【咲-saki-】白築慕の正体と能力は?登場シーンや現在・死亡説を考察

白築慕とは、麻雀漫画『咲-Saki-』シリーズに登場する心優しいキャラクターです。本編の外伝である『シノハユ the dawn of age』の主人公です。白築慕は小学生から麻雀で全国を目指す少女ですが、その正体は謎に包まれています。2019年11月現在は『咲-Saki-』本編で登場していないため、死亡説が囁かれることもあります。この記事では白築慕のプロフィールや能力、また今後の活躍予想について紹介していきます。

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目次

  1. 白築慕とは?
  2. 白築慕の正体と能力
  3. 白築慕の登場シーンや現在・死亡説
  4. 白築慕や母の名セリフ集
  5. 白築慕に関する感想や評価
  6. 白築慕の正体と能力まとめ

白築慕とは?

白築慕(しらつき・しの)とは、女子高生たちによる人気麻雀漫画『咲-saki』シリーズのひとつ『シノハユ the dawn of age』(シノハユザドーンオブエイジ)に登場する、主人公の女の子です。いなくなった母親との再会するために麻雀を打つ女の子です。白築慕は2019年11月現在、『咲-saki』本編には未登場のキャラクターです。それでは白築慕について詳しく触れる前に、『咲-saki』シリーズについて紹介していきます。

咲-saki-の作品情報

咲-saki-の概要

『咲-saki-』とは2006年から連載が開始された麻雀漫画、およびそれを原作としたメディア作品です。漫画の作者は小林立(こばやし・りつ)さんで、スピンオフ作品の原作・原案も手がけておられます。『咲-saki-』はこれまでにTVアニメ化、実写ドラマ化、実写映画化などを果たしました。2019年11月現在も漫画の連載が続いており、アニメの新シーズンも期待されている作品です。

『咲-saki-』では麻雀を賭博としてではなく、全国インターハイの競技として描いたことが、大ヒットに繋がりました。かわいいキャラクターや青春模様、それから本格的な牌譜なども、作品の魅力とされています。2016年に放送されたTVドラマ版、2017年に公開された劇場版では、女優の浜辺美波さんが主演を務めました。

咲-saki-のあらすじ

世界で麻雀競技人口が1憶人を超えた、21世紀。主人公の宮永咲(みやなが・さき)は長野県にある清澄(きよすみ)高校に通い、麻雀とは離れて生活していました。ある日ささいなことから麻雀部の部室を訪れ、麻雀を打ちます。そして圧倒的な能力と実力を認められ、麻雀部に誘われます。しかし咲は家族との辛い想い出があるので、麻雀部に入ろうとしません。

咲はその後、父親から姉の宮永照(みやなが・てる)が昨年のインターハイで優勝していたと知らされて、考えを改めます。離れて不仲になった姉と再会しようと、麻雀を打つ決意をします。咲は清澄高校の麻雀部に入り、インターハイの頂上を目指します。

白築慕が登場するシノハユとは?

シノハユの正式名称は『シノハユ the dawn of age』で、副題は『旧約青春麻雀物語』(バーナルマージャンストーリー)です。このタイトルのとおりシノハユは『咲-saki-』本編よりも過去の世代の物語です。第0話では『咲-saki-』本編に登場しているプロ雀士や、高校の監督たちが集まるシーンからはじまります。シノハユは群集劇ともいえるストーリー構成ですが、物語の1番の主人公は白築慕です。

『シノハユ』の主人公である白築慕は、第0話では回想の後ろ姿しか登場していません。『シノハユ』の主な作品舞台は、島根県松江市です。『シノハユ the dawn of age』は、『咲-saki-』や『咲-saki- 阿知賀編 episode of side-A』(さき あちがへん エピソードオブサイドエー)に登場するプロ雀士たちの、学生時代の物語です。第0話のあとは白築慕の小学校時代から、スタートします。

白築慕の誕生日は?プロフィールまとめ

さて『シノハユ the dawn of age』の主人公、白築慕のプロフィールを紹介します。白築慕は、島根県松江市で、叔父の白築耕介(しらつき・こうすけ)と暮らしている女の子です。小学校4年生までは、母親と共に横浜で暮らしていました。しかしある日突然、母親が失踪してしまいます。残された白築慕は、叔父と松江市に住むようになったのです。

白築慕の誕生日は1月31日。血液型はA型。引っ込み思案でおとなしい性格の持ち主です。しかし決めたことをやり抜く強さも持ち合わせており、叔父に内緒で麻雀大会に出場したほどです。特技は家事全般で、作中ではよく叔父に手料理をふるまっています。そして白築慕は『咲-saki』本編では未登場のキャラクターで、現在はどうしているかはっきりわかりません。ファンの間でも、たびたび死亡説が囁かれています。

白築慕の通う高校

白築慕がどこの高校に通うのかは、2019年11月現在は明らかになっていません。正体不明です。ですが『シノハユ the dawn of age』の表紙を見ていくと、白築慕が小学生時代からの友人たちと、同じ高校に進むことがわかります。1~3巻までは、同じ制服に身を包んだ女の子たちが登場しているからです。

白築慕は小学校のときからの友人である石飛閑無(いしとび・かんな)や、瑞原はやり(みずはら・はやり)と、同じ高校に進むようです。そして麻雀大会のインターハイで上に進むことが、第0話で明らかにされています。

咲-Saki- | ヤングガンガン | SQUARE ENIX

白築慕の正体と能力

白築慕の正体①能力

『咲-saki』シリーズにはスポーツ漫画独特の、特殊能力を持ったキャラクターたちが登場します。その能力は、何回も連続でカンをしたり、一巡先や二巡先の未来を見たりと、実にさまざまです。白築慕が特殊能力はあるのかは、長らく正体不明でした。しかし中学校時代のインターハイ団体戦の決勝にて、白築慕の能力が開花していきます。その様子は単行本第11巻などで見ることができます。

白築慕には昔からずっと、縁がある牌があります。鳳凰が描かれた一索(イーソー)です。白築慕は一索を『鳥さん』と呼んでいました。彼女が強い役であがるとき、演出で羽根が舞っていました。そして中学校時代のインターハイ団体戦の決勝。白築慕は窮地に追い込まれ、そこからとてつもない追い上げを見せます。そのときの慕の背中には、一索の鳳凰を思わせるような、大きな羽根が生えています。

白築慕の正体②咲との共通点

『シノハユ the dawn of age』の白築慕と、『咲-saki』本編の主人公・宮永咲には、いくつかの共通点があります。第1に、いなくなった家族と出会うために麻雀をしているという共通点があげられます。宮永咲は、両親の離婚で離ればなれになった姉と仲直りをするために、麻雀で全国トップを目指します。そして白築慕は、突然失踪した母親に見つけてもらうために、麻雀大会で活躍しています。

第2の共通点は、1度は麻雀から離れてしまうというところです。そしてふたりとも、家族から麻雀道具を手放すように促されます。宮永咲は父親から麻雀卓を「売っちまうか」と言われ、白築慕は、叔父が麻雀牌を質屋に預けてしまいます。

第3の共通点は、それぞれ家族にまつわる正体不明の過去がある、という点です。宮永咲と、姉の宮永照(みやなが・てる)の仲がこじれた理由は、2019年11月現在も正体不明です。咲と照以外の人物が深く関わっているようですが、その人物はすでに死亡しているような描写があります。白築慕の母が失踪した理由も、まだ明らかにされていません。ただし麻雀絡みであることは、ほのめかされています。

ほかにも、白築慕と宮永咲にはおとなしい性格という共通点や、麻雀が桁違いに強いといった共通点があります。『シノハユ the dawn of age』はまさに、『咲-saki』本編の旧約青春麻雀物語と、表現することができます。

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白築慕の登場シーンや現在・死亡説

白築慕の登場シーン①幼少期

『シノハユ the dawn of age』第1話は、白築慕の幼少時の回想からはじまります。そこには消息不明となっている、白築慕の母・白築ナナの姿も描かれています。白築慕は赤ちゃんの頃から麻雀と叔父が大好きだったようで、麻雀牌と叔父の指を手放さない様子が描かれています。

このとき慕の母親は「私と同じで」「男を見る目はなさそう」と言っています。このシーンから、白築ナナが夫とはすでに同居していない様子が伺えます。また「私と同じで」麻雀が好きそう、と深読みすることもできます。

白築慕の登場シーン②小学生時代

白築慕は物心がつく前に父と離れ、そして小学4年生の時に母が行方不明となります。叔父に引き取られて、松江市で過ごすようになります。叔父の前では明るく振る舞う慕ですが、夜は母を想って泣いています。やがて小学5年生となった慕は、ある日、小学校の麻雀部を訪れます。そこで白築慕は石飛閑無たちと出会い、市内で開催されたこども麻雀大会で、瑞原はやりと出会います。

白築慕は麻雀で活躍して、母に見つけてもらおうと決心します。成長したところを見てもらおうと髪を伸ばしはじめ、仲間と共に麻雀の腕を磨いていきます。

白築慕の登場シーン③咲の15巻おまけ漫画

さて『咲-saki-』本編では未登場の白築慕ですが、実は第15巻のカバー裏になら、ちらりと登場しています。おまけ漫画での登場という、ファンサービスの形です。おまけ漫画の主役は『シノハユ』に登場した丹羽菜緒子と高橋知代子です。高橋千代子はベッドでゴロゴロしながら「仕事行きたくない」「モチベ揺らぐ」と、こぼしています。そして「慕は全然ちがったよね」「ずっと楽しそうにしてた」と、白築慕を話題にあげます。

そのときのひとコマだけ、白築慕が登場しています。『シノハユ』1巻のときよりも髪が長い姿なので、『咲-saki-』現在での姿かと想定できます。白築慕は高校卒業後は、プロ雀士となったようです。しかし慕は幼少時、母親に成長した姿を見てもらおうと髪を伸ばしはじめました。ですので母と再会できたかどうかは、わかりません。

白築慕は現在登場していない?

『咲-saki-』本編、それからスピンオフ作品である『咲-saki-阿知賀編』には、白築慕の同級生やライバルキャラクターたちが、大人に成長した姿で登場します。ですが白築慕本人は2019年11月現在、まだ登場していません。しかし単行本未収録の雑誌掲載分では、白築慕を想像させる人物が出ています。その人物は正体不明のシルエットで、コマを飾っています。ワールドレコードホルダー(世界記録保持者)とされている人物です。

白築慕の死亡説

『シノハユ the dawn of age』第0話にて、白築慕は回想でしか登場していません。小学校からの友人である瑞原はやりが、旧友を呼ぶ場に白築慕を招待していないというのは、考えにくい話です。こういったことからファンの間では『すでに死亡しているのでは?』と、白築慕死亡説が囁かれています。死亡説のほかには『白築慕は海外に渡ったのでは?』という説も、浮上しています。

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白築慕や母の名セリフ集

白築慕の母の名セリフ

ここで『シノハユ』に登場した名セリフを、一部紹介します。まずは第1話の回想シーン、白築慕の母親のセリフからです。「麻雀を打っている慕の顔が好き」「キラキラした慕の顔が好き」と、優しく白築慕に語りかけています。白築慕はこのことを思い出し、麻雀大会に向かうと決めます。

白築慕のセリフ「この大会で活躍すれば…」

白築慕のセリフも、名セリフとされているものがたくさんあります。ストーリー初期では「大会で活躍すればお母さんが見つけてくれるかも…」というセリフが、印象深いとされています。市内でこども麻雀大会が開かれると知った白築慕は、そこで活躍して母に見つけてもらおうと考えます。そしてこの市での大会が終わったあとも、全国大会で活躍して、母と見つけてもらうことを目標とします。

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白築慕に関する感想や評価

白築慕についての感想や評価を、一部紹介します。まずは慕の誕生日に投稿されたお祝いツイートです。慕の人柄や生き方を挙げて『目標としたい人物』とされています。

こちらは作中に小さく書かれた笑顔についてです。死亡説も噂されている白築慕ですが、彼女の人柄に癒されるファンは多く、成長した姿での登場が望まれています。

こちらは『咲-saki-』本編と『シノハユ the dawn of age』の関連性についてのものです。この2作品は先に述べたとおり、主人公の境遇なども似ています。

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白築慕の正体と能力まとめ

白築慕は人気麻雀漫画『咲-saki』シリーズのスピンオフ作品、『シノハユ the dawn of age』の主人公の女の子です。失踪した母親と再会するために、麻雀を打っています。その腕前は他を凌駕するもので、『咲-saki』シリーズでも最強クラスなのでは?と噂されています。たびたび死亡説が浮上するキャラクターですが、現在でも生存している確率も出てきました。

白築慕は『咲-saki』本編、現在ではどうしているのか。死亡せず、母親とは再会できたのか。それらの正体が明らかになっていく『シノハユ the dawn of age』と『咲-saki』本編からは、まだまだ目が離せません。

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