【銀魂】岡田似蔵は別名人斬り似蔵!高杉の出会いや銀時との戦い・その後を考察

「銀魂」に登場するキャラクターで、「人斬り似蔵」と呼ばれる岡田似蔵について紹介します。岡田似蔵のプロフィールや人斬りと呼ばれるようになった経緯と、岡田似蔵のモデルとなった実在の人物についても紹介します。また、鬼兵隊の高杉晋助との出会いなども見ていきます。そして岡田似蔵が初めて銀時と出会ったときの様子や、最後の戦いとなった鬼兵隊での二人の戦いを見ていきます。さらに銀時との戦いのその後についても考察していきます。

【銀魂】岡田似蔵は別名人斬り似蔵!高杉の出会いや銀時との戦い・その後を考察のイメージ

目次

  1. 岡田似蔵は別名人斬り似蔵
  2. 岡田似蔵と高杉との出会い
  3. 岡田似蔵と銀時との戦い
  4. 岡田似蔵のその後を考察
  5. 岡田似蔵に関する感想や評価は?
  6. 岡田似蔵は別名人斬り似蔵まとめ

岡田似蔵は別名人斬り似蔵

銀魂の作品情報

「銀魂」は、空知英秋が週刊少年ジャンプで連載していた、SF・コメディ時代劇漫画です。2004年から2018年まで約15年間、連載されました。そして2019年に完結編が「ジャンプGIGA」と銀魂の公式アプリで掲載されました。コミックは全77巻が発売されています。2006年からはテレビ東京系でアニメ化放送が始まりました。期間は2006年の4月から2018年の10月までです。

アニメの劇場版は、2010年の4月に「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」が公開され、2013年の7月に「劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」が公開されました。「銀魂」の実写版映画は、2017年の7月に「銀魂」が公開されました。そして2018年の8月には「銀魂2 掟は破るためにこそある」が公開されました。実写版の主人公・坂田銀時役は小栗旬が演じました。

銀魂の概要

「銀魂」は、SF・時代劇漫画ですがコメディー要素が強く、原作者の空知英秋(そらちひであき)によると、「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」だということです。主人公の坂田銀時が営む「万事屋(よろずや)」にやって来るキャラクターたちと銀時が活躍するストーリーで、ギャグありドタバタありのコメディー漫画です。

ただし、「将軍暗殺篇」からはコメディー要素もありながらも主要な人物の死に関する描写などがあり、終盤に向けてシリアスなストーリーになっていきます。

銀魂のあらすじ

江戸末期、幕末と言われる時代、地球に「天人(あまんと)」という宇宙人が侵攻してきました。侍たちは天人を相手に戦うことになりましたが、天人の強さを思い知らされ、幕府は天人を受け入れました。その日から幕府は天人による支配を受けることになりました。20年が経ち、万事屋を営む坂田銀時は志村新八、夜兎族の神楽、巨大な犬の定春たちと出会い、様々な事件に巻き込まれていきます。

今回注目するのは、岡田似蔵というキャラクターです。似蔵は人斬り似蔵と呼ばれる人物です。岡田似蔵はなぜ人斬りと呼ばれるようになったのか?について見ていきます。また、岡田似蔵のモデルとなった実在の人物も紹介します。そして岡田似蔵と高杉との関わりや坂田銀時との出会い、戦いのシーンなどを見ていきます。

岡田似蔵のプロフィール

岡田似蔵は、12月23日生まれで、身長は180センチです。年齢は原作では紹介されていません。グレーの髪をリーゼントにセットし、四角く小さいメガネがトレードマークです。目が不自由で、普段は目を閉じていますが、興奮すると目が開くこともあります。剣術に長けた似蔵は「居合抜き」が得意技で、鞘から刀を抜いて相手に斬りつけるまでの速さは目にも止まらず、達人というレベルだということです。

若い頃、病気によって視力を失った似蔵は、視力を補うため嗅覚や聴覚が人よりも優れています。常に嗅覚を高いレベルにして置くために点鼻薬を欠かしません。戦いの最中でも点鼻薬を使用しているシーンがあります。また、岡田似蔵は鬼兵隊のメンバーで高杉晋助とも交流があります。

岡田似蔵のモデル

岡田似蔵のモデルと言われている岡田以蔵は、幕末の土佐藩士です。生まれたのは1838年、土佐藩の藩士として生まれた以蔵は、同じ土佐藩士の武市半平太が作った「土佐勤王党」に入りました。1856年に武市半平太率いる「土佐勤王党」と共に京へ上りました。

王政復古を掲げ、尊王攘夷運動を行う「土佐勤王党」は、安政の大獄で多くの攘夷派を迫害した者たちに制裁を加える活動を行いました。岡田以蔵もその活動の結果、「人斬りの以蔵」と呼ばれるほど、恐れられました。

幕末「四大人斬り」の一人、人斬り以蔵と呼ばれた岡田以蔵は、生活も乱れ始め、京に居られなくなり、土佐に帰りました。しかし、土佐藩で要職に付いていた吉田東洋を暗殺したのは、勤王党の志士たちと思われており、岡田以蔵も藩に捕らえられました。

武市半平太への忠誠からどのように拷問をされても黙っていた以蔵ですが、武市が口封じのために自分を毒殺しようとしたことを知って自白しました。そして1865年、28歳で処刑されました。

人斬りになった理由

「銀魂」に登場する岡田似蔵は、若い頃に視力を失いました。剣士として生きていくことはもう無理だと思われましたが、失った視力を補って余りある野生的な勘を身に付けました。似蔵は、研ぎ澄まされた野生の勘で「居合抜きの達人」という肩書を手に入れました。似蔵の腕を見込んだ江戸の老舗の大店、「橋田屋」という呉服問屋の主人・橋田嘉兵衛は、似蔵を用心棒として店で雇うことにしました。

岡田似蔵は、全身で色を見ることができると言っています。人を斬ったその瞬間、相手から非常にきれいなものが出てくるのを見ることができ、そのきれいな色を追い続けるうちに、「人斬り」と言われるようになってしまったということです。

『銀魂』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

岡田似蔵と高杉との出会い

高杉に声をかけられた岡田似蔵

ある日、辻斬りをしている岡田似蔵の前に、高杉晋助が現れました。高杉晋助は「そんな小さいものを斬って、満足か?」と声をかけました。「どうせ壊すなら世界をぶっ壊そう」と高杉晋助は岡田似蔵に言いました。

鬼兵隊メンバーとして活躍

岡田似蔵は鬼兵隊のメンバーです。岡田似蔵は鬼兵隊の船の上で坂田銀時と一線を交えたりするなど、鬼兵隊のメンバーとしての活躍を見せました。

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岡田似蔵と銀時との戦い

橋田屋での出会い

銀時は、万事屋の前に赤ん坊が捨てられているのに気づきます。赤ん坊は銀時によく似ており、銀時は驚きますが、本当の親を探すため赤ん坊を連れて江戸の町を歩きます。その甲斐あって赤ん坊の身元が判明。赤ん坊は橋田嘉兵衛の息子・勘太郎と、彼の世話をしていた女中のお房との間の子どもでした。身分の違いから結婚など許されるはずはなく、二人は駆け落ちをしたのでした。

勘太郎とお房、幸せに暮らしていたのもつかの間、もともと病弱な勘太郎は病で亡くなってしまいます。勘太郎の死後、勘七郎は生まれたのでした。橋田屋の後継ぎである勘七郎をお房の元から奪おうとする橋田屋嘉兵衛。追われることになったお房は仕方なく勘七郎を万事屋に託したのでした。勘七郎の行方を探す橋田屋の用心棒は、赤ん坊を連れた銀時を発見。用心棒たちは銀時を襲撃しますが、軽々とかわす銀時です。

用心棒の中にいた岡田似蔵は、銀時の気配を感じ取り、「隠しきれない獣の匂いがする、それは高杉と同じ匂いだ」と銀時に言いました。そして赤ん坊を抱いていることから片腕で応戦する銀時に、「片腕でやり合うには惜しい」と言って、行かせました。勘七郎を抱えた銀時は橋田屋を訪ねました。

橋田屋はすでにお房を捕らえていました。銀時は、勘七郎は母親であるお房に返すべきだと決意します。用心棒の岡田似蔵が銀時の前に立ちはだかります。

銀時に敗北した岡田似蔵

銀時の最初の一太刀は、似蔵の刀を折ってしまいました、居合抜きの達人である似蔵としては、いつものように自分のほうが速く銀時を斬ったと感じていました。まさか銀時に刀を折られたなど、思ってもみなかったのでした。銀時は、俺が死んだとでも思ったのかと言い、木刀で似蔵を叩きのめしました。床に叩きつけられた似蔵。銀時はそれ以上の攻撃を加えることはしませんでした。この後、岡田似蔵が現れるのは、「紅桜篇」です。

紅桜の力で銀時を倒す

「紅桜篇」で岡田似蔵は、「人斬り似蔵」として登場します。似蔵は太鼓橋で桂小太郎を見つけ、声を掛けました。振り返った桂は、似蔵の刀に不気味なものを感じ、「その刀…」と言いかけた瞬間、桂は斬られてしまいました。こんなものか、と言いながら去って行った似蔵。桂は死んだと思われましたが、実は懐に入れていた本が鎧のように桂を守ってくれたのでした。その後桂は生きていることを隠して鬼兵隊に潜入します。

桂小太郎がこの数日間帰ってこないと、エリザベスが万時屋に相談にきました。新八とエリザベス、神楽と定春が二組に分かれて桂の捜索を開始。銀時は別の用事で刀鍛冶をしている村田鉄矢・鉄子の元を訪ねました。鉄矢が銀時を呼んだのですが、その理由は、鉄矢の父で、刀鍛冶として名匠と言われた仁鉄が作った名刀「紅桜」を探して欲しいということでした。

一方、新八とエリザベスが路地裏で辻斬りを目撃しました。その辻斬りは岡田似蔵で、名刀「紅桜」で夜回りの役人を斬ったのでした。そこに鉄矢に頼まれて「紅桜」を探していた銀時も合流。似蔵と銀時の一対一の対決が始まりました。似蔵が持つ「紅桜」は、似蔵の右腕と同化し、まるで生きているかのように動きます。

恐ろしいパワーと動きの速さを見せる「紅桜」。似蔵は銀時を追い詰めます。そしてとうとう銀時は「紅桜」の最後の一撃によって深刻なダメージを受けました。その様子を見ていた新八は、決死の覚悟で似蔵に襲いかかり、似蔵の右腕を斬り落としました。似蔵は「機会があればまたやりあおう」と言って去って行きました。

村田鉄矢が作った「紅桜」は、持ち主を侵食し、支配していきます。また、「紅桜」は戦いの記録をデータ化し、そのデータを基に刀をレベルアップさせていくという「生きた刀」です。村田鉄矢が銀時に「紅桜」を探して欲しいと言ったのは、剣豪である銀時と似蔵との戦いをデータ化したかったからです。右腕を失った似蔵ですが、右腕に「紅桜」が生えてきました。

似蔵は鬼兵隊の船に帰ってきました。高杉は、桂小太郎の仇討だと言って船に迫っている攘夷派の志士たちを、斬ってこいと似蔵に言いました。似蔵は電光石火の活躍で志士たちが乗っている船を破壊しました。そして次にやって来たのは銀時でした。

岡田似蔵と銀時の最後の戦い

村田鉄矢の妹・鉄子が作った刀を持つ銀時は、鬼兵隊の船の上で似蔵と再び戦うことになりました。銀時は、攘夷戦争から「白夜叉」という別名があります。似蔵との戦いでも、銀時は「白夜叉」となっていきます。次第に追い詰められていく似蔵ですが、「紅桜」によって心も体も支配されていく似蔵。やがて似蔵の身体から何本もの触手が伸びてきました。

その触手に締め付けられた銀時は意識を失ってしまいますが、新八と神楽がその触手を必死に振り払ったので、銀時は意識を取り戻すことができました。そして再び銀時は攻撃を開始します。村田鉄子が作った刀で似蔵に斬りつけると、似蔵は動けなくなりました。

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岡田似蔵のその後を考察

切られた後は行方不明?

銀時によって動きを止められた似蔵ですが、似蔵は死んでしまったのか?それとも生きているのか?この後のことがよく分かっていないということです。

アニメと原作で生死が違う?

アニメでは、銀時に動きを止められ、死んでしまったかのように描かれているということですが、原作では明確に死亡したという描かれ方はされていません。岡田似蔵は、やはり死んでしまったのか?それとも生きているのか?について、分からないというのが現状だそうです。

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岡田似蔵に関する感想や評価は?

「銀魂・紅桜篇」は原作、アニメ、実写版などがありますが、刀鍛冶の村田鉄矢・鉄子兄妹のエピソードや、今回注目の「人斬り」似蔵が「紅桜」で銀時と戦うシーンなど、どれを観ても見所満載のストーリーになっています。こちらの方は、岡田似蔵が敵キャラとはいえ、一番かっこいいという感想です。

「銀魂」に登場するキャラクターは皆、個性豊かですが、中でも悪役がかっこ良く、人斬り似蔵も好きだという感想です。

「銀魂」の登場キャラクター、人斬り似蔵こと岡田似蔵の目を開けるシーンがかっこ良いという感想です。お方似蔵は目が不自由で、常に目を閉じていますが、興奮したときなどに目を見開くということです。

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岡田似蔵は別名人斬り似蔵まとめ

いかがでしたか?「銀魂」で、人斬り似蔵と呼ばれている岡田似蔵について紹介しました。岡田似蔵は目が不自由にも関わらず、居合抜きの達人で、鬼兵隊のメンバーとしても活躍していました。高杉晋助との出会いや坂田銀時との出会い、そして銀時との二度の戦いについて紹介しました。

「銀魂・紅桜篇」で、村田鉄矢が作った人を支配する魔の刀「紅桜」を持った岡田似蔵は、一度は銀時に深い傷を負わせます。しかし、鬼兵隊の船での戦いでは「白夜叉」となった銀時に敗れました。「銀魂」の悪役キャラクターの中でも人気があると言われる岡田似蔵の活躍をどうぞお楽しみ下さい。

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