【SAO】サクヤのキャラ情報と声優まとめ！劇場版やゲームにも登場？

『ソードアート・オンライン』とは、小説家である川原礫が書いたライトノベルシリーズ、およびシリーズに関係する作品群の名称です。作品名の略称は『SAO』。タイトルは、作中に登場するゲーム「ソードアート・オンライン」からきています。元々『SAO』は、作者である川原礫が別名義で自身のウェブサイトに掲載したオンライン小説でした。

その後『アクセル・ワールド』が第15回電撃小説大賞を受賞したことをきっかけに『SAO』が編集者の目に留まり、『SAO』も商業作品として販売されることになります。販売された文庫本は瞬く間に大人気となり、アニメ化が決定。

2012年からテレビアニメ第1期が放送されました。2014年にはアニメの第2期が、2018年にはアニメの第3期が放送を開始しています。『SAO』はテレビアニメ以外にも劇場版化、コミカライズ、ゲーム化など様々な形でメディア展開される一大コンテンツになりました。

時は西暦2022年。世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン（SAO）」の正式サービスが開始され、主人公のキリトこと桐ヶ谷和人ら約1万人のプレイヤーは仮想空間を楽しんでいました。

しかし彼らの前にゲームの開発者である茅場晶彦が現れ、ゲームをクリアするまでゲームからログアウトはできないこと、ゲームでの死亡は現実世界での死を意味することを告げたことで、状況は一変。楽しい仮想世界はデスゲームへと変貌します。キリトはこのデスゲームで生き残り、現実世界に帰還することを決意。ゲームをクリアするため、危険な戦いの日々へと踏み出していきます。

ここからは『SAO』に登場するキャラクターの1人、サクヤの基本情報を紹介していきます。サクヤとは『SAO』に登場するVRMMORPG「アルヴヘイム・オンライン（ALO）」で活躍するプレイヤー。「ALO」とは、「SAO」の事件が解決したあとに「SAO」のサーバーを丸ごと流用して作られたVRMMORPGのことです。

サクヤはキリトが「ALO」の世界で活躍する「フェアリィ・ダンス編」から登場しました。「ALO」には火妖精族、水妖精族、風妖精族、土妖精族、闇妖精族、影妖精族、猫妖精族、工匠妖精族、音楽妖精族という9つの種族がありますが、サクヤは風妖精族（シルフ）に属しています。サクヤの誕生日や年齢など、現実世界に関係する情報は不明。

その威厳のある立ち居振る舞いから、恐らく成人しているだろうとは考えられています。サクヤは怜悧な印象の美貌を持ち、服装はシルフのカラーである緑系統の色を貴重とした和服。武器は太刀を愛用しています。後述する立場的な問題で数値的ステータスはそれほど高くありませんが、デュエル大会では上位常連という手練です。

『SAO』に登場するサクヤは、風妖精族の領主という立場にあります。領主とはその名の通り、各妖精族が持つ領土を治める者のこと。種族を先導しまとめる長です。風妖精族の領土は、世界樹から見て南西にある草原地帯。首都の名はスイルベーンといい、別名「翡翠の都」と呼ばれています。領地の中央に「風の塔」と呼ばれる高い建物があり、その裏手にあるのが風妖精族の領主が住む「領主の館」。

つまりサクヤの拠点です。領主になるには、年に数回行われる投票で選ばれる必要があるのですが、サクヤはその投票で毎回圧倒的な人気を誇っています。サクヤが上に立つに相応しい人望あるプレイヤーだということがわかるでしょう。サクヤは作中、領主としての力を使って風妖精族の部隊を率い、キリトたち主要キャラクターの力になるなどしてくれる、物語に欠かせないキャラクターです。

『SAO』にてサクヤが登場するのは「ALO」の中。現実世界のサクヤがどんな容姿をしており、どんな立場の人間なのかは明らかになっていません。わかっているのは、彼女の名前が「薫」であるということ、猫妖精族の領主であるアリシャ・ルーとは「ALO」だけでなく現実世界でも友人であるということだけです。名前は本編に登場して発覚したわけではなく、非公式な情報です。川原礫が作品外で明らかにした、裏設定的なものでした。

アニメ『SAO』でサクヤの声を担当した声優は、矢作紗友里です。矢作紗友里は1986年9月22日生まれ、東京都出身。血液型はO型で、身長は158センチです。所属事務所はアイムエンタープライズ。声優としての活動は2005年から開始しました。役柄の演じ分けに定評があり、かわいい少女からクールな大人の女性まで幅広い役をこなしています。

『SAO』でサクヤを演じた声優・矢作紗友里の主な出演作品その1は『ToLOVEる』です。矢作紗友里はこの作品でメインヒロインの1人である西連寺春菜を演じました。西連寺春菜は主人公に好意を抱く少女。奥手で大人しい性格で、主人公が自分のことを好いていると気づいておらず、なかなか関係が進展しません。女の子らしくかわいいキャラクターです。

『SAO』でサクヤを演じた声優・矢作紗友里の主な出演作品その2は『黒執事』です。矢作紗友里はこの作品で、チャイナドレスの美少女・藍猫を演じました。藍猫は『黒執事』に登場する中国人・劉の義妹です。常に劉と一緒におり、彼の用心棒のような役割を演じています。無表情で無口なキャラクターでした。

『SAO』でサクヤを演じた声優・矢作紗友里の主な出演作品その3は『ハヤテのごとく！』です。矢作紗友里はこの作品で、主人公たちと同じクラスの少女・瀬川泉を演じました。瀬川泉は学級委員長であり、生徒会の役員でもあります。日本の有名電気メーカーの令嬢で、彼女の執事は実の兄が務めています。

『SAO』でサクヤを演じた声優・矢作紗友里の主な出演作品その4は『ハヤテのごとく！』です。矢作紗友里はこの作品で、殺せんせーを暗殺する生徒の1人・奥田愛美を演じました。奥田愛美は同級生に対しても丁寧な口調で接する真面目な生徒。純粋なため嘘が苦手で、他人で騙されやすい素直な性格をしています。国語は苦手ですが化学は得意で、過去には自身で調合した毒を使って殺せんせー暗殺を試みたこともあります。

2017年2月、全国の映画館で『劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール』が公開されました。サクヤは劇場版のクライマックスシーンに登場。ボスキャラと戦うキリトたちのもとに現れ、彼らの援護をします。サクヤたち妖精族の領主たちが集まりその力を結集させて強敵に立ち向かうシーンは、迫力満点で見応えがあります。ぜひ劇場版でのサクヤの活躍をチェックしてみてください。

サクヤは2015年に発売された「PSVita」「PS4」ゲームである『ソードアート・オンライン ロスト・ソング』にも登場します。ゲームではキリトとしてサクヤとデートをするイベントも楽しめますので、興味がある人はぜひゲームを入手してみてください。サクヤに翻弄されるキリトの様子は必見です。

『SAO』のサクヤが好きだというファンのコメントです。サクヤは主要キャラクターではありませんが、多くのファンがついている人気キャラクターです。魅力的な容姿と1つの種族を引っ張る領主としての顔に惹かれている人が多いのでしょう。

『SAO』のイチオシはサクヤだというファンのコメントです。魅力的なキャラクターがたくさん登場する『SAO』。その中でイチオシと言われるほど愛されるのはすごいことです。

サクヤが劇場版『SAO』に登場したことに歓喜したファンは少なくありません。キリトたちと心を通わせた領主たちが集まり、キリトたちの援護をするシーンはダイナミックで感動的でした。サクヤの戦いっぷりをぜひ見てみてください。

『SAO』に登場するキャラクター・サクヤのキャラ情報や担当声優、劇場版やゲームでの活躍について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか？サクヤは出番こそ頻繁ではないものの、登場するたびに存在感を示す重要なキャラクターでした。ぜひ『SAO』を見て、美しく威厳のあるサクヤの活躍を目に焼き付けてください。