2019年09月13日公開
2019年09月13日更新
【アンパンマン】どろんこ魔王の回が神回!最終回?1375話のあらすじと感想
視聴者から「神回」と絶賛されている人気アニメ「それいけ!アンパンマン」の1375話のアンパンマンとどろんこ魔王。最終回?と思わせるようなストーリー展開が話題になり、「感動した!」と言った感想がたくさん挙がっています。そんな神回だといわれているアンパンマン1375話の最後にはやなせうさぎが登場します。今回はそんなアンパンマンの1375話アンパンマンとどろんこ魔王の気になるあらすじとやなせうさぎについてご紹介します。
目次
アンパンマンとどろんこ魔王の回は神回
神回だと言われている1375話「アンパンマンとどろんこ魔王」。アンパンマンとばいきんまんの誕生秘話に始まり、最強の敵だと言われるどろんこ魔王の再登場、そしてやなせうさぎの登場と盛沢山な内容がたくさんあります。そんなどろんこ魔王の回のあらすじや感想をご紹介します。
アンパンマンとは?
子どもに大人気のアニメ「それいけ!アンパンマン」。登場キャラクターがたくさんいるのが特徴的なアニメになりますが、その数は1000種類を超えています。そんなみんなに愛される正義のヒーローアンパンマンについて、概要や主要キャラクターをご紹介します。
アンパンマンの概要
「それいけ!アンパンマン」は元々はやなせたかしが描いた絵本になります。その後テレビアニメ化され、映画化、ゲーム化や漫画化もされています。登場するキャラクターの数がとても多く、1500種類以上のキャラクターがいると言われていて、その数は作者のやなせたかしでさえ把握出来ていないそうです。
アンパンマンの主要キャラ
アンパンマンの登場キャラクターは、2009年には1768体登場すると発表されました。このキャラクターの数を受けて「単独のアニメーション・シリーズでのキャラクター数」でギネス・ワールド・レコーズに世界記録認定を受けました。
アンパンマンの主要キャラクターとしては、顔がアンパンで出来た正義のヒーロー、主人公のアンパンマン。そしてアンパンマンの仲間で顔が食パンで出来ている食パンマン、同じくカレーパンで出来ているカレーパンマン、メロンパンで出来ているメロンパンナ、クリームパンで出来ているクリームパンダが挙げられます。
そしてパン工場の関係者としてアンパンマンの生みの親であるジャムおじさん、ジャムおじさんの助手のバタコさん、そして賢い名犬チーズになります。敵キャラクターには、アンパンマンを目の敵にしているばいきんまん、ばいきんまんと同じバイキン星からやってきたドキンちゃん、骸骨のお化けのホラーマン、ばいきんまんの手下のかびるんるんなどが挙げられます。
アンパンマンとどろんこ魔王は30周年記念
神回だと言われている1375話「アンパンマンとどろんこ魔王」は、放送30周年記念の節目の放送でした。なので、通常であれば30分の放送時間を前半、後半に分けて2話分放送していますが1375話に関しては30分で1話として放送されています。アンパンマン誕生シーンやばいきんまん誕生シーン、やなせうさぎ登場シーンなど中身の濃い内容となっています。
アンパンマンとどろんこ魔王は最終回?
神回だと言われている盛沢山な内容の1375話。ファンの間では「最終回なのでは?」といった憶測が飛び交っていました。そんなどろんこ魔王の回が最終回の理由を考察していきます。また、実は映画第1作目でも登場していたどろんこ魔王についてもご紹介します。
最終回と言われる理由
アンパンマンを演じる戸田恵子は、1375話の「アンパンマンとどろんこ魔王」の最後やなせうさぎが登場するシーンで、セリフを言いながら何度も胸にこみあげてくるものがあったとコメントされています。この戸田恵子のコメントを見たファンが「もしかしてアンパンマンは最終回なのでは?」と言った憶測が飛び交いました。
どろんこ魔王とは
どろんこ魔王とは、「キラキラ星」の秘宝であるキラキラの涙を奪い取り出来た泥の怪物になります。体は泥で出来ていて目は一つ目の怪物になります。かなりの巨体で無数の触手を自由自在に操り戦います。見た目はグロテスクでトラウマに残りそうな、アンパンマンの敵キャラクターの中でも例を見ないキャラクターになります。ドロンドロンというスライム状の手下がいます。
どろんこ魔王の初登場は映画
どろんこ魔王の初登場は、1989年に公開の映画「それいけ!アンパンマンキラキラ星の涙」で一番強い大魔王役として登場しています。アンパンチも効果なく、しょくぱんまんやおむすびまんでも歯が立たなかったどろんこ魔王。映画のヒロインナンダー姫の涙を浴びてキラキラの力でようやく倒すことが出来ました。
どろんこ魔王は最強の敵?
体がどろで出来ているため、再生能力がとても高いどろんこ魔王。触手を使って次々と敵をなぎたおしていく姿は悪役キャラクターの中でも最強だと言われています。アンパンチやアンパンマン号の火炎放射でも全く歯が立たなかったどろんこ魔王はトラウマになりそうな程インパクトの強いキャラクターになります。
アンパンマンとどろんこ魔王の1375話のあらすじ
神回と言われている1375話「アンパンマンとどろんこ魔王」。最終回なのかと憶測が飛び交うほど濃い内容となっています。そんな気になる1375話のあらすじをご紹介します。以下の内容はネタバレが含まれていますのでご注意下さい。
あらすじ①アンパンマンが生まれた日
星空を眺めるバタコさんは、ジャムおじさんと共にアンパンマンが生まれた瞬間を思い出していました。流れ星がパン工場に落ちてきて、とても可愛い赤ちゃんアンパンマンのが誕生しました。星の命をもらって生まれてきたアンパンマンの誕生をジャムおじさんとバタコさんはとても喜びました。
あらすじ②ばいきんまんの誕生
流れ星の後を追って宇宙から移動してきた卵から生まれたのがばいきんまんになります。生まれてすぐにばいきんまんは機械や板金をいじりバイキン号を作ろうと頑張ります。そしてばいきんまんの頭の中は「アンパンマンを倒すこと」でいっぱいになっています。
あらすじ③ミュージカルとパトロール
「生きてるパンをつくろう」のミュージカルが流れアンパンマン、食パンマン、カレーパンマンの3人の様子やパトロールの姿が映し出されます。パトロールの途中でみみ先生と子どもたちの悲鳴を聞く3人。歌を歌っていたら泥に襲われたと言うみみ先生と子どもたち。
あらすじ④あらわれたどろんこ魔王
泥を確認しようとした3人は待ち構えていたばいきんまんに襲われてしまいます。3人を襲おうとしたばいきんまんでしたが、どろんこ魔王に捕まってしまいます。アンパンマンはどろんこ魔王に泥をかけられ元気がなくなってしまいます。
あらすじ⑤どろんこ魔王VSばいきんまん
アンパンマンがやられた姿を見たばいきんまんは喜んでどろんこ魔王を自分の手下にしてやってもいいと話を持ち掛けます。が、どろんこ魔王は手下になるのはばいきんまんの方だと言ってきます。どろんこ魔王の手下になることを断ったばいきんまんは、怒ったどろんこ魔王に吹き飛ばされてしまいます。
そしてドキンちゃんとホラーマンもどろんこ魔王に捕まってしまいます。しかし、そこへダダンダンに乗ったばいきんまんが再び現れます。アンパンマンを助けるのかと思いきや、アンパンマンを倒すのは自分だと言って、どろんこ魔王を攻撃するばいきんまん。最後はドキンちゃんとホラーマンを助け出し、自身はもう一度どろんこ魔王に吹き飛ばされてしまいます。
あらすじ⑥力を合わせて
ばいきんまんとどろんこ魔王が戦っている間にアンパンマン号が到着します。新しい顔をバタコさんが投げてくれ、新しい顔になったアンパンマンは元気100倍。アンパンマンは食パンマン、カレーパンマンと3人、トリプルパンチでどろんこ魔王をやっつけます。
しかしトリプルパンチはどろんこ魔王にはまったく効果がありませんでした。困り果てた3人でしたが、アンパンマン号がどろんこ魔王に鼻からビームを発射します。ビームの効果もあり、アンパンマンはアンパンチでようやくどろんこ魔王を倒します。
あらすじ⑦やなせうさぎ
アンパンマンはお腹が空いて動けないうさぎに出会います。アンパンマンは自分の顔をちぎってそのうさぎに手渡します。アンパンを食べたうさぎは元気いっぱいになりアンパンマンは喜びます。「困ったときはいつでも呼んでくださいね。どんなに離れていても必ず助けに来ます」と言って去っていくアンパンマンに名前をきき、うさぎはお礼を言います。
アンパンマンとどろんこ魔王での戸田恵子の言葉
戸田恵子はアンパンマンの声優
主人公アンパンマンを演じ続けているのは女優でもおなじみの戸田恵子になります。ずっとアンパンマンの声を続けてこられた戸田さんですが、アンパンマンを続けられるかわからなくなった時期があるそうです。そんな長年アンパンマンを演じて来られた戸田恵子についてや、アンパンマンへの想いをご紹介します。
主人公のアンパンマンを演じるのは、女優でありタレントや歌手も務める戸田恵子になります。30年以上もアンパンマンを演じてきた戸田恵子ですが、2013年に原作者のやなせたかしが亡くなり2017年にはドキンちゃん役の鶴ひろみが亡くなってしまったことで、悲しみから「もうアンパンマンをやれない」と思ったこともあったそうです。
「楽しいこともあれば、悲しいこともたくさんあった」とコメントされる戸田恵子。30年以上も一緒にアンパンマンを作ってきたキャストやスタッフのことを家族のようだと言われています。一時はもうアンパンマンをやれないと思うほど悩まれたこともありましたが、今はそれ以上に「いい作品を届けたい、喜んでもらいたい」という思いが勝つので頑張れると言われています。
やなせうさぎとは?
やなせうさぎとは、「それいけ!アンパンマン」1375話に登場する原作者やなせたかしを戯画化したうさぎのことになります。もともとは羊をイメージしたキャラクターでしたが「うさぎはすぐにげちゃうから」という理由でうさぎのキャラクターになったそうです。
やなせうさぎへの台詞
1375話の最後にアンパンマンはやなせうさぎに「いつでも呼んでくださいね。どんなに離れていても必ず助けに来ます」と言って飛び去って行きます。まるで雲の上の天国にいるようなやなせうさぎとアンパンマンのシーンに、2013年に亡くなったやなせたかしが「天国からみんなを見守っているようなシーンに見えた」と言われています。
ウユニ塩湖とは
アンパンマンとやなせうさぎがいた場所がウユニ塩湖だと言った声がたくさん挙がっています。ウユニ塩湖とは、南米のボリビア西部にある、アンデス山脈に囲まれた広大な塩の大地になります。乾季には水分がなくなるため見渡す限り真っ白で神秘的な塩の大地が広がっています。
また、「鏡張り絶景」が有名なウユニ塩湖。雨季には湖に雨が降り、水面に空がうつった景色のことを言い「天空の鏡」とも言われています。アニメで描かれていた場所もこのウユニ塩湖に似ているといわれています。また、真っ白い背景から「天国なのかもしれない」と言った声もあります。
アンパンマンとどろんこ魔王に関する感想や評価は?
28年ぶりに登場する映画一作目のラスボス
— ツタカズラ (@zassyu2_ero) October 6, 2017
アンパンマンとばいきんまんの誕生話
どろんこ魔王に捕まったアンパンマンを助けるばいきんまん
ウユニ湖っぽいところでアンパンマンに顔をもらうやなせたかし先生
来週はやなせたかし先生の命日
今日のアンパンマンまじでよかった
神回だと言われている「アンパンマンとどろんこ魔王」の放送日の翌週はやなせたかしの命日になったそうです。アンパンマン、ばいきんまんの誕生秘話に始まり、第1作目の映画で登場した最強の敵どろんこ魔王の登場、そしてやなさうさぎの登場という、アンパンマンの歴史を感じる回になっています。
昨日寝る前に部屋を軽く掃除してたら、未だに家にあるアンパンマン映画第1作目のVHSが出てきて、まだ残ってたビデオデッキで観てたんだけど……やっぱりラスボスの「どろんこ魔王」はめちゃくちゃ怖い。 pic.twitter.com/Xqv53eZcTy
— プラスチックマリン (@monbulankingg) January 29, 2016
大人でも思い出せば怖いと言った記憶がよみがえるどろんこ魔王。子どもが見ればトラウマに残るほど怖いキャラクターになるはずです。どろんこ魔王は数多くいるアンパンマンの敵キャラクターの中でも「トラウマ級に怖い」といわれている最強のキャラクターと言われています。
今週のアンパンマン
— ツタカズラ (@zassyu2_ero) October 6, 2017
調べたら
映画一作目のラスボスどろんこ魔王が28年ぶりに登場してるらしい
そして、その回で、アンパンマンの誕生話とばいきんまんの誕生話やって
映画一作目のラスボスが出てきて
えっなに?今週でアンパンマン最終回なの!!!?
アンパンマン、ばいきんまんの誕生秘話、どろんこ魔王の再登場、やなせうさぎの登場と盛沢山な内容の1375話。あまりに内容が濃いため「このまま最終回に突入してしまうのでは?」という声も挙がったほど。30周年という節目の放送でもありましたが、ファンから最終回を連想させるような内容になっています。
この前のアンパンマンに出てきた「どろんこ魔王」がどっかで見た気がすると思ったら、映画1作目の敵キャラか。28年ぶりの再登場らしいw しかもこの回、アンパンマン&バイキンマン誕生シーンもやってくれているし、主要登場人物が大体出てくるから何気に神回だぞ。保存版にしとこう
— 遊佐いつか (@itukadayo) October 8, 2017
神回と言われている1375話。いつもは15分で放送されているところを30分で1話放送し、28年ふりの敵キャラの登場と共に、主要キャラクターのほとんどが登場しています。アンパンマンには再放送が無いため保存しておく人もいるようです。
アンパンマンとどろんこ魔王の回が神回まとめ
神回と言われている1375話「アンパンマンとどろんこ魔王」についてはいかがでしたか?映画版で一番最初に登場した最強と言われた敵どろんこ魔王が再登場し、アンパンマンとばいきんまんの誕生秘話も放送され、最後はやなせうさぎが登場すると言った盛沢山な内容が詰まった感動的な回だったと話題になっています。
原作者のやなせたかしや、初代ドキンちゃん役の鶴ひろみが亡くなりアンパンマンの行く末が心配されていましたが、主人公のアンパンマンを演じる戸田恵子を始め、アンパンマンのキャストやスタッフが愛しているアンパンマンはこれからもずっと皆の心に残り続ける作品となります。
最終回なのかと言われるほど内容が盛沢山だった1375話でしたが、最終回ではなくその後もお話は続いています。親世代、子ども世代、孫世代まで全ての人に愛されるアンパンマンをこれからも楽しみに見て下さい。どろんこ魔王の登場で懐かしくなった大人もたくさんいたようです。いくつになっても楽しくみることが出来る、「それいけ!アンパンマン」はそんなかけがえのない作品になります。