2019年10月10日公開
2019年10月10日更新
【名探偵コナン】ベルモットとジンの関係は?恋人疑惑の真相や意味深セリフを紹介
名探偵コナンに登場するベルモットとジンを知っていますか?ベルモットとジンはコナンと敵対する黒の組織の主要人物として登場します。そんなベルモットとジンは実は昔恋人関係だったのではないかと噂されています。ベルモットとジンの恋人関係の噂の元になったセリフもあり、またベルモットとジンというお酒からマティーニというお酒ができることも恋人関係の噂をより盛り上げています。今回はベルモットとジンの恋人関係について、そして噂の元になったセリフ「マティーニ」について紹介します。
ベルモットとジンとは?
名探偵コナンの概要
名探偵コナンは、青山剛昌原作の漫画で、小学館が発刊している週刊少年サンデーで連載されている推理漫画です。主人公の高校生探偵工藤新一は、ある日事件に巻き込まれてしまい、謎の多い黒の組織の手によって幼児化させられます。辛くも組織の追手から逃れた工藤新一は江戸川コナンとして、黒の組織の謎を追いながら、多くの難事件のトリックを解決していく物語です。現在単行本は96巻まで発売されている長期連載漫画です。
ベルモットのプロフィール
ベルモットは表向きの顔はハリウッド女優で自称29歳の「クリス・ヴィンヤード」として活躍しています。裏の顔は黒の組織の諜報部員、サポートを行う幹部として登場します。金色の長髪に青い瞳のセクシーな雰囲気の女性で、組織では変装の達人として諜報活動に一役買っています。組織のボスのお気に入りとして所属していますが、秘密主義な性格からボス以外のメンバーからは警戒されている描写も描かれています。
また黒の組織内で唯一コナンと灰原の正体を知っており、APTX4869についても知っているとされています。自分を守るためなら仲間をも見捨てる、計画であれば組織の構成員を見殺しにするなど自己中心的で非情な一面があるとともに、一般人を巻き込まないように振る舞います。工藤新一と蘭に命を助けられたことがあり、二人を黒の組織から遠ざけるなど義理堅い人間味あふれる性格として知られています。
ジンのプロフィール
黒の組織のリーダー的な立場であり、工藤新一にAPTX4869という毒薬を飲ませ、少年化させた犯人です。リーダー的な役割ということもあり、ボスからも強く信頼されており、任務について直接ボスと連絡できる数少ないメンバーです。年齢や国籍は不明であり、細身で長身、長髪であり、人殺しのような冷徹な目つきと黒い帽子、トレンチコートが特徴です。また左目尻に赤井によって傷つけられた跡があります。
性格は用心深く、仕掛けられた盗聴器に気付く、コナン達の作戦を逆手に取り逆にコナンを追い詰めるなど冷静沈着な思考の持ち主です。また組織の任務ではミスをしないように準備を怠らないように行動しています。組織への忠誠心も非常に高く、裏切り者には容赦をせず始末し、任務の標的へは笑いながら狙撃するなどサイコパス的な思考の持ち主でもあります。作中ではコナンの宿敵として登場し、コナン達を追い詰めていきます。
ベルモットとジンの関係は恋人?
ベルモットとジンが恋人関係だという公式設定はない
ベルモットとジンは恋人関係ではないかとファンの間で多くの人が予想しています。しかし名探偵コナンの公式の見解ではベルモットとジンが恋人関係であるとの設定は存在しません。二人ともあくまで黒の組織の一員として関わっているとされています。しかし年齢の差はありそうな印象ですが、意味深なセリフや関りもあるベルモットとジンは恋人関係であって欲しいとのファンの声も多数上がっているも事実です。
ベルモットにジンが銃を向けるシーンも
恋人関係が噂されているベルモットとジンですが、実は二人は名探偵コナンの作中でジンがベルモットに銃を突きつけるシーンがあります。ベルモットは過去に工藤新一と毛利蘭に命を助けられた過去があり、そのことを義理堅く感じたベルモットは組織の手から工藤新一と毛利蘭を守るように行動します。しかしジンは組織への忠誠心が高いため、ベルモットの行動が組織の邪魔をしていると感じ、銃を突きつけるまでに至りました。
ベルモットとジンの意味深なセリフ
意味深なセリフ「マティーニでも作らない?」の意味
ベルモットとジンが恋人関係だったのではないかと匂わせるセリフを紹介します。ベルモットとジンのあるシーンでベルモットがジンに対して「久しぶりにマティーニでも作らない?」というセリフを発するシーンがあります。マティーニとはお酒に詳しい方は知っているでしょうが、ベルモットというお酒とジンというお酒をブレンドして作られるのがマティーニです。
実は黒の組織のメンバーには全員お酒の名前のコードネームがついています。ジンとベルモットというお酒がうまく絡み合ってマティーニが作られます。またベルモットとジンも「久しぶりに」というセリフから、その昔親密な関係であり、恋人関係だったのではないかとこのセリフから多くのファンが予想しています。しかしセリフからも分かるように現在は恋人関係では無いことがうかがえます。
意味深なセリフに対するジンの返答
ベルモットがジンに対して「久しぶりにマティーニでも作らない?」といったセリフに対してジンはどのように返答したのでしょうか?ベルモットの誘うかのような意味深なセリフに対してジンの相棒であるウォッカはピンと来ていないようでした。しかしジンはすぐにその意味を分かったようで鼻で笑いながら、ベルモットに対して「黒と黒が交わっても黒にしかならない」と返答します。
黒と黒が交わっても黒にしかならないというのは、暗にジンとベルモットが交わっても何も生まれない、何も得られないとも解釈できるような発言です。このセリフでジンはベルモットに対して返答しており、ベルモットの意味深なセリフを躱すような返答をしています。
意味深なセリフはアニメでは変更された?
ベルモットの意味深な「マティーニ」発言は実はアニメ放送時に変更されることになってしまいました。ベルモットがジンに放った「一緒にマティーニでも作らない?」というセリフは二人が大人の関係であることや過去に一夜を共にしたようなセリフです。しかし名探偵コナンのアニメ番組の視聴者は小学生のこどもやその親が多く、映画もまた子供たちに人気となっています。
そんな子供たちから絶大な支持を集める名探偵コナンでアニメ放送中に急に大人な関係を匂わすセリフを放送するのは、子供たちには刺激が強すぎるとして判断されました。そのためアニメ番組では「マティーニ」のセリフは改変されて放送されることになってしまいました。もしこのベルモットの「マティーニ」セリフがアニメでそのまま放送されていたらどのような反響があったのか想像できません。
ベルモットの正体や蘭との関係考察
考察①新一や蘭との関係
ベルモットはコナンと蘭にコナンがまだ新一の時に一度出会っており、そこから現在まで関係があります。工藤新一がジンによってコナンになる1年前にベルモットは組織の任務でニューヨークに来ており、赤井秀一を殺そうとしていました。その時偶然居合わせた蘭はベルモットに殺されそうになります。しかし非常階段がサビていたこともあり、ベルモットは高所から転落しそうになります。
その時、蘭と工藤新一によりベルモットは助けられ、今でもその時のことを義理堅く想い、黒の組織に巻き込まれないようにと秘密裏に蘭と新一(コナン)を助けています。またベルモットは数少ないコナンが新一ということを知っている人物ですが、黒の組織に所属していながらこの一件があったことから組織に報告せず、コナンを助けています。
考察②工藤有希子との関係
工藤有希子とは工藤新一の母にあたります。工藤有希子はその昔にベルモットと関係があり、工藤有希子が女優としての役作りのために初代怪盗キッドであり、マジシャンでもあった黒羽盗一の元に弟子入りしていました。この時にベルモットも変装を学びに来ており、そこで友人となり、現在でも交流があります。
偶然にも工藤有希子とベルモットが同じ列車に乗ったときに息子の新一と敵対関係にあると知りながらも談笑する描写がありました。またベルモットも新一の母と知りながら、時には銃を突きつけることもありますが、会話を返し、どこか楽しそうな表情も見受けられます。
考察③銀の弾丸の意味
コナンの作中では「銀の弾丸(シルバーブレット)」という言葉が良く出ます。これは黒の組織が良く使う言葉であり、組織が危険と認定した人物に対して「銀の弾丸(シルバーブレット)」と称して呼んでいます。黒の組織のボスであるあの方は赤井秀一のことを「銀の弾丸(シルバーブレット)」と呼んでいます。しかしベルモットはあの方とは異なり、コナンのことを「銀の弾丸(シルバーブレット)」と呼んでいます。
本当に危険視しているというよりは、ベルモットは組織に対してコナンが一矢報いてくれるのではないかと期待する表情も見せています。ベルモットの思惑にコナンの目標が合致しており、そのため期待を込めて「銀の弾丸(シルバーブレット)」と呼んでいるのではないかとファンから予想されています。
考察④年齢の謎
ベルモットの本名はシャロン・ヴィンヤードというハリウッド女優です。年齢は40~50歳とされていますが、20代の容姿から全く老けずに現在の美貌を保っています。ベルモットが何故全く老けずに20代の容姿を保っているのか現在のところ不明です。しかし変装のスペシャリストであるベルモットであれば、20歳を保つことが可能です。また灰原の開発した薬を飲んで若返ったのではないかともファンから噂されています。
考察⑤あの方との関係
ベルモットは黒の組織のボスであるあの方のお気に入りであり、ベルモットの任務の中での組織の構成員を見殺しにすることや任務外の行動も広く容認しています。その特別扱いにジンを含めた黒の組織メンバーは苛立ちを覚えている描写もあります。
またベルモットは黒の組織でも数少ないあの方と直接連絡を取ることのできるメンバーでもあります。あの方から直接「お前を自由にさせすぎた。帰っておいで」とベルモットに連絡が入る描写もあり、ベルモットとあの方は親密な関係であることが予想されています。
ベルモットとジンに関する感想や評価
#名探偵コナン
— あやぽん テストの為低浮上💤 (@LOVE546569881) August 25, 2017
ジンとベルモットって関係きになるよね〜 pic.twitter.com/LqqhhjO3E4
ベルモットとジンに関する感想や評価を紹介します。最初の感想はベルモットとジンの関係についてです。作中でベルモットがジンに「久しぶりに一緒にマティーニを作らない?」と問いかけるセリフがあります。マティーニはお酒であり、ベルモットとジンをブレンドさせてできるお酒です。
そのためこの「マティーニ」のお酒のように、このセリフがベルモットとジンがその昔恋人関係だったのではないかとの予想に火を付けました。またコナンは黒の組織に関してはお酒を題材にした予想が多くされており、セリフから伏線を張ることも多いため、ファンの間でベルモットとジンが恋人関係だったとの予想が根強い支持を得ています。
黒の組織全員にお酒のコードネームがつけられている
— ふーど (@hOOd_2525) November 25, 2011
ジン ウォッカ ベルモット
阿笠博士のアガサはカクテルの名前である
ベルモットとボスは切っても切り離せない関係なのは
アガサはラム酒とベルモットを割ってできるお酒だから
黒の組織のボスは身近な人物らしい
というコナンの都市伝説
続いての感想です。黒の組織はお酒の名前がコードネームとなっており、ベルモットとジンを混ぜると「マティーニ」になり、その「マティーニ」を絡めたセリフからジンとベルモットが恋人関係と噂されています。もう一つの噂がベルモットとラム酒を混ぜるとアガサというお酒になります。このことからアガサ博士は実は黒の組織の一員であり、ベルモットと裏で繋がっているのではないかとのファンの予想も数多く上がっています。
ミストレの時、関係ない人も巻き込んで全部吹っ飛ばそうとしたジンとは違って、途中で列車を停めてシェリー以外の人は殺そうとしなかったベルモット☺
— Shizu🍀 (@sssssss_1412) April 5, 2018
命の恩人の新一と蘭にも手を出そうとはしないし、組織の一員らしからぬ、ちょっとは人間味のあるところがいいよね pic.twitter.com/X2oNPwLRjC
最後の感想です。コナンは黒の組織のジンに因縁があるため狙われており、蘭もまたコナンに巻き込まれる形で黒の組織と対峙することがあります。ベルモットはそんなコナンと蘭を黒の組織という敵対する組織でありながら守り、ジンは組織のために非情になりコナンを排除しようと試みます。ベルモットには何か狙いがあってコナンを生かそうとしている可能性もありますが、人間味あるベルモットの対応に惹かれるファンが多いです。
ベルモットとジンの関係まとめ
いかがでしたか?名探偵コナンに登場するベルモットとジンの恋人関係の噂や「マティーニ」というセリフについて紹介しました。ベルモットは黒の組織の所属していながらもコナンと蘭を黒の組織から匿ったり、コナンのことを「シルバーブレッド」と称して黒の組織に対抗することを期待させるかのような伏線を張っています。ジンは工藤新一をコナンにした張本人であり、コナンの宿敵として登場し、コナン達を追い詰めていきます。
そんなベルモットとジンは恋人関係だったのではないかと言われれています。その理由として黒の組織のコードネームはお酒をモチーフにして名付けられています。「マティーニ」というお酒はベルモットとジンを割ることで作られること、また作中でベルモットがジンに「マティーニを作らない?」と問いかけるセリフが合ったためです。皆さんもジンとベルモットが恋人関係だったのか明かされる日が楽しみにコナンを楽しみましょう。