2019年10月03日公開
2019年10月03日更新
【幽遊白書】乱童の強さとキャラ設定を考察!幻海の奥義を欲しがる理由は?
1990年代に大ヒットを記録した人気作品に『幽遊白書』があります。幽白の愛称で親しまれる幽遊白書は、主人公浦飯幽助とその仲間たちの活躍を描くバトルマンガです。様々な強力な敵キャラクターも登場し、人気を集めました。ここでは、幽遊白書に登場する、乱童というキャラクターについて紹介していきます。浦飯幽助の師匠である幻海の奥義を狙っていた乱童の、強さや技について詳しくまとめます。
乱童とは?
幽遊白書の作品情報
乱童というキャラクターについて紹介していく前に、乱童が登場する幽遊白書の作品情報を紹介していきます。幽遊白書は1990年代にヒットを記録した少年漫画で、アニメ化や映画化もされた人気作品です。今なお衰えない人気を誇っている、熱狂的なファンの多い作品です。
幽遊白書の概要
幽遊白書とは、週刊少年ジャンプにて連載されていた少年漫画です。1990年の51号から、1994年の32号まで連載されていました。4年という連載期間でコミックスは全19巻。1993年には小学館漫画賞を受賞しました。作者は「ハンターハンター」などの作品でも知られている冨樫義博です。全19巻というコミックスの巻数ながら、累計発行部数5000万部以上という売り上げを誇っています。
1990年から1994年まで全175話が連載された幽遊白書。テレビアニメも1992年から1995年までフジテレビで放送され、高視聴率を記録していました。主人公浦飯幽助が霊界探偵として活躍し、様々な敵キャラクターが登場します。魔界の妖怪などが多く登場し、ここで紹介する乱童もそんなキャラクターの一人です。
幽遊白書のあらすじ
幽遊白書ののあらすじを紹介していきます。幽遊白書の主人公は、不良少年の浦飯幽助です。ある日、浦飯幽助は車に轢かれそうになっていた子供を助けて自分が死んでしまいます。しかし、不良少年である浦飯幽助が人助けで死亡したのは、霊界にとって想定外の出来事でした。浦飯幽助の元に霊界案内人のぼたんが現れ、生き返るための試練を受ける事になります。
試練を経て生き返ることが出来た浦飯幽助は、霊界探偵として働き始めます。浦飯幽助をライバル視している不良・桑原和真、当初は敵であった妖怪・蔵馬や飛影と共に、強力な妖怪たちと闘っていく事になります。
乱童のプロフィール
幽遊白書に登場する敵キャラクター、乱童のプロフィールを紹介していきます。乱童は、浦飯幽助の師匠となる幻海が開催した、弟子選考会に登場していました。幻海の弟子選考会に、初めは少林という名前で見た目も変えて出場していた乱童。後に正体を現しますが、実はその正体は妖怪で、高名な霊能力者99名の奥義を破ることでその技を自分のものにしていたのでした。100人目のターゲットに幻海を選んだ乱童。
幻海の弟子選考会に参加し、幻海の奥義を狙っていた乱童は、浦飯幽助の反撃を喰らって敗れてしまいます。初めは少林として姿を変えていた乱童は、正体を現した姿は土蜘蛛をモチーフにしていると言われています。長く赤い髪の毛に、隈取がある顔。霊力の糸を口から吐き出す姿などが特徴的です。
乱童の強さは?奥義や技も紹介
強さや奥義・技①霊丸
幽遊白書に登場した強力な敵・乱童の使用する奥義や技を紹介していきいます。まず、霊丸は、幽遊白書の主人公・浦飯幽助の必殺技です。師匠幻海から受け継いだ技で、霊力を指先に集中させて弾丸のように放つ、強力な必殺技になっています。乱童はこの強力な技・霊丸を見ただけで模倣してしまったのです。
強さや奥義・技②霊光弾
霊光弾も、幻海の必殺技です。霊光弾は、霊力を手のひらに集めて敵を攻撃する、近距離での戦闘に活かされる技です。浦飯幽助はこの技から、ショットガンという技を生み出していました。乱童はこう言った幻海の持つ強力な技や奥義を狙っていたのではないかと言われています。
強さや奥義・技③霊光波動拳 修の拳・奥義 光浄裁
霊光波動拳は、幻海の技の中で唯一、奥義の名前が付いている技になっています。悪の心や呪われている装備などを浄化することが出来る、どちらかといえば回復系の奥義です。幻海はこの霊光波動拳がもし乱童に継承されれば、自分以上の使い手になるだろうと乱童を評価していました。
強さや奥義・技④霊光鏡反衝
霊光鏡反衝は、敵の技を跳ね返すことが出来る技です。敵の霊気や妖気を取り込んで跳ね返すことのできる、カウンター技になっています。ただ、跳ね返せるのは波長の合う相手の霊気や妖気のみです。カウンター技として防御と攻撃を兼ね備えています。
強さや奥義・技⑤治療術
乱童が奥義を狙っていた幻海ですが、実は強力な攻撃技だけでなく、回復系の技も使用することが出来ます。乱童にやられた桑原和真を回復させたり、身体から離れた霊魂を元に戻したりと、肉体も霊魂も回復させることが出来ます。こういった回復技も、乱童の手に渡れば強敵になっただろうと考察されています。
乱童のキャラ設定考察!幻海の奥義を欲しがる理由は?
キャラ設定考察①幻海の奥義を欲しがる理由
乱童が幻海の技を欲しがっていた理由について考察します。乱童は100人目のターゲットに幻海を選びましたが、実は幻海の技を奪う必要はなかったのではないかと言われています。乱童はすでに高名な霊能者の技を99個も奪っています。その中には妖気を炎に変えられるものや、相手を小さくしてしまうものなど、とても強力で手ごわい技があるのです。
幻海の技は、霊力を指先や手のひらに集めて攻撃するというものです。あまり汎用性はないストレートな技の為、乱童がすでに持っている技の方が強力なのではないかと言われているのです。しかし、幻海の持つ奥義・霊光波動拳や、回復系の技を手に入れればさらに強くなるとも考えられ、そういった技を狙っていたのではないかと考察されています。
キャラ設定考察②もし霊光波動拳を受け継いでいたら?
前述した通り、幻海から「霊光波動拳を受け継いだら、自分以上の使い手になるだろう」と評された乱童。しかし、もし乱童が霊光波動拳を本当に継承してしまったら、浦飯幽助はあまり強くなれなかったという事になってしまいます。霊界探偵を経て魔界の強敵とも渡り合うようになった浦飯幽助。もし乱童が霊光波動拳を継承すれば、霊界探偵のまま活動していたのではないかと考察されています。
キャラ設定考察③ハンターハンターからみるとどんな存在?
同じく冨樫義博の作品である幽遊白書とハンターハンター。幽遊白書に登場するキャラクターは、その面影を残してハンターハンターに移行している場合が多いのです。乱童というキャラクターについては、似ているキャラクターはハンターハンターに出てきていません。敵の技を奪って使用するという点で、ハンターハンターに登場する幻影旅団のクロロに似ていると言われています。
乱童に関する感想や評価
幽白のアニメをはじめて見たのが幽助対乱童戦だったのははっきり覚えてるけど、その後は四聖獣編は朱雀の塔にジャンプする展開のところから見始めて、雪菜救出編からは毎週めちゃめちゃ楽しみにしていたんだよね…
— 🌿教祖🌺 (@_miitachi_) September 1, 2019
思えば丁度小学校に入学した頃で、土日の過ごし方に対する自我が芽生え始めて
幽遊白書に登場する乱童についての感想や評価を紹介していきます。乱童については、テレビアニメ放送時に乱童編を見て、とてもワクワクしていたという感想が多いです。子供の頃の思い出として、とても楽しく見ていたという人が多く、後半にかけて評価が高くなる幽遊白書において、乱童は前半に登場した強敵としてファンの記憶に残っているキャラクターなのです。
断然幽遊白書。でも四聖獣もそうだけど奥義継承の乱童とかもあんまり目立たなかったよね。私あの頃が一番ワクワクしてたんだけどなぁ。
— 新米少佐⚓ (@popo01ron) September 30, 2019
幽遊白書の乱童の感想としては、あまり目立った印象がなくて残念だという感想も見られます。乱童は前半に登場する敵のキャラクターとして魅力を放っているのですが、後半にかけて盛り上がりを見せている幽遊白書においては、どうしても影が薄くなっています。しかし、乱童を強烈に覚えていて、好きな敵キャラクターとして挙げる人は多く、今でも語られている敵キャラクターなのです。
うぉー
— らいふ🐝🐥🐙 (@lifeefil0777) March 14, 2019
夢中になりすぎた/(^o^)\
乱童つおすぎ‼️
こいつラスボスやろ🐙
乱童編にはハンターハンターの
ルーツがたっぷり詰まってます
✨🤗✨
幽遊白書知らなくてハンターハンター
見てるヤツなんて居ないよな❔
(σ´Д`)σ💫 pic.twitter.com/WyMZ45dgSc
幽遊白書の乱童への評価では、ラスボスほど強く感じるという評価もあります。初登場時にはその正体を明かしておらず、不気味さの漂っていた乱童。桑原和真や浦飯幽助と死闘を繰り広げ、その強さを見せつけていました。結果的に浦飯幽助に倒されてしまった乱童でしたが、こんな強敵をどうやって倒すのかと、ファンの注目を集めた敵キャラクターでした。
乱童の強さとキャラ設定まとめ
ここでは、幽遊白書に登場する敵キャラクター、乱童についての情報を詳しくまとめました。乱童は正体を隠して幻影の弟子選考会に参加し、対戦を進めるごとにその強さを現していきます。正体を明かして強力な技を連発した乱童は、幽遊白書前半の敵キャラクターとして人気となっています。乱童の使用した技や奥義についてや、その強さを考察しています。是非、幽遊白書をチェックして乱童とのバトルを楽しんでみてください。