【ドラゴンボール】ムラサキ曹長はマッスルタワー4階の番人！強さや実力は？

ドラゴンボールの概要について紹介していきます。どんな願いでも7つの球を集めると叶えてくれるというドラゴンボールが地球上に存在しています。主人公の孫悟空が持つ球もドラゴンボールの1つです。田舎でひとり暮らしをしていた少年の孫悟空は休みを利用して7つのドラゴンボールを集めようと旅をしていたブルマと出会い、一緒にドラゴンボールを探す旅に出ることにするのでした。

田舎でひとり暮らしをしていた悟空は、休みを利用してドラゴンボール集めをしていたブルマと遭遇し一緒にドラゴンボールを集める旅をすることになりました。途中で亀仙人やヤムチャ、牛魔王やウーロンなどと出会い、なんとかドラゴンボールを7つ揃えましたが、敵の地球制服の願いを阻止するためにウーロンのどうしようもない願いにドラゴンボールを使ってしまいました。

ドラゴンボールは願いを叶えると1年間使えなくなり、悟空が持っていた球もただの石として四方に飛び散り、どこにあるのかもわからなくなってしまっています。仕方なく、ドラゴンボールが復活をするまでの間亀仙人の元で修行をすることにしました。亀仙人の元を訪ねると、クリリンという少年も一緒に修行をしたいとやってきて、二人で天下一武道会を目指す修行をすることにしました。

亀仙人の厳しい修行をなんとかこなした悟空とクリリンは、初めて参加した天下一武道会で好成績をおさめます。当初の目的を果たした悟空は、再びドラゴンボールを探すことにしますが、今度は世界最悪の犯罪者集団『レッドリボン軍』がドラゴンボールを集めていました。

最初は自分が持っていたドラゴンボールだけを探すつもりだった悟空でしたが、途中でレッドリボン軍に殺された子供の父親を生き返らせるために、レッドリボン軍と戦い7つのドラゴンボールを手に入れる決意をするのでした。

そんなレッドリボン軍との戦いの最中に、悟空は北の地でマッスルタワーの頂上にドラゴンボールがあることを知ります。マッスルタワーは5階建の建物で3階はメタリック軍曹が番人をしており、4階はムラサキ曹長が番人をしていましたが、悟空はこれらを撃破し5階のホワイト大佐も倒してドラゴンボールをゲットします。

次々とレッドリボン軍を撃破し、ドラゴンボールを7つ集めてレッドリボン軍に殺された子供の父親を生き返らせたのでした。

レッドリボン軍との戦いを終えた悟空は天下一武道会に再び参加し、クリリンや亀仙人と再会したり、再びの強敵である天津飯との戦いを終えます。その後、ピッコロ大魔王という強敵が登場したりサイヤ人などの宇宙人が襲来してきたりと、どんどんと強敵と悟空が戦い、悟空はどんどん強くなっていくのでした。

ドラゴンボールでは、サイヤ人がやってきた後にナメック星に向かい、フリーザと闘います。その後に人造人間セルが悟空達の細胞を奪って戦います。悟空やベジータ、フリーザ達の細胞を奪っているのでその頃の悟空たちよりは遥かに強い戦士へと成長していました。なんとかセルを倒した悟空達は、太古の魔人ブウが復活してしまいます。漫画では魔人ブウを倒すと物語が終了します。

ドラゴンボールに登場するムラサキ曹長の外見は、ちょんまげを結っている忍者のような恰好をしています。忍者刀を背中に背負っており、忍者のような着物を着ています。喋り方もござるを語尾につけているシーンがあり、完全に忍者をモチーフにしています。

ムラサキ曹長は、マッスルタワーの4階の番人です。マッスルタワーはホワイト将軍が管轄する5階建のタワーとなっており、各階を兵隊が番人をして守っています。ホワイト将軍が筋肉隆々なのでマッスルタワーと名付けられていると憶測されます。このマッスルタワーで4階を守っているのがムラサキ曹長です。

ムラサキ曹長が所属するレッドリボン軍とは、最悪の軍隊を持っている悪党集団です。レッド総帥がトップでその下にブラック補佐がいます。ドラゴンボールの願いは世界征服だと思ってずっとレッド総帥に付き従っていたムラサキ曹長やブラック補佐でしたが、レッド総帥の願いは、自分の身長を伸ばすことでした。呆れたブラック補佐は、レッド総帥を殺して自分が総帥に成り代わりました。

そんな世界征服を目論むレッドリボン軍は、人殺しをなんとも思わない最低の集団です。最強の殺し屋白桃桃を雇って悟空を殺そうとしたりする程です。警察の言うことも聞かないどころか警察でもどうにもならないほどの集団です。そんな軍団にムラサキ曹長は所属しています。

ムラサキ曹長の強さや実力の1つ目は、忍者らしい技が多彩だということです。例えば、最初の登場シーンでは遠くに隠れて手裏剣を投げたり、水の上をスイスイ歩いたり、水の中に隠れたりする技を持っています。

自分を忍者だと言っているだけあり、足の速さには自信があるシーンも描かれています。使用する武器が忍者刀であったり煙玉を使ったりもしています。その実力は3階のメタリック軍曹よりも強く、レッドリボン軍の中でもそこそこ強い部類に入るキャラです。

ムラサキ曹長の強さや実力の2つ目は、ムラサキ曹長は戦闘力はあるが頭が悪いという点です。例えば、忍法畳返しという技を使う時には、悟空がムラサキ曹長の投げた手裏剣を投げ返すシーンで使われます。その技は、部屋に敷いてある畳で悟空が投げてくる手裏剣をガードするという技なのですが、4畳半の部屋だったため畳が足りなかったシーンが描かれています。悟空が投げる手裏剣を畳でガードできる瞬発力はあるのですが、少々抜けている部分があります。

また、悟空の攻撃をよけたり悟空にしっかりと攻撃を当てたりしている点を考慮してもその戦闘力はかなり高いことが伺えます。しかし、悟空に目をつぶらせて30秒数えさせ、その間に自分が隠れるなど少々頭が悪く、上司のホワイト将軍からも実力はあるのに頭が悪いという評価を受けています。

ムラサキ曹長の声優の1人目は、青野武です。青野武は数多くの作品に登場したベテランの声優でした。とくに悪役や老人キャラを演じることが多く、高橋留美子の作品に登場する常連でもありました。ドラゴンボールではムラサキ曹長の他にもピッコロ大魔王の役を担当しています。また、ちびまる子ちゃんのおじいちゃんの役も担当していました。

ムラサキ曹長の声優の2人目は、飛田展男です。前任の青野武が亡くなってしまったために代役として登板しています。飛田展男は、機動戦士Ζガンダムの主人公カミーユ・ビダン役に抜擢されたことで一躍有名になりました。他にも烈火の炎の石島土門役もしています。

ムラサキ曹長に関する感想や評価の1つ目は、ムラサキ曹長がバカでかわいいという評価です。おっちょこちょいという言葉では表せられないほどのおバカさ加減が悟空との戦いで描かれています。例えば、真剣な戦いのはずなのに自分の足の速さを自慢していつの間にか足の速さ勝負になっていたり、戦いの中でムラサキ曹長が隠れるシーンでは悟空に途中で見られて隠れられなかったりしていています。

ところどころで、ムラサキ曹長の抜けている馬鹿さ加減がギャグ要素にもなっており、純粋なバトル漫画になる前のいい雰囲気のドラゴンボールを作っていたと評価する人もいます。

ムラサキ曹長に関する感想や評価の2つ目は、ムラサキ曹長がバトルという形でお互いにコミュニケーションを取るスタイルを確立させているということです。ムラサキ曹長が抜けているという点も含めてそれらが悟空とムラサキ曹長とのコミュニケーションになっているということでした。

ムラサキ曹長に関する感想や評価の3つ目は、レッドリボン軍の中でも一番好きなキャラがムラサキ曹長だということです。愛嬌があってお茶目でおっちょこちょいな点が特に人気の秘訣となっているようです。

いかがでしたか？ドラゴンボールのムラサキ曹長に関して紹介、解説してきました。ムラサキ曹長は初期の頃の登場キャラクターでありながらも比較的人気があることがわかりました。魅力的なキャラの多いドラゴンボールの中でもキャラが濃い人物でもあります。そんなムラサキ曹長の登場するドラゴンボールをもう一度ご覧になってみてはいかがでしょうか？