ルーメン・イストワールの正体とは？謎の無敵キャラゼレフについても解説！

フェアリーテイル(妖精の尻尾)の中でも、特に注目を集めていたルーメン・イストワールの正体が、いよいよ最終章で明らかになりました。全てのギルドを翻弄し続けてきた、ルーメン・イストワールが登場するフェアリーテイル(妖精の尻尾)や謎の無敵キャラであるゼウス、最終回のネタバレと共にその後のギルド達の様子をご紹介します。

フェアリーテイル(妖精の尻尾)とは、2006年～2017年にかけて、真島ヒロが手掛けたファンタジー漫画です。週刊少年マガジンにて連載され、大好評につき2009年にはテレビアニメ化もされました。それ以降は、シリーズ化され、物語はドンドンと膨らんで、2018年にはファイナルシリーズの放送もされた人気漫画です。

11年間(2006年～2017年)という長い年月をかけて真島ヒロが連載し続けてきたフェアリーテイル(妖精の尻尾)は、週刊少年マガジンにて大注目を浴びることになります。RAVEの作者としても有名な真島ヒロの次の作品としても話題を呼んだのでしょう。フェアリーテイル(妖精の尻尾)は、ナツを中心とした魔導士ギルド達の様々な絆を描いた物語です。

物語の中で死亡してしまうキャラが多すぎるところはありますが、ナツなどの主要キャラはどんな戦いがあっても健在なので安心です。フェアリーテイル(妖精の尻尾)に所属しているナツをメインとした魔導士のギルド達には、多くの依頼が来るためそれによって物語が様々に展開していきます。個性的で魅力的なキャラが多いのも人気の秘密でしょう。

世界中には多くの魔導士であるギルド達の存在がありました。そんなギルド達に仕事を仲介してくれるのが、フェアリーテイル(妖精の尻尾)という組織です。まだ、少女でありながらも志の高いルーシィは、プロの魔導士を目指していました。そんな時、炎を食べてしまったことをきっかけに、ドラゴンスレイヤー(滅竜魔導士)のナツと出会い、彼の仲介で組織に入ることになります。

しかしそこは、様々な荒くれものが集うギルドでもありました。フェアリーテイル(妖精の尻尾)は、問題児ばかりのギルドですが、たくさんの依頼をこなしていく中で、お互いの絆を深め合い、人間としても、魔導士としても成長していきます。さらに、ストーリーが進むにつれ、ナツは、自分の出生の謎を知り、打ちひしがれますが、ギルド達と共に運命へと立ち向かっていくのでした。

2006年～2017年の11年間に渡り真島ヒロによって連載されてきたフェアリーテイルは、全545話をもって惜しまれながらも完結しました。そこで、フェアリーテイルの最終回のネタバレをそれぞれの主要メンバーごとにご紹介します。

魔竜アクロノギアとの戦いを繰り広げてきたフェアリーテイルのギルド達も、ようやく戦いを終了することができました。最終回の545話は、壮絶な戦いを終えたギルド達の1年後の、時はX793年の物語としてスタートします。

少女でありながら立派な魔導士の道を志していたルーシィは、なんとドレスアップしてパーティー会場に招待され多くの人の前で紹介されていました。そのパーティーは、小説などの授賞式です。ルーシィは、密かに新人として小説を投稿していました。その小説「イリスの冒険」が見事、新人賞を獲得し、その授賞式に招かれていたのです。そこには、多くのフェアリーテイルの仲間たちも集っていました。

また、ナツが深刻な顔でルーシィに詰め寄るので、もしや愛の告白と思わせながらもさすがナツらしい告白をします。それによって、いつものナツを中心としたルーシィやエルザ、グレイ、ウェンズディの5人と猫2匹の仲間は、100年クエストを目指すのでした。

グレイは、ルーシィの授賞式のパーティーでもいつもの脱ぎっぷりを発揮していました。しかし、ジュビアとは、お互いに戦っていくうちに愛が深まった様子です。グレイとジュビアの今後を期待させるような雰囲気が漂ってしました。

レビィとガジルもお互いに様々な試練を乗り越えていくうちに親密な関係になった様子です。すごく仲良くなった様子でしたが、何やらひそひそと話しています。なんと、レビィが妊娠したようで、2人の赤ちゃんが近々誕生するかもしれません。

その他のギルドもそれぞれの道を歩んでいる様子です。フォオーレ王国の女王に即位したヒスイ姫は、様々な難問を解決しているようで、これから良い国になっていくのでしょう。男勝りだったエルザは、今まで全く髪の手入れなどをしたことがなかったのに毎日自分の髪をとかすようになったようです。恋をすると女性は可愛く、ますます美しくなります。

ブルーペガサスでは、イケメンオブザイヤー(IOY)に一夜が選ばれ、大盛り上がりです。セイバートゥース恒例の大食い大会では、今年も圧倒的な強さでミネルバが勝利しています。週刊ソーサラーンの専属モデルとして撮影をしているのは、マーメイドヒール。スタイルの良さを生かしてお仕事をしていました。他のギルドも平和な日々に包まれているようです。

ルーメン・イストワールの正体とは、メンビスとプレヒトが作り出した、最強の強さを誇る妖精三大魔法のさらに上をいく秘蔵の魔法であり、妖精の心臓(フェアリーハート)と呼ばれる永久魔法です。ルーメン・イストワールは、圧倒的な魔力を持ち、永久に枯渇することがないため、ゼレフでさえも欲しがりました。そんなルーメン・イストワール(妖精の心臓)について、詳しく解説していきます。

ルーメン・イストワールは、妖精の尻尾(フェアリーテイル)の闇とも言われていました。しかし、誰もルーメン・イストワールの正体を知ることはできませんでした。その理由には、ギルドマスターの強さを身につけた者にしか見極めることができないものだったからです。ルーメン・イストワールは、妖精の尻尾を救う手段にもなりますが、破滅へ導くこともできるため、闇という言葉が付けられたのかもしれません。

妖精の尻尾(フェアリーテイル)の地下には、ギルト達が知らない秘密がありました。そこには、ルーメン・イストワールである妖精の心臓(フェアリーハート)という永久魔法が隠されていたのです。フェアリーテイルの謎を解くべく、多くの仲間たちが様々な戦いをしていきます。そしてついに、妖精の尻尾(フェアリーテイル)の地下に眠る秘密が解き明かされました。

ルーメン・イストワールの正体がマカロフにより明かされる時がきました。フェアリーテイル(妖精の尻尾)の地下に隠されていた、ルーメン・イストワールの正体は、巨大な魔水晶です。その巨大な魔水晶の中には、なんと、初代ギルドマスターだったメイビスが存在していました。ルーメン・イストワール(妖精の心臓)は、メイビスとプレヒトによって誕生したのです。

フェアリーテイルには、メイビスが作ったとされる強力な魔法が代々伝わっていました。その魔法とは、妖精三大魔法と呼ばれ、フェアリーロウ(妖精の法律)、フェアリーグリッター(妖精の輝き)、フェアリースフィア(妖精の球)というものです。

ルーメン・イストワールは、これらの妖精三大魔法よりもさらに強力な魔力を持った、フェアリーハート(妖精の心臓)と呼ばれる永久魔法でした。その魔力は強力で、国を簡単に滅ぼしてしまうだけの力を持っています。そのため、フェアリーハート(妖精の心臓)の魔法を簡単に使用することは危険なのです。大きな力を秘めているだけに、正しく使用されることが重要になります。

メイビスはゼフレに恋をしたせいで、不老不死の身体にも関わらず、アンクセラムの呪いで命を落とします。しかし、不老不死のメンビスは完全には死んでいませんでした。そこで、2代目ギルドマスターのプレヒトの才能と知識、初代ギルドマスターメイビスの不老不死のエネルギーを融合させて誕生したのが永久魔法です。

ルーメン・イストワールは、一撃で国をいとも簡単に消滅させることが可能な強さを持っているため、強さを誇るゼレフでさえ、手に入れたいと思う魔法でした。ルーメン・イストワールの正体である妖精の心臓(フェアリーハート)を手に入れた者は、枯渇することがない魔力を手に入れることができるのです。妖精の心臓(フェアリーハート)の魔力を手に入れたゼレフは、空間や時間などの全てを支配できるようになりました。

永久魔法であるルーメン・イストワールを欲しがるゼレフは、普段は優しい顔つきの穏やかな性格をしています。キャラクターボイスを担当しているのは、声優の石田彰さんです。不老不死の身体を持ち、約400年以上前から生きているとされる凶悪な力を持つ魔導士で、自ら悪魔書を作り、多くの凶悪な悪魔を誕生させてきました。初代ギルドマスターのメイビスとは、お互いに気持ちを通わせた仲でもあります。

ミルディアン魔術学校でも優秀な成績を収めていたゼレフは、天才魔導士と言われていました。しかし、唯一の弟であるナツの死によって、様々な研究を開始します。それは、全てナツを蘇らせるためでした。人を生贄にすることで、命を蘇らせることができるRシステムを作り上げます。また、未来と過去を行き来することが可能な扉であるエクスプスの研究を重ねていくようになり、ドンドンと悪の世界に手を染めていきました。

ゼレフは、弟のナツを蘇らせるために生死に関わる研究を重ねていくうちに、周囲から「それは危険な考えであり、すでに弟は亡くなり、蘇ることはない」と批判されます。その瞬間、ゼレフの心は乱れ、気が付けば学院すべての生徒や先生は死に、周囲の植物も枯れていました。この時、ゼレフは、アンクセラム神の怒りをかい、アンクセラムの呪いにかかったのです。

アンクセラムの呪いとは、命を尊く感じることで命を奪い、魔法も使用できなくなります。逆に、命の尊さを無視することでいつも通りに魔法が使用できるようになるのです。非常に矛盾のある恐ろしい呪いがかけられ、殺されても死ぬことができない、不老不死の身体にもなりました。ゼレフの強さはここから誕生したのです。

ゼレフは、ただ愛する弟のナツを蘇らせたかっただけなので、不老不死の身体は彼にとっては苦痛でしかありませんでした。ナツが蘇らない今、切に死にたいと望んでいるほどです。死にたいと望むゆえに、自分を死なせてくれる最高の強さを秘めた悪魔を誕生させ、思いとは裏腹に自らの強さを増していきました。

死にたいと望む心とは裏腹に、いつまでも死ぬことができない不老不死の身体と強さを持ってしまった、悲しみのゼレフと深いかかわりがあったキャラクターをご紹介します。ゼレフには、心から愛していた弟のナツ、ナツの育ての親でもある火竜のイグニール、心を通わせることができたメイビスがいました。

フェアリーテイルを何度も救ってくれた初代マスターのメイビスに魔法を教えたのは、ゼレフです。妖精三大魔法の一つであるフェアリーローもゼレフからのものでした。メイビスが少女のまま不老不死の身体になったのは、この時未完成の黒魔法を使用したからです。不老不死の身体になった2人は、お互いの苦しみを分かち合い心が通じます。しかし、それと同時にメイビスの心臓は止まってしまいました。

イグニールとゼレフは、友人関係であったことから様々な相談を常にしていました。人の言葉に耳を傾けることができず、勉強もしないナツに困り果てていたゼレフは、イグニールに託すことにします。イグニールは、ナツを育て、滅竜魔法を伝授しました。それは、未来にアクロノギアを倒すためです。

ゼレフの実の弟ナツは、ゼレフが作りだしたENDでもありました。ゼレフが誕生させた悪魔の中でも最強であり、彼こそが自分の命を終わらせてくれる希望の光だと考えていたのです。そのため、ゼレフが死ねば、ナツも死ぬことになります。

ルーメン・イストワールに関する感想や口コミは今だに後を絶ちません。現在も再熱中の人がいるほどです。ルーメン・イストワールについて、全てが明かされた今でも、話題となるフェアリーテイルは、すごい人気だということが伺えます。

ルーメン・イストワールを作ったメイビスのファンは多いです。メイビスの魅力的なキャラクターとゼレフへの想いに感動したした人もいるでしょう。少女の姿をしたメイビスは、死んでからもルーメン・イストワールを作り上げるという偉業を成し遂げました。

フェアリーテイルを長く応援してきた人の中では、ルーメン・イストワールの隠された力をこのように使ってほしいという希望も多くささやかれました。魅力的な物語だからこそ、読み手の想像を膨らませることができるのでしょう。

ルーメン・イストワールとは、妖精の心臓(フェアリーハート)と呼ばれており、妖精三大魔法よりもさらに強い魔力を持つ永久魔法です。妖精の心臓は、国を簡単に滅ぼすことができるほど強力な魔力を秘めているため、あのゼレフでさえ、欲しかったのでしょう。