【SAO】アルゴは腕利きの情報屋!強さや死亡説・再登場シーンも考察

SAOはメインキャラクターはもちろんですが各章で登場するサブキャラクターの人気も高く、そんなサブキャラクターの1人がアインクラッド編で登場する情報屋、アルゴです。本編での活躍は僅かながらもプログレッシブではヒロイン級の活躍を見せるなどその強さを発揮していましたがその展開から死亡説なども唱えられる結果となりました。今回はSAOのアルゴについて、作中での活躍やアニメでの声優、今後の再登場について紹介していきます。

【SAO】アルゴは腕利きの情報屋!強さや死亡説・再登場シーンも考察のイメージ

目次

  1. SAOのアルゴは腕利きの情報屋
  2. SAOのアルゴの強さ
  3. SAOのアルゴの死亡説と再登場シーンを考察
  4. SAOのアルゴのアニメ声優は井澤詩織
  5. SAOのアルゴに関する感想や評価
  6. SAOのアルゴは腕利きの情報屋まとめ

SAOのアルゴは腕利きの情報屋

SAOの作品情報

アルゴについて紹介する前にアルゴが登場し活躍するSAOについて簡単に紹介しておきます。

SAOの概要

SAO(ソードアート・オンライン)はオンライン小説として連載された後、2009年から電撃文庫レーベルで発行されるようになったライトノベルです。VRMMORPGを題材とした作品で、練り込まれた細かな設定とストーリー、キャラクター性などで高く評価を受けました。ちなみに作中ゲームの1つのタイトルにもなっており作中でも度々SAOという言葉が登場しています。

ライトノベルとして屈指の人気を誇るSAOは幅広いメディアミックス展開が行われ、複数のスピンオフライトノベル、漫画、アニメ、劇場版、そしてVRMMORPGという題材を生かした作中のゲームを再現する形の本格的なゲームまで展開されいずれも高い人気を獲得している作品になっています。

SAOのストーリー

西暦2022年、世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン(SAO)」が発売されると、約1万人のプレイヤーはそれまでのゲームとは違う完全な仮想世界の中でのゲーム体験を謳歌していました。主人公キリトはベータテスターとしてもプレイしたゲームに入り込み同じようにその仮想世界にのめり込んでいきます。しかし何故かその仮想世界からはログアウトする事が出来ない状態になっていました。

動揺するプレイヤー達の前にゲームの開発者でありゲームマスターの茅場晶彦が姿を現します。茅場は自発的なログアウトは不可能である事、SAOの舞台であるアインクラッドの最上層100層のボスを倒してゲームをクリアする事だけが唯一の脱出方法である事、そしてゲーム内で死亡すると現実でも死ぬ事を明かされます。キリト達は期せずしてデスゲームに巻き込まれる事になるのです。そんな巻き込まれたプレイヤーの1人がアルゴです。

アルゴの容姿

アルゴは通称「鼠のアルゴ」と呼ばれるSAOプレイヤーの1人です。主人公キリトと同じくベータテスターの1人であり、金褐色の髪をショートヘアーの巻き毛にしているのが特徴的です。体型的には主人公のキリトよりも頭1つ小さい子供のような体型をしています。ただしアルゴのリアルでの年齢は不明です。

その「鼠」という名前の由来になっているのが両頬3本ずつある髭のペイントです。ベータテスター時代、クエスト失敗の証としてつけられたもので、アルゴはそのクエストのクリアを諦めた事で残ってしまったものでした。その髭ペイントは正式サービス開始時点では消す事も出来ましたが、既にベータテスターの間では「鼠のアルゴ」という通り名で通っていた事もあり正式サービス開始後には自らの意志で髭ペイントを行っています。

アルゴの話し方

アルゴのもう1つの特徴なのがその話し方です。一人称は「オレっち」がメインで場面によっては「オネーサン」と相手をからかうような言い方をする時もあります。またアルゴは相手に対しても独自にあだ名をつける事が多く、キリトの事は「キー坊」、SAOのメインヒロインであるアスナの事は「アーちゃん」と呼び、他の者にも基本的に名前の頭文字から独自のあだ名をつけています。

口調は基本的にサバサバとしていますが語尾がカタカナになったり、にゃハハハと笑うなど、「鼠」という通り名に反して猫のような要素が強いです。また話し方には直接繋がりませんがその話し方に影響しているのかアルゴは大の猫嫌いでもあります。

アルゴは唯一の情報屋?

アルゴのSAOでのアイデンティティとも言える事の1つがSAOでの情報屋のパイオニアであるという点です。アルゴは基本的には「売れる情報は何でも売る」というスタンスを取りながらも良識を持ち合わせており、情報の真偽は自ら確かめ、またSAOではトラブルの元になりがちなベータテスター出身者という情報は扱わないなどアルゴなりの流儀に沿った情報を扱っているのです。

その情報の信用度はキリト達からも頼られる程であり、またSAO本編でも登場した「攻略本」の製作者でもあります。アルゴはこの攻略本を最初はいわゆる攻略組向けに500コルで販売し、そのお金を元手に増刷しては攻略組ではない他のプレイヤー達に無料で配布、マップの詳細な地形からそこに出現するモンスター、落とすアイテム、クエスト、食べ物まで幅広い情報を共有する事で安全に生活する為の情報を与えています。

プログレッシブではヒロインで活躍

SAO本編はその性質上、アインクラッド編の細かな詳細は断片的にしか描かれておらず、アルゴは、2巻収録の短編「赤鼻のトナカイ」にてキリトに情報を売る情報屋としてわずかに登場するだけのサブキャラクターでしかありませんでした。アニメでは本人の姿も描かれていますがその扱いはSAO本編においてはまさにモブキャラクターという立ち位置でした。そんなアルゴがより注目を集めたのがSAOプログレッシブです。

SAOプログレッシブはアインクラッド編で省略されたアインクラッド各層の攻略を描いたスピンオフ作品で、この作品ではアルゴはヒロインといえる程に活躍が描かれています。もちろんこれにはアルゴ以外のサブキャラクターも多数登場した事で本編とはまた違った人気を獲得するに至っています。現在アルゴが高い人気を獲得しているのはこのSAOプログレッシブの存在がかなり大きいです。

ゲーム版では強いキャラ?

SAOの魅力といえるのが作中に登場するそれぞれのゲームを体験できる本格的なゲームですが、SAO本編ではSAOにしか登場していないアルゴも各ゲームに登場しています。基本的には情報屋というアイデンティティからか、チュートリアルを先導するキャラであったりする事が多いですがプログレッシブでの人気もあり、ゲームによってはメインヒロイン級の扱いを受ける事も多いです。

ゲームで特に注目を集めたのがGGOを舞台としたフェイタル・バレットとスマホゲームとして展開されたメモリー・デフラグです。フェイタル・バレットでは情報屋としてアイテム売買を担当する一方、戦闘では非常に有能なキャラクターとして活躍、メモリー・デフラグでは主にボス戦で活躍するキャラクターとして重宝されるキャラクターになっています。

SAOのアルゴの強さ

闘いのスタイル

アルゴは情報屋という事もあってか、敏捷性に特化したステータスの振り方をしており、暗器とも言えるような小型のクローを武器としています。ただベータテスター時代からアルゴ自身が自ら最前線に立って戦うタイプではなく、デスゲームとなった後も基本的には情報屋としてボスの弱点探しなどで協力する事はあってもアルゴ自ら先頭に立って戦う事はありません。

ソロで修羅場を掻い潜る

アルゴは情報屋という立ち位置から特定の勢力への肩入れを避けるべく基本的にはアルゴ1人でソロ活動しています。メイン職が戦闘職ではない事もあって、友好的な関係を気づいているアスナらには心配されますが、敏捷性に振ったそのステータスで何度もアスナを驚かせる程の力は持っています。

情報屋としての能力

アルゴの情報屋としての能力は非常に高く、アルゴと5分雑談をするだけで情報にしたら100コルになるような情報を聞き出されてしまうと言われています。またアルゴから情報を得る為であれば攻略組の最前線にいるキリトでさえも命と等価といえる自分のステータス情報でも売れるなら売ると話す程であり、情報屋としての信頼と評価を集めています。

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SAOのアルゴの死亡説と再登場シーンを考察

プログレッシブでの死亡説とは?

人気が非常に高いアルゴでしたが、一部では死亡説が唱えられる事になりました。というのもSAO本編では上記でも触れた赤鼻のトナカイ以外に出番がなく、またアニメ14話で確認できるクリア者リストの中にもアルゴの名前がない事などから死亡したのではないかと考えられていたのです。キリト自身、クリア以降に全くアルゴの動向がない事から何らかの形で死亡したのではないかと考えられていました。

さらにアルゴがメインで活躍していたプログレッシブでも3巻まで頻繁に登場していたにも関わらず以降の巻で途端にアルゴの出番が無くなってしまったのです。またアルゴが時に相手の反感を買う事になる情報屋を生業としていた事もあってファンから死亡説を唱えられる事になってしまいました。

ザ・デイ・ビフォアで生存確認される

そんなアルゴですが、BD/DVD1巻の特典として描かれた描き下ろしの短編「SAOザ・デイ・ビフォア」にて再登場、この物語はSAOクリア直前の3週間以内の物語となっており、少なくともアルゴがSAO時代に死亡したという事はない事がほぼ確定しました。

再登場は外伝

そんなアルゴがSAO事件解決後も無事に生きているのが確定したと言って良いのが電撃文庫MAGAZINEで2013年に連載が開始された「ソードアート・オンライン ガールズ・オプス」と言われる外伝作品です。この作品はSAO事件以降、キリト達がメインのゲームとするALOを舞台にリーファ、リズベット、シリカの3人をメインとした物語になっており、そこにアルゴも再登場しています。

ガールズ・オプスでのアルゴ

ガールズ・オプスで描かれたアルゴはケットシーを選び、ALOでも情報屋として活動していました。アルゴがSAO本編で登場していないのはALOではキリトと関わってない為であり、キリトらSAOサバイバーの一定層がALOをプレイしている事も把握しています。

アルゴはSAO未経験のリーファはもちろん、同じSAOサバイバーであるシリカ、リズベットとも初対面でしたが情報屋をしている事に加えてキリトの身内という事もあってアルゴ側は一方的に把握しているという状態でした。相変わらず情報屋として活動するアルゴですが、SAOと違い命のやりとりがなくなった事から個人情報を販売するのは辞めています。

ユナイタル・リングにて本編にも復帰?

アルゴは死亡説こそ外伝やゲームでの登場でほぼ否定されていたものの本編では登場どころかアインクラッド編以降、名前も出ていなかったアルゴでしたが、長い時を経てSAO本編にも再登場を果たしました。ユナイタル・リング編にてSAOサバイバーの中でも学生を対象とし、キリト達も通う帰還者学校に転校生として再登場したのです。

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SAOのアルゴのアニメ声優は井澤詩織

井澤詩織のプロフィール

アルゴの声優を務めた井澤詩織さんは2006年に声優デビューを果たした声優さんです。ラジオなどのパーソナリティを担当した後、2009年にアニメ声優としてデビューを果たしました。非常に多趣味でも知られ、写真撮影、釣り、妖怪好きなどその趣味は多岐に渡り、声優業を中心に様々な活動に挑戦、マルチに活躍しています。

井澤詩織の主な出演作

井澤詩織さんの声優としてのこれまでの出演作としては、「銀の匙」の吉野まゆみ役、「幻影ヲ駆ケル太陽」のシュレディンガー役、「ウィッチクラフトワークス」の倉石たんぽぽ役、「最弱無敗の神装機竜」のティルファー・リルミット役、「灼熱の卓球娘」の二重丸くるり役、「メイドインアビス」のナナチ役、「とある魔術の禁書目録」の心理定規役、「プラネット・ウィズ」の黒井銀子役などの声優を務めています。

またSAOではアニメに限るとアルゴは本編での1部にしか登場していない事もあり、アルゴと兼役で、シリカのペットであるピナ役も演じています。ピナ役としては準レギュラー状態で今でもSAOに関わり続けています。

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SAOのアルゴに関する感想や評価

ここからは既にSAOを視聴した人のアルゴについての感想を紹介していきます。SAO本編のアニメ時点では始めて姿が描かれた事でも話題を集めたアルゴでしたが、感想が急増したのはやはりSAOプログレッシブが連載されてからです。SAOには様々なヒロインがいますが、どのヒロインとも違うタイプである事もあって独自の人気を獲得するに至っています。

本編はもちろん外伝でもアルゴはSAO事件以降どうなったのかが長くかかれなかっただけに一時は死亡説すらながれたアルゴでしたが、外伝での再登場からSAO本編にも再登場した事に驚き、喜んだアルゴファンも非常に多くなっています。

これまでSAO関連作品はアルゴ未登場のSAOAGGOを除くとアニメ化されていない事、さらにはアルゴが登場したユナイタル・リング編の1つ前のエピソード、アリシゼーション編まではアニメ放映が確定している事もあってユナイタル・リング編もアニメ化されれば再びアニメでアルゴが見られるのではないかという期待も高まっています。

アルゴと言えばその喋り方が特徴的な事もあり、登場は短いとはいえ、SAOでの印象が深いという人も多くアルゴ仮にアニメに再登場するのであればぜひアルゴの声優は井澤詩織さんで継続して欲しいという声も多くなっています。

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SAOのアルゴは腕利きの情報屋まとめ

アルゴはSAOに登場する唯一無二と言っても良い情報屋であり、質の高い情報で時にキリト達を助け、時にキリト達をからかうキャラクターです。SAO本編でのアルゴの活躍こそ少なく、プログレッシブがアルゴの活躍がメインですが、その人気は高く、結果としてアルゴは長らくSAO本編での再登場が期待されるキャラクターになっていました。

これまで本編ではアルゴのSAO事件以降の情報が語られる事はなかったものの、外伝やゲームには度々登場しており、その生存を匂わせていた事もありました。その為アルゴの人気は継続しており、ついにユナイタル・リング編にてSAO本編に再登場を果たしました。アルゴの活躍にも注目しながらSAOを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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