【キン肉マン】ラーメンマンVSブロッケンマンの結末とは？漫画とアニメの違いは？

キン肉マンに登場するラーメンマンとブロッケンの戦いの結末などを紹介していく前に、キン肉マンの作品情報を紹介していきます。キン肉マンは日本の漫画家ユニットゆでたまごの作品で、彼らのデビュー作で代表作でもあります。

キン肉マンは1979年～1987年まで週刊少年ジャンプにて連載され、テレビアニメ化されたり劇場版アニメが制作されたりと、絶大な人気となった作品です。キン肉マンには、数々の超人と呼ばれるキャラクターが登場しており、その魅力的なキャラクターでも人気を集めました。キャラクター人気の高いキン肉マンは、キン肉マン消しゴムやフィギュアなどのグッズも人気となっています。

1987年に連載を終了したキン肉マン。その後、続編となるキン肉マン二世も連載され、長く愛されるづける作品として知られています。キン肉マン二世では、キン肉マンの主人公キン肉スグルの息子万太郎が主役を務めていましたが、現在では主人公をキン肉マンとする現行シリーズが週刊少年ジャンプにて連載プレイボーイにて連載中となっています。キン肉マンは2019年には40周年を迎え、幅広い年代に人気の作品です。

ラーメンマンVSブロッケンマンの名勝負は繰り広げられたキン肉マンのあらすじを紹介していきます。キン肉マンの主人公キン肉スグルは、地球に暮らしている超人です。超人とは人間をはるかに超えるパワーを持つ存在であり、悪から人々を守るヒーローでした。地球には様々なカッコいい超人がおり、怪獣と闘うなど日夜平和の為に働いていました。キン肉マンも超人でしたが、ドジなあまりに落ちこぼれと言われていました。

人々からダメ超人と評され、あまり人気のなかったキン肉マン。そんな彼のもとにある日ミートという少年がやってきます。キン肉星からやってきたミートはキン肉マンのコーチを務めると言います。実は、キン肉マンはキン肉星という所から幼いころに地球にやってきた超人で、キン肉星の王子だと判明します。キン肉マンはミートと共に様々な敵と戦い、次第に成長していくのでした。

キン肉マンには、強力な超人たちがその強さを発揮する、超人オリンピックというイベントが登場しています。キン肉マンもこの超人オリンピックに出場しますが、ラーメンマンとブロッケンマンも参加超人として登場します。ラーメンマンとブロッケンマンの戦いが行われたのは、第20回超人オリンピックの事でした。

ラーメンマンとブロッケンマンの戦いの展開を紹介します。共に残虐超人として登場したラーメンマンとブロッケンマン。試合開始のゴングが鳴る前に、ブロッケンマンがラーメンマンに軍服をかぶせて奇襲を仕掛けます。残虐超人らしい卑劣な手でラーメンマンを攻撃するブロッケンマン。ラーメンマンにストンピングを繰り返し、毒ガス攻撃まで仕掛けていました。

奇襲を受けたラーメンマンでしたが、その後反撃し始めます。ブロッケンマンの口につま先を突っ込んで攻撃し、無理やり立たせて中国拳法を浴びせます。倒れたブロッケンマンにキャメルクラッチを仕掛けたラーメンマン。初めは優勢に思われたブロッケンマンですが、ラーメンマンにやられてしまいます。

ラーメンマンVSブロッケンマンの戦いは、ラーメンマンの勝利という結末で終わっています。しかし、その戦闘描写は漫画版とアニメ版で違っているのです。まず、漫画版ラーメンマンとブロッケンマンの戦いの結末を紹介します。ブロッケンマンから奇襲され、反撃に転じたラーメンマン。キャメルクラッチを仕掛け、ブロッケンマンを海老ぞりの体制にしていきます。

攻撃の手を緩めないラーメンマンは、そのままブロッケンマンを真っ二つにしてしまったのです。上半身と下半身に分かれたブロッケンマン。血しぶきも上がり、とても残酷なシーンとなっています。

漫画版の戦いでは、ブロッケンマンが真っ二つになるという結果となっていました。アニメ版では、真っ二つにするという結果は残酷すぎて放送できないとし、違った描写がされています。ラーメンマンがブロッケンマンにキャメルクラッチを仕掛ける所までは同じなのですが、半分にしたブロッケンマンをラーメンマンはラーメンにして食べてしまうのです。

綿棒でブロッケンマンの身体を叩いて伸ばして麺にしてしまったラーメンマン。「麺類は人類」と言いながら笑顔でブロッケンマンをラーメンにしてしまいます。結果的に、ある意味真っ二つよりもショッキングな描写となっており、トラウマになった子供もいたと言われています。

残虐超人同士の戦いとして、ショッキングな結果に終わったラーメンマンVSブロッケンマン。その後、現在連載中の現行シリーズ単行本42巻において、ラーメンマンの口からこの試合の真実が語られていました。強敵を前に心が折れてしまったブロッケンマンの息子・ブロッケンJr。そんな彼を励ますため、ラーメンマンはブロッケンマンを史上最大の難敵だったと語っているのでした。

アニメ版キン肉マンで、ブロッケンマンをラーメンにしてしまったラーメンマン。実は、大阪にあるラーメン屋で、ブロッケンラーメンが食べられると噂されています。そのラーメン屋は「人類みな麺類」という名前をしており、ラーメンマンの発した「麺類は人類」というセリフにかかっているのではないかと言われています。

ラーメンマンとの関連を想像させる店名なだけに、キン肉マン作中に登場したブロッケンラーメンが食べられるのではないかと噂されているのです。実際に店舗で提供されているのは、ごく普通のラーメンです。

キン肉マン作中でも屈指のインパクトの強さを誇る、ラーメンマンとブロッケンマンの7戦い。ラーメンマンVSブロッケンマンの感想や評価をいくつか紹介していきます。まず、ラーメンマンVSブロッケンマンの戦いへの感想では、第20回超人オリンピックで一番好きな試合だったという感想も見られます。

様々な名勝負が繰り広げられた、第20回超人オリンピックにおいて、ラーメンマンVSブロッケンマンの戦いはとても印象深い試合だとして、多くのキン肉マンファンの心に残っています。

ラーメンマンVSブロッケンマンでは、漫画版とアニメ版で違った結末が描かれています。どちらもラーメンマンの勝利に終わっているのですが、アニメ版ではラーメンにされて食べられてしまったブロッケンマンが、当時の子供たちに大きな衝撃を与えました。真っ二つにされるシーンは残酷だとして変更された結果だったのですが、ラーメンにされるのも十分残酷なので、子供たちにトラウマを負わせる結果となりました。

ラーメンマンVSブロッケンマンの試合は、どちらも残虐超人だという事で、かなり過激な試合展開になっていました。そんな戦いの中では、やはりブロッケンマンを残酷な方法で葬ったラーメンマンの残酷さが際立っていたという感想も多いです。ラーメンマンはキン肉マンとの戦いで友情を学び、正義超人となりました。正義超人として活躍するラーメンマンからは想像もできない、残酷な戦いとして語り継がれています。

ここでは、キン肉マン作中に登場したラーメンマンとブロッケンマンとの戦いについて紹介しました。ラーメンマンとブロッケンマンの戦いは、漫画版とアニメ版で結果が違っていました。どちらの表現でもショッキングな試合となったラーメンマンとブロッケンマンの戦い。多くの読者・視聴者の心に残る試合となっています。

キン肉マンには、ラーメンマンとブロッケンマン以外にも魅力的なキャラクターが多数登場しています。超人たちの白熱の戦いは見ごたえ抜群です。是非、キン肉マンをチェックして、ラーメンマンVSブロッケンマンをはじめとする名勝負を楽しんでみてください。