2019年12月14日公開
2019年12月14日更新
【まどマギ】佐倉杏子役の声優は野中藍!YouTuber?演じたキャラや出演作品も
人気魔法少女アニメ「まどマギ」こと「魔法少女まどか☆マギカ」で佐倉杏子の声優を務めた野中藍さん。今回は野中藍さんのプロフィールや声優・YouTuberとしての活動を紹介し、アニメ「ドラえもん」や「銀魂」といった有名作・ターニングポイントとなった作品での活躍もみていきます。また、野中藍さんの声優としての主な出演作品とキャラを一覧で紹介し、野中藍さんが演じた佐倉杏子の印象的な名言についてもみていきます。
佐倉杏子とは?
まどマギの作品情報
今回はアニメ「まどマギ」こと「魔法少女まどか☆マギカ」で佐倉杏子の声を担当した声優の野中藍さんについて、プロフィールやYouTuberとしての活動、過去の出演作品などを紹介し、野中藍さんが演じた佐倉杏子の名言についてもいくつかみていきます。まず、ここでは「まどマギ」の作品情報をみていきます。
まどマギの概要
アニメ「まどマギ」こと「魔法少女まどか☆マギカ」は、アニメ制作会社「SHAFT(シャフト)」と、数々のアニメ作品を生み出してきた新房昭之監督が、タッグを組んで制作したオリジナルテレビアニメです。アニメ「まどマギ」は毎日放送などで2011年1月〜4月に全12話が放送されました。魔法少女を題材にしていますが、他の魔法少女ものと違い、ダークファンタジーに分類されています。
まどマギのあらすじ
大好きな家族や親友に囲まれ、笑い泣く平凡な毎日を送ってきた中学2年生の鹿目まどかでしたが、ある日不思議な出会いを通して、望みを叶えた代わりに魔法少女となります。そして、魔法少女として人類の敵との争いに身を投じることになった鹿目まどかは、他の魔法少女たちと共に過酷な運命に巻き込まれていくことになり、というストーリーです。
佐倉杏子のプロフィール
「まどマギ」に登場する佐倉杏子(きょうこ)は、佐倉杏子は「まどマギ」の舞台として描かれている見滝原市の隣にある風見野市の魔法少女です。他者を救いたいとの信念を持った聖職者の父親のために、キュゥべえと契約を結んで魔法少女の道を歩み始めました。しかし、父親が佐倉杏子を除いた家族全員と一家心中してしまったことで、杏子は1人ぼっちになってしまいました。
そんな悲しい生い立ちであるため、佐倉杏子は他人のためには決して魔法を使用しないと心に決め、性格も言葉遣いも魔法少女とは思えないほど荒っぽいものに変わってしまったのでした。さらに、佐倉杏子は大のお菓子好きであり、食べ物を粗末に扱う者に対しては激しい怒りを向けます。また、佐倉杏子は多くの人が「あんこ」と間違えて読んでしまったことから、現在では「あんこ」が愛称となっています。
佐倉杏子役の声優は野中藍!YouTuber?
野中藍のプロフィール
アニメ「まどマギ」で佐倉杏子の声を担当したのは、声優の野中藍さんです。野中藍さんは1981年6月8日生まれ、福岡県福岡市出身で「あいぽん」「あいちゃん」「あいあい」などの愛称で親しまれています。また、身長は156cm、血液型はA型で、所属事務所は青二プロダクション、2000年から声優や歌手、DJやYouTuber、ラジオのパーソナリティとして活動しています。
そんな野中藍さんが声優という職業に興味を持ったきっかけは小学生の頃に大好きで観ていたアニメ「幽☆遊☆白書」でした。特に、その作中に登場する蔵馬というキャラクターが大好きで、そのキャラの担当声優だった緒方恵美さんに憧れ、声優の仕事に興味を持つようになったのだそうです。
そして、声優になった野中藍の声優デビューは2000年のアニメ「ワンピース」での端役でした。それから声優としてのキャリアを積んでいき、2005年には歌手としてデビュー。本人はあまり歌は上手くないと謙遜していますが、声優として音痴というキャラ設定の役柄を演じ、器用に音程を外した歌を披露したこともあります。
野中藍はYouTuberとしても活動?
野中藍さんは結婚後、YouTuberとしても活動するようになりました。YouTuberを始めたきっかけは、担当していた「ラリルれ、エブリバディ」というラジオ番組が終了したことでした。それから半年後、野中藍さんはYouTuberとしての活動を開始しました。
スターチャイルドがスポンサーから外れ、正直、広告収入は苦しいと言われていますが、こういったラジオ形式の発信の仕方が大好きということで、利益度返しで続けているのだそうです。
野中藍はドラえもんや銀魂にも出演
次に、野中藍さんの声優としての活躍をみきます。野中藍さんは過去に「ドラえもん」や「銀魂」といった人気アニメ作品に多く出演しており、2007年から放送のアニメ「ドラえもん」第2期では、カワえもん役やノラミャー役、オットー姫役などの声優を担当しています。また、2011年からの放送のアニメ「銀魂」では椿平子の声優を担当しました。
そんな野中藍さんの声優としてのターニングポイントは2005年放送のアニメ「ぱにぽにだっしゅ!」への出演でした。これをきっかけに、アニメ「さよなら絶望先生」シリーズやアニメ「夏のあらし!」シリーズなどアニメ制作会社「SHAFT」製作で、新房昭之さんが監督を務めるアニメにレギュラーとして出演することが多くなったのでした。
アニメ「まどマギ」こと「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズも「SHAFT」製作・新房昭之監督による作品です。これらの作品にレギュラーとして出演したことで、声優・野中藍さんの知名度が上がったのだろうと言われています。
野中藍はゲーム『Fate/Grand Order』にも出演
野中藍さんはゲームでも多くのキャラクターの声優を務めています。特に2015年〜2019年発売のゲーム「Fate/Grand Order/Arcade」ではメアリー・リード役やナーサリー・ライム役、メディア(リリィ)役やフランケンシュタインといった複数の役を演じ分けています。これについて、野中藍が実力のある声優だからこそ、それぞれ個性的なキャラに適した声でしっかりと演じ分けられているのだと高く評価されています。
佐倉杏子役の声優が演じたキャラと出演作品
キャラと出演作品①ビュティ/ボボボーボ・ボーボボ
佐倉杏子役の声優・野中藍さんが演じた2003年〜2005年に放送のアニメ「ボボボーボ・ボーボボ」ビュティは、誕生日12月24日、身長153cm、14歳のピンク髪の女の子です。ハンバーガーを食べるのが好きで料理が得意。作中に登場するキャラの中でただ1人、まともな人間として重要なツッコミの役割を担っています。しかし、時々混乱してボケ役になることもあります。
また、ビュティの名前は1999年のアカデミー賞受賞作品になった映画「アメリカン・ビューティー」が由来となっているそうです。
キャラと出演作品②近衛木乃香/魔法先生ネギま!
佐倉杏子役の声優・野中藍さんが演じた2005年に放送のアニメ「魔法先生ネギま!」近衛木乃香は、1989年3月18日生まれ、身長は152cm、血液型はAB型、話し言葉は京都弁で学園長の娘という特徴を持つキャラクターです。
また、近衛木乃香は強い魔力を持っているため「極東最強」と称されており、「魔法先生ネギま!」の未来を描いた作品「UQ HOLDER!」に登場する同じ名字の近衛刀太・近衛勇魚・近衛帆乃香との関係性は明らかにされていません。
キャラと出演作品③伊吹風子/CLANNAD―クラナド―
佐倉杏子役の声優・野中藍さんが演じた2007年〜2009年に放送のアニメ「CLANNAD―クラナド―」伊吹風子は、誕生日7月20日、身長150cm、血液型B型、大のヒトデ好きであるためよくヒトデの彫刻を制作し、様々な人にプレゼントしています。しかし、伊吹風子は不器用なので、彫刻の最中に頻繁に指を怪我します。そのため、彼女の手は絆創膏だらけとなっています。
また、伊吹風子本人は高校に入学する前に交通事故に遭い、意識不明で現在も入院中となっています。そのため、伊吹風子として学校に通っているのは彼女の生き霊のようなもので、目的が果たされると関係性の薄かった人間の記憶から消えてしまいます。ただ、伊吹風子が入院中であることを知っている人たちには、彼女の存在が認識されることはありません。
キャラと出演作品④藤和女々/電波女と青春男
佐倉杏子役の声優・野中藍さんが演じた2011年に放送のアニメ「電波女と青春男」藤和女々は、主人公である丹羽真の叔母にあたり、ヒロインである藤和エリオの母親でもあります。彼女は39歳ですが、言動に子供っぽいところがあるため真やその両親から「大人と子どもの練り物」「大人子供」などと言われています。
しかし、藤和エリオの母親として最低限の役目は果たしており、エリオに自分のことを「メメたん」と呼ばせ、自分は彼女のことを「エリたん」と呼ぶ仲良し親子です。ただ、経営している和菓子店の客の入りは芳しくありません。
キャラと出演作品⑤ティラミー/甘城ブリリアントパーク
佐倉杏子役の声優・野中藍さんが演じた2014年に放送のアニメ「甘城ブリリアントパーク」ティラミーは、フラワーアドベンチャーというアトラクションで登場する花の妖精です。かわいい見た目のティラミーですが、過去には銀行破りの罪を犯して投獄されていたこともあり、犯罪者の更生を目的とした「もこもこプログラム」の一環として、甘城ブリリアントパークに送られてきたのでした。
また、ティラミーは女性との付き合いにだらしなく、銀行破りの他にも学生の頃には大麻栽培の証拠隠滅を図って、学校を全焼させたこともある問題児です。そのため、キャスト仲間から「最低」呼ばわりされており、見た目とのギャップが大きいキャラクターとなっています。さらに、ティラミーは魔法のアプリを使って人間の姿に変身したことがあり、そのときにはブロンドヘアの20代イケメン姿を披露しました。
キャラと出演作品⑥フランケンシュタイン/Fate/Apocrypha
佐倉杏子役の声優・野中藍さんが演じた2017年に放送のアニメ「Fate/Apocrypha」フランケンシュタインは、狂化のランクが低めであるため、黒の陣営のバーサーカーでありながら、思考能力の高いキャラクターです。
宝具は、周りの魔力を吸い取って永遠に戦い続けることができる「乙女の貞節(ブライダル・チェスト)」と、非常に高い威力を誇るも発動すると確実死に至る「磔刑の雷樹(ブラステッド・ツリー)」の2つを持っています。
佐倉杏子の可愛い名言集
佐倉杏子の名言①「決まってんじゃん…」
「まどマギ」佐倉杏子の名言1つ目は下の「決まってんじゃん…」というセリフです。アニメ第4話で佐倉杏子が発したとても有名な名言と言われており、口の悪い佐倉杏子らしさがよく出ているセリフとなっています。
決まってんじゃん!要するに、ぶっ潰しちゃえばいいんでしょう?…その子
佐倉杏子の名言②「頼むよ神様…」
「まどマギ」佐倉杏子の名言2つ目は下の「頼むよ神様…」というセリフです。さやかを救うために戦いに臨んだ佐倉杏子でしたが、まどかのことを庇いながらの戦いは思ったよりもキツく、オクタヴィアにどんどん追い込まれていきます。オクタヴィアとなったさやかを元に戻すのは無理だと悟った佐倉杏子は、応援に着たほむらにまどかを託し、たった1人でオクタヴィアに挑んでいきます。
いつも悪態をついていた佐倉杏子でしたが、最期のシーンで彼女はオクタヴィアとなったさやかを1人ぼっちにはさせず、共に死ぬことを決めました。そのとき発した佐倉杏子のセリフが下の名言です。この名言を含め、この場面は佐倉杏子の強さや優しさがよく表れている号泣必死の名シーンだと言われています。
頼むよ神様。こんな人生だったんだ。せめて一度くらい、幸せな夢を見させて
佐倉杏子役の声優に関する感想や評価
1、佐倉杏子ちゃん!
— みつをさん(低浮上) (@mitsuwo_) June 9, 2017
野中さん(声優さん)と合わさりすぎて本当に可愛かったしカッコよかった!最初は悪役系かと思いきや心の芯では仲間に厚いっていう僕の好きなタイプなのでえげつ好きです!ただ、グッズ少ない気がするなぁ... pic.twitter.com/lT6OxFsorx
こちらは「まどマギ」に登場する佐倉杏子の声優に関するツイートです。佐倉杏子の声優・野中藍さんが佐倉杏子というキャラクターにぴったりでとても可愛くてかっこよかったという感想となっています。
今日初めてモンストのアップルのss使ったんだけど声に聞き覚えがあって声優さん誰だろ、、誰だろ、、ってずーっと考えてたらまどマギの杏子ちゃんと同じ声優さんだった( *˙˙* )
— しずく (@sizuku____) December 11, 2019
野中藍さん!めっちゃ声好き
こちらも「まどマギ」に登場する佐倉杏子の声優に関するツイートです。佐倉杏子の声優である野中藍さんの他の出演作品に偶然出会ったそうで、改めて野中藍さんの声がとても好きだという感想となっています。
野中藍さん
— みどり (@midori_alt) March 11, 2019
1.伊里野加奈
2.フランケンシュタイン
3.佐倉杏子
野中藍さんは幼い声質の中に影を潜ませる演技が上手いですね。少女でありながら大人の片鱗を見せる彼女たちが私は好きです。 pic.twitter.com/x1Cos8MQBF
こちらも「まどマギ」に登場する佐倉杏子の声優に関するツイートです。佐倉杏子役を始め、OVA「イリヤの空、UFOの夏」伊里野加奈役やアニメ「「Fate/Apocrypha」フランケンシュタイン役などでの、野中藍さんの幼さの中に影を感じさせる声の演技が高く評価されています。
佐倉杏子役の声優まとめ
いかがでしたか?アニメ「まどマギ」で佐倉杏子の声を担当した声優の野中藍さんについて、そのプロフィールやYouTuberとしての活動を紹介し、野中藍さんは結婚後、YouTuberとしての活動を開始して精力的に動画投稿を行っていることが分かりました。
そして、野中藍さんが声優として飛躍するきっかけとなった作品や「ドラえもん」「銀魂」などの有名作を紹介し、主な出演作品とキャラについても一覧でみてきました。声優だけでなくYouTuberとしてもその活動の幅を広げる野中藍さんの今後のさらなる活躍に期待していきましょう!