【咲-Saki-】神代小蒔の強さと能力とは？上がった役・九蓮宝燈も紹介

今回は咲-Saki-に登場するキャラクターの中でも、かわいいと評判の神代小蒔について紹介していきます。鹿児島県代表として登場した神代小蒔は、昨年のインターハイでは天江衣や荒川憩と同様に注目されていました。その実力は本物で、アニメ1期では九蓮宝燈を披露してみせました。そんな神代小蒔の能力や強さを説明していきます。

かわいいと評判の神代小蒔について掘り下げていく前に、まずは咲-Saki-の作品情報と神代小蒔のプロフィールを紹介します。咲-Saki-はヤングガンガンで連載されている小林立の青年漫画が原作です。これまでの麻雀漫画とは違い女子高生を主人公にする事で、明るく親しみやすいイメージを作り出しました。そんな原作漫画が人気となり、現在ではアニメ化や実写化もされています。

小林立による咲-Saki-の原作漫画は、2006年からヤングガンガンで連載を開始しました。その後2007年にはインターネットラジオやドラマCDにもなっています。さらに2009年にはテレビ東京系列でアニメ1期が放送され、更にファンを増やしていきました。2012年には咲-Saki-のスピンオフ作品であるアニメ2期の阿知賀編、そして2014年にはアニメ3期の全国編がテレビ東京系列で放送されました。

またアニメ化された阿知賀編だけでなく、パロディ4コマ漫画の咲日和やスピンオフ作品の立-Ritz-も人気を集めています。また2016年にはTBS系列でテレビドラマ化され、その後単発の特別編も放送されました。そして2017年には映画化もされました。更には実写化プロジェクト第2弾という事で、スピンオフ作品である阿知賀編のドラマと映画も制作されました。

咲-Saki-とは女子高生の競技麻雀をテーマにした作品です。世界的に麻雀の競技人口が増えた世界で、女子高生がインターハイを目指して奮闘する様子を描いています。ただし咲-Saki-の麻雀ルールは特殊で、通常の競技ルールよりも運要素が強くなっています。また個別の特殊能力を使って戦うのも作品の特徴の1つです。

神代小蒔は永水女子高校の2年生で、インターハイ団体戦には鹿児島県代表の先鋒として出場しています。身長は154cmと少し小柄で、チームメイトと同様に巫女の衣装を身に纏っています。特殊な家柄の出身のようですが、本家の血筋という事だけで詳しくは明らかになっていません。チームメイトからは姫様の愛称で親しまれています。

神代小蒔は、黒髪のおさげのヘアスタイルをしている素朴な女子高生です。天然過ぎるところもありますが、基本的に真面目な性格をしています。天江衣や宮永咲と同格である「牌に愛された子」の1人で、途轍もない能力や家柄から「霧島神境の姫」と呼ばれています。しかし能力を発動していない時の神代小蒔の打ち筋は平凡で、周りからは「普通の頑張り屋」と評価されています。

かわいいと話題の神代小蒔について掘り下げていく前に、まずは咲-Saki-の作品情報と神代小蒔のプロフィールを説明しました。ここからは神代小蒔について解説していきます。それでは早速、「牌に愛された子」の1人にもなっている神代小蒔の強さと能力を紹介します。

かわいいと話題の神代小蒔は、咲-Saki-のキャラクターの中でも屈指の実力者です。鹿児島県代表の永水女子高校では先鋒という立ち位置で、永水女子高校のメンバーの中心人物です。そんな神代小蒔の能力は「神降ろし」と呼ばれており、寝ると神を憑依させる事が出来ます。また二度寝すると覚醒状態に入ります。

かわいいと話題の神代小蒔の能力「神降ろし」は、憑依させる神様によって強さや戦法が変わっています。憑依させる神様は順番が決まっており、ローテーションで回っています。インターハイ団体戦では、準決勝以降に照準を合わせて、ローテーションを調整していました。

かわいいと話題の神代小蒔の強さと能力を説明しました。続いてはインターハイ団体戦で神代小蒔が披露していた九蓮宝燈という役を紹介します。九蓮宝燈とは、どれぐらい難しい役なのでしょうか?九蓮宝燈の牌姿、そして純正九蓮宝燈の条件について解説していきます。

インターハイ団体戦で神代小蒔が上がった事のある九蓮宝燈は、非常に珍しい役です。門前でのみ成立する役満で、同色数牌の1と9を3枚・2～8を1枚に加えて任意の同色数牌1枚で成立します。以前は色の制約までありましたが、現在では同色なら萬子・筒子・索子いずれでも構いません。
 

元々は同色数牌の1と9を3枚・2～8を1枚での待ちしか認められていませんでした。しかし色の制約と同様に条件も変更され、現在では最終的にこのような牌姿となれば九蓮宝燈と認められます。しかし今もなお九蓮宝燈は難易度が高く華麗な牌姿なので、麻雀の最高峰の役として多くの打ち手が憧れています。

九蓮宝燈にはテンパイの状態により、純正九蓮宝燈と呼ばれるものがあります。既に同色数牌の1と9を3枚・2～8を1枚が揃っており、同色数牌の9面待ちの状態を純正九蓮宝燈と呼びます。元々はこの純正九蓮宝燈の形だけが、九蓮宝燈として認められていました。

同色待ちの純正九蓮宝燈は、捨て牌で他家に察知される可能性があります。これはただの九蓮宝燈とは違い、待ちの色の牌を全く切らないためです。他家から警戒されるリスクはあるものの、9面待ちの状態なのでロンやツモなど和了れる可能性は非常に高いです。

かわいいと話題の神代小蒔の能力や九蓮宝燈という役について説明しました。続いては神代小蒔以外の咲-Saki-の登場人物を紹介していきます。咲-Saki-には神代小蒔以外に、どのような能力を持っているキャラクターが登場するのでしょうか?今回は主人公の宮永咲を中心に、長野県の高校のキャラクターを紹介します。

咲-Saki-の主人公である宮永咲は清澄高校の大将で、「牌に愛された子」の1人です。身長は155cmと小柄な体格をしており、10月27日生まれの1年生です。幼少期にはお年玉をかけて家族麻雀した経験があり、姉の宮永照はインターハイチャンピオンになった実力者です。現在は両親の別居により、父親の宮永界と2人暮らしをしています。

気弱な性格のため勝ちを相手に譲ろうとした事もありましたが、インターハイ予選などをきっかけに精神的にも成長しつつあります。嶺上開花という能力の持ち主で、嶺上牌の気配を感じ取ったり槓材を引き込む事が可能です。また幼少期の経験からプラマイゼロで終局させる技術も持っており、これらの能力は靴下を脱ぐとパワーアップします。

原村和は咲-Saki-の準主人公で、清澄高校の副将です。身長は154cmで宮永咲と同じくらいの背丈をしており、スタイル抜群の美少女なのでアイドル的な人気を誇っているキャラクターです。誕生日は10月4日で、父親が弁護士で母親が検事という裕福な家庭のお嬢様です。ぬいぐるみを好む少女趣味があり、エトペンというペンギンのぬいぐるみを抱くと安心したり集中力が高まります。

中学時代にインターミドルの個人戦で優勝した実力者で、麻雀の戦法は運やオカルトに頼らない完全デジタル派です。ネット麻雀で連戦連勝の経験もあり、「のどっち」のハンドルネームは伝説となっています。集中力が高まると覚醒状態となって「のどっち」を召喚し、精神面が強化されて周りに影響されずに打てるようになります。

天江衣は宮永咲達の前に立ちはだかる龍門渕高校の大将です。身長は127cmと平均より大幅に小柄ですが、9月6日生まれの2年生です。両親とは死別しており、親戚の元で幽閉生活を送っていた過去があります。そのため学校でもなかなか友達が出来なかったので、従姉妹の龍門渕透華が井上純などが召集して配慮しました。

宮永咲と同様に「牌に愛された子」の1人で、1年前のインターハイでは最多獲得点数の記録を出した実力者です。「場を支配する」という能力を持っており、咲-Saki-の登場人物の中でも上位の強者です。海底撈月で和了したり、相手の手牌のオーラを感じ取る事が出来ます。時間帯と月齢が能力に大きく関係しており、満月の夜に最強となります。

龍門渕透華は龍門渕高校麻雀部の部長で、天江衣とは従姉妹関係にあります。身長は163cmとやや高めで、9月10日生まれの2年生です。祖父が龍門渕高校の理事長を務めており、目立つ事が大好きなお嬢様です。高飛車で自信家なキャラクターですが、地道に努力する大切さも知っています。

清澄高校の原村和と同様に完全なデジタル派で、マスコミから注目されている原村和に対抗心を燃やしています。お嬢様という立場を最大限に利用し、デジタル麻雀のノウハウを完璧にマスターしました。覚醒状態に入ると「冷やし透華」と呼ばれている能力を発揮し、場を凍り付かせて他家に何もさせない空気を作り出します。

加治木ゆみは創部して間もない鶴賀学園高校麻雀部の大将です。身長は164cmとやや高めで、12月21日生まれの3年生です。東横桃子を勧誘したり部活動に積極的なので、麻雀部の部長だと勘違いされていました。本当の鶴賀学園高校の部長は、中堅を務めている蒲原智美です。
 

他のキャラクターのような特殊能力は持ち合わせておらず麻雀歴も約2年とまだまだ短いですが、抜群のセンスで冷静沈着に対応します。宮永咲や天江衣にも対抗出来る非凡な才能を発揮していました。しかしながら惜しくも力及ばず、長野県3位という結果で全国には行けませんでした。

福路美穂子は名門の風越高校麻雀部の部長で、昨年は副将での出場でしたが今年はエースとして先鋒を務めています。158cmという平均的な身長で、9月24日生まれの3年生です。麻雀歴は長く小学生時代からようで、宮永咲の姉である宮永照を知っている素振りを見せていました。後輩想いの優しい性格と面倒見の良さから、キャプテンと呼ばれて慕われています。

右目が青色・左目が茶色というオッドアイの持ち主で、普段は右目を閉じていますが開眼すると能力が覚醒します。覚醒状態になると場の状況から他家の手牌を推測し、自分の都合の良いように利用する戦法を取ります。団体戦でのインターハイの出場を逃してしまいましたが、個人戦では長野県1位となった実力者です。

かわいいと話題の神代小蒔の強さと能力、そして咲-Saki-の登場人物を説明してきました。それでは最後に、神代小蒔に関する世間の感想や評価を紹介します。神様をも味方に付ける事の出来る神代小蒔に対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられいるのでしょうか?

こちらは神代小蒔の団体戦の感想について書かれているツイートです。神代小蒔はインターハイの準決勝以降に合わせて、神のローテーションを調整していました。そのため2回戦では弱い神しか憑依させられず、清澄高校と姫松高校に惜しくも敗れてしまいました。しかしこちらのツイート同様、多くのファンが個人戦での活躍を期待しています。

こちらは咲-Saki-の上位能力者について書かれているツイートです。神様を憑依させる神代小蒔も、凶悪な能力者の1人として挙げられています。このような表現がされるぐらい、神代小蒔の能力は驚異的です。また作中屈指の実力者である天江衣・宮永照・大星淡・神代小蒔は、ファンから「天照大神」と呼ばれています。

こちらは神代小蒔と友達だった場合を仮定して書いているツイートです。こちらのツイートの方は、もしも神代小蒔と友達だったら勝ち組確定だと考えています。このように麻雀の才能がありおっとり系でかわいい神代小蒔は、多くのファンから人気があります。

かわいいと話題の神代小蒔の能力や九蓮宝燈という役を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?咲-Saki-には神代小蒔だけでなく、強くて魅力的なキャラクターが沢山登場します。今回の神代小蒔の記事をきっかけに、是非とも咲-Saki-をご覧になってみてはいかがでしょうか?