ダンまちのウィーネの正体は?ベルとの出会いや名付け親・9巻の感想ネタバレ

「ダンまち」こと「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」のキャラクターであるウィーネ、彼女についてを記事にしました!一見するとモンスターのように見える少女・ウィーネの正体とは?そして、ウィーネとベルとの出会いや、ウィーネという名前の名付け親が誰なのか、ダンまち本編のエピソードも交えて紹介します。ウィーネが登場するダンまち9巻の感想やネタバレにも触れていきます。

ダンまちのウィーネの正体は?ベルとの出会いや名付け親・9巻の感想ネタバレのイメージ

目次

  1. ダンまちのウィーネとは?
  2. ダンまちのウィーネの正体
  3. ダンまちのウィーネとベルとの出会いや名付け親
  4. ダンまちのウィーネのかわいい魅力
  5. ダンまちのウィーネの声優
  6. ダンまちのウィーネが登場する9巻の感想や評価
  7. ダンまちのウィーネの正体まとめ

ダンまちのウィーネとは?

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」、通称「ダンまち」に登場するキャラクターであるウィーネについて、この記事ではご紹介します。謎多きキャラクターであるウィーネの正体や、ダンまち本編のエピソードからベルとの出会いや名付け親といった場面もご紹介します。また、ウィーネが登場するダンまち9巻の感想や評価にも触れていきます!

ダンまちの作品情報

ウィーネの核心に触れる前に、まずはダンまちの作品情報から確認していきましょう。どのような作品なのか、そしてダンまちのあらすじも少しだけご紹介します。

ダンまちの概要

「ダンまち」こと「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は、大森藤ノが執筆しているライトノベルです。作品のイラストは、多くの作品でイラストを手掛けているヤスダスズヒトが担当しています。2013年から刊行され、2019年11月時点で15巻まで発表されています。ライトノベルに始まり、漫画やアニメにも展開を広げています。

また、主人公のベルだけでなく、ヒロインのアイズ・ヴァレンシュタインに焦点を当てた「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」や、リュー・リオンが主役となる「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー」も発表されています。

ダンまちのあらすじ

神々が人の地に降り立つようになった世界、英雄譚に描かれるような異性との出会いを目指し、ベル・クラネルは迷宮都市オラリオへとやってきます。女神ヘスティアのファミリアに入団するものの、弱小ファミリアの団員はベルたった1人、日夜1人でダンジョンへと潜る生活を重ねていきます。

ある日、ベルはダンジョンの中でミノタウロスに襲われ絶体絶命のピンチを迎えます。そんなベルを救ったのが、ロキ・ファミリアの一員で剣姫と称される女性冒険者、アイズ・ヴァレンシュタインです。思いがけない出会いで、脱兎のごとくその場を立ち去ってしまうベルでしたが、ベルにはとあるスキルが発現し、他の冒険者では考えられない急成長を遂げていくのでした。

ウィーネは謎の少女

ウィーネはダンまちの9巻から本格的に登場します。ダンまちは複数巻で1つのパートを成すことがありますが、ウィーネが出始める9巻から11巻までの計3巻で、ウィーネは物語の中心人物となります。ウィーネは謎に包まれている少女ですが、その正体が明らかになるにつれ、ウィーネの存在はオラリオをも巻き込んだ大騒動へと発展していきます。そんなウィーネの正体について、次の項目で説明していきましょう。

アニメ「ダンまち」シリーズ公式サイト

ダンまちのウィーネの正体

それでは、この記事の本題であるウィーネの正体について迫っていきます。竜女(ヴィーヴル)という種族になりウィーネですが、どうやらただの竜女ではない模様です。ウィーネの正体には、どんな謎が隠されているのでしょうか。

ウィーネの正体①異端児(ゼノス)

ウィーネの正体は、異端児(ゼノス)と呼ばれるモンスターです。ウィーネは普通の竜女と異なり、足があって人と同じような姿をしていますが、最大の違いは他のところにあります。ウィーネは人の言葉を理解し、それどころが自身も言葉を喋ることで、人間との意思疎通を可能とした存在なのです。これは、ダンまちに登場する普通のモンスターではあり得ないことでした。

ゼノスの中には喋れないモンスターもいますが、ある程度は言葉を理解しており、皆それぞれ高い知性を有しています。ウィーネ以外にも、蜥蜴人(リザードマン)や歌人鳥(セイレーン)、猛牛(ミノタウロス)などがおり、種族に統一性はなくバラバラの構成になっています。当然、冒険者にとってはモンスターと同じ認識ですが、実は通常のモンスターからも敵として認識されてしまい、ダンジョン内でも非常に肩身の狭い存在です。

ウィーネの正体②地上への憧れ

前述の通り、ダンジョンでも命を狙われる存在のため、ゼノスは常に自分たちの仲間を探しています。そして、人間や地上に対して強い憧れをもっています。モンスターは全てダンジョンから生み出された存在であり、そのままダンジョンに留るのが常です。そのようなモンスターの運命からも、知能があるがゆえに悩まされるのがゼノスという存在になります。

そして、言葉を喋る・理解するモンスター、という存在自体、人間からは到底受け入れられることができないものになっています。正体が知られたところで、更なる畏怖の対象となるか、場合によっては見世物にされる可能性すらあります。ゼノスたちにとって、自らの正体はひた隠しにしなければいけないものでもありました。

ダンまちのウィーネとベルとの出会いや名付け親

人間たちにとってはあり得ない存在であるゼノス、その1人であるウィーネとダンまち主人公であるベルとの出会いで、物語は大きく動き始めます。ダンまち本編でのウィーネとの出会いや、ウィーネの名付け親が誰なのかについても触れていきます。やっぱり主人公であるベルが名付け親なのでしょうか?

ウィーネとベルとの出会い

ウィーネとベルとの出会いは偶然によるものでした。ベルが緊急の討伐クエストに参加している最中、戦闘中に討伐隊のパーティーからはぐれてしまいます。ベル1人で徘徊中だった19階層に、ウィーネもまたダンジョンが生まれてただ1人でさまよっていました。見た目は完全に竜女型のモンスター、ベルもまたウィーネを単なるモンスターの一体と認識します。

しかしながら、ウィーネが他のモンスターに襲われているのを目にし、ベルはウィーネを助けてしまいます。ひらすらにモンスターを倒して成長してきた自分からは考えられない行動、それでもベルはウィーネをなぜか放っておけませんでした。そしてなんと、ベルはモンスターであるウィーネを拠点であるファミリアホームまで連れ帰ってしまいます。

ウィーネの名付け親

ベルがウィーネを連れ帰った時点で、ウィーネには名前がありませんでした。ウィーネの正体も明らかになっておらず、ベルとの出会いがあるまで1人ぼっちだったウィーネなので当然のことです。英雄譚に出てくる精霊を由来として、ベルたちの主神であるヘスティアがウィーネと名付けることになりました。人間を眷属とする神が、図らずともモンスターの名付け親となる瞬間でした。

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ダンまちのウィーネのかわいい魅力

ベルとの出会いや、ウィーネの名付け親が判明したところで、続いてはウィーネのかわいい魅力です。こちらもダンまち本編の場面から、ウィーネの魅力たりうるポイントをピックアップしていきます!

かわいい魅力①春姫との関係

ウィーネは最初に出会ったベル懐いていますが、ベルたちの本職は冒険、ということでホームでずっとウィーネの世話をするわけにはいきません。ベルが不在の間、ホームでウィーネと親睦を深めていたのは名付け親であるヘスティア…ではなく、同じヘスティア・ファミリアの春姫(ハルヒメ)でした。春姫は故郷である極東から、身売りを経てオラリオへと流れつき、イシュタル・ファミリアでなかば監禁状態の日々を送っていました。

その境遇を救ってくれたのが、他でもないベルでした。ウィーネにも自身と似たような共通点を感じ、春姫はウィーネのお世話に奮闘します。最初はウィーネも距離を感じていましたが、春姫の献身的な姿勢もあり、2人の距離は徐々に近づいていくのでした。

かわいい魅力②剣姫アイズとの戦い

ダンまちのヒロインで、ベルの目標でもあるアイズ・ヴァレンシュタイン、彼女はモンスターに強い憎しみを持っており、殺すことが生きる目的ですらありました。ベルとの出会いで、その性格も少しずつ柔らかくなり始めたのですが、ゼノスであるウィーネの存在がそれを惑わします。

ゼノスであるウィーネ、自身にとって倒すべき存在であるそれを、信頼するベルが守ろうとします。モンスターのせいで誰かが泣くのなら、とアイズは意を決してベルに刃を向けます。アイズとベルの力量の差は歴然で、ベルは追い詰められてしまいます。その時、先に逃がしたはずのウィーネが現れ、ベルの眼前へと立ちはだかります。

ベルをいじめないでと訴えるウィーネ、守られ続ける存在だったウィーネが身の危険もいとわずベルを守ろうとします。人と変わらない、ウィーネの成長がそこにはありました。

かわいい魅力③強くなったウィーネ

ウィーネやゼノスの騒動が一段落し、ウィーネたちはダンジョンへと戻っていきます。その後の物語で、ウィーネはまたも成長を遂げて登場します。ヘスティア・ファミリアの面々とはぐれる形で単独行動となってしまったベルは、自身のレベルでは太刀打ちできない深層へと落ちてしまいます。主力を欠いた状態で後を追うヴェルフやリリたちヘスティア・ファミリア一行ですが、遂には絶体絶命の状態に陥ってしまいます。

そんな窮地に援軍として駆け付けたのが、ウィーネを始めとしたゼノスの一団でした。ヘスティア・ファミリアに守られていたウィーネが、今度はヘスティア・ファミリアを救いにやってきました。特に、親睦を深め合った春姫とウィーネの再会は、かわいい魅力が伝わる場面となっています。

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ダンまちのウィーネの声優

2019年11月時点において、アニメ版ダンまちではウィーネの出番は何と一瞬です。ダンまち2期の最終話で、3期での本格登場を匂わせる演出で、ウィーネが登場する場面がありました。そして、担当声優が日高里菜(ひだか りな)であることが確定いたしました。そこで、日高里菜のプロフィールや主な出演作品について紹介をします。

日高里菜のプロフィール

日高里菜は、千葉県出身、1994年生まれの声優です。バラエティ番組「あっぱれさんま大先生」に出演し、その後も子役として活躍します。Webアニメである『ペンギン娘 はぁと』が声優としてのデビュー作となり、その後は本格的に声優業として出演作品を増やすことになります。

日高里菜の主な出演作品

ダンまちのウィーネ以外でも、多くの作品に声優として出演しています。「とある魔術の禁書目録」シリーズでは打ち止め(ラストオーダー)、「ソード・アート・オンライン」のシリカ、「ブラック・ブレット」の藍原延珠(あいはら えんじゅ)など、全てが全てではありませんが、幼いキャラクターを演じる機会が多くなっています。

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ダンまちのウィーネが登場する9巻の感想や評価

ダンまちのウィーネが本格的に登場する9巻について、感想や評価を集めてみました。ダンまちファンからは、一体どのような感想を持たれているのでしょうか。

まず多く見受けられるのが、ダンまち9~11巻にかけて展開される「ゼノス編」が熱い展開だという感想です。ウィーネをベルが守り、そしてベルを成長したウィーネが守る王道展開に、高評価の感想が集まるのも納得です。アニメ3期でもウィーネの登場が確定する中、そのような感想を持つファンからは期待が寄せられます。

ダンまちにおいて、ウィーネの登場までモンスターという存在は一貫して敵として描かれていました。それが9巻で一変し、人間とモンスターとの関わり方にも焦点があたります。ベルの成長譚だったこれまでのダンまちとは違ったテーマに、考えさせられるという感想もありました。

ダンまちのメインヒロインはアイズ(のはず)ですが、物語の宿命か、ベルに想いを寄せるキャラクターがたくさん登場するのもダンまちの特徴です。ウィーネもまたベルに想いを寄せる1人ですが、人間側ではない立ち位置は他ヒロインとは一線を画します。少しずつ成長するその姿も相まって、ウィーネ派となるファンの感想も確認できます。

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ダンまちのウィーネの正体まとめ

ダンまちの登場キャラクター、ウィーネについて正体や名付け親、ウィーネの登場や活躍に関する感想をまとめてきました。ベルがウィーネの名付け親かと思いきや、まさかのヘスティアが名付け親でした!ダンまちにおいてモンスターの存在意義を根底から覆す存在であるウィーネたちゼノスは、ダンまちでも特殊な立ち位置の集団となります。

ダンまち冒険者の中でも、ベル同様理解を示す者や、反対に拒絶する者、利害の一致で協力体制をとる者など、接し方は様々です。ダンまちの物語が進むにつれ、ベル以外のキャラクターもゼノスへの接し方が変わってきます。ウィーネが本格的に登場するダンまちアニメ3期も、今からどのような展開になるか楽しみにしているファンが大勢いる様子です!未読の方はぜひチェックしてみましょう。

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