2019年09月19日公開
2019年09月19日更新
【ワンピース】ジャンゴの現在と再登場の可能性は?能力や名セリフも紹介
ワンピースの序盤、ウソップが仲間入りする『シロップ村編』にてルフィたちの敵として登場したジャンゴは現在、海軍にいることをご存じでしょうか?本記事ではなぜジャンゴが海軍に入ったのか?また今後のワンピースにジャンゴは再登場するのか?かつてはクロネコ海賊団の2代目船長にまで上り詰めたジャンゴの能力やジャンゴのセリフなど、ジャンゴについて徹底的に迫っていきますのでぜひ最後までご覧ください。
目次
ワンピースのジャンゴとは?
ワンピースのジャンゴについて紹介していく前に、まずはジャンゴの登場するワンピースの作品情報から紹介していきます!
ワンピースの作品情報
ワンピースの概要
ワンピースとは、日本では知らない人はいないと言っても過言ではないほどの大人気の海賊冒険漫画で、週刊少年ジャンプにて1997年から2019年9月現在まで連載しています。尾田栄一郎原作で、週刊少年ジャンプの中でワンピースは、1976年から2016年まで連載されていた「こち亀」の愛称で知られる「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の次に長い連載漫画です。
2019年7月に93巻が発売されていますが、92巻の段階で国内累計発行部数は3億8000万部を突破しており、これは日本国内の漫画では最高の記録となります。「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」として世界記録に認定され、ワンピースは日本のみならず海外にもファンが多くいる日本を代表する漫画の一つです。
ワンピースのあらすじ
主人公のルフィは赤髭海賊団を率いるシャンクスと出会い、そこで悪魔の実『ゴムゴムの実』を食べゴム人間になってしまいます。事故でシャンクスの片腕を失わせてしまうルフィですが、シャンクスは麦藁帽子をルフィに託し、強くなって再会する約束をします。
それから数年後、ルフィは海賊王を目指し1人旅に出た先で様々な仲間と出会います。ルフィが「ひとつなぎの財宝(ワンピース)」を探し、海賊王になるべく奮闘していくストーリーです。
ジャンゴのプロフィール
ワンピース序盤、「シロップ村編」で登場したジャンゴのプロフィールを紹介します。ジャンゴの身長は207cm、体重は不明、血液型はS型です。クロネコ海賊団当時の懸賞金は900万ベリーでした。「東の海」出身で、12月28日生まれ、登場当時は27歳です。顎の部分にある縞模様はキノコが生えていた跡で、ジャンゴは顎に生えたキノコを食べたため催眠術が使えるようになったと作中で語っています。
ジャンゴが海賊をやめて海軍に入った理由
詳しくは後述しますが、ジャンゴがキャプテン・クロ率いるクロネコ海賊団をやめた理由は、ルフィたちの登場によりカヤ殺害計画が阻止されクロネコ海賊団が撤退し、ジャンゴが島に取り残されてしまったからです。その後ひょんなことから海軍のフルボディと出会い、同じく海軍のヒナに一目ぼれしたため海軍に入隊しています。
ジャンゴの性格
ジャンゴの性格は、命令に忠実な点が挙げられます。実際、キャプテン・クロがカヤ殺害計画を企てた際も命令に忠実に従っていました。また、キャプテン・クロが抜けたため2代目船長へと昇格したジャンゴは、統率力やリーダーシップもあることがわかります。統率力やリーダーシップがなかった場合、他の船員は団結力を失いクロネコ海賊団はなりたたず、キャプテン・クロの計画は発動すらしなかったことでしょう。
また、フルボディとダンスを通じ仲良くなったことや、敵である海軍のフルボディのピンチに駆けつける描写からは友情に厚い性格ということもわかります。実際、フルボディと共に海軍に入隊した現在もヒナの部下として仲良くしている様子が度々描かれています。また、海軍に入隊するきっかけとなったヒナに一目ぼれした描写などから、女好きで惚れっぽい一面があることもうかがうことができます。
ワンピースのジャンゴの現在と再登場の可能性
ジャンゴの現在
ジャンゴの初登場はワンピース序盤、ウソップが仲間になる「シロップ村編」です。クロネコ海賊団の初代船長であるキャプテン・クロはクラハドールという偽名を使いシロップ村のカヤの家の執事になっていました。3年の年月を経て村の人々の信頼を勝ち取り、カヤ殺害を企てていたのです。
そこへルフィたちがやってきてクロネコ海賊団は撤退したのですが、ジャンゴだけシロップ村に取り残されてしまいました。その後の話、ジャンゴの現在は扉絵に描かれていました。
ジャンゴの現在①扉絵で描かれる
シロップ村に取り残されてしまったジャンゴは、流れ着いた島のダンス大会で優勝。そこで海軍のフルボディと出会いダンスを通じて親交を深めますが、ジャンゴはフルボディが海軍だと知らずにいました。しかしチューリップ海賊団が襲撃した際に海軍と知り逃亡を図ろうとしますが、フルボディのピンチを救い正体を明かし、逮捕され死刑を言い渡されます。
ジャンゴの現在②ヒナの部下に
しかしフルボディのお陰でジャンゴは死刑を免れ無罪となりました。ジャンゴとフルボディはお互いにこの出会いを忘れようと話し、ジャンゴが催眠術をかけようとしたその時同じく海軍のヒナを見かけ、ジャンゴ、フルボディともにヒナに一目ぼれします。そして催眠術をかけることもなくジャンゴは海軍に入隊しヒナの部下として現在海軍で活躍しています。
ジャンゴの再登場の可能性
再登場の可能性①世界会議編で登場?
フルボディと友情を築き海軍へ入隊し、ヒナの部下になったフルボディは今後ワンピースに再登場する可能性はあるのでしょうか?再登場の可能性の一つとして、世界会議編が挙げられます。4年に一度行われる世界会議にはかつてルフィたち麦わらの一味が救った国々も参加しており、その中に「アラバスタ編」の舞台にもなったアラバスタ王国も含まれています。
アラバスタ国王のネフェルタリ・コブラはこの世界会議に参加し「ポーネグリフ」について、そして「過去の王が世界に何をしたのか」を政府に問いたいと語っていることから、アラバスタ王国がかなり重要なポジションになってくることが予想されています。そしてそのネフェルタリ家の護衛についているのがヒナなのです。このことからヒナの部下であるフルボディやジャンゴも再登場するのではないかと予想されます。
再登場の可能性②脇役で登場?
また、その他に考えられる再登場の可能性として、脇役としての登場も考えられます。繰り返しますがジャンゴはワンピースのかなり序盤に登場したキャラクターでありながら、その個性的な見た目や性格から扉絵シリーズにてその後が描かれるほどのキャラクターです。海軍、それも人気キャラクターのヒナの部下として海軍に入隊しているので、今後も脇役で登場する可能性はかなり高いと考えられます。
ワンピースは海賊がメインのストーリーのため、海軍の出番というのは海賊たちに比べて少なくはなりますが、海賊の敵である海軍との戦いの描写というのは避けて通れないのでそういう意味でもジャンゴが再登場する可能性は高いと言えるでしょう。
ワンピースのジャンゴの能力や活躍
ここからはワンピースに登場するジャンゴの能力やジャンゴの活躍について紹介していきます!
ジャンゴの能力
ジャンゴの能力①催眠術
ジャンゴの能力1つ目は「催眠術」です。ジャンゴは武器としても使っているチャクラムを振り子にし、相手に催眠術をかけます。催眠術の腕前はかなりのものですが、時として自分にも催眠術をかけてしまうことがあります。先述した通り、この催眠術が使えるようになったのは海賊になる前のダンサーを目指していたころ、貧乏な生活をしていた中で顎に生えたキノコを食べてからのことのようです。
ジャンゴの能力②悪魔の実は食べている?
ジャンゴの能力として、ジャンゴは悪魔の実を食べているのかどうかですが、ジャンゴの発言を見るに食べていない可能性が極めて高いと言えるでしょう。ジャンゴの能力1つ目で紹介した催眠術も悪魔の実ではなく顎に生えたキノコを食べたことにより使えるようになったと語っているので、顎のキノコも悪魔の実ではないようです。
ジャンゴの活躍
ジャンゴの活躍の場は、「シロップ村編」でのクロネコ海賊団2代目船長としての活躍が挙げられます。他には島に取り残されたジャンゴが海軍に入るまでの活躍が扉絵に描かれていたのは前述したとおりです。また、海軍に入った現在「マリンフォード編」に登場はしたものの、ルフィが無意識に発動した覇王職の覇気にやられ気絶した描写があったことからここでも活躍していたことがわかります。
ワンピースのジャンゴの名セリフ集
ジャンゴの名セリフ①「ワン・ツー・ジャンゴで…」
ジャンゴの名セリフを紹介していきます!1つ目の名セリフは「ワン・ツー・ジャンゴで…」です。この名セリフはジャンゴが催眠術で眠らせようとするとき話すセリフで、ジャンゴ自身も寝てしまうという落ちがあります。ちなみにジャンゴの誕生日12月28日は、1(ワン)2(ツー)月2(ジ)8(ャ)(ンゴ)日と、名セリフと掛け合わせた誕生日になっています。
ワン・ツー・ジャンゴでお前らは眠くなる
いいか いくぞ・・・ワーーーーン・・・ツーーージャンゴ ZZZ
ジャンゴの名セリフ②「オイ誰だ…」
続いてのジャンゴの名セリフは「オイ誰だ…」です。ムーンウォークのように後ろ向きに歩いて初登場した時のジャンゴの名セリフとなっており、ワンピースの単行本が90巻以上発行されているにも関わらずこのシーンを忘れることができないほど印象的だったと話す連載初期からの読者が多く見られます。
オイ 誰だ。このおれを"変な人"と呼ぶのは!おれは変じゃねェ!!!
ジャンゴの名セリフ③「いいかお前ら…」
3つ目のジャンゴの名セリフは「いいかお前ら…」です。この名セリフはフルボディとともに再登場した時に出た名セリフで、この後「海賊なんて…最低だっ」と続きます。フルボディからジャンゴも過去は海賊だったと突っ込みが入りますが、元海賊のジャンゴからこの名セリフが出たときに感動したというファンも見られました。
ワンピースのジャンゴの声優
矢尾一樹のプロフィール
ワンピースのジャンゴの声を担当するのは声優の矢尾一樹さんです。矢尾一樹さんは1959年6月17日生まれ、石川県出身です。声優の冨永みーなさんと結婚された過去がありますが離婚され、現在は女優の林なつきさんと結婚されています。
矢尾一樹さんは幼少期にテレビが無い生活をしていたそうですが、母親や姉の影響で舞台を見に行き舞台俳優を目指したそうです。舞台スタッフとして手伝ったた後に舞台に立ちますがアルバイトと並行しなければ食べていけず、ドラマや映画などの仕事もするようになります。そしてアニメのオーディションにも受かり、OVA『BIRTH』で声優としてデビューしました。
矢尾一樹の主な出演作品
それでは矢尾一樹さんの主な出演作品を紹介します。「超獣機神ダンクーガ」の藤原忍役、「機動戦士ガンダムΖΖ」のジュドー・アーシタ役、「ジャンケンマン」のオソダシ仮面役、「銀河戦国群雄伝ライ」の大覚屋師真役、「超者ライディーン」のルーシュ・デ・モン/神無聖月役、「頭文字D」の池谷浩一郎役、「スウィート・ヴァレリアン」の田沼金次郎/ストレス団ボス役などが挙げられます。
また、ワンピースではジャンゴ以外でも「麦わら海賊団」の一人フランキーや「アラバスタ編」で登場したMr.2・ボン・クレーの声も担当している他、2016年に亡くなった肝付兼太さんに代わり、アンパンマンに登場するホラーマンの声を担当しています。
ワンピースのジャンゴに関する感想や評価
ワンピースで"なんか好き"なキャラが
— ゆたこ。です・ᴥ・♡ (@yukoyukotako) September 14, 2019
みんなあごに特徴があるなー。
あごにキノコがあるジャンゴ。
あごが2つのボンクレー。
あごが3つのフランキー。
キャラに惹かれるのか
あごに惹かれるのか
矢尾さんの声に惹かれるのか。
SNSでワンピースのジャンゴに感想を探してみると、この方のように顎に特徴のあるキャラクターが好きという方がいらっしゃいました。むしろキャラクターに惹かれているのか、ジャンゴ、ボンクレー、フランキーの3人の声を担当している矢尾一樹さんの声に惹かれているのかわからないという感想です。
ワンピースの扉絵シリーズ見返してるけど、今更ジャンゴのその後の話見た。
— 梦甘いちご@自宅療養中 (@_yume_ama) September 10, 2019
すごいいい話だった…(*꒦ິ꒳꒦ີ)
ワンピースの扉絵シリーズを見返しているというファンの方もいらっしゃいました。扉絵にはジャンゴのその後、現在だけでなくほかのキャラクターにも焦点を当てたストーリーが描かれています。ジャンゴのその後、現在の話がいい話だったという感想を持っていました。
ワンピースあんま詳しくない俺が、勝手に考察!
— 今日から2児の父 (@yo_tubuyako) September 4, 2019
俺はワノ国には海軍がいっぱい潜入してると睨んでいる!
四股名に海軍絡みの名前あるし
ジャンゴみたいなやつおるし。
ドレーク裏切ってるっぽいし。
これはたぶん四皇同盟VS麦わら大船団VS海軍のフラグや!
知らんけど!ハハハ pic.twitter.com/c902X19lQD
ジャンゴはハート形のメガネをかけている見た目に特徴のあるキャラクターです。この方はワノ国編にてジャンゴに似たキャラクターがいたため海軍が絡んでいるのではないかとの考察をされています。顎に生えたキノコの跡が見当たらないためジャンゴ本人なのかどうかは不明ですが、こういった細かな描写でも考察を楽しむファンの方が多く見られました。
ワンピースのジャンゴの現在まとめ
ここまでジャンゴのプロフィールや性格、能力や海軍に入った理由などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?ジャンゴはワンピースの序盤、ウソップが仲間になる「シロップ村編」にて海賊として初登場しましたが、海軍のフルボディとひょんなことから仲良くなり、同じく海軍のヒナに一目ぼれして海軍に入隊しましたが、その恋が実った様子はありません。
今後のワンピースに再登場する可能性のあるジャンゴは、再び催眠術を使う能力を読者に見せてくれることはあるのでしょうか?ジャンゴの再登場を楽しみに待ちましょう!