【進撃の巨人】ヒストリアの妊娠の相手がエレン説を検証！子供が最終回に出る？

進撃の巨人に登場するヒストリアは、偽名で調査兵団に入団していました。物語が進むにつれて、根幹に関わるような重要キャラクターという事が明らかになります。実はヒストリアは、壁内の真の王家の血を引いていました。そんなヒストリアに隠された秘密を、進撃の巨人の作品情報と共に説明していきます。

進撃の巨人は諫山創の原作漫画が話題となり、様々なコンテンツで人気を集めている作品です。テレビアニメ化だけでなく、現在ではライトノベルやゲームも発売されています。様々なコンテンツで高い人気を誇っているため2015年には実写映画化もされており、今後ハリウッドでの実写映画化の予定もあります。

高い人気を誇る進撃の巨人は、これまで沢山のイベントや企業とコラボレーションしてきました。SCRAP主催のリアル脱出ゲームでは、進撃の巨人の物語の特性を活かした内容のゲームイベントが展開されました。また西武鉄道とのコラボレーション企画では、スマートフォンを使ったスタンプラリーが開催されました。

進撃の巨人の原作漫画は、2009年10月号から別冊少年マガジンで連載を開始しました。多くの読者から支持を集め、2019年4月時点での単行本の国内発行部数は累計8000万部以上にもなっています。巨人に占拠された世界を描いているダークファンタジーで、残酷な描写は多いものの人を惹き付ける魅力が溢れた作品となっています。

2013年4月にはテレビアニメのSeason1が放送されました。その後2016年7月にはSeason2、そして2018年7月と2019年4月の2部構成でSeason3が放送されました。2015年には前編・後編の2部作での実写映画化も話題となり、更に人気を集めました。

突如人喰い巨人が出現した事により、人類は滅亡の危機に瀕していました。そこで人類は巨人が入り込む事の出来ない3つの高い壁を作り出し、その壁内で細々と生活していました。しかし主人公のエレンは壁外に出られる自由な生活を強く望んでおり、壁外へ出ていく調査兵団に強い憧れを抱いていました。しかしそんなある日、特殊な巨人が壁を破壊したため大量の巨人に壁内へ侵略されてしまいます。

2つ目の壁の中へと避難したエレンでしたが、最愛の母親を巨人に奪われてしまいました。エレンは母親の仇である巨人を駆逐し自由を手に入れるために、訓練兵として入団します。その後エレンが基礎訓練を終えた頃に再度巨人が侵略してきて、親友の身代わりとなったエレンは巨人に捕食されてしまいます。死の淵に立たされたエレンは巨人へと変身する力を発動し、巨人達と壮絶な戦いを繰り広げていきます。

ヒストリアは、エレンの同期の兵士として登場します。ロッドの妾の子として生まれたヒストリアは子供の頃に抹殺されそうになりましたが、別人として生きる事を条件に見逃してもらいます。そこでヒストリアはクリスタ・レンズと名乗って生活を始め、兵士として人生を終えようと入団します。

ヒストリアの生家であるレイス家は、巨人を統べる始祖の巨人を有している真の王族でした。しかしグリシャの襲撃に遭い崩壊寸前となってしまったので、ロッドは捨てたはずのヒストリアにエレンを捕食させて跡を継がせようとします。その後ヒストリアは巨人化したロッドを倒し、真の王族の生き残りとして女王に即位します。

まずは進撃の巨人の作品情報、そして王族であるヒストリアについて紹介してきました。ここからは女王として即位したヒストリアの妊娠の真相について説明します。果たしてヒストリアの妊娠の意味とは何なのでしょうか?そしてヒストリアの子供の父親とは、一体誰なのでしょうか?

王族の血を引いていたヒストリアは、フリッツ王朝を倒した後に女王として即位しました。民衆に対する象徴として担ぎ上げられヒストリアでしたが、真の王族の使命はそれだけではありません。王族の血を引いているヒストリアは、巨人となって始祖の力を手にすれば地鳴らしを発動する事が可能です。

そんなヒストリアに課せられた使命は、沢山の子供を産む事とジークの獣の巨人を継承する事です。軍事力で劣勢のパラディ島を守るために、ヒストリアは獣の巨人を継承する事を受け入れました。作中では延命処置だという発言もありましたが、ジークの期限が差し迫っている状況でこの2つの任務を果たすため早急に妊娠したのだと考えられます。

ヒストリアの妊娠の真相を説明したところで、続いては相手について掘り下げていきます。実は作中で、ヒストリアの妊娠の相手の素性が明らかとなっています。ヒストリアの妊娠の相手は、孤児院を手伝っていた下働きの青年でした。作中では、ヒストリアから青年に声を掛けたとされています。

この青年はヒストリアと同じ地で生まれ育っており、子供の頃からの知り合いでした。しかし結ばれたはずの2人の過去には、暗い闇が潜んでいました。実はこの青年は、子供の頃にヒストリアを虐げていた子供の1人でした。現在ではその過去を悔いていて、ヒストリアの孤児院を手伝っているとされています。

作中の説明ではヒストリアの妊娠の相手は、先程の青年だとされています。しかし青年に向けるヒストリアの目は、生気に満ちたものではありません。恋愛感情からではなく、王族の使命を全うするために仕方なく結ばれたからだという意見もあります。また別に本当の相手が存在するのではないかとも言われています。

別に相手がいるという説において、その筆頭となっているのがエレンです。エレンはヒストリアを犠牲にしないために他の策を模索しているので、ヒストリアに対する想いが強い事は明らかです。ヒストリアの妊娠が発覚した時期とエレンがマーレで単独行動を取るようになった時期が重なる事から、エレンが本当の父親であり恋愛感情を持っていて暴走したのではないかと言われています。

始祖の巨人を宿しているエレンは、王族であるヒストリアと接触すると世界の記憶を垣間見る事が可能です。これまでエレンは2回ヒストリアと接触し、その一部を知る事が出来ました。その2回とはロッドの指示でヒストリアがエレンに触れた時、そして女王となったヒストリアの手の甲にエレンがキスをした時です。

後にエレンはジークに対して、2回目の接触について「その時の感覚まで残っている」と説明していました。この発言から接触の度合いによって、世界の記憶を感じる度合いも変わってくるのではないかと考えられています。この事からエレンは恋愛感情ではなく世界の記憶を知る目的のために、ヒストリアと深い関係になったのではないかとも言われています。

王族の血を引いていたヒストリアの妊娠の真相について説明しました。続いてはヒストリアの子供に注目していきます。今後重要キャラクターとなりそうなヒストリアの子供ですが、果たして最終回には登場するのでしょうか?それでは早速、最終回でのエレンとの絡みの考察を紹介します。

2018年11月18日に放送された情熱大陸に、進撃の巨人の作者である諫山創が出演していました。実はこの放送では、ファンを驚かせた衝撃的な発表がありました。なんと作者の諫山創が、最終回の一コマを公開したのです。

最終回の一コマとされるラフ画には、子供を抱き「お前は自由だ」と呟いている後ろ姿が描かれていました。ヒストリアの妊娠発覚時期や重要キャラクターとなりそうな立場から考えると、恐らく最終回に登場しているのはヒストリアの子供であるという説が有力視されています。今後変わる可能性もあるようですが、最終回にヒストリアの子供が登場する可能性は高いのではないでしょうか?

続いては最終回の一コマに登場している後ろ姿のキャラクターに注目してみます。主人公という立場そしてこれまでの境遇から、この後ろ姿はエレンだと考えられています。これまでエレン自身や母親のカルラのセリフから「誕生」、そしてクルーガーのセリフから「愛」というテーマが語られてきました。この事から最終回の一コマは、エレンが愛する我が子を抱いているのではないかと考えられています。

これまでヒストリアの妊娠、そして最終回でのヒストリアの子供の登場の可能性について説明してきました。ここまでの説明では立場や境遇から、ヒストリアとエレンは結ばれたのだと仮定してきました。しかし2人が結ばれたとされる理由は、これだけではありません。それではヒストリアとエレンの恋愛感情についての考察を紹介します。

先程エレンが単独行動を取るようになった時期は、恐らくヒストリアの妊娠発覚時期と重なっていると説明しました。エレンがヒストリアに想いを寄せていると考えられる理由は、これだけではありません。ハンジとの会話でヒストリアについて触れた時のエレンの横顔ですが、見方によっては頬を赤らめているようにも見えます。恋愛に疎いエレンでも、104期のマドンナに恋愛感情を持っていたのではないでしょうか?

今度はヒストリアにも恋愛感情があったのか考察していきます。ヒストリアとエレンは、2人で楽しそうに話すシーンが度々登場します。そんな様子にミカサも嫉妬していました。またヒストリアは、自分を特別扱いしないエレンを好ましく感じていました。ひょっとするとヒストリアも、ずっとエレンに恋愛感情を抱いていたのかもしれません。

そして最後に、マーレに潜入したエレンと戦士候補生のファルコの会話に注目してみます。ガビを巨人にさせたくないというファルコの発言から、エレンはガビをファルコの片思いの相手だと見抜きました。これまで恋愛に関して鈍感だったエレンが勘付いたのは、エレン自身もヒストリアに恋愛感情を抱いていたからではないでしょうか?

またこのシーンは、恐らくエルディア人側のエレンとマーレ側のファルコを対比しているのだと考えられます。それぞれエレンはヒストリアを、ファルコはガビを巨人にさせたくないという想いを対にして描いています。これまでヒストリアが獣の巨人を継承する事をエレンが反対していたのは、ヒストリアに対する恋愛感情によるものだったのかもしれません。

ここまでヒストリアについて、妊娠の真相やエレンへの恋愛感情の考察を説明してきました。それでは最後にヒストリアの妊娠に関する世間での感想や評価を紹介します。女神様と呼ばれる程の人気キャラクターであるヒストリアの妊娠に対して、世間ではどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらはユミルが捕食されてしまった事とヒストリアの妊娠にショックを受けているツイートです。進撃の巨人は主要キャラクターであっても次々と退場してしまう非情さや、張り巡らされた伏線でファンを驚かせます。ヒストリアの妊娠というのはこれまでの展開の中でも、上位に入る程の大きな衝撃をファンに与えました。

こちらはヒストリアの妊娠を疑っているという内容のツイートです。王族の血を引いているので、子供を沢山産まなくてはならないという使命を課せられています。しかしながら絶大な人気を誇っていたヒストリアの妊娠は、ファンにとって受け入れがたい展開となりました。もしかするとこのツイートにもあるように、実は妊娠していなかったという可能性も残っているのかもしれません。

こちらはヒストリアの子供の父親をエレンだと考えているツイートです。エレンもグリシャから巨人を受け継いで数年経過しているので、いずれは他のエルディア人に後を託す事になるでしょう。最終回の一コマからは子供世代は自由を手に入れて終わりそうな流れですが、まだ変更も有り得るのでヒストリアとエレンの子供が巨人を受け継ぐという可能性もあるかもしれません。

ヒストリアの妊娠について真相やエレン説を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?進撃の巨人の中でも重要キャラクターであるヒストリアの妊娠は、クライマックスを迎える上で大きな鍵となってくると考えられます。進撃の巨人は伏線も多く奥の深い作品なので、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?