【トリコ】アルファロは美食會のギャルソン！三虎側近の強さと実力は？

漫画「トリコ」にて主人公たちの敵として登場したのが美食會になります。世界の食材は自分たちのものと考えている美食會と戦うトリコたちですが、強力な強さを持っているメンバーに悪戦苦闘していました。そんな中でも美食會のボス・三虎の右腕にして美食會のギャルソンとして登場する「アルファロ」の強さは別格ともいえます。そんなアルファロがなぜ三虎に仕えているのかをここではまとめていきます。

トリコの宿敵である美食會やアルファロについての謎をまとめていく前に、ここでは島袋光年が作り上げた漫画「トリコ」についての概要やあらすじをまとめていきたいと思います。

トリコとは2008年に週刊少年ジャンプで連載されていた料理バトル漫画になります。元々は作者である島袋光年が連載していた「世紀末リーダー伝たけし！」の合間で描かれた読み切りから生まれたネタとされています。その後、何度かの読み切りを経て、トリコの連載が始まり八年半という長きに渡っての連載をしました。連載後は2011年にフジテレビ系列にてテレビアニメ化されました。

世界中に未知の食材が溢れ、その食を追い求めて世界に「美食」が流行しているグルメ時代にて、未知の食材を求める料理人・小松は、美食家として有名な男・トリコに食材ハントの依頼をします。その時の食材や命に向かうトリコの姿勢や考え方に感動した小松は、彼と共に未知なる食材を求めるため様々なハントへと向かいます。また、トリコも己自身の人生のフルコースを完成させる夢を叶えるため、小松と共に世界を飛び回るのです。

未知なる食材を追い求めているのは主人公のトリコたちだけではありません。トリコたちの宿敵となる「美食會」も多くの食材を求めています。そのため、捕獲レベルの高い食材を集めやすいように屈強な強さを持っている者が多く所属しています。その中でもギャルソンでありながらボス・三虎の右腕を務めているのが「アルファロ」になります。多くの謎に包まれているアルファロのプロフィールを記載していきます。

• 年齢：不明
• 血液型：不明
• 誕生日：不明
• 星座：不明
• 身長：217cm
• 体重：275kg

アルファロは身長や体重以外のプロフィールが全く分からないという本当に謎の男になります。しかしその力は折り紙つきで、強者ぞろいの美食會の幹部も素直にその命令に従うほどの実力を持っています。

美食會でギャルソンをしているアルファロですが、その見た目はとても独特な特徴になります。普段はギャルソンとして黒服・黒マントでその体を包み隠していますが、その正体は八本の腕を持つ超人になります。また、その戦闘能力は計り知れず、その八本の腕から投げられる皿は鋭利な刃物のような鋭さを持ちます。にも関わらず割れる事無く手元に戻ってくる事を考えると、繊細さとコントロール性も高い証拠になります。

トリコの中でも強敵といわれている敵「美食會」ですが、その中でも注目度が高いのがボスである三虎になります。その直属の部下は強靭的な強さを持ち、一人でもグルメ界に耐え凌ぐ事ができるほどの戦闘能力を兼ね揃えています。そんな幹部の中でも三虎の右腕と言われているのがアルファロになります。

アルファロが絶対的に忠誠を誓っているのが美食會のボス・三虎になります。この三虎は伝説の美食家・アカシアの弟子にして、トリコの師・一龍、ノッキングマスター・次郎の弟弟子に位置する存在です。その戦闘能力は末弟に位置しながらも兄弟最強といわれるほどで、トリコですら戦うとなるとただではすまないほどの力を持ち合わせています。

アルファロは三虎の右腕であり、美食會のギャルソンとして様々な仕事をこなしています。また、そのボスに対する忠誠心の高さは素晴らしいものです。トリコの後半戦になるとトリコ・美食會以外にも第三勢力として「neo」と呼ばれる新勢力が登場します。この勢力により多くの料理人や美食家が引き抜きにあいますが、アルファロはその誘いを三虎の忠誠心から蹴るシーンが描かれています。

アルファロは三虎に絶対的な忠誠心を見せていますが、その見返りをけして求める事はありません。むしろ三虎の糧となれるならば命も捨てるという精神をみせてきます。その最たるが三虎の大技「メテオスパイス」に巻き込まれて生死が分からなくなってしまうシーンも描かれています。この時忠誠心が高いアルファロが三虎から離れるようなミスを犯すのかと考察されましたが、これはのちの伏線となっていました。

三虎の攻撃に巻き込まれてしまったとされるアルファロですが、その強さはやはり美食會でもトップクラスの存在です。ここではその強さや実力をまとめていきますのでぜひチェックしてみてください。

アルファロが作中で戦闘しているシーンはとても貴重なものになります。しかし、一度グルメ界にて一人で猛獣を相手にしているシーンが描かれていました。その時の猛獣は捕獲レベル72のヘルボロスと捕獲レベル81のパラサイトエンペラーで、通常であればトリコたちでも苦戦する猛獣をアルファロは一瞬で倒してしまう腕前を持っています。

アルファロはその腕前もさることながら、使われる武器もまた強力なものになります。アルファロが使う武器ですが、見た目はただの皿のようにも見えますが、それらを手裏剣のように使い相手を切り裂く戦法となります。また、グルメ界編に突入してからは戦闘能力が高くなっている事から、使用される皿も金皿と呼ばれるものに変更されています。

アルファロが使用する武器は皿ですが、その耐久性はただの皿とは全然異なるものになります。アルファロの投げる腕力に耐える事も出来るほどの強度を持ちながら、様々なものを切り刻む事ができる鋭利さも兼ね揃えています。そんな皿から繰り出されるアルファロの必殺技が皿手裏剣になります。八本の腕から繰り広げられた皿手裏剣は軌道もバラバラになるので攻撃力は大幅に高く、捕獲レベルの高い猛獣も一網打尽にできます。

トリコの中でも謎の多い男・アルファロは、その生態の謎さから読者の中でも記憶に留めている人は少ないといわれています。しかし、その分アルファロの考察を行っているファンも多くいます。

特にアルファロの戦闘シーンはとても魅力的な回となります。アルファロ初登場の際にはノッキングマスター・次郎のコンビでもある料理人・節乃との一触即発な場面となりました。この時節乃の事を知っている事からアルファロはトリコ世界の著名人とも顔が広いのかもしれないと考察できます。

また、グルメ界突入前後にてアルファロが高捕獲レベルの猛獣を瞬殺しているシーンもトリコや他の四天王達が強くなる基準として取り上げられる場面もあります。そういった点から考えると、修行をした四天王達の強さを初期から持ち合わせていた事が分かります。

トリコは話が進むにつれてキャラがとても強くなってしまいその基準が分からなくなる事があります。しかし、それぞれに捕獲レベルが設定されている事から強さが分かります。このつぶやきのようにアルファロがどれほどの戦闘能力をもっているかも確認しやすいのは面白い部分でもあります。

アルファロの強さや実力をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。ギャルソンとして働くアルファロですが、その戦闘能力はトリコ達を大きく凌駕するものであり、終盤ではどれくらいその実力が発揮されるかも注目できるものとなります。また、ボスへの忠誠心からグルメ界編では美食會のため、三虎のためにどれだけの働きが見られるかも楽しみです。