【エウレカセブン】ニルヴァーシュをTYPE別に一覧で比較紹介！最強の機体は？

エウレカセブンの中では、少年少女の恋愛や成長がメインとなって展開されています。しかし、SFロボットアニメとして誕生しているエウレカセブンとなっているため、主人公が乗っている機体のニルヴァーシュの存在も重要となっていました。未知の生命体であるエウレカと彼女を必死に守ろうとするレントンは、お互いを大切に思いながら成長していくことで、相棒であるニルヴァーシュも共に進化していくことになります。

それゆえに、主人公たちが成長するごとに様々に進化していくニルヴァーシュは、様々なTYPEが登場していくことになりました。進化していくニルヴァーシュを一覧で比較していくのも楽しみの一つとなるでしょう。そこで、主人公の少年少女が愛用しているニルヴァーシュが進化していく過程や、進化するごとに最強になっていくニルヴァーシュのTYPE別の性能や特徴を一覧で比較しながらご紹介します。

2005年4月～2006年4月にテレビ放送された「交響詩篇エウレカセブン」は、SFロボットアニメとして誕生しました。この作品は、株式会社ボンズによって手掛けられ大人気のテレビアニメとなります。SFロボットアニメとして話題を呼んだエウレカセブンは、毎週日曜日の7：00～7：30にテレビで放送され、多くの人に見てもらえるようになりました。

全50話制作されたエウレカセブンは、TBS系列28局で放送されたためあっという間にお茶の間でも大人気となったのです。この物語のサブタイトルは、oasisなどのアルバムやシングルなどのタイトルに対してオマージュ的な意味合いを込めて使用しているものもあります。また、全50話は童話のタイトルを使用しているようです。2009年4月には、「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」の劇場版も公開されました。

主人公の少年少女と共に進化していくニルヴァーシュが大活躍しているこの物語は、放送と共に大人気となります。さらにこの物語と関連するボンズとバンダイが共同で作り上げた「Project EUREKA」というメディアミックスプロジェクトも注目を集めました。Project EUREKAでは、漫画や小説、アニメ、ゲームなど多岐に渡って展開されていきます。その中心的な存在が、少年少女の恋愛や成長を描いたエウレカセブンだったのです。

この物語は、「エウレカセブン TR:1 NEW WAVE」というPlayStation2用のゲームソフトなどと同じ物語となっているため、関連する物語として話題を呼びます。この作品は、これらのメディアミックスプロジェクト中でも一番新しい時間軸で作られているのも大きな特徴です。この物語では、世界を支配しようと企む塔州連邦軍とそれに反発する反政府組織として立ち上がったゲッコーステイトの戦いがメインとなっています。

未知の生命体であるエウレカらを滅ぼそうとする塔州連邦軍とそれらの生命体と一緒に共存していく道を選ぶゲッコーステイトとの戦いです。反政府組織として立ち上がったゲッコーステイトには、未知の生命体であるエウレカの存在がありました。彼女は、両親がいないレントンと知り合うことでお互いに惹かれ合い、恋愛を通して成長していくことになります。

ある惑星には、人間とスカブ・コーラルという謎の生命体が存在していました。謎の生命体を嫌い滅ぼそうとした塔州連邦軍は、次々と惨い殺戮をしていこうとします。その行動や考え方に疑問を持った戦士たちは立ち上がり、反乱軍として戦うことを決意しました。連邦軍に反発して戦いを挑んでいるのは、元は軍に所属していた戦士たちだったのです。昔は共に戦う仲間でしたが意見の相違で対立することになります。

スカブ・コーラルとの共存を実現させるためには、未知の生命体であるエウレカの存在は重要でした。彼女によって争いが起こっていると同時に、彼女が平和のカギを握っていたのです。ある時、その神秘的な少女に出会った、14歳の少年レントンは彼女に惹かれていきます。彼女に導かれるように反政府組織として立ち上がったゲッコーステイトで働くことになりました。

人間付き合いが苦手な2人の少年少女は協力して戦っていくことで、愛用しているニルヴァーシュも進化を重ねていくことになります。また、人との関りによって付き合い方を学んでいきました。愛を育みながら大人に成長していく少年少女や、彼ら2人の成長に伴いドンドン最強になっていくニルヴァーシュの進化も見どころの一つです。さらに、大人になり切れていない大人の成長も見事に描かれていきます。

この物語は、SFロボットアニメとなっているため、登場している機体にも注目が集まりました。自分に自信が持てない主人公のレントンと未知の生命体でヒロインを務めているエウレカが共に乗っているのがニルヴァーシュです。主人公が乗っているニルヴァーシュは、始まりと終わりを示しているとも言われています。主人公の愛用の機体となっているニルヴァーシュの正式名称は、ニルヴァーシュ type ZEROです。

成長段階にある未熟な少年のレントンと未知の生命体であるエウレカが愛用している搭乗機は、世界で最も古いとされているLFOとなっています。そのため、「type ZERO」と記されているのです。LFOとは、Light Finding Operationの略で、この物語に出ているロボット全般をこう呼んでいます。普通のLFOの多くは、単座式に作られていました。しかし、世界最古のニルヴァーシュは、複座式となっているのです。

そのため、座席が左右に並んで設置されています。世界最古と言われているニルヴァーシュのカラーリングには、白地に赤いラインが施されています。ブーメランナイフを2本装備しており、専用のリフボードも兼ね備えていました。名工の手によって作られたリフボードの飛行速度は、他のターミナルシリーズと比較するとかなり上回る性能となっています。また、レーシングカータイプにも変身可能なTYPEとなっているのです。

この機体は可愛らしく多くの人に愛されているキャラクターですが、成長してtype ZERO spec2へと変化をしていきます。幼体のニルヴァーシュは、丸くて小さい姿に可愛いと話題となりました。今までの機体を一覧で確認すればわかりますが、ここまで可愛い機体はかつて誕生していません。さらに、この機体にも声優が声を吹き込んでいたのです。可愛らしい幼体の声を担当したのは玉川紗己子さんでした。

この機体は、エウレカセブンAOで姿を現すフカイ・アオが乗っています。彼は、未知の生命体であるエウレカと次第に立派に成長したレントンの間に誕生した子供でした。彼の母親であったエウレカは、過去に飛ばされ、そこで出産をしています。この機体の見た目は、一覧で確認するとtype ZEROのspec2にとてもよく似ていることがわかるでしょう。

その理由は、この機体を作ったのは父親のレントンで、type ZEROのspec2を参考にしながら我が子のことを思い作り上げていったからです。その思いは機体の名前にもにじみ出ています。この機体には2丁のハンドガンとバルカン砲を装備しており、最終的にはクォーツガンという最強の武器も手に入れることになりました。

この機体は、アオたちと戦っている敵で、シークレットと呼ばれています。この機体が周囲も恐れていたクォーツガンを撃ったことで歴史的な変革が起こってしまったのです。劇場版では、父親であるレントンが乗っている機体のニルヴァーシュspec-v3とネオが乗っている機体のニルヴァーシュ ネオ(RA272)が、壮絶な親子喧嘩をしてしまいます。

その時に、隙を狙ってトゥルースにクウォーツガンを取られてしまったのです。父親であるレントンや母親のエウレカらを元の世界に戻すために、クウォーツガンが放たれますが、それによって息子のアオは、機体と一緒に永遠の時の中をさまよう時間軸に閉じ込められてしまいます。

この物語に登場するニルヴァーシュのTYPEを一覧で比較しながら見ていくと少年少女の成長と共に最強になっていく姿がわかります。その中でもニルヴァーシュ type ZEROは、最も古いTYPEのLFOなのです。しかし、その性能は、他のターミナスシリーズと比較しても劣っているところはありません。世界最古のニルヴァーシュと言われていますが、主人公やヒロインが乗るにふさわしいLFOとなっています。

未知の生命体であるエウレカと彼女に惹かれているレントンがともに愛用しているニルヴァーシュは、他のTYPEのLFOと比較して内部の作りが異なっていました。通常のLFOは、単座式に作られていることが多いのですが、最も古いとされるニルヴァーシュは、複座式の作りとなっています。座席が左右に並んで設置されているため、2人並んで一緒に操縦することができるのです。

この機体は、白地に赤や青のラインが施されています。また、ブーメランナイフを2つ装備しており、専用のリフボードも兼ね備えているのです。最も古いTYPEですが、名工の手によって作り出されたリフボードの飛行速度は素晴らしく、他のターミナルシリーズを上回っています。アミタ・ドライブを装着したレントンは、セブンスウェルという現象を発生させることになりました。

こちらのニルヴァーシュは、最も古いTYPEとされていたニルヴァーシュ type ZEROがさらに最強になった進化版となっています。未知の生命体であるエウレカは、一緒に戦ってくれるレントンを迎えたことで、心に変化が起きていきました。それによって、彼らが乗るニルヴァーシュもさらに最強になるために進化していきます。

アーキタイプが成長したことで、今までの装備では合わなくなったのです。それに伴い機体も進化を遂げるため全面的にリニューアルをしました。新たに進化を遂げることとなったニルヴァーシュ type ZERO spec2は、高速飛行形態になるために新たに手が加えられていきます。それによって、かつても他のターミナルシリーズと比較しても凌いでいた高速飛行がますます最強に進化することになりました。

今まで同様のブーメランナイフを2つ装備し、新たにセブンスペクトラムの使用も可能となります。この攻撃法は、チャクラというリング状の七色の光を使用して機械部分のみを破壊します。そのため、LFOのアーキタイプは一切傷つけることがありません。また、専用のボードはアクセルが作成しました。肩に分割して専用のボードを装着できるようになります。それによって高速飛行形態の時は、航空機の頭部のようになりました。

愛するエウレカを助けたいという強い信念を持ったレントンの想いが伝わったかのように、彼らを乗せるニルヴァーシュもさらに最強になるべく進化を遂げていきました。その最強ぶりは素晴らしく、かつてのTYPEと一覧で比較してみるとよくわかるでしょう。最終形態に進化したのが、ニルヴァーシュ type ZERO spec3という機体です。このTYPEは、最終の形態であり今までと比較しても最強となっています。

彼の純粋な思いにアーキタイプと様々に備え付けられてた機械類が融合していくことで、新たに進化し最強になったTYPEです。曲線美が美しい有機的なフォルムは、かつてのLFOと比較しても今までになかった形態と言えるでしょう。さらに、この進化した機体は、自らの意志を持ち、言葉も話すようになっていたのです。それゆえに操縦かんなどの操作する機械も全てなくなりました。

リング状のアーチが操縦者の身体を支えるように施され、最強に進化したニルヴァーシュは、操縦者の動きにシンクロしたような動きをするようになります。操縦者と機体が一体になったような最強の進化を遂げたのです。また、自らトラパーを放出することができるようになったため、リフボードも不要になります。この機体の目が左右異なるのは、2人の少年少女のそれぞれの目の色を取り入れているからです。

こちらの機体は、塔州連邦軍が作り出した最強のKLFと言われています。この機体を操縦しているのはピンク色の髪の毛が特徴のアネモネです。彼女も未知の生命体であるコーラリアンとしてエウレカの代わりに作られました。それゆえに、ヒロインであるエウレカには強いコンプレックスを抱いていたのです。ENDは、塔州連邦軍があらゆる技術を集大成して作り上げた最強を誇る機体となっています。

真っ黒に塗りつぶされた機体には所々関節部などに赤が施されており、敵らしいダークな雰囲気を漂わせていました。操縦している人間の脳波を読み取る力もあるため、反応速度も驚異的となっています。さらに最強になりたい時は、アネモネに薬物を与え攻撃的な性格を引き出すことでそれが可能となりました。2本のブレードが両腕に収納されており、専用のリフボードは左右に分離され、スキーのような仕様になっています。

その他にも大型のクローが2基あったり、相手の心身にダメージを与えるバスクード・クライシスが胸付近にあったり、ホーミングレーザー18門が3基備え付けられているため、武器だらけの機体となっているのです。今までの機体と一覧で比較してもその強さがよくわかります。しかし、最終決戦ではアネモネが自分の正直な気持ちを解き放ったことでそれに反応して、機体の色も白銀に変わり、目の色も緑色になって覚醒していきました。

2009年に公開された「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」の劇場版では、テレビアニメとは異なるパラレルワールドの世界が繰り広げられています。そこでは、ニルヴァーシュ type zero spec-vというオリジナルの機体も姿を現していました。今までの機体を一覧で比較してみると進化の過程を確認することができます。

こちらの機体は、type the ENDの幼体とtype ZEROの幼体が融合することで誕生しました。とにかく大きな機体で最終形態へと変化を遂げていきます。この機体では、ファンネルという武器が装備されているのが特徴です。自由に空を飛び回り、相手を惑わせ翻弄するような不規則な動きをすることができます。

主人公のレントンやヒロインと務めているエウレカが愛用していたニルヴァーシュは、2人の成長やお互いを思い合う気持ちによって様々に進化を遂げていきました。一覧で確認していけば分かるように、その進化はとても素晴らしいものがあります。機体の一覧を振り返っているうちに最強の機体に興味を持つ人も多いでしょう。

様々なTYPEに成長していくニルヴァーシュの中で最も最強とされているのが、曲線美が美しい有機的フォルムが魅力のspec3です。今までの機体とはかなり異なり人間に近いLFOとなりました。姿だけでなく、自分の考えを持ったり話したりもできるように進化を遂げたのです。

今まで誕生した機体を一覧で確認してみると、最大の進化を遂げたspec3が最強と言えます。この機体は、凄まじい力も秘めていました。今までにない姿形に加えて、コーラリアンの群れを一撃で吹き飛ばしてしまうほどのパワーを持った強力な砲台も内蔵しているのです。最愛のエウレカを守りたいという純粋なレントンの強い気持ちによって進化を遂げたspec3は、あらゆる面において最強となりました。

こちらのプラモデルは、2009年に発売された商品で、多くのファンからの「リフボードにかっこよく乗った姿を再現したい」という意見に耳を傾けた素晴らしい仕上がりとなっています。光の台座という可動域を設けている台座によって様々なポーズが可能となりました。

3つのモードへの変形を楽しむことができる贅沢なプラモデルとなっています。ビークルや人型、高速飛行形態の3種類に見事に変形させることができるのです。全長は約12.5cmで彩色も完璧に施されています。様々な形態を楽しむことができる魅力的なプラモデルと言えるでしょう。

テレビアニメで描かれていた曲線美が、美しく再現されたプラモデルとなっています。こちらの機種にはたくさんの武器が搭載されている設定のキャラクターですが、それも見事に再現されました。胸部のバスクード・クライシスをはじめ、両腕のクローなど魅力的なパーツも豊富に揃っています。

機体をデフォルメすることで新たな魅力が現れたプラモデルとなっています。デフォルメされた小さなボディには、様々な可動機構が詰め込まれました。それによって様々なポーズや変形をすることができます。キャラクターの新たな魅力を引き出した作品となっています。

この物語の中では、ニルヴァーシュの存在を心待ちにしている人も多くいました。さすがSFロボットアニメとして誕生しただけあり、人間と共に進化していく機体の設定も魅力となったようです。そのため、様々なTYPEの機体を一覧で確認していく楽しさもありました。

劇場版を見た多くの人は、幼生のthe ENDと幼生のニルヴァーシュとの喧嘩がかわいいと思ったようです。幼生の時のニルヴァーシュは姿形も丸く、小さくて可愛らしいと評判で、さらに可愛らしい声も声優によって吹き込まれているため、様々な魅力がたっぷりと詰まっているのでしょう。

この物語は、SFロボットアニメとして作られているため、機体に関しても様々な工夫が凝らされています。人間と同様に進化を遂げていったり、話すようになったり、思考するようになったりしているのです。また、これらの機体を一覧で確認すると分かるように、可愛い機体からかっこいい機体まであります。それゆえに、これらの機体を可愛いと思う人も多いようです。

この物語では、主人公のレントンやヒロインを演じていたエウレカが愛用していたニルヴァーシュの存在は欠かせません。彼ら2人の成長に伴って成長していく機体は、見ごたえがありました。最終的に愛するエウレカを守るために大きく成長したレントンと共にニルヴァーシュも最強に進化していくことになります。今までと全く異なる曲線美が美しい有機的フォルムと思考をしたり、話したりする成長も実に見事に描かれていました。