【はじめの一歩】木村達也の強さと魅力は？間柴に敗戦し引退した後は？

はじめの一歩の木村達也というキャラクターをご存知でしょうか?木村達也は鷹村守や青木勝と共に、鴨川ボクシングジムを盛り立てている主要キャラクターです。鴨川ボクシングジムのプロボクサーの1人で、日本ジュニアライト級のランカーになる程の実力者です。今回は木村達也に注目し、強さや魅力を紹介していきます。

木村達也について掘り下げる前に、はじめの一歩の作品情報を説明します。はじめの一歩の原作はボクシングをテーマにしたスポーツ漫画で、長年にわたって週刊少年マガジンで連載している人気作品です。作者の森川ジョージの「登場人物全員が主人公」という考え方により、脇役やライバル達についても細かく描かれています。

はじめの一歩は東京にある架空のボクシングジムを中心とした物語で、所属しているボクサー達の成長と戦いを描いています。1989年に連載を開始したため世界観は1990年代の日本の生活が基礎となっていますが、時代の変化に合わせて徐々に現代の世相も反映しています。また作者の森川ジョージはボクシングジムのオーナーなのでボクシングに精通しており、実在したボクサーをキャラクターに投影しています。

はじめの一歩は1989年から週刊少年マガジンで連載している森川ジョージの漫画が原作です。コミックは2019年10月時点で126巻まで発売しており、2013年時点での累計発行部数は9400万部を突破しています。2000年以降に何度かアニメ化もされており、舞台化やゲーム化もされている人気作品です。

実家が釣り船屋をしている弱気な主人公の幕之内一歩は、プロボクサーの鷹村守との出会いを経て鴨川ボクシングジムに入門します。同い年の宮田一郎とのスパーリングなどをきっかけに、プロボクサーへの道を歩み始めます。天性の才能と家業で培った身体能力により強敵を次々と倒し、日本だけでなく世界で通用するボクサーになっていきます。

木村達也は鴨川ボクシングジムに所属しているボクサーで、日本ジュニアライト級のランカーです。1971年10月10日生まれで、デビューから10年弱での戦績は24戦15勝6敗3引き分け9KOです。才能にはあまり恵まれておらず後輩の幕之内一歩には先を越されてしまいましたが、更なる高みを目指して戦い続けています。はじめの一歩のキャラクターの中では常識的で、全体のバランスを取るような役回りが多いです。

木村達也の実家は花屋を営んでいるので、作中でしばしば家業を手伝っている様子が描かれています。花屋での仕事中には、エプロンを身に着けています。家族との関係に注目すると、幼少期の出来事がきっかけで父親と溝があったという過去があります。しかし木村達也は兄弟がおらず一人っ子なので、引退後には花屋を継ぐつもりのようです。

まずははじめの一歩の作品情報と、木村達也のプロフィールを紹介しました。ここからは本格的に、鴨川ボクシングジム所属の木村達也について掘り下げていきます。それでは早速、日本ジュニアライト級のランカーである木村達也の強さと魅力を説明します。

気心知れた青木勝とは、幼稚園の頃からの付き合いの幼馴染です。成長してからも2人の関係が変わる事はなく、同じ鴨川ボクシングジムのボクサーとして互いに支え合いながら成長しています。2人の先輩である鷹村守からは「青木村」とセットにされて呼ばれる事もあります。

木村達也と幼馴染の青木勝は野球の才能に恵まれていましたが、2人揃って高校を中退してしまいます。荒れていた2人は鷹村守に喧嘩を売りますが返り討ちにされてしまい、その恨みを晴らすために鴨川ボクシングジムに入門します。しかし残念ながら2階級制覇を成し遂げている鷹村守には、未だに一度も勝てていません。

ボクサーの戦い方には、相手と戦う時の距離によって種類があります。木村達也は相手と距離を取り隙を見て仕掛ける戦法のアウトボクサーです。頭の回転が速く器用でもある木村達也は、東洋太平洋フェザー級チャンピオンの宮田一郎から「国内では相当ハイレベルなボクサー」と評価されていました。

木村達也は同時期に鴨川ボクシングジムに入門した青木勝とは幼馴染の間柄で、幼稚園の頃からずっと同じ道を歩んできました。体格も似ており本来は木村達也もライト級が一番適していますが、青木勝との戦いを避けるためにジュニアライト級で戦っています。減量が必要にはなってしまいますが、木村達也はライト級に階級を上げる気は無いようです。

木村達也の必殺技は、相手の死角から攻撃するドラゴンフィッシュ・ブローです。日本ジュニアライト級のチャンピオンである間柴了との戦いに備えて、ペットのアロワナからヒントを得て編み出しました。相手の隙を作る必要がある大技ですが、成功すれば一撃で相手を沈める事も可能です。

日本ジュニアライト級のランカーである木村達也について、強さや魅力を紹介してきました。続いてはベストバウト投票でも人気のあった間柴了との戦いと、木村達也の引退後の真相について説明します。日本ジュニアライト級のタイトルマッチで敗戦してしまった木村達也は、引退後どのような生活を送っているのでしょうか?

木村達也は22歳となりプロボクサーとして4年目を迎えた頃、大きなチャンスが巡ってきます。日本ジュニアライト級のチャンピオンである間柴了とのタイトルマッチが行われました。必殺技も編み出し全身全霊で試合に臨んだ木村達也でしたが、残念ながら敗戦してしまいます。そして木村達也は試合後に引退を宣言します。

強敵の間柴了をKO寸前まで追い込んだ木村達也は、引退宣言をしたものの思い悩みます。あと一歩だと感じまだまだ悔いがあった木村達也は、悩んだ末にある結論へと辿り着きます。木村達也はプロボクサーを続けるために、木村タツヤに改名して再デビューする事でボクサーとして復帰しました。

日本ジュニアライト級のランカーである木村達也について、間柴了とのタイトルマッチと引退後の真相を説明しました。続いては木村達也のアニメ声優のプロフィールと出演作品を紹介します。心の奥底に燃えるような闘志を秘めている木村達也を演じた声優とは、一体誰だったのでしょうか?

木村達也のアニメ声優を務めたのは、声優や俳優として活躍している藤原啓治です。藤原啓治は東京都出身の1964年10月5日生まれで、賢プロダクションを経て現在は自身で立ち上げたAIR AGENCYに所属しています。高い演技力で、様々な役柄を演じ分けている実力派声優です。

実力派声優である藤原啓治は、1992年から出演していたクレヨンしんちゃんの野原ひろし役が有名です。その他にも2011年の青の祓魔師の藤本獅郎役や、2013年の進撃の巨人のハンネス役など数々の話題作に出演しています。2016年には病気療養で他の声優に交代する事となりましたが、2017年の復帰発表から徐々に現場に戻りつつあります。

日本ジュニアライト級のランカーである木村達也について、魅力や引退後の真相を説明してきました。それでは最後に、木村達也に関する世間での感想や評価を紹介します。世間では木村達也に対して、一体どのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらはスポーツ選手として木村達也を高く評価しているという内容のツイートです。あまり目立っていないキャラクターですが、間柴了とのタイトルマッチは多くのファンの心を揺さぶりました。反響が大きかったこともあり、スピンオフ作品としてOVAにもなっています。

こちらは木村達也の復帰シーンに感動したという内容のツイートです。引退をかけてタイトルマッチに臨みましたが、間柴了をKO寸前まで追い込んだものの意識を失って負けてしまいました。その後の葛藤や復帰シーンは、多くのファンを虜にしました。

こちらは木村達也の今後の活躍を応援しているという内容のツイートです。木村達也はデビューして10年弱ですが、未だチャンピオンにはなれていません。ボクサーの才能にはあまり恵まれていませんが、努力で少しずつ成長はしています。いつの日か青木勝と共にチャンピオンになって欲しいと、多くのファンが心待ちにしています。

日本ジュニアライト級のランカーである木村達也について魅力や引退後の真相を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?木村達也は周りに強烈なキャラクターが多いためサポートの役割が大きいですが、時折見せる活躍で多くのファンを虜にしています。魅力的なキャラクターの沢山登場するはじめの一歩という作品を、この機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?