2019年12月15日公開
2019年12月15日更新
鋼の錬金術師のアニメ映画・実写映画の興行収入は?あらすじやキャストも紹介
『鋼の錬金術師』はこれまで劇場版アニメ二作品と実写版映画が公開されています。アニメの方は興行収入的にも成功したものの、実写版は興行収入では失敗されてしまっています。さらにその内容も酷評されてしまっているため、ネット上でも興行的な失敗は語り継がれています。今回は『鋼の錬金術師』の劇場版アニメの興行収入や実写版映画の興行収入やあらすじ、実写版のキャストなどを紹介していきましょう。
目次
鋼の錬金術師とは?
『鋼の錬金術師』は圧倒的な人気を誇るコンテンツであり、アニメ化はもちろん実写映画化や劇場版アニメなども製作されている作品としても知られています。ここではまず『鋼の錬金術師』の概要やあらすじなどの基本情報を紹介していきます。
鋼の錬金術師の概要
『鋼の錬金術師』は女性漫画家・荒川弘によるダークファンタジーであり、『ハガレン』の愛称でも親しまれているメガヒット作品です。累計発行部数7000万部以上の売り上げを記録し、アニメ化、劇場版映画化、実写化、ゲーム化など数多くのメディアミックスがされています。月刊誌連載でありながらこれほどの人気を獲得した作品は多くないため、月刊誌連載作品の中では驚異的な作品とされています。
鋼の錬金術師のあらすじ
母親を亡くしたエドワード・エルリックとその弟アルフォンスは錬金術の禁忌である『人体錬成』を試み、失敗してしまいます。その代償としてエドは片手と片足を、アルはカラダを『持っていかれて』しまいます。数年後、エドは史上最年少の国家錬金術師となっていました。エルリック兄弟は自身の体を取り返すために錬金術の秘宝『賢者の石』を探す旅に出ました。
鋼の錬金術師アニメ映画の興行収入とあらすじ
ここからは『鋼の錬金術師』のアニメ映画の興行収入とあらすじを見ていきます。『鋼の錬金術師』はこれまで二度のアニメ化がされており、それぞれが別のストーリーで展開されます。2003年の『鋼の錬金術師』と2009年の『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』でそれぞれ一回の劇場版が公開されています。
鋼の錬金術師アニメ映画の興行収入
まずは『鋼の錬金術師』のアニメ映画の興行収入から見ていきます。アニメ『鋼の錬金術師』はどちらのアニメと高い人気を獲得しており、興行収入という面でも期待された劇場版作品となっています。アニメ映画のため興行収入はそれほど重視されていないものの、第一作目の劇場版アニメは興行収入という面でも成功を収めています。
興行収入①鋼の錬金術師 シャンバラを征く者
『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』の興行収入を見ていきましょう。『シャンバラを征く者』は観客動員数は110万人を記録しており、興行収入は13億円を突破しています。アニメ映画としては大ヒットを記録しています。DVD売り上げも驚異的であり、 17万枚以上の売り上げを記録しています。
興行収入②鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星
『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』の興行収入を見ていきましょう。二度目の映画『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』は初日2日間で興収1億4,503万3,800円を記録しました。満足度ランキングもかなりの高順位を記録し、最終的な興行収入6.5億円を突破しています。興行収入は前作よりも下がってしまいましたが、興行収入以上に高い満足度が称賛されました。
鋼の錬金術師アニメ映画のあらすじ
ここまでは興行収入を見てきましたが、ここでは『鋼の錬金術師』のアニメ映画のあらすじを見ていきましょう。一作目の『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』はアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』の続編となり、二作目の『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』はアニメ『鋼の錬金術師』の中のオリジナルエピソードが展開されます。
あらすじ①鋼の錬金術師 シャンバラを征く者
出典: https://note.com
パラレルワールドへ飛ばされてしまったエドワード・エルリックはドイツ・ミュンヘンでアルの面影を見せる少年『アルフォンス・ハイデリヒ』と共に下宿していました。エドは元の世界へ戻るために『ロケット工学』の研究をしていましたが、その成果が表れないことで焦りを感じていました。そんな中でエドはエドは差別を受ける女性・ノーアに出会い、その不思議な力を目の当たりにします。
あらすじ②鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星
アメストリスにある中央刑務所のメルビン・ボイジャーという錬金術師が脱獄し、エドとアルは脱獄したメルビン・ボイジャーが使う未知の錬金術に強い興味を持ちます。メルビンの未知の錬金術を知るためにエルリック兄弟はかつては「ミロス」と呼ばれた巨大な崖「デスキャニオン」に向かいます。
鋼の錬金術師の実写映画の興行収入とあらすじ
ここまでは劇場版アニメを見てきましたが、『鋼の錬金術師』の実写映画の興行収入とあらすじを見ていきます。実写映画は原作『鋼の錬金術師』の序盤のエピソードをベースにしたオリジナル展開で進んでいきます。制作費もかなりの額が投資されており、錬金術をCGで表現したために期待値も高く日本映画としてはハリウッド並みの映像技術が使われていることでも注目の大作映画となっています。
鋼の錬金術師の実写映画の興行収入
実写版『鋼の錬金術師』の興行収入を紹介していきましょう。実写版『鋼の錬金術師』の興行収入は11.1億円であり、公開前までは20億円以上の興行収入が見込まれていたので、興行的には失敗してしまいました。実写版『鋼の錬金術師』はCG技術を使っていることや豪華なキャスティング、海外ロケなどもしていたため、全体として製作費が大きく、最終的には赤字の可能性すら指摘されています。
鋼の錬金術師の実写映画のあらすじ
国家錬金術師『鋼の錬金術師』ことエドワード・エルリックは錬金術の秘宝である『賢者の石』の噂を聞き、ある街に向かいます。そこでは『賢者の石』を使っている司教がおり、エドはその石を手に入れるために戦いを挑んでいきます。その裏には謎の生命体がおり、マスタング大佐やヒューズ中佐、ハクロ将軍などと共にホムンクルスと名乗る集団との戦いに突入していきます。
鋼の錬金術師の実写映画キャスト
ここからは『鋼の錬金術師』の実写映画キャストを紹介していきます。長年、実写映画のキャストは気にされていましたが、いざ実写映画が本格化すると多くの意見や議論がされました。キャストは豪華ですが、原作ファンからはイメージには合っていないと酷評されることが多く、ネット上では今でも話題となっています。ここでは実写映画『鋼の錬金術師』の主要キャストを中心に見ていきます。
エドワード・エルリック役/山田涼介
実写版『鋼の錬金術師』でエドワード・エルリック役を演じたのは人気アイドルの山田涼介です。エドと同じく小柄なイケメンであることは評価されましたが、金髪に髪を染めたことなどの違和感はかなり酷評されてしまいました。山田涼介の近年の出演作に『もみ消して冬』や『セミオトコ』があります。
アルフォンス・エルリック役/水石亜飛夢
実写版『鋼の錬金術師』でアルフォンス・エルリック役を演じたのは舞台などでも活躍している水石亜飛夢です。本作では鎧姿しか出てこなかったので、声のみの出演となりました。水石亜飛夢の近年の出演作に『あなたの番です』や『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜 SEASON4』などがあります。
ウィンリィ・ロックベル役/本田翼
実写版『鋼の錬金術師』でウィンリィ・ロックベル役を演じたのは人気モデルでもある本田翼です。本人も『鋼の錬金術師』の大ファンであったため、実写化へのオファーにはファンとして葛藤があったと語っていました。本田翼の近年の出演作に『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』や『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』があります。
ロイ・マスタング役/ディーン・フジオカ
実写版『鋼の錬金術師』でロイ・マスタング役を演じたのはいま最も活躍している俳優の一人であるディーン・フジオカです。本作で最も評価の高かったキャスティングであり、アクションシーンなども高い評価を獲得しました。ディーン・フジオカの近年の出演作に『記憶にございません!』や『シャーロック アントールドストーリーズ』などがあります。
リザ・ホークアイ役/蓮佛美沙子
実写版『鋼の錬金術師』でリザ・ホークアイ役を演じたのは蓮佛美沙子です。作中の人気キャラクターであるリザ・ホークアイ役のキャストはかなり酷評されてしまいました。蓮佛美沙子の近年の出演作に『ドラマスペシャル 死命〜刑事のタイムリミット〜』や『盤上の向日葵』などがあります。
エンヴィー 役/本郷奏多
実写版『鋼の錬金術師』でエンヴィー役を演じたのは実力派俳優として知られている本郷奏多です。かなり重要な役割を果たしているホムンクルスを演じたことでも話題となりました。本郷奏多の近年の出演作に『あおざくら 防衛大学校物語』や『Diner ダイナー』などがあります。
鋼の錬金術師のアニメ映画・実写映画に関する感想や評価
鋼の錬金術師のアニメ映画に関する感想や評価
ここまで『鋼の錬金術師』の劇場版アニメの興行収入や実写版映画の興行収入やあらすじ、実写版のキャストなどを紹介してきました。最後に『鋼の錬金術師』のアニメ映画と実写映画に関するネット上の感想や評価を見ていきましょう。どちらの作品も『鋼の錬金術師』ファンには注目の作品となっており、様々な感想やファンたちの評価がネット上でも話題になっています。
『鋼の錬金術師』のアニメ映画に関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。どちらもネット上では高評価を獲得しており、『鋼の錬金術師』はアニメもかなりの人気を獲得しているためアニメファンに注目されています。
『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』は好き!
私は旧作の鋼の錬金術師好き。
— あいこ (@mykaikom) December 7, 2019
シャンバラも好き。
『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』はハガレンファンにも高い人気を獲得した作品として知られており、今でも名作として支持されている劇場版作品です。ネット上には『私は旧作の鋼の錬金術師好き。シャンバラも好き』という声や『シャンバラってかなり出来のいい作品なんだよな』という声などが挙がっています。
『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』も高評価!
鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星 初代の次に好き 最後の病室シーンがいちばん好き #hagaren
— wadaiko (@karutaaaaaaaan) January 3, 2013
『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』も高評価を獲得し、作画や脚本なども絶賛されています。ネット上には『嘆きの丘(ミロス)の聖なる星は最後の病室シーンがいちばん好き』という声や『シャンバラに負けず劣らず面白いよな』という声などが挙がっています。
映画は二作とも好評!
鋼の錬金術師 映画二作とも面白すぎやしませんかね?
— アスイ(プラ板)HMC巌流会 (@monosasiasui) November 30, 2015
アニメ版の劇場版映画は実写映画とは異なりハガレンファンに人気が高く、作品のクオリティーなども絶賛されています。ネット上には『鋼の錬金術師、映画二作とも面白すぎやしませんか』という声や『ハガレンって劇場版のクオリティーがかなり高いよな』という声などが挙がっています。
鋼の錬金術師の実写映画はひどい?感想や評価を紹介
出典: https://30cm.xyz
『鋼の錬金術師』は実写映画の評価がかなり低い作品となっています。ここではかなりの酷評の嵐となった感想や評価を紹介していきましょう。実写映画『鋼の錬金術師』は脚本からキャスティングまでネット上で酷評されてしまったことでも知られています。
鋼の錬金術師の実写映画はひどい
鋼の錬金術師の実写映画を観たんだが、びっくりするくらいひどい…。
— けーすけ∞ (@k_sk0428bb) December 9, 2018
進撃の巨人の後編並にひどい…。
鋼の錬金術師の実写映画はひどいと酷評されています。元々実写化には反対する声も多く、製作発表から公開してからまで酷評が鳴りやまなかった実写映画として語り継がれる作品となってしまいました。ネット上には『鋼の錬金術師の実写映画を観たんだが、びっくりするくらいひどい』という声や『ハガレンの実写映画は近年まれに見るクソ映画だな』という声などが挙がっています。
実写版『鋼の錬金術師』のキャストもひどい
鋼の錬金術師、、実写映画
— SIN☪໒꒱💚🌟 (@357m_xyz) May 24, 2016
キャスト発表
終わったな( ̄∇ ̄)
内山とかネタでしかないやん(^_^;)
エドもウィンリィも確か十代やろ?
、、、ないわぁ。
絶対、びび怒るわぁww pic.twitter.com/bFhIHYriON
実写版『鋼の錬金術師』のキャストもかなり酷評されました。ハガレンは人気キャラクターが多く、その反動でキャストたちは大バッシングされてしまいました。元々外国人がモデルとなっているために、日本人が演じるには無理があると言われていました。ネット上には『鋼の錬金術師、実写映画キャスト発表、終わったな』という声や『ハガレンのキャストがかなり最悪な人選』という声などが挙がっています。
実写版『鋼の錬金術師』の続編はない?
鋼の錬金術師の実写映画みたけど酷すぎる( TДT)
— 美紀翔(グレイテスト翔ちゃん)\(^-^)/ (@NiaMma1127) August 25, 2018
続編作るような終わり方だけど辞めた方がいい気がする
実写版『鋼の錬金術師』の続編は厳しいと言われています。実写映画のラストは続編を期待させる終わり方になっていますが、興行収入や作品の評価などを考えると続編の製作は不可能と評されています。ネット上には『ハガレン、続編作るような終わり方だけど辞めた方がいい気がする』という声や『ハガレンって続編は絶対にないよな』という声などが挙がっています。
鋼の錬金術師の興行収入まとめ
出典: https://30cm.xyz
今回は『鋼の錬金術師』の劇場版アニメや実写版の興行収入やあらすじ、実写版のキャストなどを紹介していきました。ネット上などでは劇場版アニメはかなり高い評価を獲得していますが、実写版『鋼の錬金術師』はかなり酷評されてしまっています。近年稀に見る駄作という評価を獲得してしまった実写版映画はネット上でも語り継がれる映画となってしまいました。
『鋼の錬金術師』は原作の人気も高く、映画界も注目の存在だったために近年の大コケ映画の代名詞の一つとなってしまいました。原作ファン以外は楽しめるファンタジーアクション映画となっているとも言われるので、実写版『鋼の錬金術師』をぜひ一度ご覧になって見てください。