【幽遊白書】蔵馬が妖狐になった時の強さ・妖力値は?飛影との関係や出会いも考察

冨樫義博原作の大人気漫画アニメ「幽遊白書」に登場する妖狐蔵馬(南野秀一)についてがネット上では話題となっています。本作に初登場した蔵馬は飛影と共に主人公の浦飯幽助の前に姿を現します。2人が出会った過去や妖狐蔵馬が南野秀一と融合した過去についても気になるところです。本記事では妖狐蔵馬の過去についてや飛影との関係、飛影と蔵馬の強さの比較などについてをまとめて紹介しているので是非ご覧ください。

【幽遊白書】蔵馬が妖狐になった時の強さ・妖力値は?飛影との関係や出会いも考察のイメージ

目次

  1. 蔵馬とは?
  2. 蔵馬が妖狐になった時の強さ・妖力値は?
  3. 蔵馬と飛影との関係や出会い
  4. 蔵馬のかっこいい名言集
  5. 蔵馬に関する感想や評価
  6. 蔵馬が妖狐になった時の強さまとめ

蔵馬とは?

大人気漫画「幽遊白書」に登場する蔵馬とは一体どういう人物なのでしょうか?本記事では人間の南野秀一に融合した妖狐の過去や飛影との関係、強さの比較などをまとめて紹介していきます。

幽遊白書の作品情報

幽遊白書の概要

主人公の浦飯幽助が事故でこの世を去り蘇るために試練を受けて仲間たちと共に冒険を繰り広げる作風となっています。幽遊白書は集英社が発刊する週刊少年ジャンプで1990年から4年間連載され、第39回小学館漫画賞を受賞しています。単行本累計発行部数は5,000万部を記録した大人気ヒット作品です。その人気の高さからアニメだけでなく2019年には舞台化されました。

幽遊白書のあらすじ

車に轢かれそうになった子供を救い交通事故で命を落とした浦飯幽助は、この世に未練を残し未だに彷徨う霊魂を成仏させるなどの試練を乗り越えて生き返りを果たすと、霊界探偵として活動します。幽助は霊感の強い同級生の桑原和真や妖怪蔵馬と飛影らと行動を共にするようになります。

彼らの目の前には人間界を脅かす様々な妖怪たちが立ち塞がり、闇世界のビッグイベントである妖怪たちの死闘「暗黒武術会」のゲストに否応がなしに招かれることになり、生き残りを賭けて暗黒武術会会場「首縊島」へ出向くのです。激しい死闘の末、生き残った幽助たちにはさらなる試練が襲います。

魔界と人間界を繋ぐ界境トンネルを開き人類を滅ぼそうとする計画がある者によって企てられ幽助たちはそれを阻止するために特殊能力を持った人間たちと戦います。この戦いで妖怪の血を受け継ぐ魔族であることが発覚した幽助は、先祖の雷禅の誘いを受けて魔界へ赴き魔界の王を決めるトーナメントを開催するのです。

蔵馬のプロフィール

元盗賊の狐の妖怪である事情から霊界から逃亡し赤ん坊だった南野秀一に融合して彼と生活を共にしています。南野秀一の父親は既に他界した設定になっており、1コマしか登場しません。母親の志保利は40歳で健在です。蔵馬は9歳の時に床にガラス片が散らばりそこに転落しそうになったのを庇い両腕にはその時の傷が残っています。

この出来事がきっかけで志保利を母と慕うようになり蔵馬は改心したようです。蔵馬には母親の再婚で相手の連れ子で同じ「秀一」という名前の中学生の義弟がいます。兄弟関係は良好な様子が描かれています。

暗黒武術会前の蔵馬の強さ

暗黒武術会前の蔵馬の強さについて見ていきます。蔵馬は暗黒武術会に召集されてから桑原の修行に2か月間付き合いトレーニングをしていました。当時の蔵馬は四聖獣「玄武」に苦戦していましたが、2か月の修行期間で妖力値レベルをC級上位からB級下位まで大幅に上げるのに成功しています。この時の蔵馬の強さは飛影が警戒していることから飛影と同等と見られていたようです。

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蔵馬が妖狐になった時の強さ・妖力値は?

妖狐になった時の強さ・妖力値①仙水戦

人間界と魔界を繋ぐ魔界トンネルを開いて人類を滅ぼそうとしていた仙水との戦いでは、仙水に浦飯幽助がやられたと勘違いした蔵馬が妖狐に変身し一気にA級妖怪並みの強さを発揮しています。この変化は戸愚呂兄弟の暗黒武術大会が終了してから1.2か月後という短期間で起こっています。

戸愚呂は人間から妖怪になってから50年の修行を経てもほとんど成長することがなかったことに対して蔵馬はわずか1.2か月でB級妖怪からA級妖怪に変貌を遂げており、この格差さが残酷であると読者や視聴者は感じていたようです。

妖狐になった時の強さ・妖力値②魔界統一トーナメント編

暗黒武術会編で幽助たちが戦った六遊怪チームのメンバーである風使いの陣、酔拳の使い手の酎、氷使いの凍矢などが魔界統一トーナメント編に出場することになり幻海のトレーニングの元、蔵馬は彼らの栄養管理を担当することになります。

蔵馬もトレーニングに励み、1年間でS級妖怪の中でも魔界上位クラスまで妖力値を高めることに成功しています。妖狐蔵馬のその強さは魔界三大妖怪の1人である黄泉が率いる黄泉軍の軍事参謀総長を一瞬で倒すほどです。

蔵馬が妖狐になった時を考察

考察①どのように極悪?

蔵馬が妖狐になった時が極悪であると読者や視聴者の間で囁かれているようです。その理由について考察していきます。蔵馬が妖狐の姿に初めてなったのは「暗黒武術会編」の準決勝で「裏御伽チーム」の裏浦島との戦闘の際です。裏浦島が使った煙を吸った相手を若返らせる闇アイテム「逆玉手箱」によって蔵馬は赤ん坊時代の過去を通り越して彼に融合していた妖狐の姿になってしまいます。

妖狐蔵馬の姿になるとかなり好戦的になります。植物の鞭を操り、一瞬で相手を倒すのではなくじわじわと相手を痛めつけて苦痛を与える拷問系の技が多く見られます。この戦闘スタイルから極悪非道といわれるようになったと考えられるようです。

考察②南野秀一との関係

魔界の盗賊だった妖狐はハンターに追われ、生き延びるために必死になって人間界に逃げ込み、母親のお腹の中にいた南野秀一に融合し一心同体となった妖狐は、それ以後、南野秀一と共に生活をしています。南野秀一の体から離れることはできないようです。

考察③南野秀一が死ぬとどうなる?

南野秀一から離れられないという妖狐は、果たして南野秀一の体が寿命を迎えたらどうなるのでしょうか?作中ではそのことについては描かれていませんが、蔵馬の「憑依ではなく融合に近い」という話から南野秀一が亡くなれば妖狐蔵馬も死んでしまうと考えるのが自然なようです。

または、作中の終盤では「妖狐の力が南野秀一の体に戻ってきている」と蔵馬が話していることから南野秀一は亡くなっても妖狐蔵馬はそのまま生き続けるとも考えられるようです。

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蔵馬と飛影との関係や出会い

飛影との関係①出会い

妖狐蔵馬と飛影の出会いについて紹介してきます。飛影は眉間の邪眼の力で妹と氷泪石を探していました。人間界に訪れた飛影は異種族を食らい能力を上げる妖怪「八つ手(やつで)」が氷女を食べたという情報を得ると疑いながらも八つ手に戦いを挑みます。

しかし、邪眼を手術したばかりの飛影の妖力は低下しており、返り討ちに遭って深手を負ってしまいます。闘争中に飛影は八つ手の追手と勘違いした蔵馬に攻撃を仕掛けます。蔵馬は誤解を解き飛影の傷の手当てをしながら彼の話を聞くと、八つ手への復讐に協力することを申し出るのでした。

飛影との関係②躯の存在

妖狐蔵馬と共に行動するようになった飛影は「魔界トーナメント編」で躯(むくろ)のナンバー2のポストにいました。躯は女妖怪で年齢は黄泉や蔵馬よりもはるかに年上です。飛影とは同じようなトラウマを持ち理解し合っています。躯は原作者の冨樫義博が飛影の彼女にするにはどのような相手がいいかと考えた末に生まれたキャラクターのようです。

2人が言い合いをする姿を見た蔵馬は「痴話喧嘩ですか?」と冗談ぽく飛影に話す場面も描かれています。飛影もまんざらでもないようで躯を売買した奴隷商人の痴皇に「とびきりの女を紹介してやるぜ」と躯のことを語っています。魔界最強クラスのカップルでお似合いだとファンは見ているようです。

飛影との関係③子供時代・過去

妖狐蔵馬や飛影の子供時代や過去のについて見てきます。蔵馬に関しては過去の妖狐の子供時代については描かれおらず、幼少期にどのような過去があったのかは不明です。一方、飛影の過去は具体的に描かれています。飛影は妖怪「氷女」から生まれ、本来であれば生まれてくる子供は全て「女」です。氷女は100年に1度の分散期に誰の力も借りずに1人で生みます。しかし、飛影の母親の氷菜(ひな)は男女の双子・飛影と雪菜を生みました。

飛影は氷河の国の氷女たちに捨てられましたが、赤子でありながら全てを理解する知能が備わっており、氷河の国の女たちに復讐を誓います。飛影の他人を信用しない捻くれた性格はこの出来事が大きく影響していると見られています。「飛影」という名前はある盗賊に名付けられ、魔界の地に降りた飛影は殺戮の日々を過ごします。何人もの盗賊を殺し響き渡る悲鳴と血を愉しみ、いつしか氷河の国への復讐はどうでもよくなっていました。

飛影は氷女の涙の結晶で高価な宝石「氷泪石(ひるいせき)」を持っていました。この宝石は母親の氷菜が流した涙でできており、飛影を捨てる際に氷菜の友人が持たせたものです。飛影は石を眺めるたびに不思議と気持ちが和むのを感じ、母親のことを思うのでした。その後、蔵馬や浦飯幽助らと出会い、飛影の人を見る目も徐々に変化しはじめ彼の人生が一変していきます。

飛影との関係④どちらの方が強い?

幽遊白書ファンであれば誰もが知りたいと考えるのは、妖狐蔵馬と飛影の強さは一体どちらが上なのかということではないでしょうか?ファンの見立てでは妖狐蔵馬よりも飛影の方が強いと考えている人が多いようです。軀の直属の戦士である時雨との戦闘を比較すると蔵馬と飛影のどちらが強いのかが見えてくるようです。魔界大会前に飛影は時雨との戦闘で相打ちとなっていますが、魔界大会中に時雨と戦った蔵馬はやっとのことで勝利しています。

これを比較すると飛影のスピードや黒龍波の威力などがから飛影の方が強そうですが、実は、蔵馬は大会では妖狐の姿になっていません。妖狐の姿になったら恐らく圧勝なのではないでしょうか?大会中は妖狐になるような状況などのきっかけがなかったようですが、場合によっては蔵馬の方が強いとも考えられるようです。

飛影との関係⑤「剛鬼」という敵

蔵馬と飛影が初登場した際、もう1人剛鬼という仲間もおり3人組でした。剛鬼は人の魂を抜いて食べる妖怪です。浦飯幽助が戦う初めての強敵で苦戦を強いられましたが霊丸(れいがん)を放って見事に倒します。

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蔵馬のかっこいい名言集

蔵馬の名言①「悪党の血の方が…」

蔵馬のかっこいい名言を紹介していきます。暗黒武術会初戦で「六遊怪チーム」の呂屠(ろと)と戦った蔵馬の実力は圧倒的に蔵馬の方が優勢でしたが、卑怯な手に嵌り攻撃を封じ込まれてしまいピンチを迎えます。しかし、蔵馬は呂屠の隙をみて「シマネキ草」の種を植えこみむと種は成長して呂屠の体を突き破り大輪の花を咲かせます。その際に「悪党の地の方が綺麗な花が咲く」と名言を残します。

蔵馬の名言②「もちろん。企業秘密です…」

時間の経過とともに使える言葉が減っていき、タブーを言うと魂が抜かれるというゲームが繰り広げられる回では海藤と蔵馬の頭脳対決が行われました。蔵馬は海藤を笑わせると、海藤は笑った状態で魂を抜かれていました。それを見た桑原は蔵馬にどんな変顔を見せたのかと聞きますが、それに対して蔵馬は爽やかに上記の名言を言うのでした。

蔵馬の名言③「お前は「死」にすら…」

仙水との戦いで能力名・美食家(グルメ)を名乗る巻原定男の正体が暗黒武術大会で戸愚呂・弟に吹き飛ばされ頭部の半分で海に漂っていたところを仙水に拾われた戸愚呂・兄であると判明します。しぶとく生き続け非情な言動を繰り返す戸愚呂・兄に激怒した蔵馬は兄の体内に一生死ぬことができずに幻覚を見続ける邪念樹を植え付けると上記の名言を言い放ちます。

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蔵馬に関する感想や評価

幽遊白書の蔵馬に関する感想には蔵馬のことがかっこいいという感想が多く見られ、上記のように蔵馬が自分の理想像という高評価する声もあがっています。美しくもありかっこいい蔵馬の姿に惚れぼれするファンが多いことがSNS上の感想からうかがえます。

アニメで蔵馬の声を担当している声優は緒方恵美です。当時は女性が蔵馬の声を担当しているということに非難が殺到していたようですが、放送が始まると誰もがその声に納得していたようで今では緒方恵美が蔵馬の声の担当でよかったという感想も見られます。

幽遊白書の連載は終了していますが、幽遊白書のアプリゲームに嵌っている人が続出しているようで多くの投稿が見られました。そのゲームに嵌り蔵馬に夢中になる人も少なくないようです。蔵馬の人気は現在も変わらないことが上記の感想から感じられます。

蔵馬が妖狐になった時の強さまとめ

漫画アニメ「幽遊白書」に登場する南野秀一と融合する妖狐蔵馬に関する過去や強さ、飛影との関係についてなどをまとめて紹介してきました。蔵馬は女性読者に人気が高く、連載が終わっても尚未だに人気が衰えないキャラクターです。どこか紳士的でミステリアスなところが魅力となっているようです。

飛影との過去の出会いや南野秀一との関係性などを改めて振り返り蔵馬のカッコよさや魅力を再認識できたのではないでしょうか?もう一度幽遊白書を読み返したい、アニメを見返したいと思った方もいたことでしょう。まだ、幽遊白書を見たことがないという方は是非、本記事を参考に本編で蔵馬の魅力に触れてみるといいかもしれません。

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