【ルパン三世】魔毛狂介とは何者？声優は？ルパン三世VS名探偵コナンにも出演？

ルパン三世に登場する個性的な悪役・魔毛狂介についての情報を紹介していく前に、彼が登場するルパン三世という作品概要を紹介します。ルパン三世とは、怪盗ルパンの孫、ルパン三世を主人公とした、アクション漫画です。コメディの要素も含んだハードボイルドなアクションが描かれ、主人公ルパンをはじめ、相棒の次元大介や石川五右衛門、峰不二子などのキャラクターは今では定番のチームとして知られています。

ルパン三世は、日本の漫画家モンキーパンチによる作品で、1967年～1969年まで、漫画アクションにて連載されていました。原作は漫画作品であるルパン三世ですが、1971年からテレビアニメ化されてからは劇場版アニメやテレビスペシャルなど、数々のアニメ作品が制作されるようになっていきました。2017年には生誕50周年を迎えたルパン三世は、幅広い年代から愛されている国民的なアニメとなりました。

ルパン三世に登場するキャラクターは、主人公ルパンをはじめとする仲間のキャラクターたちや、ルパンを追いかける銭形警部、ルパンと敵対する敵キャラクターまで、魅力に溢れたキャラクターばかりです。ここで紹介する魔毛狂介も、ルパンと戦いを繰り広げた悪役です。複数のルパンのエピソードに登場した魔毛狂介について、詳しく掘り下げて紹介していきます。

ルパン三世に登場した魔毛狂介というキャラクターについて紹介します。魔毛狂介は、ルパン三世シリーズに登場した悪役のキャラクターであり、科学者です。魔毛狂介は天才的な頭脳を持っている科学者であり、タイムマシンを発明した人物でもあります。タイムマシンを作りだした魔毛狂介は、過去や未来など、様々な時代に時間旅行を繰り返していました。

時間を行き来する中で、魔毛狂介は自分の子孫がルパン三世の子孫、ルパン13世にやられてしまう事を知りました。魔毛狂介はその未来の運命を変えるため、過去にさかのぼってルパン三世やルパン三世の祖先を殺してしまおうと考えたのでした。このタイムマシンを使ってルパン三世たちの前に現れる魔毛狂介は、テレビアニメシリーズ・ルパン三世シーズン1の、「タイムマシンに気をつけろ」のエピソードで描かれたものです。

アニメシーズン1に登場した魔毛狂介は、ルパン三世をとことん追い詰めた敵キャラクターとしても有名です。現在ではコミカルなキャラクターとして定着したルパン三世ですが、シーズン1の頃はまだハードボイルドな部分が強く、中々追い詰められることはありませんでした。そんな不敵なルパン三世を、タイムマシンを使ってピンチに追いやった魔毛狂介。しかし、最後にはルパン三世の策略にはまって敗れてしまいました。

魔毛狂介は、1978年に公開されたルパン三世の劇場版アニメ「ルパンVS複製人間」に登場するキャラクターにも影響を耐えていると言われています。キャラクターとしては全く別人で見た目も違っているのですが、ルパンVS複製人間に登場する悪役マモーの名前は、魔毛狂介から取られていると言われています。ルパン三世のテレビアニメシリーズにも、「まもう」という名前をしたキャラクターが複数登場しています。

時代を超えて愛され続ける人気作品ルパン三世は、数多くの長編アニメ作品も制作されています。魔毛狂介というキャラクターは、ルパン三世の長編「ルパン三世 霧のエリューシヴ」にも敵として登場しています。ここで登場する魔毛狂介というキャラクターは、名前こそ一致していますが、「タイムマシンに気を付けろ」に登場した魔毛狂介とは別人という設定になっています。

「ルパン三世 霧のエリューシヴ」とはテレビアニメシリーズのエピソードである「タイムマシンに気を付けろ」をベースとした作品です。しかし、完全に設定を引き継いだリメイク作品ではなく、その為同じ名前ではありますが別人の魔毛狂介として登場しているのです。「ルパン三世 霧のエリューシヴ」での魔毛狂介は、テレビシリーズの魔毛狂介とは生まれた時代設定も異なっている為、別人である事が分かります。

「ルパン三世 霧のエリューシヴ」では、ルパン三世の子孫に恋人を奪われてしまった魔毛狂介が復讐の為に、ルパン三世の前に現れるというストーリーになっています。テレビシリーズとは時代やルパンに復讐する動機なども異なっており、ストーリーの大筋をベースにしたエピソードとなっています。テレビシリーズの魔毛狂介とは違い、最終的にはルパンたちにタイムマシンを奪われてしまい、500年前に取り残されてしまいました。

アニメルパン三世で魔毛狂介の声を担当した声優情報を紹介します。まず、テレビアニメシリーズ「タイムマシンに気を付けろ」にて魔毛狂介の声を担当したのは、家弓家正です。家弓家正は1932年生まれの男性声優で、俳優やナレーターとしても活躍していた人物です。劇団七曜会に所属していた家弓家正は、その後青二プロダクションを経て、最終的には81プロデュースに所属していました。

「ルパン三世 霧のエリューシヴ」にて魔毛狂介の声を担当した声優は、中村獅童です。歌舞伎役者として夢いな中村獅童は俳優としても活動しており、数々のテレビドラマや映画にも出演しています。声優としても活躍する中村獅童は、テレビアニメのキャラクターの声や、映画の吹き替えを担当することもあります。「ルパン三世 霧のエリューシヴ」でも、魔毛狂介の声を演じて話題を集めました。

魔毛狂介は、ルパン三世VS名探偵コナンにも出演しています。ルパン三世VS名探偵コナンとは、人気アニメシリーズ、ルパン三世と名探偵コナンのコラボ作品であり、長編アニメーション作品として制作されました。ルパン三世と名探偵コナンという人気キャラクターが同じストーリーに登場して出会い、一緒に敵と戦っていくクロスオーバー作品です。

日本テレビ開局55周年と、読売テレビ開局50周年を記念した特別番組として制作された、ルパン三世VS名探偵コナン。この続編となる劇場版アニメ作品、「ルパン三世VS名探偵コナン the movie」も制作され、人気を博しました。

ルパン三世のテレビシリーズと、長編スペシャルアニメ「霧のエリューシヴ」にも登場した魔毛狂介。魔毛狂介はルパン三世VS名探偵コナンにも登場しているのです。ただ、「霧のエリューシヴ」などに登場した魔毛狂介とは違い、メインの敵キャラクターとしてではありません。ルパン三世VS名探偵コナンでの魔毛狂介の登場シーンはごく一瞬でした。

ルパン三世VS名探偵コナンで魔毛狂介は、「ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス」という作品に登場したキャラクターである、ジュリア・ダグラスと一緒に登場しています。公園のベンチに座っているだけという出演であり、エキストラのような登場シーンとなっています。

魔毛狂介の関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。魔毛狂介は、ルパン三世に登場するとても印象深い敵キャラクターとして、一番好きだというファンも多い人物です。魔毛狂介は敵ながら愛される、味のあるキャラクターをしています。

魔毛狂介に関しては、声優の家弓家正の演技が素晴らしいといった感想も多いです。ベテランで実力派の声優・家弓家正は様々なキャラクターを演じてきましたが、ルパン三世の魔毛狂介の演技でも高評価を得ていました。

魔毛狂介はルパン三世をとことん追い詰めた悪役として知られています。いつもは飄々として強敵も躱してしまうルパン三世ですが、魔毛狂介相手には苦戦を強いられました。魔毛狂介とルパン三世の戦いはとても見ごたえがあるとして、ファンから人気となっています。

ここでは、ルパン三世に登場する魔毛狂介というキャラクターについて詳しく紹介しました。魔毛狂介はルパン三世のテレビシリーズや、「ルパン三世 霧のエリューシヴ」という作品に登場した敵キャラクターです。それぞれに設定は異なりますが、タイムマシンを開発した科学者でルパン三世に復讐を誓っている所が共通しています。是非、魔毛狂介が登場するルパン三世の作品もチェックしてみてください。