虹村形兆のスタンドやかっこいい名言・セリフ集！実写版は原作と最期が違う？

今回のまとめでは、4部となる「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」に登場する虹村形兆についてまとめていきます。また、虹村形兆のスタンドやプロフィール、声優・志村知幸さんや実写で虹村形兆を演じた岡田将生さんについても紹介していきます。それでは、虹村形兆についてまとめていく前に、「ジョジョの奇妙な冒険」についての概要やおおまかなあらすじ、「ダイヤモンドは砕けない」のあらすじを紹介していきます。

「ジョジョの奇妙な冒険」は、1986年から『週刊少年ジャンプ』にて連載が始まった荒木飛呂彦さんによるアドベンチャーアクション漫画です。2005年の4月号からは『ウルトラジャンプ』に連載雑誌が変わりました。現在、単行本は21巻まで発売されています。また、2012年から1部と2部の『ファントムブラッド』と『戦闘潮流』を26話で描いたアニメが1期として放送されました。

2013年に3部となる『スターダストクルセイダース』が全48話で2期として放送され、虹村形兆が登場する4部の『ダイヤモンドは砕けない』が2016年に全39話で放送されました。そして現在、5部の『黄金の風』をテレビアニメ4期として2018年に全39話で放送されていました。2019年9月時点では、8部が連載されています。原作は単行本の他、文庫版、スピンオフ漫画、画集などが発売されています。

「ジョジョの奇妙な冒険」は、ジョナサン・ジョースタはじめとするジョースター家と石仮面によって吸血鬼となったDIOとの因縁が発端となる争いを描いています。その因縁は1世紀以上続き、パートごとに主人公が変わる大河群像劇となっています。また、主人公が変わるだけでなく時代や場所も変わっていくのも特徴です。

1巻から5巻で描かれた1部「ファントムブラッド」は1880年のイギリスを舞台にジョナサン・ジョースターが主人公となります。5巻から12巻で描かれた2部「戦闘潮流」は1938年を舞台にジョナサンの孫であるジョセフ・ジョースターが主人公になります。

12巻から28巻で描かれた3部「スターダストクルセイダース」は1988年の日本を舞台にジョセフの孫となる空条承太郎が主人公として活躍します。また、3部から波紋がスタンドと呼ばれるようになります。

そして、今回のまとめの中心人物となる虹村形兆が登場する4部「ダイヤモンドは砕けない」は29巻から47巻で描かれており、1999年の日本・M県S市杜王町を舞台にジョセフ・ジョースターの隠し子で承太郎の甥でもある東方仗助が主人公でストーリーが繰り広げられます。4部は学園色が濃く、また、主人公視点ではなく、杜王町に住む高校生・広瀬康一視点で描かれているのも特徴です。

2017年には「ジョジョの奇妙な冒険」初となる実写映画もされました。主人公の東方仗助を山﨑賢人さんが演じ、広瀬康一を神木隆之介さんが演じたことでも話題となりました。4部に登場する岸辺露伴が主人公となる短編漫画集『岸辺露伴は動かない』や『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』などが発売されています。ぜひ、本編以外の作品にも目を向けてみてください。

それでは早速、虹村形兆のプロフィールから見ていきましょう。虹村形兆は、仗助と行動を共にするようになった虹村億泰の兄です。年齢は18歳です。弓と矢を使って杜王町でスタンド使いを増やしていた張本人でもあり、仗助にとってはストーリー序盤で現れる敵でもあります。実父はDIOの配下でしたが、DIOの肉の芽の暴走によって虹村形兆が8歳の頃に醜い化け物とされてしまったのです。

父親は悪事に手を染めていたこともあり、以来、父親に対しては複雑な感情を抱いていました。虹村形兆は弟想いな一面もあり、ジョジョ内では「ジョジョ三大兄貴」の1人として知られています。ですが、怪物姿の父親を見るに耐えかね、虹村形兆はスタンドによって父親を殺してもらおうと考えていたのです。その真意から弓と矢を使い杜王町内で無作為にスタンド使いを増やし続けていました。

虹村形兆のスタンドは、バッド・カンパニー（極悪中隊）です。破壊力はB、スピードはB、射程距離はC、持続力はB、精密動作性はC、成長性はCとされています。バッド・カンパニー（極悪中隊）は群体型スタンドとして登場しており、群体としてジョジョ内では初めてとなっています。

M16自動小銃と呼ばれる小口径自動小銃を持った60名あまりの歩兵と戦車が7台、アメリカの攻撃ヘリコプターとして知られるAH-64アパッチ4機で構成される群体です。米陸軍を模しているのが特徴です。では、バッド・カンパニーはどのような能力を持っているのでしょうか？

バッド・カンパニーは、ミニチュアの米陸軍を模していますが、その能力は人を殺すことができるほどの攻撃性があります。銃以外にも地雷やアメリカ陸軍特殊部隊群グリーンベレーの攻撃もします。

バッド・カンパニー（極悪中隊）の由来は、イギリスのロックバンド「バッド・カンパニー」からとっているといいます。「バッド・カンパニー」には悪友という意味があります。また、「バッド・カンパニー」は1973年から活動していますが、現在も活動をしています。ボーカルのポール・ロジャース、ギターのミック・ラルフズ、ドラムのサイモン・カークは当時のままのメンバーです。

続いて、虹村形兆の名言・セリフは以下の通りです。このセリフは、仗助と吉良吉影のバトルにて、仗助が窮地に立たされたシーンで描かれました。直前で死んだと思われていた億泰でしたが、億泰は生きていました。そして、億泰の夢の中に登場した虹村形兆が億泰に向けて放ったセリフです。

続いて、虹村形兆の名言・セリフは以下の通りです。几帳面な性格をしていることが窺える虹村形兆のセリフです。こちらは、虹村形兆が放った矢が康一に刺さった際、仗助が虹村形兆に対して「矢を抜くな」という言葉に対してのセリフでした。矢を放ったら矢を抜くことをCDに例えています。

続いて、虹村形兆の名言・セリフは以下の通りです。このセリフは、化け物になってしまった父親に対して放った言葉です。では、数々の名言・セリフを残した虹村形兆はどんな最期を遂げたのでしょうか？

では、虹村形兆の最期とは一体どんなものだったのでしょうか？実写版と原作とでは虹村形兆の最期は違っていました。実写版では、吉良吉影のスタンドであるキラークイーンによるシアーハートアタックの攻撃を受けそうになった億泰を庇い死亡します。また、シアーハートアタックで体の内側から爆破されてしまい、跡形もなく塵となってしまいました。原作の虹村形兆の最期はどんなものだったのでしょうか？

原作の虹村形兆の最期は、怪物になってしまった父親の家族を想う本心を知った後に、キラークイーンではなく、ギターが大好きな青年・音石明のスタンド・レッド・ホット・チリペッパーによる攻撃で死亡しています。自分の父親を殺させるために無作為に矢を放ちスタンド使いを増やしていましたが、その想いも空しくスタンド能力が成長した音石明によって殺されてしまうことになりました。

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」で虹村形兆の声優を担当していた志村知幸さんについてまとめていきます。それでは早速、志村知幸さんのプロフィールから見ていきましょう。

志村知幸さんは、1963年12月12日生まれの茨城県日立市出身、2019年9月時点では55歳です。声優の他、俳優やナレーターとしても活動しています。所属事務所は賢プロダクションです。身長は176cm、血液型はB型です。志村さんは声優としてではなく、俳優として劇団森羅万象や児雷也などで活動をしていましたが、2000年頃から声優を始めました。洋画吹き替えではニール・マクドノーの吹き替えでも知られています。

志村知幸さんの主な出演作は、テレビアニメ「金色のガッシュベル!!」、「鋼の錬金術師」、「魔探偵ロキRAGNAROK」、「焼きたて!!ジャぱん」、「交響詩篇エウレカセブン」、「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」、「ゼロの使い魔」、「イナズマイレブンGO」、「進撃の巨人」、「甲鉄城のカバネリ」、「CHAOS;CHILD」、「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!」などがあります。

続いて、2017年に実写映画化された「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」で虹村形兆を演じた岡田将生さんについてまとめていきます。それでは早速、岡田将生さんのプロフィールから見ていきましょう。

岡田将生さんは、1989年8月15日生まれの東京都出身、2019年9月時点では30歳です。スターダストプロモーションに所属しています。身長は181 cm、血液型はAB型です。中学2年生の時にスカウトされ、高校生進学後に芸能界入りを果たしました。2006年に放送された日本工学院専門学校のCMでテレビデビューをしました。俳優としては、テレビドラマ「東京少女」です。デビュー後は様々な作品に出演しています。

続いて、岡田将生さんの主な出演作は、映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」、「ハルフウェイ」、「告白」、「悪人」、「秘密 THE TOP SECRET」、「何者」、テレビドラマ「生徒諸君!」、「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」、「未来日記-ANOTHER:WORLD-」、「リーガルハイ」、「掟上今日子の備忘録」、「ゆとりですがなにか」、「昭和元禄落語心中」、「連続テレビ小説 なつぞら」などがあります。

虹村形兆についての感想や評価について紹介していきます。虹村形兆は、億泰の兄として強くあり続ける道を選び、最期も億泰を守るために自らの命を顧みることをしませんでした。そんな虹村形兆の億泰に対する愛や意志があったと分析している読者の方もいらっしゃいました。億泰と虹村形兆の関係性について評価や分析をしている方は多々見受けられました。

2017年に実写映画化された「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」ですが、実写化ということもありアニメや漫画ファンの方から辛口なコメントも見られました。ですが、虹村形兆を演じた岡田将生さんに関してはポジティブなコメントが多く見受けられました。虹村形兆とのイメージとは少し違うという意見の中に、岡田将生さんが演じた虹村形兆もそれなりに良かったという感想がありました。

続いて、虹村形兆に関する感想や評価は次の通りでした。虹村形兆は、億泰を守ったことで最後まで「億泰の兄」として亡くなったと分析しているツイートがありました。父親が化け物となったことで、兄としての責任などを背負っていたことが窺えます。また、父親が死ぬことで自分の人生がやっと始まるともセリフであったことを考えると、虹村形兆の死は無念です。ぜひ、4部の冒頭から見返してみてください。

以上、虹村形兆のスタンドやかっこいい名言・セリフまとめでした。2017年に実写化もされ話題になった「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」で虹村形兆を演じた岡田将生さんについても紹介してきました。実写版と原作では虹村形兆の最期に差異がありましたが、ぜひ実写版と原作の両方を見比べてみてください。サイト内には、ジョジョの奇妙な冒険シリーズのまとめがありますのでそちらもぜひ参考にしてみてください。