【キン肉マン】ザ・ニンジャがかっこいい！キン肉マンとの関係や得意技・戦歴は？

週刊少年ジャンプにて連載されていた「キン肉マン」は、令和の年号になった現在でも熱狂的なファンが多く存在します。また、個性的なキャラクターが多い事から多くの名言も誕生している漫画になります。そんなキン肉マンですが、敵でありながら主人公・キン肉マンと関係を持っているキャラクターが存在します。それが「ザ・ニンジャ」です。ここではそんなザ・ニンジャについて詳しくまとめていきます。

キン肉マンにて最初の難関となった悪魔六騎士の1人であるザ・ニンジャについて詳しくまとめる前に、ここでは漫画家・ゆでたまごの代表作といっても過言ではない「キン肉マン」についての情報をまとめていきます。

1979年に週刊少年ジャンプで連載がスタートした漫画家・ゆでたまごのデビュー作「キン肉マン」は、地球や日本を舞台にしながら超人や宇宙人・怪人などの人間を超越したキャラクターが多く存在している作品となります。また、ヒーロー漫画でありながらプロレスというリング内では何でもアリという大胆な作中に多くのファンが生まれ、社会現象にまでなった作品ともいわれています。

地球は怪人や宇宙人などの手によって危険な状態となっています。そんな時に地球を救うために立ち上がったのが落ちこぼれヒーローといわれたキン肉マンです。戦闘になるとなかなかの弱さを見せるキン肉マンですが、キン肉星から訪れたミートの言葉によりキン肉星の王子である事が判明します。そんな身分などを捨てて人々を助けるためにダメ超人といわれながらも戦い続けるキン肉マンは、多くの仲間と共にヒーローの才能を開花させていきます。

キン肉マンでは様々なキャラクターが登場しますが、その中でもかっこいいといわれているのが「ザ・ニンジャ」と呼ばれる存在です。キン肉マン達の敵となった悪魔超人の中でも上位幹部といわれている悪魔六騎士の１人であるザ・ニンジャに関するプロフィールをまとめていきます。

• 名前：ザ・ニンジャ
• 年齢：24歳
• 身長：190cm
• 体重：115kg
• 出身：日本
• 分類：悪魔超人

キン肉マン達の敵として登場した悪魔六騎士は、その名前の通り6人の強力な悪魔超人によって結成されている存在になります。その6人の中でもザ・ニンジャは最弱といわれていました。その大きな理由は「ルール無用の非道さ」とされています。他の悪魔超人達は試合が開始された時からの戦闘となりますが、ザ・ニンジャは忍をモチーフにしているためか、戦闘前から様々なトラップを仕掛ける用意周到さを見せます。

また、技の豊富さは悪魔六騎士の中では随一といわれていますが、それぞれの技の攻撃力は敵に致命傷を与えるには及ばない技ともいわれています。そのため、メインの戦闘ではなくサポーターとして伸びるキャラとしてファンには認知されています。だからこそ黄金のマスク編では最終的に個人戦ではなくタッグ戦に持ち込まれたのではないかという声もあります。

週刊少年ジャンプにて大人気をはくしているキン肉マンですが、人気が高いのは味方だけでなく敵キャラにも多いです。そんな敵キャラの中にはストーリーが進むにつれて重要なポジションに関わってくる人物が存在してきます。その一人にあげられる「ザ・ニンジャ」がキン肉マンとどのような関係があるのかをここではまとめていきます。

ザ・ニンジャは初登場時、主人公たちの敵である悪魔超人の幹部・悪魔六騎士の１人としてキン肉マン達と戦っていました。悪魔六騎士としてキン肉マン達と戦い、一度は死亡したザ・ニンジャですが、のちに悪魔超人としてではなく亡霊超人として登場します。その後も多くの悪魔超人達がキン肉マンとの友情を感じて手を貸す中、キン肉マンとの友情を否定し表だって味方になる事はありませんでした。

ザ・ニンジャですが、アニメでは3度声優が変わっているというキャラでもあります。初代の声優は歴代ガンダムシリーズでも有名な「広瀬正志」、二代目声優は渋い声質で人気を高めている「速水奨」、三代目声優はアニメだけでなく映画の吹き替えでも人気が高い「平田広明」です。歴代声優すべてが大御所といえるレベルの声優が担当しているのがザ・ニンジャが愛されている魅力の一つだと考察できます。

悪魔六騎士としてキン肉マン達の前に立ちはだかったザ・ニンジャですが、その技数は悪魔超人の中でも群を抜いているとされています。ここではそんなザ・ニンジャの得意技や戦歴などについてまとめていきます。

ザ・ニンジャの技は日本の忍者をモチーフにしているだけあって、とてもかっこいい技が多く登場します。ここではその一部をまとめていきますのでぜひチェックしてみてください。

ザ・ニンジャが使う技で、技の掛け手と受け手（ここでいうならば掛け手がザ・ニンジャ、受け手が敵）が一瞬で入れ替わるという技になります。戦闘中に自分がピンチと感じる部分で使う事で形勢逆転する事もできてしまう技となっています。

この技はリングのロープを利用する事で完成されるものとなります。ロープの締め付けなどはザ・ニンジャのさじ加減になるため、巻きつけられた相手をそのままバラバラにしてしまう事もあれば、拘束した状態で別の技に移すなども行われます。カラスマン戦ではこの強化版の技で勝利を納めます。

ザ・ニンジャは悪魔六騎士として登場していたにも関わらず、キン肉マンのストーリー上数多くの戦闘を行っている敵キャラともいえます。ここではザ・ニンジャがこれまでに戦ってきた歴戦をまとめていきます。

ザ・ニンジャの初陣ともいえるのがブロッケンJr.との戦いになります。この戦闘に関しては当初五重のリング4階部分にて待機していたザ・ニンジャでしたが、2階のサンシャインと急遽変更しての戦闘となりました。この時に数多くの技を見せるザ・ニンジャに対してブロッケンJr.も苦戦を強いられますが不屈の闘志によって倒れる事がなく、最後には共に火口へと落ちていき、その下で倒れていたジャンクマンの棘で命を落とします。

サンタクロスとの戦いはまさに忍者の日本vs西洋といった形になりました。双方ともに忍者としての誇りを持っている者同士の戦いとなっていたために、それぞれの技の技術が勝敗を決める戦いでありましたが、ザ・ニンジャはその身を守っていた先祖代々の忍び装束を脱ぎ捨ててしまうため、徐々に劣勢に陥ってしまいます。結局は敗北してしまう結果となりますが、ザ・ニンジャの戦いを見て仲間の闘争心に火をつけた戦いでもあります。

ハンゾウとの戦いはザ・ニンジャは、初登場時から10年の時が経っている状態です。そのため、技の切れはあるものの持久力が若い時とは違うというハンデを背負っている状態ですが、かつて愛弟子であるコクモを殺害したハンゾウが日本に逃げたという事から戦う道を選びます。この時の戦いは「自分のため」ではなく「愛弟子のため」というスタイルだったために、今までの戦闘で一番と言われるほどかっこいい描かれ方をしています。

今でも多くのファンが存在するキン肉マンですが、悪役でありながらも人気を得ているキャラが多くいます。ザ・ニンジャもまたその中の1人で、その生き様がかっこいいといわれているキャラになります。SNSでは現在もザ・ニンジャについてのつぶやきを見る事ができます。

公式より販売されているザ・ニンジャのフィギュアはとてもクオリティの高いものになります。しかし、アニメや原作を好きになったファンにはその色味に物申す人も少なくありません。そんな人達は同じフィギュアを複数購入し、様々なカラーバリエーションに変更してしまうなどプロ顔負けの技術を見せている事があります。

また、その他にもいまだに登場するこの回が好きという論争が繰り広げられている事からザ・ニンジャだけでなくキン肉マンという作品自体がとても愛されている作品であるのが見て取れます。

最近では漫画やアニメのタイトルをお題として取り上げているバラエティ番組も増えてきており、その筆頭になりやすいのが人気度が高いキン肉マンともいえます。その中でザ・ニンジャが紹介されるシーンはファンの間でも嬉しいという声が聞こえました。

キン肉マンに登場したかっこいい忍の悪魔怪人、ザ・ニンジャについて色々な点をまとめてみましたがいかがだったでしょうか？戦歴だけを見るとこいつは強い！と胸を張れる功績は残していないザ・ニンジャですが、その戦い方はとてもかっこいいものになります。そんな男気溢れるザ・ニンジャだからこそ敵でありながらも多くのファンがいまだにいるのでしょう。