【ワールドトリガー】諏訪洸太郎の能力と強さは？くわえタバコのいじられキャラ？

「ワールドトリガー」は、葦原大介が2013年より連載している漫画で、ジャンルは、SF・バトルアクションです。「週刊少年ジャンプ」で2013年から2018年まで連載され、2019年からは月刊誌「ジャンプスクエア」で連載されています。コミックは2019年の6月で第20巻まで発売中です。2014年からはテレビアニメ化され、テレビ朝日系列で2014年の10月～2016年の4月まで、全73話が放送されました。

「ワールドトリガー」は、主人公三雲修（みくもおさむ）が住む三門市には、異世界とこちら側の世界（地球）を分ける門（ゲート）があります。ある日、突如その門が開き、異世界に住む近界民（ネイバー）が三門市に侵攻してきました。人々は「ボーダー」という防衛機関を設立。その「ボーダー」の隊員たちと侵略者の戦いを描いた作品です。

ここで、「ワールドトリガー」のあらすじを紹介します。近界民（ネイバー）による侵攻を食い止めるため、人々は「ボーダー」という防衛機関を作り、隊員たちは日々訓練に明け暮れています。主人公の一人、中学生の三雲修も「ボーダー」のC級隊員ですが、誰にも秘密にしていました。そんな修は、転校生の空閑遊真（くがゆうま）と出会います。遊真は近界民で、三門市には亡くなった父親の友人を探すためにやって来たのでした。

三雲修には雨取千佳（あまとりちか）という幼なじみの女の子がいます。千佳は兄が異世界に連れ去られたことで、「ボーダー」に入ろうとしています。また、修と遊真は「ボーダー」のS級隊員の迅悠一（じんゆういち）との出会いもあり、修、遊真、千佳は「ボーダー」に入ることになりました。ここまで「ワールドトリガー」のあらすじを簡単に紹介しました。

「ワールドトリガー」に登場する諏訪洸太郎（すわこうたろう）は、ボーダー所属の諏訪隊の隊長で、ポジションはガンナーです。8月1日生まれ、ぺんぎん座で21歳の大学生です。身長は178㎝、血液型はA型です。タバコが大好きで、常に「くわえタバコ」というスタイルです。タバコの他にはビールと麻雀が好きで、太刀川慶、冬島慎次、東春秋といった20歳を超えているメンバーたちとよく麻雀をしています。

諏訪洸太郎は、堤大地と共にボーダー隊員、三雲修と風間蒼也の戦闘模擬訓練の解説として登場したのが、初登場でした。堤大地は三雲修に注目しましたが、諏訪は空閑遊真を観たがっていました。しかし、三雲修が風間蒼也と互角の戦いをすると、諏訪は三雲修に夢中になりました。このように諏訪洸太郎は、単純で大らかな性格だと言われています。

「ワールドトリガー」の諏訪隊隊長で、くわえタバコがトレードマークの諏訪洸太郎についてプロフィールを見てきました。ここからは、諏訪洸太郎のトリガー、能力、強さを、戦闘シーンのエピソードから見ていきます。

くわえタバコがトレードマークの諏訪洸太郎は、諏訪隊の隊長で、ポジションはガンナーです。戦闘では、大雑把に狙いをつけて辺り構わず撃ちまくる、という行き当たりばったりな攻撃をします。しかし、仲間のために身体を張ることをいとわない男気溢れる人物です。そんな諏訪洸太郎の戦闘でのエピソードを紹介する前に、諏訪隊のメンバーを紹介します。

諏訪隊のメンバーを紹介します。まず一人目、ガンナーの堤大地（つつみだいち）は20歳の大学生で、トリガーは「散弾銃・アステロイド」です。二人目、アタッカーの笹森日佐人（ささもりひさと）は16歳の高校生で、トリガーは「弧月」、「旋空」です。オペレーターの小佐野瑠衣（おさのるい）は17歳の高校生です。

B級10位の諏訪隊が、玉狛第2とB級11位の荒船隊と戦ったB級ランク戦では、諏訪の両腕から繰り出す散弾銃型トリガーで乱射する様子は迫力満点でした。また、荒船隊の半崎義人からの狙撃を、頭部にシールドを集中させて防御するなど活躍しました。

しかし、諏訪の見せ場もここまでです。玉狛第2の空閑遊真を諏訪隊の笹森が抑えたまでは良かったのですが、玉狛第2の雨取千佳が遠距離からアイビスを放ち、攻撃を妨害されました。そして玉狛第2の三雲修に狙撃され、諏訪はベイルアウト（緊急脱出）となりました。

諏訪隊は、近界民による大規模な侵攻から三門市を防衛する戦い「大規模侵攻戦」で、序盤から東隊と共に戦います。新型のトリオン兵「ラービット」の硬さに阻まれ、苦戦。そんな中で諏訪隊の笹森がラービットに襲われます。諏訪は笹森を助けるためラービットの気を自分に向けようと囮になります。その間に諏訪隊の堤が笹森を助け出しますが、ラービットは諏訪を捕らえ、トリオンキューブにして体の中に取り込みました。

そこへやって来たA級3位の風間隊が諏訪を助け出しくれたのですが、キューブ状態にされたことで、諏訪は「トリオンキューブ」と呼ばれ、いじられることになりました。近海の惑星「アフトクラトル」から来たエネドラが「ボーダー」本部を襲撃しました。エネドラは黒トリガーの使い手で、A級の風間も倒すほどの強敵です。

そんなエネドラに、キューブ状態から復帰した諏訪と諏訪隊のメンバーが戦いを挑みます。しかし、エネドラの黒トリガー「ボルボロス」の力の前に為す術もありません。そこで諏訪はある考えを思いつきました。それは、エネドラを訓練室に誘導し、攻撃を受けてもどちらもダメージを受けることがない「仮想戦闘モード」を発動することです。諏訪は思い通りにエネドラを訓練室に誘い込み、攻撃を無効にすることに成功しました。

諏訪隊との戦いを通してエネドラは、その強さや能力、弱点などを完璧に分析されてしまいました。この作戦に気づいたエネドラが諏訪隊に反撃をしますが、駆けつけた忍田本部長の攻撃に力を得て、諏訪隊の一斉攻撃、風間隊のメンバーの奇襲などがあり、ようやくエネドラを倒すことができました。この作戦を考えたことで諏訪は、頭もきれることを証明したのでした。

ガンナーの諏訪洸太郎のトリガーは「散弾銃型・アステロイド」で、両腕に装備されています。攻撃力が高く、主に接近戦で威力を発揮します。戦闘では、諏訪と堤大地の二人が撃って相手の動きを封じ、その間に笹森日佐人が活路を開く、というのが諏訪隊の通常の戦術です。

諏訪洸太郎は「散弾銃型トリガー」の使い手ですが、高い攻撃力を持っています。パラメーターで見てみると、攻撃は9という高い数値になっています。また、攻撃の他にも、技術・7、機動・7、などという数値となっており、防御、トリオンなどの脳力をトータルすると45で、バランスの取れた能力を持っています。

ここまで、諏訪隊の隊長・諏訪洸太郎のトリガー、能力、強さについて戦闘シーンから見てきました。ここで、常にくわえタバコをしている諏訪洸太郎は、そのスタイルがかっこ良いと言われていますが、実はいじられキャラだということについて考察していきます。

諏訪洸太郎は、言葉遣いが悪く、口数も多いことからガラの悪い粗暴な人物というイメージですが、いじられキャラでもあります。その理由は、金髪にくわえタバコ、というスタイルにあります。このような外見のため、諏訪洸太郎はチャラいイメージになり、視聴者・読者や作者にもいじられてしまうということです。「大規模侵攻戦」でトリオンキューブになった際にも何かといじられました。

諏訪洸太郎がいじられるのは仲間から慕われているからこそで、愛されキャラでもあるということです。「ワールドトリガー」の中では、登場した当初は目立つ存在ではなかったということですが、くわえタバコのスタイル、荒っぽい言動、派手な髪の色など、外見でも話題となり、また、戦闘においても仲間の窮地に身体を張って助けようとする姿が話題となり、徐々に存在感が増していきました。

諏訪隊隊長の諏訪洸太郎は、くわえタバコがトレードマークです。戦闘中でもくわえたままの諏訪ですが、単にタバコが好きだということだけでなく、かっこいいから、だそうです。ただ、このタバコは実は本物のタバコではないという説もあるそうです。

アニメ「ワールドトリガー」の、諏訪洸太郎の声優は沼田祐介です。神奈川県出身で、1968年生まれです。小学生時代、「銀河鉄道999」に感動し、声優に興味を持ちました。高校時代に観た「ルパン三世 カリオストロの城」がきっかけで声優を目指すことになりました。「放送芸術学院専門学校」で学び、青二塾（東京校）の10期生として入塾。アニメ「ドラゴンクエスト」で、声優デビューを果たしました。

沼田祐介の主な出演作を紹介します。1992年の「鉄人28号FX」金田正人、「ちびまる子ちゃん」2代目大野くん、2001年の「爆転シュート ベイブレード」アナンダ、2002年の「機動戦士ガンダムＳＥＥＤ」アフメド、「ロックマンエグゼ 」大山デカオ、2005年の「ブラックジャック」牧野医師、2007年の「電脳コイル」ナメッチ、2009年の「ドラゴンボール改」グレゴリー、2014年の「それでも世界は美しい」ボコータ、などです。

劇場アニメでは、2001年の「アリーテ姫」グロベル、2014年の「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」トレミー、2015年の「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」大野くんなどです。。吹き替えでの出演作は、「ビバリーヒルズ高校白書」スコット役（ダグラス・エマーソン）「L.A.LAW 七人の弁護士」サム・ベリー役、などです。

「ワールドトリガー」には、個性豊かなキャラクターが多数登場し、様々な戦いが繰り広げられます。「ボーダー」所属の各部隊が独自の個性を持っていることで、ストーリーが面白くなっていると言われています。そんな中で、くわえタバコがかっこ良い諏訪隊の隊長・諏訪洸太郎は、見た目ガラの悪い雰囲気を出していますが、実は仲間想いでメンバーの兄貴的存在です。

諏訪隊の隊長・諏訪洸太郎はくわえタバコがトレードマークで、戦いの場でも外しません。言葉遣いが荒っぽく、一見ガラの悪い雰囲気を出していますが、戦闘で仲間が窮地に陥ると、よくわからない敵に対しても仲間をかばって突っ込んでいくという男気があります。

諏訪隊の隊長・諏訪洸太郎は言葉遣いが悪く、見た目も不良っぽい雰囲気ですが、実は女の子に優しく、仲間想いの非常に男気のある人物で、くわえタバコもかっこいいと言われる、誰からも愛されるキャラクターです。

諏訪洸太郎のくわえタバコについて、実は本物のタバコではないのでは？と言われています。火が付いていないので、禁煙グッズなどという声もあります。諏訪がくわえタバコのスタイルでいるのは、カッコつけのためとも言われており、トレードマークとして定着しています。本物がどうかは不明です。

諏訪洸太郎はいじられキャラですが、戦闘では「散弾銃型トリガー」で高い攻撃力を発揮します。その姿がかっこ良く、さらに戦闘中でも外さないくわえタバコのスタイルもかっこ良いという声が多く寄せられています。

「ワールドトリガー」に登場する、くわえタバコがトレードマークの諏訪隊の隊長・諏訪洸太郎について紹介してきました。言葉遣いの荒い粗暴な人物に見える諏訪洸太郎ですが、仲間を助けるため身体を張る姿や、豪快な攻撃スタイルなど諏訪隊の兄貴的存在で、仲間に愛されるいじられキャラでした。諏訪洸太郎のトリガーは「散弾銃型トリガー」で、高い攻撃力とバランスの取れた能力を持っていました。

また、自ら立てた作戦で強敵を破るなど、頭脳派であることが分かりました。戦闘ではかっこいい隊長ですが、仲間想いで兄貴的存在の愛されキャラ・諏訪洸太郎の、今後の活躍に注目して、アニメ「ワールドトリガー」をお楽しみください。