【ヒロアカ】ムーンフィッシュは凶悪な死刑囚！強さや個性を解説

漫画ヒロアカの作中で勝己と焦凍の前に立ちふさがったヴィラン連合のムーンフィッシュ。ムーンフィッシュは拘束着を全身に包んだ気色悪い見た目をしたキャラクターなのですが、彼が持つ歯刃という個性は非常に驚異的な強さを秘めています。本記事ではそんな漫画ヒロアカに登場するムーンフィッシュについてその驚異的な強さや個性である歯刃などをご紹介していきます。ではまず初めに漫画ヒロアカの作品情報をご紹介します。

ヴィラン連合のムーンフィッシュが登場するヒロアカとは日本の漫画家である堀越耕平が作者を務める漫画作品です。漫画ヒロアカは個性という超能力を有するヒーローが日常にいる世界を舞台に、個性を持たない主人公緑谷出久がヒーローになるまでの姿を描いた作品であり、2014年から2019年10月現在まで「週刊少年ジャンプ」で連載されています。2014年から連載が続いていることから24巻もの単行本が刊行されています。

そんな漫画ヒロアカは連載が開始した2014年から2019年10月現在まで「漫道コバヤシ漫画大賞2015」や「SUGOI JAPAN Award」などの賞で大賞を受賞するほど高い評価を得ている作品であり、2019年10月現在「週刊少年ジャンプ」を代表する漫画の1つに数えられています。さらに漫画ヒロアカは日本以外に世界中でも非常に高い人気を博しており、2019年にはアメリカの「アニメアワード」で多数の賞を受賞しました。

漫画ヒロアカの世界では人類の約8割が個性と呼ばれる超能力を持っており、人類社会は超人社会へと進化していました。しかし超能力である個性を悪用する悪党が出没してしまい、その悪党達を退治する正義のヒーローは人々の憧れとなっていました。漫画ヒロアカの主人公である緑谷出久もその1人であり、幼い頃からヒーローになることを夢見ていました。しかし残念ながら緑谷出久は何の能力も持たない無個性と呼ばれる存在でした。

それでも緑谷出久は夢を諦めることが出来ず、ヒーローになるため超難関ヒーロー輩出高である雄英高校に進学することにします。しかし緑谷出久は周囲から無個性であることを馬鹿にされてしまいます。そんな中緑谷出久はヒーローであるオールマイトと出会い、自身がヒーローになれるか質問することにします。しかしオールマイトは5年前の戦いで重傷を負っており、無個性である緑谷出久へヒーローになる夢を諦めさせようとします。

その後緑谷出久は幼馴染である爆豪勝己がヴィランに捕まっている場面と遭遇し、無個性でありながら緑谷出久はヴィランの手から爆豪勝己を救出しようとします。この姿を見たオールマイトは緑谷出久を認め、ワン・フォー・オールという個性を譲渡することになります。ワン・フォー・オールの個性を譲渡された緑谷出久は厳しい鍛錬を乗り越えて雄英高校へと入学し、ヒーローになるという夢を叶える第1歩を歩みだすのでした。

漫画ヒロアカに登場するヴィラン連合の1人ムーンフィッシュ。ヴィラン連合のムーンフィッシュは漫画ヒロアカの作中において林間合宿を行っていた雄英高校のヒーロー科1年生を襲うため、「開闢行動隊」として登場しました。元々ムーンフィッシュというキャラクターは死刑囚であり、牢獄から脱獄してヴィラン連合の1員となりました。牢獄から脱獄した状態であることからムーンフィッシュは全身に拘束着を纏っているのが特徴です。

そんなムーンフィッシュは「開闢行動隊」の1員として肝試しをしている雄英高校ヒーロー科の爆豪と焦凍を襲撃し、戦いを繰り広げました。当初ムーンフィッシュは歯刃という個性を使用し、その圧倒的な強さを見せつけました。しかしムーンフィッシュは緑谷出久を追っていた常闇の暴走した個性「黒影」にあっさり敗北してしまいます。黒影に敗れたムーンフィッシュは再度逮捕されることになり、作中から退場することになりました。

漫画ヒロアカに登場するムーンフィッシュの元ネタはアメリカに実在したアルバート・フィッシュという殺人鬼だと考えられています。このアルバート・フィッシュという人物はアメリカを代表する殺人鬼であり、2019年10月現在も「満月の狂人」というあだ名で恐れられています。漫画ヒロアカに登場するムーンフィッシュもアルバート・フィッシュと同じく人を殺すことに快感を覚える性格をしたサイコキラーとなっています。

漫画ヒロアカのムーンフィッシュは人を殺すほかに人体の断面図を見て興奮する重度の変態であり、ろくに人間の言葉が喋れません。そのためムーンフィッシュとは会話がなりたたず、いつもうわごとを呟いています。しかしムーンフィッシュには協調性が少しあり、ヴィラン連合の1員として命令を忠実に実行しようとしました。しかしムーンフィッシュは結局失敗して再逮捕されることになり、特殊刑務所タルタロスへ収監されました。

ではここからは漫画ヒロアカに登場するムーンフィッシュの強さや個性についてご紹介していきます。ムーンフィッシュが漫画ヒロアカの作中で歯刃という個性を披露しました。ムーンフィッシュは拘束着を着用していることから口以外が閉じられており、唯一空いている口を利用するのがこの歯刃という個性です。個性である歯刃はその名の通り自らの歯を鋭利な刃に変える能力であり、その強靭な口で相手にダメージを負わせます。

またムーンフィッシュの個性は自身の歯を自在に伸縮させることも可能となっており、相手の身体に合わせた戦い方が可能となっています。さらにムーンフィッシュの歯刃は移動手段にも使用することが出来る個性となっており、ムーンフィッシュは漫画ヒロアカの作中で歯刃を利用して移動を行いました。まさにムーンフィッシュの歯刃は攻撃以外にも使用できる優れものとなっており、非常に便利な個性となっています。

漫画ヒロアカの作中でムーンフィッシュは常に相手の行動を先読みして行動しており、非常に戦闘経験が豊富であることが窺えるキャラクターとなっています。このムーンフィッシュの戦闘能力の高さはあの轟さえも驚愕するほどとなっています。おそらくムーンフィッシュは殺人犯の時に多数の死線を潜り抜けていたのでしょう。作中で呆気なく退場したムーンフィッシュですが、実際の個性や身体能力は非常に強いものになっています。

アニメ版ヒロアカでヴィラン連合のムーンフィッシュを演じた声優は日本の男性声優である松田修平です。松田修平は9月1日に神奈川県で生まれた日本の男性声優であり、2010年から賢プロダクションの声優として活動しています。松田修平はまだデビューしてすぐのことから脇役キャラを中心に演じています。しかしまだまだデビューしてばかりの声優となっているので、今後おそらくメインキャラクターも演じることになるでしょう。

• 2015年のアニメ「ハイキュー！！セカンドシーズン」：強羅昌己役
• 2017年のアニメ「進撃の巨人」：ケイジ役
• 2018年のアニメ「アンゴルモア元寇合戦記」：宗右馬次郎、庄ノ太郎入道役
• 2019年のアニメ「賢者の孫」：カルロス・ベイル役
• 2017年のゲーム「ファイアーエンブレム」：カムイ役
• 2019年のゲーム「東京放課後サモナーズ」：タケマル役

漫画ヒロアカに登場するムーンフィッシュに関する感想ではムーンフィッシュの見た目が怖いといった感想が非常に多く寄せられていました。ムーンフィッシュは全身を拘束着で包んだホラー映画のような見た目をしており、動き方もあいまって非常に怖いキャラクターとなっています。

漫画ヒロアカに登場するムーンフィッシュに関する感想ではムーンフィッシュの個性が強いといった感想も多く寄せられていました。ムーンフィッシュの個性である歯刃は歯を鋭利な刃に変えて攻撃することが出来る能力となっており、非常に強力な威力を持っています。また移動にも使用できるため、個性の中でもトップクラスといっていいほど便利な能力となっています。

漫画ヒロアカに登場するムーンフィッシュに関する感想ではムーンフィッシュの気色悪い姿が逆に可愛いといった感想も見受けられました。ムーンフィッシュはホラー要素が強いキャラクターとなっているのですが、敵キャラとして考えると非常に魅力的なデザインとなっています。そのためムーンフィッシュはあっさり退場したものの、漫画ヒロアカの読者から高い支持を集めています。

本記事では漫画ヒロアカに登場するムーンフィッシュについて、強さや個性などをまとめてご紹介しました。残念ながらムーンフィッシュは作中であまり活躍することは無かったのですが、本当はかなり驚異的な強さを持ったキャラクターとなっていました。もし漫画ヒロアカを初めてご覧になった方で、ムーンフィッシュの強さが気になるという方は是非本記事をお役立てください。