【ワンパンマン】スネックは強い？能力は？A級ヒーロー最下位で最弱？

最弱の強さを持つA級ヒーローのスネック。スネックは相手の攻撃を受け流すことに長けた能力を持つ蛇咬拳の使い手であり、漫画ワンパンマンの作中で深海王と激突しました。しかしスネックは深海王に瞬殺され、その能力や強さは最弱だといわれるようになりました。本記事ではそんな漫画ワンパンマンに登場する最弱のA級ヒーローであるスネックについてその強さや能力、作中での行動などをまとめてご紹介していきます。

ではスネックの強さや能力などをご紹介する前に、スネックが登場するワンパンマンの作品情報をご紹介します。スネックが登場するワンパンマンとはウェブサイトで2009年から2019年10月現在まで連載されているONEの漫画作品です。一撃で怪人を倒すヒーローサイタマの活躍を描いた漫画ワンパンマンはウェブサイトで連載開始されてすぐに多くの人気を博し、これまで1000万人以上に読まれた作品として有名です。

この人気から漫画ワンパンマンの作者であるONEは単行本を出版することになり、村田雄介が新たなに作画を担当して2012年から「となりのヤングジャンプ」でリメイク版が連載されることになりました。リメイクされた漫画ワンパンマンは原作よりも非常に高い画力で作品が制作されており、内容とその高い画力から2016年に第2回「SUGOI JAPAN Award」のマンガ部門の1位に選ばれることになりました。

また漫画ワンパンマンは多くの読者から支持されたことによってアニメ化が決定し、2015年から2019年に渡ってアニメが合計2期放送されることになりました。さらに漫画ワンパンマンは2019年10月現在、対戦格闘ゲームの発売が決定しており、格闘ゲーム好きからも注目を集めています。このゲーム作品は海外のゲームプレイヤーからも注目されており、漫画ワンパンマンは今後世界でも大人気を集めると期待されています。

本記事でご紹介する漫画ワンパンマンのスネックとはA級ヒーローの1人です。スネックは相手の攻撃を受け流したり、強力な諸手突きを放つ能力を持つ「蛇咬拳」を使って戦う武術家であり、武器を用いず拳だけで怪人と戦う戦闘スタイルが特徴です。またリメイク版のワンパンマンではヘビ柄のスーツを着用しているものの、原作ではスネ夫のような白いスーツを着たヒーローで知られている少し変わったキャラクターです。

そんなスネックは強さが最弱であるといわれており、A級ヒーローのランキングでも最下位の38位に位置付けられています。漫画ワンパンマンの作中においてスネックは自身が敵わないと判断した相手には逃走を優先し、主人公であるサイタマには瞬殺されるなど目立った活躍をしていません。さらに深海王戦では他のヒーローと共に戦いに参加するのですが、2撃目で戦闘不能にされてしまい、最弱といわれる場面ばかりが描かれています。

しかし最弱な強さしかない場面ばがりが描かれているスネックですが、漫画ワンパンマンの作中でゴウケツの元弟子が怪人化した牛型虎怪人をスネックは一撃で倒す活躍をします。この活躍からスネックは2019年10月現在、強さは最弱ではないのではないかと噂されています。はたしてスネックの本当の強さはどれほどなのでしょうか。スネックの強さについて気になる方は是非本記事をご覧頂き、最後までお楽しみください。

ではここからは本記事の本題である漫画ワンパンマンのスネックについてその強さや能力をご紹介していきます。上述でもご紹介した通り、漫画ワンパンマンに登場するA級ヒーローのスネックは非常に憶病な性格をしたキャラクターです。この臆病な性格からスネックは自身が敵わないと判断した相手には戦わずに逃げてしまいます。戦わず逃げるという少年漫画には無い弱弱しい姿からスネックは最弱といわれるようになりました。

確かに少年漫画において戦わずに逃げるという行為はご法度です。実際強敵に立ち向かう姿は非常にかっこよく、負けたとしても後に美談となります。しかし逆に考えると敵わない相手に立ち向かうのは無謀と言い換えれます。本来であれば勝てない相手に挑めば不必要に損害を出す結果に終わってしまう場合があり、現実的に考えると敵わない相手だと一度逃げ、勝てる相手や勝てる状況に任せるといった判断が理想的といえます。

なのでスネックの強敵相手だと逃げてしまう性格は決して臆病なのではなく、非常に冷静だから強敵相手だと逃げてしまうと考えられます。実際スネックは漫画ワンパンマンの作中で一般人を守るために遥に実力が上のゴウケツに挑むというヒーローらしいかっこいい姿を見せています。こういったことを踏まえると、スネックの臆病さは最弱の証拠なのではなく、心の強さの表れであるといえるでしょう。

A級ヒーローの1人スネックは上述のプロフィールで一度ご紹介しましたが、「蛇咬拳」という武術の使い手です。この「蛇咬拳」という武術には相手の攻撃を受け流す「蜷局受け」という能力があり、スネックはまるで中国拳法のような動きでこの武術を使用します。漫画ワンパンマンの作中においてスネックはこの「蜷局受けという能力を使用し、遥かに実力が離れた深海王の攻撃を一度回避することに成功しました。

一見防御に特化した能力に見える「蛇咬拳」ですが、もちろん攻撃を行う能力もあります。スネックの使用する「蛇咬拳」という武術には強力な諸手突きを放つ能力があります。スネックは漫画ワンパンマンの作中で蛇の両顎のような構えをし、強力な諸手突きを放つ能力を使用しました。そしてスネックの着用するスーツにはどのような攻撃をはじき返す蛇型怪人の革が用いられており、攻守両方に優れた強さを秘めています。

しかしスネックは一度深海王の攻撃を回避するものの、2発目の攻撃で呆気なく敗れてしまいました。確かに1撃で倒されたところだけを見ると弱いと感じられます。しかし深海王はあのぷりぷりプリズナーでさえ勝つことが出来なかった相手であり、A級ヒーローのスネックとはレベルが違いすぎます。なのでおそらくスネックは同等の相手か少し上の相手にはかなり優れた強さを発揮するのではないでしょうか。

漫画ワンパンマンの作中で深海王に一発で倒されたスネックはそれが原因で最弱といわれるようになってしまいました。しかしこれは上述でもご紹介した通り、深海王が怪人レベル鬼相当であったから負けただけだと考えられ、本来スネックは怪人レベル狼や虎相当の相手なら楽に勝利するほどの強さを持っていると考察されています。それはスーパーファイトで語られたスネックの実績から証明することが出来ます。

スネックはスーパーファイトで牛型虎怪人と対戦することになりました。虎レベルの怪人は上級のA級ヒーローが戦える相手となっているのですが、A級ヒーローの最下位であるスネックは市民を守るために逃げず戦いを挑みます。スネックが駆けつけたことで市民は歓喜するのですが、この牛型虎怪人はスネックの3倍以上もある肉体を持っており、スネックには少し荷が重い相手と思われていました。

しかしスネックは善戦し、自身より遥かに大きい牛型虎怪人を倒すことに成功します。するとゴウケツは怪人化した元弟子である3羽鳥を連れてきます。この3羽鳥という怪人は3匹集まれば鬼レベルの強さを誇り、本来A級ヒーローでは相手にもなりません。しかしスネックはワンパンで3羽鳥を倒します。この戦績を考えると、本気を出したスネックが2人おれば、もしかするとA級ヒーロートップクラスの強さを誇るのではないでしょうか。

デスガトリングのガトリングガンやスティンガーの槍、黄金ボールのパチンコなどスネックが位置付けられているA級ヒーローは自身に一番馴染む武器を使って怪人と戦います。A級ヒーロー達はこの武器に頼っている存在であり、武器を使用してこそ虎レベルや鬼レベルと戦うことが出来ます。しかしそんな武器を使用するA級ヒーローの中で、スネックのみ自身にあった武器を一切使用することがありません。

上述でご紹介した通り、スネックは「蛇咬拳」という武術の使い手であり、武器は自身の拳な訳です。おそらく拳が武器であることから他のA級ヒーローと違って武器を一切使用しないのではないでしょうか。しかしA級ヒーローはヘヴィコングなど武器を使用しなければ虎レベルの怪人ですら倒すことが出来ません。そんな武器に頼るA級ヒーローの中でスネックは自身の拳だけを頼りに虎レベルの怪人を作中で倒しています。

なので本来の強さでいえば、スネックはかなり上のランクといえます。ではなぜここまでの実力を誇りながらA級ヒーローの中で最下位なのでしょうか。実はヒーローのランクというのは実力の他に普段の態度も影響されています。スネックは普段新人のヒーローをいじめたりしており、態度があまり良くありません。この普段の態度が原因となって、スネックは最下位というランクに位置付けられていると考えられます。

A級ヒーローの中で最下位という不名誉なランクを付けられているスネックですが、スーパーファイトではベスト4に進出している常連としてその名が知られています。スネックは毎回スーパーファイトに参加しており、漫画ワンパンマンの作中では6回目の参加となりました。このスネックより上位の人達はスイリューやバクザンなど非常に強い面々であり、スネックでは上位の面々にどうすることも出来ません。

またこのスーパーファイトという大会はいつも装備しているものやサイボーグパーツなどは使用不可というルールが設けられており、スネックがいつも装備している蛇革スーツを使用することが出来ません。蛇革スーツを着用出来ないということはスネックの防御力が大幅に下がっている証拠であり、スネック自身の本来の実力は発揮できないと推測することが出来ます。

しかしもしスネックが装備品などを使用出来たとしても、スイリューやバクザンには勝つことが出来ないでしょう。彼らとスネックには天地の差があるからです。それでもスネックは名だたる強豪の中でベスト4に毎回進出しています。なのでスネックの強さは決して最弱とはいえません。もしかすると漫画ワンパンマンの今後の展開でスネックが本当の実力を発揮し、更なる強さを持った怪人相手に活躍するのやもしれません。

アニメ版ワンパンマンでスネックの声優を担当したのは日本の男性声優である三木眞一郎です。三木眞一郎は1968年の3月18日に東京で生まれた男性声優であり、2019年10月現在81プロデュースに所属しています。三木眞一郎は1989年に声優としてデビューを果たし、1994年に格闘ゲームである「バーチャファイター2」で主人公の結城晶を演じたことがきっかけとなって大ブレイクすることになりました。

ゲーム作品でブレイクを果たした三木眞一郎は1997年に放送されたアニメ「ポケモン」でコジロウの声優を担当し、アニメ作品でも活動することになりました。そんな1990年代から声優として活動しているベテランの三木眞一郎はイケメン役を演じるのに長けており、2019年10月現在もイケメン役を演じるのに欠かせない声優として多くの人気を集めています。

三木眞一郎が出演した代表作品といえるのがアニメ「ポケモン」とアニメ「機動戦士ガンダム00」です。三木眞一郎はアニメ「ポケモン」でコジロウを演じ、アニメ「機動戦士ガンダム00」ではメインキャラクターのロックオン・ストラトスを演じています。また他にも三木眞一郎はアニメ「イナズマイレブン」のポトリムやアニメ「うしおととら」の雷信などのキャラクターを担当しています。

漫画ワンパンマンに登場するスネックに関する感想ではゴウケツに立ち向かう姿がかっこいいといった感想が多く寄せられていました。漫画ワンパンマンの作中でスネックは市民のために遥か実力が離れたゴウケツに臆することなく立ち向かいます。このいつもとは違うスネックの姿には多くの読者が注目を集めました。

漫画ワンパンマンに登場するスネックに関する感想ではスネックがイケメンだという感想も多く寄せられていました。上述でご紹介したようにスネックは市民を守るためにゴウケツや怪人に立ち向かいます。この誰よりもヒーローらしいスネックの姿は非常にかっこいいものになっています。

漫画ワンパンマンに登場するスネックに関する感想ではスネックが強いといった感想も多く見受けられました。スネックは当初最弱のA級ヒーローといわれていたのですが、突如非常に強い力を見せつけます。このスネックの強い姿には多くの読者が驚かせられました。

本記事では漫画ワンパンマンに登場するスネックについて強さや能力などをまとめてご紹介しました。スネックはA級ヒーローの中でも最弱の地位に就いているものの、本当はA級ヒーロートップクラスの強さを持つ人物であることが分かりました。しかし未だスネックは大きく作中で活躍していないので、もしかすると今後スネックの大活躍する姿が描かれることになるのやもしれません。