
しかし自分の能力に対する評価が低く、自分が魔法科高校の二科であることに強い劣等感を持っていました。それがテロを引き起こすきっかけともなってしまいます。そんな壬生紗耶香の活躍はアニメ『魔法科高校の劣等生』の入学編で描かれているので、ぜひ観てみて下さい。