【ノゲノラ】アインツィヒはどんな機凱種？登場巻やセリフ・声優をまとめて解説

ノゲノラに登場するアインツィヒという機凱種(エクスマキナ)の担当声優や、セリフについて紹介する前に、ノゲノラの作品情報を概要とあらすじから見ていきましょう。

ノーゲーム・ノーライフはノゲノラという愛称で呼ばれる榎宮祐原作のライトノベルです。2012年より刊行されており、2020年1月現在も続く大人気作品です。2014年にはアニメ化され、2017年には映画化もされた非常に人気の高い作品です。

現実世界では引きこもりでニートの兄、『空』と引きこもりで不登校の妹『白』が現実世界に嫌気がさし、また二人は最強のゲーマーであったこともあり、ひょんなことから突如異世界へと転送されてしまう物語です。異世界では全てがゲームによって決まり、あらゆる争いなどが禁じられていました。そんな世界で空と白はどう活躍するのでしょうか？

現実世界で空白と呼ばれる最強のゲームプレイヤーがいました。どんなチートを使っても空白には勝てず正にゲームの神様でした。他のプレイヤーは空白が一体どんなプレイヤーなのか妄想するしかありませんでしたが、その誰もが想像しえない姿が本当の空白でした。そう。現実とは得てしてそういうものなのです。理想と現実は全く違うものなのです。

引きこもりの兄妹が空白の正体でした。二人は極度のコミュニケーション力不足でかつ、引きこもりのため、信頼できるのはお互いだけでした。そんな二人に1通のメールが届きます。それは彼らにチェスで勝負を挑む挑戦状でした。見事勝利した空白の二人は、『生まれてきた世界を間違えたと思ったことはないか』と問われます。

今の世界じゃない場所へ行けるならどうかと問われ、空はそんな世界があるならば願ってもないと答えてしまいます。すると、突如異世界へと空と白は飛ばされてしまうのでした。この世界では全てのことがゲームによって決まる世界でした。あらゆる略奪も闘争も禁じられています。

空と白にとってゲームは十八番です。イカサマも相手にバレなければ問題ないというルールがあります。このルールを上手く利用して空と白は見事16種族の統一をして、唯一神であるテトに勝負を挑むことが最終目標であることを瞬時に察知します。まずは空白の二人は人間のトップになることを目指します。偶然開かれていた大会に参加して見事勝利して人間の王になった空白の二人次の目標は、他の種族を仲間にすることでした。

果たして空白の二人は、ゲームが全ての世界において見事活躍し勝利を収め続け、唯一神テトに挑戦することはできるのでしょうか？また、元の世界に戻ることはできるのでしょうか？

それでは、ノゲノラに登場するアインツィヒのプロフィールを紹介していきます。アインツィヒとはノゲノラの世界に登場する異世界『ディスボード』の住人の1人です。16種族存在する中の機凱種（エクスマキナ）と呼ばれる種族です。

アインツィヒは、機凱種（エクスマキナ）と呼ばれる生き物ではなく機械の種族です。そのため感情を持ちません。見た目は人間ですが全てが機械でできているのが機凱種（エクスマキナ）のため、人間より動ける時間は長く寿命ではなく耐用年数と表現しています。そんなアインツィヒは、機凱種（エクスマキナ）全体の連結を指揮する存在でした。それが全連結指揮体です。

大戦中に、心の解析に失敗してエラーを起こしたシュヴィとの連結を解除したり、再度連結をしたりしたのがアインツィヒです。機凱種（エクスマキナ）らしく心を持たず不要であれば切り捨てる描写がしっかりと描かれていました。

そんなまさに心が無い機械そのもののアインツィヒでしたが、シュヴィ・ドーラがジブリールによって破壊され消滅すると、シュヴィの意志を継ぐ者として行動します。シュヴィはリクと共に行動することで、人間の心の解析を果たし、リクと共に対戦を終わらせようとしている途中で力尽きます。その意志を継ぐため、アインツィヒは、リクと接触し、大戦を終わらせるために作戦を実行します。

また、リクと接触する際に本来の声とは違うシュヴィの声で、シュヴィの遺言をしっかりとリクに伝えています。その結果リクは諦めていた作戦実行を再度決行する決意をしたのでした。また、アインツィヒは機凱種（エクスマキナ）で初めて人間に嘘をついた人物でもあり、シュヴィが得た心をしっかりと受け継いでいることが伺えます。

ノゲノラの作品情報やアインツィヒのプロフィールについて紹介してきました。次は、原作ノゲノラの作中でアインツィヒが登場する巻数やそのセリフを紹介していきます。その後、アニメノゲノラのアインツィヒの声を担当している声優を紹介していきす。

アインツィヒの登場巻の1つ目は、原作6巻です。この時に登場するのは時間軸が過去に遡り6000年以上前の大戦の頃の話です。主人公リクとヒロインの機凱種シュヴィが大戦を終わらせるために活躍した頃の話で、映画ノーゲーム・ノーライフゼロの話の内容でもあります。

この時にシュヴィは死に、その意志や心の解析、想いなど全てをアインツィヒは受け継ぎます。そのため、シュヴィが消滅する時には機械でありながら涙を流します。その後、空と白と再会をしてリクとシュヴィの面影を見ることになります。

アインツィヒの登場巻の2つ目は、原作9巻です。時間軸は現在に戻り、主人公も空と白に戻っています。アニメではここまで放送はされていないので、内容が気になる人は原作を読むしか方法がありません。この時、シュヴィの意志を継いでおり、空をリクと勘違いして、かつて結婚していたこともあり空に結婚を迫ったりもします。

アインツィヒの名セリフは、「我らは機械、心なき亡霊。命無く生きて命ありて逝こう」です。このセリフの意味はネット上で様々な考察がされています。アインツィヒは機械なので命というものが存在しません。もちろん心も存在しません。それでも機凱種は存在し更にはそれぞれに意志を持っているのです。それを現したセリフなのです。

アインツィヒの声を担当している声優は諏訪部順一です。諏訪部順一は元々はサラリーマンでその後声優という仕事に興味を持って脱サラし、声優業界へと進んだ異色の経歴の持ち主です。低くて渋い声が特徴です。

声優諏訪部順一の主な出演作品は、テニスの王子様に登場する跡部景吾役で一気に有名になり人気を得ました。また、他にも黒子のバスケに登場する青峰役や双星の陰陽師の清弦の声を担当していたり、黒執事のアンダーテイカーの声を担当しています。

ノーゲーム・ノーライフやアインツィヒについての感想や評価の1つ目は、アインツィヒが儚いという感想です。涙を流してシュヴィの意志を継ぐ姿はすごくいいのですが、ストーリー上で儚いシーンが多いのがアインツィヒです。人間に初めて嘘をついて勝負をするシーンも最高だという感想が上がっています。

ノーゲーム・ノーライフやアインツィヒについての感想や評価の2つ目は、アインツィヒが好きだという評価です。ノゲノラの登場キャラの中ではそこまで有名ではないキャラなのがアインツィヒです。しかしそんなキャラの中でもしっかりと自分とシュヴィの意志を貫き通す姿に好感度が上がっています。ノゲノラはかわいいキャラがたくさん登場するので、アインツィヒの様なキャラは煙たがられるのですが、意外にも人気キャラです。

ノーゲーム・ノーライフやアインツィヒについての感想や評価の3つ目は、ノゲノラが面白いという感想です。最近になって話題になったからまずはアニメを観て、それからはまって原作を一気に買ったという人が多くいます。比較的ノゲノラはアニメから入る人が多いようです。また、アニメが原作に忠実だから高評価を得ている部分もあるようです。

いかがでしたか？ノゲノラに登場するアインツィヒについて紹介してきました。今回の記事を参考にして、アインツィヒの魅力を再確認してノゲノラの原作をもう一度読み直してみてください。