【あたしンち】お父さんのキャラや魅力とは？結婚式のスピーチや男のカレー・声優も紹介

「あたしンち」は日常コメディ漫画として親しまれ、アニメ化もされていました。今回はそんな「あたしンち」に登場するキャラクター・お父さんについて詳しく解説をしていきます。男のカレー屋結婚式のスピーチなど作中では、様々な魅力を見せていたお父さんの性格について徹底解説していきお父さんの魅力に迫っていきます。

お父さんの性格やお父さんが活躍しているエピソードについて紹介をしていく前に、ここからはそんなお父さんも登場する「あたしンち」の作品概要やあらすじなどを詳しく解説していきます。

「あたしンち」はけらえいこによる漫画作品でした。1994年より読売新聞日曜版での連載がスタートします。1話完結型の日常コメディ漫画で、基本的に23コマで構成されていました。1995年からは単行本も発売しています。これまでに21巻の単行本が発売されていました。1996年には、文藝春秋漫画賞を受賞しています。その後2002年からはテレビアニメの放送もスタートしました。アニメ版は劇場版として映画も製作されています。

劇場版として製作された映画は二本です。2012年には、読売新聞での連載が終了していました。そんな「あたしンち」の舞台となったのは、西東京市にある田無という街です。西東京市がリアルに再現され、話題となっていました。一度テレビアニメの放送は終了しますが、その後2015年からは「新あたしンち」の放送がスタートします。さらに、2019年には「あたしンちベスト」が出版されることが発表されていました。

「あたしンち」のあらすじを簡単に紹介していきます。「あたしンち」では、節約家で変わった性格をしている母、無口な父、ドジでオクテなみかん、シャイで真面目な性格をしているユズヒコの「タチバナ家」を中心にしたエピソードが展開されています。キャラクター達それぞれの人間関係や、個性的なエピソードなどが多くの読者の心を掴んでいたようでした。一家は、5階建マンションの3LDKに住んでいるという設定です。

「あたしンち」のキャラクターとして登場したお父さんのプロフィールを紹介していきます。お父さんは、みかんやユズヒコの父親として作中で活躍していました。無口な性格をしていますが、時々面白いことを口にします。お父さんの年齢は、40代後半であるということが明かされていました。アイスクリームやレバーが大好物であるというエピソードも登場しています。また家族のことを大切に思っていても空回りをすることがありました。

ここからは「あたしンち」のお父さんの容姿について紹介をしていきます。お父さんは、身長165cmで、公務員に近い仕事をしているということが明かされています。髪型は常に角刈りで髪色は黒です。お父さんの頭には実はハゲがあるようでした。顔の形は丸く、目は小さめです。普段は眼鏡をかけていました。眼鏡を外した時の目は、みかんにそっくりだと言われています。鼻の下は異常に長く、ほうれい線のシワが強調されていました。

「あたしンち」ではお父さんの他にも「タチバナ家」のキャラクター達の日常が描かれています。ここからはそんな「あたしンち」に登場した個性豊かなタチバナ家のメンバーについて詳しく解説をしていきます。

タチバナ家の母であり、お父さんの妻として登場したのがお母さんです。体脂肪率50%という驚異の体型をしています。そんなお母さんの年齢は43歳ぐらいなのではないかと言われています。明るく元気ですが、大雑把で節約家という性格をしていました。作業をしているときに「情熱の赤いバラ」を口ずさむのが特徴的です。半魚人のような顔で、たらこ唇でした。愛嬌があり、様々なキャラクターがお母さんと仲良くしています。

そんなお母さんの好きなものは、バナナやプリン・レバーでした。作中でもこれらの食べ物に関連したエピソードが描かれています。過去に野良犬に追いかけ回された経験があることから犬を苦手としているようでした。お母さんは雨も苦手で、雨になるとあまり買い物に行かなくなるようです。お父さんとはお見合いで結婚していますが、夫婦仲は非常に良好で二人で休みの日にドライブに出かけたり旅行に出かけたりしていました。

タチバナ家の長女であり、お父さんの娘として登場したキャラクターが、みかんです。みかんは草井高校の二年生でした。みかんという名前はお父さんがつけたようです。身長は155cmで、常に髪を纏めています。地味で平凡ですが、素直で親切な性格をしていました。また、時間にルーズな一面があり友達との約束などに度々遅れているエピソードが描かれています。お父さんからは、飽き性な性格を受け継いでいるようでした。

タチバナ家の長男であり、お父さんの息子として登場したのがユズヒコです。ユズヒコは中学二年生で、くせ毛が特徴的でした。シャイで繊細な性格をしていて、大雑把な母やみかんに苦労している様子が描かれています。アイドルとして活動している丸野丸美が好きなようですが、周囲にはそれを隠していました。タチバナ家の中では一番の常識人だと言われています。女子からもモテているようで、野球部に所属しているようでした。

「あたしンち」に登場するタチバナ家は、それぞれが個性豊かな性格をしていました。作中では、お父さんの個性豊かな性格も描かれています。ここからはそんな「あたしンち」のキャラクターであるお父さんの魅力について詳しく解説をしていきます。

「あたしンち」のキャラクターであるお父さんの魅力を紹介していきます。お父さんの魅力の一つとして、マイペースな性格が挙げられていました。お父さんは無口で無表情ですが、マイペースな性格でもありました。あまり周囲の目を気にしていないようで、作中でも自由奔放に振る舞っていてドアを開けたまま用を足したりお風呂から上がった時に服を着ていなかったりと度々家族を困らせているエピソードが描かれていました。

「あたしンち」のキャラクターとして登場したお父さんの魅力の一つには、せっかちな性格というものもありました。あたしンちのお父さんは、マイペースなだけではなく非常にせっかちな一面もあります。自分の靴を見つけることができず他人の靴を履いて帰ってきたり、他の人の鞄を持って帰ってきたりなどしていました。またお母さんと同じく大雑把な性格をしていて、お好み焼きを十分に焼かずすぐにひっくり返したこともあります。

タチバナ家の大黒柱であるお父さんの魅力の一つには、飽き性な性格というものも挙げられていました。お父さんは、新しいものに目がないようです。そのため小説の全集を集めたり、操作の仕方がわからないワープロやパソコンなどを突然買ってきます。しかし、お父さんの興味は長く続かないようですぐに飽きてしまいました。中にはお母さんに乗せられて掃除にハマり、掃除用具を買ったけれどすぐ飽きてしまったという話もあります。

「あたしンち」のお父さんの魅力の一つには、個性的な行動というものも挙げられていました。作中で描かれているお父さんの行動はかなり個性的と言われていて、周囲もそんなお父さんに困惑しているようでした。みかんに長電話を注意したお母さん自身が長電話をしている際にはおならで電話をやめさせています。また、切手の測り比べに家族が夢中になりおかわりを無視された際には怒って全ての切手を貼ってしまっていました。

「あたしンち」に登場するキャラクター・お父さんの魅力の一つには、くしゃみの声も挙げられていました。お父さんは、くしゃみをするときの声も特徴的です。「ばえっくしゅん!」や「ばえっ!」などと叫ぶことが多く、その声は騒音レベルだとも言われていました。一度、お父さんはくしゃみをするときの声を小さくするように努力をしています。そんな努力の成果もあって、現在はくしゃみをしてもうるさくはないようです。

「あたしンち」の作中では、個性豊かなお父さんの行動を見ることができます。しかしお父さんは面白いだけではありませんでした。結婚式のスピーチや、男のカレーといったものが登場したエピソードではお父さんの珍しい一面を見ることが出来ます。ここからは話題になったお父さんの結婚式のスピーチや、男のカレーについて詳しく解説をしていきます。

お父さんの結婚式のスピーチが登場したのは、アニメオリジナル回でした。ある日、お父さんとお母さんはかっちゃんという親戚の結婚式に出席することになります。お父さんは結婚式のスピーチを頼まれていましたがアクシデントが発生し、家にいたみかんに助けを求めていました。しかし、お父さんはアドリブで結婚式のスピーチを乗り越えます。その結婚式でお父さんは、「女房は戦友だ」という名言を残していました。

お父さんが活躍する回の中には「父、男のカレー」というエピソードもありました。ある日、お父さんはお母さんからのちょっとした一言にムッとしてしまいます。その後、本屋でお父さんは「男のこだわりクッキング」という本を発見しました。この本をきっかけにお父さんは男のカレーを作ろうとします。男のカレーを作るために、お父さんは高いルーや肉・サフランライスまで用意してしまいます。

お父さんの男のカレーは時間もお金もかかりましたが、家族からは大好評でした。しかし、男のカレーは分量が多く次第に飽きられてしまいお母さんが勝手にアレンジを加えてしまいます。

「あたしンち」は、アニメ化もされている大人気コメディ漫画です。アニメ版「あたしンち」でもお父さんは活躍をしていました。アニメ版「あたしンち」でお父さんを演じた声優は緒方賢一です。ここからはそんなアニメ版「あたしンち」でお父さんを演じた声優・緒方賢一について詳しく解説をしていきます。

お父さん役を演じた声優・緒方賢一のプロフィール情報を紹介していきます。緒方賢一はオフィス海風に所属している声優でした。劇団すごろくの座長を務めていたこともあり、舞台俳優として活動していた期間もあったようです。東京声優アカデミーやヒューマンアカデミーでは講師を務めています。2016年にぷろだくしょんバオバブを退所し、現在の事務所に移籍しています。第13回声優アワードでは、功労賞を受賞していました。

お父さん役の声優・緒方賢一の出演作品について紹介をしていきます。緒方賢一の声優としての出演作品の中には「宇宙戦艦ヤマト」「一休さん」「星のカービィ」「犬夜叉」「ワンピース」「探偵学園Q」「かいけつゾロリ」「ケロロ軍曹」「ドラえもん」「ブラック・ジャック」「はなかっぱ」「カーニヴァル」「名探偵コナン」「ニセコイ」「僕のヒーローアカデミア」「ポプテピピック」「ラディアン」などがありました。

「あたしンち」のお父さんに関する感想や評価について紹介をしていきます。「あたしンち」のキャラクター・お父さんに関する感想の中にはこちらのようなものもありました。こちらの方は、お父さんについて可愛すぎるという感想を述べています。

「あたしンち」のお父さんに関する感想や評価の中にはこちらのようなものもありました。こちらの方は、お父さんが美容院でエステをしてもらうというエピソードが可愛いという感想を述べられています。

「あたしンち」のキャラクター・お父さんに関する感想や評価の中にはこちらのようなものもありました。こちらの方は、お母さんが三つ星レストランに行くために貯めていたへそくりをこっそり一万円札に変えてあげるというお父さんの優しさが描かれたエピソードが大好きという感想を述べられていました。

今回は「あたしンち」に登場するキャラクター・お父さんについて紹介をしてきました。お父さんは、マイペースで個性的な性格をしています。作中のエピソードでもお父さんの個性的な一面を見ることができるようでした。今回はそんなお父さんを演じた声優・緒方賢一についても紹介をしてきました。アニメ版のお父さんもファンからは大人気なようです。そんなお父さんも登場する「あたしンち」一度ご覧になってはいかがでしょうか。