【この音とまれ!】来栖妃呂が悪役からかわいいヒロインに?武蔵との恋の行方は?

「この音とまれ!」という高等学校の筝曲部を舞台に描かれた作品の登場人物である来栖妃呂についてまとめる。来栖妃呂の初登場は悪役として登場した。かわいい見た目とは裏腹に、筝曲部を混乱させて、仲良しごっこをしている部員たちの友情なんてもろいものだと思い知らせてやろうとやってきた。しかし来栖妃呂がそう思った原因には来栖妃呂の哀しい過去があった。筝曲部は純粋でお互いの信頼が揺るがない。筝曲部の部長の武蔵に真実をぶつけた時、来栖妃呂と武蔵の心は近付いていく。二人がカップルとなるかも併せてまとめる。

【この音とまれ!】来栖妃呂が悪役からかわいいヒロインに?武蔵との恋の行方は?のイメージ

目次

  1. 来栖妃呂とは
  2. 来栖妃呂が悪役からかわいいヒロインに
  3. 来栖妃呂と武蔵のカップルの恋の行方は?
  4. 来栖妃呂の声優は松本沙羅
  5. 来栖妃呂の魅力とは?
  6. 来栖妃呂に関する感想や評価は?
  7. 来栖妃呂が悪役からかわいいヒロインに?まとめ

来栖妃呂とは

この音とまれ!の作品情報

「この音とまれ!」は、和楽器である筝に引き寄せられるように集まったメンバーたちの物語である。琴の家元の家に生まれたがゆえに辛い思いで育ってきた鳳月さとわ(ほうづきさとわ)、やんちゃが過ぎて親から勘当され、筝を作る祖父の元で育った久遠愛(くどうちか)、希望校に入れずこの高校に入学し、筝にであい、立った一人で筝曲部を守ってきた倉田武蔵(くらたむさし)この三人を中心にストーリーは展開する。

この音とまれ!の概要

「この音とまれ!」は2012年から少年誌「ジャンプスクエア」に2019年現在も連載中の作品である。この作品がデビュー作となる漫画家アミュー。アミューは実家の祖母が筝を教えていて、姉はプロの筝曲者である。子供の頃から漫画家を夢見ていたアミューは「いつか筝の漫画を描きたい」という思いをデビュー作にして叶えた。元々筝に詳しい環境で育ったアミューだから描ける筝の世界は評判となった。

「この音とまれ!」をきっかけに筝を習い始める中学・高校生もいると話題になり、アミューの身内が作成したオリジナル曲や古典曲を集めた筝の音色のCDも売り出され、文化庁芸術祭で優秀賞を受賞するなど、話題性は多方面に広がった。舞台化・アニメ化もされた。コミックスも累計300万部も売りあげている作品である。

この音とまれ!のあらすじ

「この音とまれ!」は時瀬高校の箏曲部をたった一人で部活を守ろうとしているのに、不良がたまり場にして悩む倉田武蔵の姿からはじまる。そこにやってきたのはさらに評判の悪い新入生久遠愛だった。不良たちは久遠愛が追い払ったが、その事で逆恨みされ部室が荒らされてしまう。過去に祖父の店を荒らしたとされた久遠愛は、部室の事件も彼の仕業と疑われた。

久遠愛が入部してからあまり時間も経っていないが、久遠愛の筝に向き合う姿を見て、武蔵は久遠愛を信じた。そんな箏曲部に筝の天才少女鳳月さとわが入部し、久遠愛の友達の友達の3バカも入部し部活動としての人員を集めてつぶれないとホッとした矢先、久遠愛を嫌っている教頭により課題をクリアしないと、この部活をつぶすと言われてしまう。

今回のまとめの来栖妃呂は、全校生徒の前で教頭の課題をクリアした筝曲部の信頼関係を、壊そうとやってきた悪役である。悪役として現れた来栖妃呂が、どのように筝曲部と向き合っていくのかが描かれている。

来栖妃呂のプロフィール

「この音とまれ!」の来栖妃呂は、時瀬高校の2年A組で武蔵のクラスメートである。武蔵が筝曲部という事で「なでしこちゃん」と呼んでいた軽音楽部の生徒同様に来栖妃呂も武蔵を「なでしこちゃん」と呼ぶような、見た目はかわいいが少し意地悪な生徒だった。これはこの先で説明するトラウマが原因だった。筝をたしなんでいる祖母に筝を学んでいたという過去もある。

「この音とまれ!」の中で公開されている外面的なプロフィールは、誕生日は10月19日生まれのてんびん座のO型である。身長は161㎝と165㎝の武蔵とあまり変わらない。物語の中盤で武蔵の身長が少し伸びたというエピソードもある。好きな食べ物は表向きはマカロンだが、本当はイカの塩辛と渋い。嫌いな食べ物はレトルトだという。

TVアニメ『この音とまれ!』公式サイト

来栖妃呂が悪役からかわいいヒロインに

登場時はイヤな女

「この音とまれ!」のストーリーの最初の大きな山場である箏曲部が反対していた教頭はじめ、全校生徒に認めさせた後に来栖妃呂(くるすひろ)は登場する。全校集会での筝曲部の演奏が素晴らしかったことから、部長の倉田武蔵(くらたたけぞう)はじめ部員たちは他の生徒たちから、チヤホヤされていた。武蔵のクラスメートの来栖妃呂は、自分の仲間に「暇つぶし」をしてくると宣言して武蔵に近寄る。

武蔵に「感動したから、私も筝曲部に入りたい」そう言って筝曲部に入部してくる。男子部員たちはかわいい容姿の先輩の入部を大歓迎する。来栖妃呂は武蔵が演奏の前に「大切な場所と仲間を失いたくない」そう言った言葉にムカつき、武蔵に大切な仲間の絆なんてもろいものだという事を思い知らせてやろうという「悪だくみ」があり、入部したのだった。

「この音とまれ!」の中の筝曲部は1年間先輩と筝に向かいあった武蔵を部長に、筝の天才少女と言われた筝の家元の娘鳳月さとわが、初心者の部員を引っ張る形で行われていた。来栖妃呂は、この天才少女のさとわをターゲットにして、部員の中を疑心暗鬼にさせようと計画していたのである。最初に3バカと呼ばれる久遠愛(くどうちか)が入部したから入ってきた足立実康・堺通孝・水原光太に声をかけた。

鳳月さとわが「実はあなたたち3人を、足手まといだと言っていた」そう3バカに言って鳳月さとわを嫌な女の子に仕立てようとしたのだった。そして鳳月さとわには「住む世界も実力も違うのに何でここにいるの?」と屈託のないかわいい笑顔で、鳳月さとわが過去に同級生から言われて、疎外感を受けた言葉をさらりと言ってのける。次の日、鳳月さとわは学校を休んでしまう。

鳳月さとわは、熱を出して学校を休んだのだが、部室では3バカたちが、昨日自分たちがさとわに言った言葉にさとわが傷ついたのではないかと心配していた。来栖妃呂は心配している3バカたちに「あんたたちがあまりに下手で、鳳月さんに負担をかけたから疲れて休んでいる」とまた嘘をつく。次の日学校に出てきたさとわに3バカたちは謝罪するがさとわは「部活はたのしい」と休んだのが3バカたちのせいではないと説明した。

それを見ていた来栖妃呂は「ならなんで、仲間に本当の事を話さないの」と言って、筝を習っている祖母に聞いたさとわの家の事情を話そうとした。けれどさとわは「黙っていたのはその事から、私自身が目を背けたかったから、でも今ならいえる気がする」と言って仲間に自分が母親から破門されたことを話す。家元でもお嬢様でもないさとわの本当を知って、来栖妃呂は部員たちがさとわを嫌いになると思っていた。

けれど武蔵は「話してくれてありがとう」とさとわにお礼を言う。3バカたちはさとわの境遇を慰めてくれた。お見舞いに来てくれてアパート暮らしなのを知っているチカも健康管理をしっかりして「風邪なんかひくんじゃない」とさとわを思いやった。来栖妃呂は部員の仲を滅茶苦茶にしてやろうという計画が全くうまく行かず「虫唾がはしる」そう言ってみんなの前から走り去っていく。

追いかけてきた武蔵に「大切な仲間や場所を失いたくない」そう言った武蔵の言葉を聞いて、関係を壊してやろうと思ったことを白状した。「来栖さんって暇なんだね」怒るでもなく冷静に言った武蔵に目に涙をいっぱい貯めて、武蔵にカバンをぶつけて来栖妃呂は走り去って行った。

来栖妃呂の黒歴史とは?

「この音とまれ!」の登場人物に限らず、過去の出来事が自分の現在の性格を作り上げてしまう事がある。主人公武蔵は高校入試の失敗が、コンプレックスを植え付けた。もう1人の主人公チカは少しやんちゃだった性格を、父親が見放したことで更に荒れ始めた。天才少女と言われたさとわは、家元としての重圧に押しつぶされてしまった母親との確執が、誰にも頼ることができないさとわを作り上げた。

もちろん、3バカと言われる3人にもそれぞれに歩んできた過去が、彼らの性格に影響を与えている。そして筝曲部の新メンバー来栖妃呂もまた、来栖妃呂の身に起きた過去の出来事が、黒歴史となり、嫌な女に来栖妃呂をしてしまったのだった。

黒歴史は過去の出来事が原因?

「この音とまれ!」の来栖妃呂は、過去に友達と思っていた転校生に彼氏を奪われたことがある。彼氏と来栖妃呂は仲のいいカップルとして成立していた。それなのに純情そうな転校生が、彼氏や友人たちに「来栖妃呂に嫌がらせをされている」と嘘をついて同情をひいた。来栖妃呂は、彼氏からも友達だと思っていた仲間たちからも信じてもらえなかった。

幸せなカップルとして付き合っていた彼氏も、長年の仲良しだった友人たちも来栖妃呂の言葉よりも、転校生の言葉を信じ、友達も彼氏も略奪されてしまったのだった。それ以降来栖妃呂は、仲のよさそうなカップルを見ると転校生がやったような嘘をつき、カップルを次々に壊していった。カップルたちは面白いように簡単に壊れて行った。

かわいいヒロインになったきっかけ

来栖妃呂が、嫌な女になったのは「本当の事を釈明しようとしても誰も聞いてくれなかった過去の出来事」がトラウマになっていた。だから武蔵に「嫌なことをした原因があるのなら、ちゃんと聞く」と言ってもらえて、向き合ってくれる武蔵の存在が、かわいいヒロインになるきっかけであった。「この音とまれ!」は武蔵とチカが主人公である。

その為、武蔵と来栖妃呂のカップル、チカとさとわのカップルの恋の行方を織り交ぜて描かれている。言いたいことを言いあうチカとさとわのカップルと違い、武蔵がすぐに落ち込んでしまうこちらのカップルでは、来栖妃呂が、武蔵を支えてあげたいというかわいい行動が描かれる。東京の明凌高校へ合同演奏会に参加した帰り道、武蔵は中学の同級生に出会ってしまった。

合同演奏会で同じ神奈川県代表の姫坂女学院の驚くほどに揃った演奏のすばらしさに武蔵は打ちのめされていた。武蔵が、過去に受験に失敗した明凌高校に通う同級生に会って「筝なんかやっているの」と馬鹿にされても笑ってお茶を濁そうとした。馬鹿にした武蔵の過去の同級生に怒ったのは、チカだった。武蔵をかばうチカだったが、武蔵は余計に惨めな気持ちになった。その場は顧問の滝浪涼香が何とか収めたのだった。

肩を落とし帰る武蔵を来栖妃呂は黙って見ていたが、部活の中ですっかり自信を無くしてしまった武蔵のために来栖妃呂は、行動を起こした。武蔵の家まで行って「副部長になる」と宣言したのだった。ひとりで部長という思い荷物を背負い込んでしまっている武蔵の荷物を少しでも持とうと、顧問の滝浪涼香に相談しての行動だった。

武蔵は自分が頼りないからだと落ち込みそうになる。そんな武蔵を来栖妃呂は一喝する。「一人で抱え込んで、暗くなられると、こっちが迷惑」と言って武蔵が来栖妃呂に言ったように「悩みがあるなら何でも聞く」と武蔵の力になりたい思いをぶちまけたのだ。自分の言葉に照れながら帰っていくかわいい来栖妃呂を見送る武蔵。うるさい声に「柄が悪い」と弟のたけるは筝曲部のメンバーをバカにした。

いつもなら弟にも言い返せなかった武蔵だったが「筝曲部の事を何も知らないくせに勝手なことを言うな」そう言って部屋に戻った。武蔵の母はそんな武蔵の姿に安心したように微笑んでいた。その後チカとのやり取りの中で来栖妃呂の言葉を思い出し、武蔵は自分を信頼してくれる人たちのおかげで、自信が持てるようになった。「この音とまれ!」の2つ目のカップルのかわいいヒロインに来栖妃呂がなったと、話題になった。

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来栖妃呂と武蔵のカップルの恋の行方は?

来栖妃呂の武蔵への恋心

「この音とまれ!」のストーリーの中で悪役のような形で登場した来栖妃呂である。武蔵に対しても筝曲部に入部するまでは軽音楽部の連中のように「なでしこちゃん」と呼んでいた。からかいの対象だった武蔵が、筝曲部で、新入生たちと煌き始めたことに本音では憧れていたのに、来栖妃呂は、武蔵をねたんでしまった。部の中を引っ掻き回そうとした来栖妃呂だったのだが、失敗に終わった。

武蔵は正直不愉快だったのだが、すべてがバレた時に目に涙をためていた来栖妃呂に言った言葉が、来栖妃呂の心に響いた。そして武蔵もまた来栖妃呂の言葉で前向きになれたこともあった。二人はだんだんと惹かれあってカップルになっていく。

恋を自覚した出来事

「この音とまれ!」の中で来栖妃呂が、武蔵に恋心を抱くのは、過去のトラウマになった事件以降、来栖妃呂の想いを誰も聞いてくれなかったことが要因でもある。「ちゃんと話してくれるなら、ちゃんと聞く」この武蔵の言葉は来栖妃呂が求めていたものだった。それを武蔵は言ってのける。この時の来栖妃呂の表情は雷に打たれたようだったと、評判になっていた。

武蔵の言葉の稲妻が、来栖妃呂のハートを撃ち抜き、来栖妃呂が武蔵に落ちた瞬間であると推察する意見もある。

乙女になった来栖妃呂

「武蔵が好き」という自分の想いを自覚した来栖妃呂は、自分の想いに素直に行動する。同じ部活の中なので、告白こそしない。けれど来栖妃呂が武蔵の事が大好きという思いはストレートに読者やアニメ視聴者に伝わってくる。アニメは2期からが、恋に素直な来栖妃呂の姿が見られる。乙女心満載で、武蔵にかわいいと思ってもらいたくてかわいい服を着たりする姿から「初登場時とだいぶ違う」という感想も生まれた。

2人のかわいい関係

部長と副部長としての打ち合わせを武蔵の家でやることになった。かつて武蔵が落ち込んでしまった時は堂々と武蔵の家に行った来栖妃呂だったのに、恋を自覚してからは心に大きな変化があった。心臓はバクバク、武蔵の家族に会った時に悪い印象を持たれないようにと来栖妃呂は、かわいい服を選んでしまった。

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来栖妃呂の声優は松本沙羅

松本沙羅のプロフィール

「この音とまれ!」の来栖妃呂の声優は松本沙羅である。声優としての経歴も2016年からと、まだあまり情報がない。誕生日は5月15日千葉県生まれである。誕生日は公開されているが、産まれた年は公開されていない。専門学校東京アナウンス学院で学んでいたという事であるが、HPの卒業生の所に名前はない。本人のツイッターで、トークバックで2年学んだとあるので、方向転換したという推察もされている。

《ご報告》 お久しぶりです、松本沙羅です。 トークバックという養成所に2年通い、この度念願のケンユウオフィスに所属(預かり)になる事となりました。 ご指導下さった講師の方々、支えてくれた家族に感謝を忘れず、今後とも精進してまいります。 険しく長い役者道....松本!いきます!!!

松本沙羅の主な出演作

2016年から声優の仕事が公表されている。2016年は「NARUTO -ナルト- 疾風伝」や、「僕だけがいない街」など有名作にメインキャラではないが出演している。2017年~2019年にかけて「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」の雀乃なみだでレギュラー出演し、モブキャラの声なども担当している。松本沙羅にとって「この音とまれ!」の来栖妃呂は、これまでの中で一番大きな役という人もいる。

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来栖妃呂の魅力とは?

来栖妃呂の魅力①過去からの脱却

武蔵に、過去の信じていた友達や彼氏に信じてもらえなかった話を聞いてもらい、腹いせに自分が過去にいろいろやらかしてしまった事を素直に反省した。嘘を嘘のままにしておいてはいけないと思った来栖妃呂は、いろいろなカップルを壊すためについた嘘を詫びて回った。当然幸せなカップルだったのをぶち壊されて怒るカップルもある。

そんなカップルの中には来栖妃呂を殴ったりするカップルもいた。けれど来栖妃呂は、その痛みを受けてかわいい顔を腫らせてもきちんと謝罪した。顔に湿布薬を貼って謝ってきたことを武蔵に伝える来栖妃呂の姿がかわいいと評判になったシーンでもある。

来栖妃呂の魅力②自分に素直

「この音とまれ!」の二つのカップルのうち、さとわとチカはお互いを認めていて大切に思っているが、対話はぶっきらぼうで喧嘩になりそうな会話をしている。それに対して来栖妃呂は、武蔵の役に立ちたい思いが前面に出ている。みんなの実力をあげるために合宿するための宿をオジサンを説得して決めたり、武蔵のフォローを全力でしていた。

そして普段の会話でも、恋に鈍い武蔵でもわかるように武蔵を褒める言葉も素直に話す。上の【かわいい関係】でも触れたが、武蔵のために服選びをして、武蔵やその家族の感想まで想像して悩むところは、過去に彼氏がいたとは思えない程にかわいいと評判である。

来栖妃呂の魅力③姉御肌

合同演奏会を見に行った後、武蔵は過去に自分が落ちた高校に合格した同級生にあった。来栖妃呂には筝曲部がいかに大切かを話してくれたくせに、過去の弱い部分で負けてしまっている武蔵を来栖妃呂は、ほっておけなくなった。自分が武蔵の支えにならなければと、わざわざ武蔵の家まで行って「副部長として武蔵を支えていく」事を話した。

自分のコンプレックスには、まだウジウジしてしまう武蔵を叱り、怒って見せる来栖妃呂の存在に、武蔵の気持ちも少しずつ変化し始める。

来栖妃呂の魅力④照れる姿

「この音とまれ!」の部長・副部長のカップルは、お互いに好きだという思いは自覚している。ただ同じ部活内での恋愛をしてもいいものか悩むエピソードもある。けれどお互いの気持ちに気が付き始めた頃の武蔵も、来栖妃呂もとてもかわいい。自分の気持ちを否定せずに素直に嬉しいときはうれしいとお互いにぶつけている。ただ二人がみんなの公認の元で、付き合うまでにはもう少し時間がかかるかもと言われている。

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来栖妃呂に関する感想や評価は?

「この音とまれ!」のストーリーの中ではお互いに恋人同士としては付き合っていない、来栖妃呂と武蔵である。けれど武蔵の家族にはほぼ公認のカップルである。特にいつも自信のない弟に言われっぱなしの武蔵が来栖妃呂の事をかばって、文句を言うシーンを見た母は、武蔵の変化を感じて喜んでいると言われている。

「この音とまれ!」にはもう1人、出てきた時は嫌な奴だったのに回を追うごとに人気の出てきたキャラクターがいる。それが顧問の滝浪涼香である。部活動内の恋愛禁止のルールに対して、学校の先生らしくなく、大人としてのアドバイスをくれる姿に、徐々に人気が出てきたキャラクターとなった。

「この音とまれ!」の漫画家「アミュー」のツイートである。物語をかき回し、部活動内の絆をダメにしようとするキャラクターとして来栖妃呂は登場した。その陰湿な来栖妃呂のやり方に、読者たちからは来栖妃呂は、とても嫌われてしまった。武蔵の言葉や筝曲部のメンバーたちのおかげで変わることのできた来栖妃呂が、連載を重ねるごとに読者から愛されるキャラクターになった事を安堵するつぶやきである。

来栖妃呂が悪役からかわいいヒロインに?まとめ

「この音とまれ!」の来栖妃呂についてまとめた。漫画・アニメに限らず、小説・RPGのストーリー性のあるゲームでも、悪役・敵役・憎まれ役のキャラクターがいつの間にか、主役を食うほどの人気者になる事もある。かわいい見た目のギャルキャラクターなのに、悪だくみをするような生徒だった来栖妃呂が、なぜそうなってしまったのかの理由が分かり、自分の非を認めた所から物語は変わり始める。

童話「シンデレラ」の意地悪なお姉さんが、ヒロインになってその恋物語を応援されるような大きな変化である。もちろん筝曲部のメンバーたちの「人を許す心」があったからこそこの物語は成立したとも言われている。その中で来栖妃呂は間違いに気が付く。そこからやり直した来栖妃呂の物語を紹介した。このまとめを読んで「この音とまれ!」に興味を持った方はチェックしてみてはいかがだろうか。

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