【SAO】キバオウは人気の愛されキャラ!名言・名セリフや声優も紹介

SAOにてサブキャラクターながらも高い人気を誇るキャラクターになっているのがキバオウです。登場期間は決して多くないながらも登場時のセリフは多くが名言と言われている他、またどこかで活躍して欲しいという声が集まるキャラクターでもあります。今回はSAOのサブキャラクター、キバオウについて、人気の理由や名セリフ、SAOがアニメ化された際の声優などをまとめて紹介していきます。

【SAO】キバオウは人気の愛されキャラ!名言・名セリフや声優も紹介のイメージ

目次

  1. キバオウは人気の愛されキャラ
  2. キバオウの名言や名セリフ集
  3. キバオウのアニメ声優
  4. キバオウの人気の理由
  5. キバオウに関する感想や評価
  6. キバオウについてまとめ

キバオウは人気の愛されキャラ

ソードアート・オンライン(SAO)の作品情報

本記事ではSAO(ソードアート・オンライン)の人気愛されキャラキバオウについて紹介します!まずキバオウについて紹介する前にキバオウが登場するSAOについても簡単に紹介しておきます。

ソードアート・オンライン(SAO)の概要

SAO(ソードアート・オンライン)はオンライン小説として最初に展開された後、商業展開される事になったVRMMORPGを題材としたライトノベルです。ライトノベルとして高い完成度と高いキャラクター性、ストーリーの細かさから高い人気を集めました。その人気の高さからスピンオフ作品の展開を始め、漫画、アニメ、劇場版、題材を生かした本格的なゲームなど様々なメディアミックス展開が行われています。

アニメは2012年に2クール25話、2014年に2クール24話で展開、2017年の完全オリジナルエピソードとなる劇場版を経て2018年から3期の前半を24話で放送し、2019年11月現在、3期後半が放送中と現在でもメディアミックス展開が積極的に行われている作品でもあります。ちなみにSAOは作中に出てくるゲームのタイトルでもあり、作中でも度々その名前が登場しています。

ソードアート・オンライン(SAO)のあらすじ

2022年、世界で始めてのVRMMORPG「ソードアート・オンライン」が発売。主人公キリトは幸運にも1000人のベーターテスターに選ばれており、早速ソードアート・オンラインの世界にダイブ、1万人にも及ぶプレイヤー達は完全な仮想空間での冒険を謳歌していました。キリトはゲーム内で知り合ったクラインと仲良くなる中、なぜかログアウトが出来ない状態になっている事に気が付きます。

困惑するキリト達をよそに開発者の茅場晶彦から説明が行われます。茅場晶彦の説明でSAOは自発的なログアウトが不可能であり、SAOの舞台、アインクラッドの最上階である100層のボスを倒す事で脱出が出来る事、そしてSAO内での死はそのまま現実世界での死につながる事が明かされます。キリト達は意図せずデスゲームに巻き込まれる事になるのです。そんなデスゲームに巻き込まれた1人が今回紹介するキバオウです。

サブキャラ・キバオウのプロフィール

キバオウはSAOのエピソードの中でも全ての原点となっているSAO(ソードアート・オンライン)ゲームの舞台の名前からアインクラッド編と言われる最初のエピソードに登場したキャラクターです。SAO事件では巻き込まれた後、当初は積極的に攻略を進めようといわれる所謂「攻略組」のギルド「アインクラッド解放隊」のリーダーを務めるようなキャラクターです。

関西弁で感情的で攻撃的な言動が多いのが非常に特徴的なキャラクターですが、根本的には話せば分かる人物でありアインクラッド解放隊のリーダーを務め、ギルドが半壊した後も別のギルドを吸収して再編成、その頃にはより自分の立場を高めるような行動をしてしまう性格に変わり最後にはギルドを追い出される結果となってしまいました。SAOクリア時も無事に生還しておりSAO事件の生き残り、SAOサバイバーの1人となっています。

TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」オフィシャルサイト

キバオウの名言や名セリフ集

キバオウの名言①「なんでや!」

この名言はキバオウがキリトを糾弾する時の名言です。結果的にボスを倒す事が出来た直後で皆が安堵する中、唯一キバオウだけがキリトを「事前に敵の使う技を知っていた」として糾弾します。セリフ自体は非常にシリアスなシーンでのセリフなのですがアニメでのそれまでの描き方もあって一種のネタとして広まる結果となります。

キバオウの名言②「ちょお待ってんか!」

アニメにおけるキバオウの最初のセリフで同時に名言としても人気を集めているのがこの名言です。この時は第1層のボスを倒す為、ディアベル主導の会議が行われている場面であり、その話に割り込む形でキバオウが登場しました。キバオウの特徴的な見た目、その後のベータテスターを糾弾するという行為も相まって強いインパクトを残したセリフであると同時に日常的な場面でも使いやすいという事もあって名言として扱われています。

キバオウの名言③「そんなのチートや…」

キバオウの名言の極めつけとなっているのがこの名言です。上記の「なんでや」から続くキリトを糾弾するシーンでの一言で、ベータテスターであり情報量が他より多い事を開き直るような形で自ら敢えて汚名をかぶったキリトに対しての言葉になっています。キバオウの人気に加えて声優さんの迫真の演技もあって非常に人気の高い名言になっています。

ちなみにこの名言、アニメ版ではキバオウのセリフですが、原作ではキバオウの仲間のセリフになっています。このセリフに限った話ではありませんがアニメ化に際してサブキャラクターのセリフの統合が行われており、このセリフを言ったキャラクターは登場せず、キバオウが言う事になったのです。原作でのキバオウはその場に居た中でも数少ない、キリトが開き直った真意に気づき心の中で感謝をするという形になっていました。

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キバオウのアニメ声優

関智一のプロフィール

キバオウの声優を務めた関智一さんは1991年から声優として活躍、同時に俳優としても音楽活動などもマルチに行っている声優さんです。声優デビュー作は海外アニメ「レポーター・ブルース」でデビューし、少年役から青年役までこなし、特にヒーロー物における高音と低音を使い分けで数多くのヒーローキャラクターを演じてきました。またシリアスな役の声優だけでなくギャグキャラクターまでこなす事が出来ます。

関智一の主な出演作品

関智一さんがこれまで声優として出演した作品としてはレギュラー初出演となった「機動戦士Vガンダム」のトマーシュ・マサリク役、「機動武闘伝Gガンダム」のドモン・カッシュ役、「新世紀エヴァンゲリオン」の鈴原トウジ役、「頭文字D」の高橋啓介役、「GTO」の村井國男役、「ポケットモンスター」のケンジ役、「はじめの一歩」の宮田一郎役、「機動戦士ガンダムSEED」のイザーク・ジュール役などがあります。

近年声優として出演した作品としては、「炎炎ノ消防隊」の烈火星宮役、「学園BASARA」の石田三成役、「昭和元禄落語心中」の与太郎役、「ナンバカ」双六一役、「僕のヒーローアカデミア」のセルキー役、「ゾイドワイルド」のギャラガー役、「からくりサーカス」の白銀役、「フルメタル・パニック!InvisibleVictory」の相良宗介役、「鬼滅の刃」の不死川実弥役、「魔王様、リトライ」の田原勇などを務めています。

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キバオウの人気の理由

理由①人気投票で8位に?

SAOではこれまでに何度か何度か人気投票が行われていますがキバオウはこれまで歴代の人気投票の中で8位に選ばれた事もあるほどの人気の高さを見せています。この人気投票では、主要なキャラクターはそれぞれにゲーム単位のアバターで投票出来たりもしたので票が割れやすいという事も一因になっていましたが、シリカやリーファなどエピソードによってはヒロインを務めたキャラクターよりも上位に位置する結果となりました。

理由②ネタキャラクターとしての地位を確立

キバオウが愛される最大の要因と言えるのがネタキャラクターとしての側面を持っているという事です。言っている事自体は一つの考え方として妥当とも言える事がほとんどのキバオウですが、関西弁という事、思った事を口にしてしまう性格も相まって良いセリフであってもネタとして扱われてしまう、またはネタとして扱いやすいセリフが多くなっているというのも大きな要因です。

またSAOのメインキャラクターにはキバオウが登場したアインクラッド編以降に登場したキャラクターにおいてもネタキャラクターと言えるキャラクターが居ないのも結果としてキバオウに人気が集中する要因にもなっています。

理由③ディアベルとの関係

キバオウと同じサブキャラクターとしての立ち位置を持ちお互いの関係がはっきりしているのがディアベルです。ディアベルは第1層のボス攻略会議を主導した人物であり、同時に第1層でのボス戦において、命を落とした人物でもあります。登場人物としては非常に重要な立ち位置であり最初期の攻略組の象徴とも言えるキャラクターです。

キバオウはディアベルの持っていた「リソースを最大限広く分配すべき」という考えに深く共感したキバオウはその考えを元に後にアインクラッド解放隊を作りリーダーを務めていました。「より強者たるべきとする」別ギルドとは方針の違いで対立するも25層まではディアベルの遺志を継いで攻略組の最前線に立ち続けていました。ネタキャラクターとして扱われるキバオウですがリーダーシップも持っているのが大きな特徴です。

理由④ギルドのサブリーダー

しかしキバオウがリーダーを務めたギルドは25層攻略中に半壊、キバオウら生存者達もギルド再建の為、攻略組と袂を分かち第1層に戻ります。そこでキバオウはシンカーがリーダーを務めていたギルド、「MTD」と吸収合併し、「アインクラッド解放軍」と名を改める事になります。リーダーはシンカーに譲りながらも元々シンカーがリーダーシップを発揮するタイプではなかった為自らの派閥を率いていました。

キバオウは攻略組での挫折の経験もあってかこの頃から性格が大きく歪み、ギルド内での自らの権力を高める事、収益を上げる事に注力するようになり、結果としてキバオウ派閥を中心にアインクラッド解放軍は次第に横暴な組織になっていきます。

理由⑤除名

そんなキバオウ達の横暴はアインクラッド解放軍内外から批判を集める事になります。そこでキバオウは配下の精鋭を攻略組に送り込みますがそれも失敗して送り込まれた者達は半壊。度重なる失敗を受けてキバオウはリーダーであるシンカーの暗殺を試みます。この暗殺はキリト達に阻止され、その暗殺を指示したのがキバオウだと分かるとキバオウとその一派はギルドから除名される事になりました。

その事件以降、キバオウの名前がSAO本編で描かれ活躍する事はありません。唯一登場するのがキリトがSAOをクリアした際、生き残った者、作中でSAOサバイバーと言われる人達のリストの中にキバオウの名前も描かれていた事です。

理由⑥プログレッシブ内での活躍

SAO本編では1層とクリア付近、残りの層は断片的に描かれているだけでしたが、その飛ばした他の層を順に描く形で執筆されているのがSAOプログレッシブです。プログレッシブでは1層の次は2層としっかり段階を踏んでいる事もあり、キバオウは本編以上に活躍しています。

理由⑦ソードアート・オンライン異伝 キバオウはん!

キバオウの人気を現している最たる例が公式が発売しているSAOマガジンの中で連載されている「ソードアート・オンライン異伝キバオウはん!」の存在です。この漫画はキバオウが直接主人公というわけではなくキバオウを意識した女の子が主人公という異色作ですがキバオウが人気でなければ成立しない話になっているのもキバオウが人気だと言える1つの証明になっています。

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キバオウに関する感想や評価

ここからは既にSAOを視聴している人のキバオウに関しての感想を紹介していきます。キバオウは本編での特にディアベルとの絡みで描かれる事が多いキャラクターであり、プログレッシブでもその思いを引き継ぐような言動が多くなっています。

また本編、プログレッシブ共にまだキバオウが変わるきっかけとなった攻略組脱落のきっかけとなった事件についての詳細が描かれておらず気になるという声も多くなっています。キバオウは本編の後半、名前だけの登場で黒幕となっている形でキバオウ本人が登場していない事もあり、キバオウの性格がどのような形で変わっているのか実際に描いて欲しいという声も多いです。

キバオウの声優を務めた関智一さんに関してはキバオウの役での演技力の高さはもちろんですが、キバオウ以外に演じている役を見て驚いたという声が特に多くなっています。特に関智一さんが「ドラえもん」の2代目スネ夫を演じるようになってからは同じ声優とは思えないという程に演じているキャラクターの幅が広くなっています。

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キバオウについてまとめ

キバオウはSAOのアインクラッド編にてサブキャラクターながらも強いインパクトを残しメインキャラクターと並んで人気が高いキャラクターです。SAOのネタキャラクターというメインキャラクターにないポジションを確立した事もあって、キバオウの人気があったからこその作品が生まれるなど作品内外に影響を与えているキャラクターです。

本編での活躍はそこまで多いわけではないですが、本編の間を埋める形のエピソードであるプログレッシブではメインキャラクターに負けず劣らずの活躍を見せており、プログレッシブの影響でさらにその人気も高まっていると言えます。まだSAOを視聴した事がないという人はぜひキバオウにも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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