2020年01月01日公開
2020年01月01日更新
キン肉マンの作者・ゆでたまごの現在は?二人いる?他の作品も紹介
格闘少年漫画で、2019年で40周年を迎えている絶大な人気を誇っているキン肉マンの作者・ゆでたまごについてご紹介します。キン肉マンファンの間では当たり前のようですが、作者ゆでたまごは二人組のペンネームです。ゆでたまごの嶋田隆司と中井義則のプロフィールについてや、ゆでたまごというペンネームの由来、ゆでたまごが描いたほかの漫画、ゆでたまごの現在についてもご紹介します。
キン肉マンの作者・ゆでたまごの現在は?
キン肉マンの作品情報
- 作品名:キン肉マン
- 原作:ゆでたまご
- ジャンル:少年ギャグ漫画、プロレス格闘漫画
- 出版社:集英社
- 連載誌:週刊少年ジャンプ、週プレNEWS(2011年~)
- 連載期間:1979年~1987年、2011年~
キン肉マンの概要
キン肉マンは、集英社の週刊少年ジャンプで1979年から1987年まで連載されていたゆでたまごが原作の漫画です。プロレスが格闘の基礎になっていて、戦いながら友情など大切なことを盛り込んだ少年漫画です。キン肉マンは、ゆでたまごのデビュー作品で一番の代表作品ともいわれるほど人気を集めています。
キン肉マンは漫画連載以降話題をよび、1983年にはアニメとして制作されました。1991年にはタイトルを変えてキン肉マン キン肉星王位争奪編としてアニメが放送されるなど、高い人気を獲得しています。また、アニメだけでなくゲームやパチンコなどといったメディア展開も多くされているゆでたまごの人気シリーズです。
キン肉マンのあらすじ
ゆでたまごが描くキン肉マンは、地球を征服しようとやってくる宇宙人や怪獣を倒すべく主人公のキン肉マンこと、ダメ超人といわれているキン肉スグルが立ち向かい成長していく物語です。その後、超人オリンピックと呼ばれる世界一の超人を決める戦いにキン肉マンが出場したりなどといった、プロレスをモチーフにした格闘漫画です。
現在もキン肉マンを描くゆでたまご
ゆでたまごが描いたキン肉マンは高い人気を集め、1979年から1987年までといった長い期間週刊少年ジャンプで連載されていました。連載以降も高い人気を集めたため、ゆでたまごは現在もキン肉マンを描き続けています。現在ゆでたまごは、週刊少年ジャンプではなくウェブ漫画の週プレNEWSで連載しています。
キン肉マン以外でも活躍
デビュー作でありながら、代表作品にもなっているキン肉マンの原作ゆでたまごは、キン肉マン以外にもゆでたまごとして嶋田隆司と中井義則の二人で数多くの漫画を現在も作成しています。また、ゆでたまごは漫画家としてだけではなく、現在ラジオでも活躍しています。現在放送しているゆでたまごのオールナイトニッポンのメインパーソナリティを担当しています。
キン肉マンの作者は二人いる?
キン肉マンの作者として知られているゆでたまごですが、上記でも記載した通りゆでたまごは一人ではなく二人でゆでたまごです。実はゆでたまごというペンネームは、嶋田隆司と中井義則の二人がタッグを組んだ合同でのペンネームです。ゆでたまごというインパクトの強い名前は、嶋田隆司がしたおならがゆでたまごのような匂いがしたためだそうです。
キン肉マンの作者①嶋田隆司
キン肉マンの原作者ゆでたまごの作者でストーリーを主に担当しているのが、こちらの画像の嶋田隆司です。嶋田隆司は、1960年10月28日生まれ・大阪府大阪市西淀川区出身の漫画家です。小学生のころから漫画が大好きで、漫画家に憧れていたようです。キン肉マンは中井義則が描いたキャラクターに魅了されて、作ったとのちに語っています。
キン肉マンの作者②中井義則
キン肉マンの原作者ゆでたまごの作者で主にが、こちらの案などの画像を担当しているのが、中井義則です。中井義則は、1961年1月11日生まれ・大阪府大阪市浪速区出身の漫画家です。中井義則は、ゆでたまごのプロダクションであるスタジオ・エッグの社長として、代表も務めています。
中井義則は出不精と公言しており、キン肉マンの試写会やインタビュー、イベントなどでは主に嶋田隆司が一人で登場し、メディア露出が少ないためゆでたまごというと二人ではなく嶋田隆司のイメージが強いようです。
キン肉マンの作者の他の漫画を紹介
あすとろボーヤ
- 作品名:あすとろボーヤ
- 原作:ゆでたまご
- ジャンル:短編少年漫画
- 掲載雑誌:週刊少年ジャンプ
- 連載期間:1981年1月・1981年4月
あすとろボーヤは、ゆでたまごの短編少年漫画です。あすとろボーヤは、小学校を舞台に宇宙人が成長する姿を描いている友情短編少年漫画です。あすとろボーヤは単行本になっていないので、ゆでたまごの作品の中でも知らない人が多い漫画です。
闘将‼拉麺男
- 作品名:闘将‼拉麺男(たたかえラーメンマン)
- 原作:ゆでたまご
- ジャンル:少年格闘漫画
- 掲載雑誌:週刊少年ジャンプ、フレッシュジャンプ
- 連載期間:1982年8月号~1989年1月号
ゆでたまごが原作の闘将‼拉麺男は、キン肉マンに登場する人気キャラクターのラーメンマンが主役の物語です。殺されてしまった父親の仇をとろうとする格闘漫画です。
ゆうれい小僧がやってきた
- 作品名:ゆうれい小僧がやってきた
- 原作:ゆでたまご
- ジャンル:少年ホラー漫画
- 掲載雑誌:週刊少年ジャンプ
- 連載期間:1987年34号~1988年24号
ゆでたまごが原作のゆうれい小僧がやってきたは、読み切り漫画としてゆでたまごが描いた作品です。読み切りが人気を集め、単行本全5巻編成されました。ゆうれい小僧がやってきたは、主人公の妖怪が悪い妖怪を退治するといった物語です。
蹴撃手まもる
- 作品名:蹴撃手まもる(キックボクサーまもる)
- 原作:ゆでたまご
- ジャンル:少年格闘漫画
- 掲載雑誌:週刊少年ジャンプ
- 連載期間:1990年33号~1991年13号
ゆでたまごが原作の蹴撃手まもるは、ムエタイをテーマにした少年格闘漫画です。中学生の主人公・マモルは、走高跳の世界大会でタイに出向いたときにムエタイを知りムエタイに魅了されてしまいます。そこでムエタイの試合を見に行ったときに、格闘家を目指した兄がぼろ負けする姿を見て兄の仇を打つためにムエタイの世界に身を置く物語です。
デスゲーム
- 作品名:デスゲーム
- 原作:ゆでたまご
- ジャンル:短編格闘漫画
- 掲載雑誌:週刊少年ジャンプ
- 連載期間:1980年16号
ゆでたまごが原作のデスゲームは、ブルースリー主演の1972年に公開された映画「死亡遊戯」に刺激され描かれた物語で、ゆでたまご版死亡遊戯ともいわれています。デスゲームは、カンフーの達人の主人公がさらわれた息子を取り戻すために戦っていく物語です。
ライオンハート
- 作品名:ライオンハート
- 原作:ゆでたまご
- ジャンル:少年格闘漫画
- 掲載雑誌:月刊少年ガンガン
- 連載期間:1993年9月号~1995年4月号
ゆでたまご原作のライオンハートは、映画のターザンに影響を受けたと語っている作品です。ライオンハートは、ライオンに育てられた主人公が、目的を持ちながら格闘して格闘を通して成長していく物語です。
SCRAP三太夫
- 作品名:SCRAP三太夫(スクラップさんだゆう)
- 原作:ゆでたまご
- ジャンル:少年ギャグマンガ
- 掲載雑誌:週刊少年ジャンプ
- 連載期間:1989年24号~40号
ゆで卵が原作のSCRAP三太夫は、ダメなロボットが主人公の物語です。映画のロボコップに影響を受けたとのちにゆでたまごが語っている作品です。悪いロボットにダメロボット警察官が立ち向かっていく物語です。
勇者ビッグボディ
- 作品名:勇者ビッグボディ
- 原作:ゆでたまご
- ジャンル:短編漫画
- 掲載雑誌:週刊少年ジャンプ
- 連載期間:1983年15号
ゆでたまごが原作の勇者ビッグボディは、肉体を妖怪に奪われた主人公が自身の肉体を取り戻すために奮闘する物語です。作者のゆでたまごはこの作品を失敗作と語っており、壮大なスケールなのに構成が追い付かなかったと語っています。
グルマンくん
- 作品名:グルマンくん
- 原作:ゆでたまご
- ジャンル:少年ギャグ漫画
- 掲載雑誌:月刊少年エース
- 連載期間:1994年12月号~1996年6月号
ゆでたまごが原作のグルマンくんは、小学校5年生で世界的に有名なグルマン(食通)の少年が主人公の物語です。主人公は、グルマンとして料理の腕も優秀でその才能でいろいろな問題を解決したり、料理対決をしたりする物語です。
トータルファイターK
- 作品名:トータルファイターK(トータルフィアイターカオ)
- 原作:ゆでたまご
- ジャンル:少年格闘漫画
- 掲載雑誌:デラックスボンボン
- 連載期間:1993年8月号~1995年1月号
ゆでたまごが原作のトータルファイターKは、無敵喧嘩躰術道場の5代目の主人公が織りなす物語です。主人公は格闘家になるために幼いころから修行しており、16歳になり世界一を目指すために戦いをしていく物語です。
キン肉マンの作者に関する感想や評価
・キン肉マンの作者のゆでたまごは2人組
— マルブンデン・コールフィールド (@maru_bunjaku) July 6, 2019
・キン肉マンに出てくる超人の多くは読者からの投稿を基にしている
って、キン肉マン好きにとっては常識だけど、他の人にとってはそうじゃないらしい
キン肉マンを知っていてもゆでたまごは二人組と知らなかったという人は多く、驚く人も数多くいます。しかし、キン肉マンファンの間ではゆでたまごは二人組というのは当たり前の事実のようで、二人組と知らないことに驚くファンも多いようです。
キン肉マンの原作者ゆでたまご嶋田先生、ウォーズマンの誕生日を間違えるって痛恨のミスをして、ファンから指摘されても、全く炎上しなくて、みんなに暖かく受け入れられてくって流れを見てると、またキン肉マンを好きになってしまう。 pic.twitter.com/c59bpMMXoH
— ハガー (@jaggedtm) October 3, 2019
キン肉マンの作者のゆでたまごは、とにかくファンに愛されている原作者としても知られています。間違えると炎上してしまうことが多いSNSですが、ゆでたまごがキン肉マンのキャラクターの誕生日を間違えても炎上しなかったという逸話が残っています。
うぉー!!
— .じゅん(JUN) KKK (@jundokkan) November 30, 2019
自分の大好きなキン肉マン
(もちろんドラゴンボールも好き)
作者ゆでたまごの嶋田先生からいいねもらってテンション爆上がり\(^o^)/ pic.twitter.com/rURIida535
キン肉マンが好きなのはもちろんですが、キン肉マンファンは作者であるゆでたまごの人柄も好きといった人が圧倒的に多いです。そのため、ゆでたまごからSNSで良いねをもらったりするともらったと喜びの声を上げる人がとても多いです。
キン肉マンの作者・ゆでたまごの現在まとめ
人気格闘少年漫画のキン肉マンは、2019年で40周年を迎えた現在もなお愛され続けている人気漫画です。人気漫画・キン肉マンの原作者であるゆでたまごもまた多くのキン肉マンファンから愛されており、人柄が好きといった声も多いです。キン肉マンの作者は現在もキン肉マンを描いているので、昔キン肉マンが好きだった方は現在のキン肉マンを読んでみてはいかがでしょうか?