ゾロの声優・中井和哉の経歴は？銀魂の土方など他に演じたキャラも紹介

アニメワンピースでゾロの声優を務めている中井和哉さん。大手事務所である、青二プロダクション所属の声優兼ナレーターとして活躍されています。兵庫県出身で、血液型はA型です。お腹に響くような低音で、とても力強い声が特徴です。上の画像が中井和哉さんです。

中井和哉さんは、少し血の気の多いキャラクターや兄貴肌のキャラクター、俺様なキャラクターを多く演じており、本人の性格も少し荒っぽかったり兄貴肌だろうと考えている人も多いようですが、本人は至って温厚でありとても穏やかな性格です。甘党でありディズニーリゾートが好きという、とてもかわいい方です。

その性格は、声優がパーソナリティを務めるラジオやアニメなどのコメンタリ―、イベント等で見ることができます。その性格ゆえ、共演者からの無茶ブリが多く冷や汗をかく姿も見られますが、性格の穏やかさからか嫌な顔せず笑顔でこなしています。

ワンピースのゾロ、銀魂の土方等、剣を武器に戦うキャラクターを演じることが多い中井和哉さんですが、その実は先端恐怖症だということです。「剣士声優」と呼ばれることもしばしばあるようで、刀をプレゼントされることも多いそうです。先端恐怖症ですが、家にはたくさんの刀があるとご自身でもラジオで語っています。

ゾロの声優である中井和哉さんは元々は地方公務員として働いていたようです。しかし、「このまま一生公務員として働くのだろうか」という思いを抱え、休日を利用して青二塾へと通い声優としてデビューしたとの事です。思い切りがあり、行動力が素晴らしいです。1995年に声優としてデビューしてから、ナレーションの勉強をしつつ声優業を行っていました。

そして、1999年放送開始のアニメワンピースでは中井和哉さんの代表キャラクターとして一番に上がるであろうロロノア・ゾロ役に大抜擢されました。これをきっかけに、活躍の場を広げていきました。2011年には、第五回目である声優アワードにて助演男優賞を受賞しています。現在ではナレーションの仕事も多くこなしています。

本人曰く、『コミュニケーションを取るのが超苦手』とのことですが、多くの声優さんに慕われているようです。その中でも、中井和哉さんと仲良しで有名なのがワンピースでも共演している平田広明さんです。

平田広明さんは中井和哉さんのことを「中井きゅん」と呼ばれているようで、本人がいない所でも中井和哉さんの話をネタにするほど仲がいいようです。そして、平田広明さんから広がった「中井きゅん」はファンの間でも広まっているようです。上の画像は左が平田広明さんで右が中井和哉さんです。

少年ジャンプ連載「ワンピース」に登場するキャラクターで、主人公ルフィ率いる麦わらの一味の団員です。ルフィが最初に率いれた仲間でもあります。現在の懸賞金は3億2000万ベリーにも及んでいます。二刀流では飽き足らず、口にも剣を加えた三刀流で戦います。上の画像は三刀流です。

麦わらの一味の中では、主力とされルフィに次ぐ実力とされています。戦闘時にはルフィやサンジとともに最前線に立ち敵組織のナンバー2と対峙することが多いです。三刀流で戦うことが多いですが、一・二刀流で戦うこともあります。

ゾロはとてもストイックな性格で、船上でも刀を素振りし訓練している描写をよく見られます。又、少々無茶をしがちで戦闘中に足を切ろうとしたりします。上の画像も、素振りをしている様子です。

上の画像は、スリラーバーグで七武海の一人である、バーソロミューくまと対峙していた際のシーンです。ルフィを手にかけようとするくまに対し、『自分の命』だけにしてくれと頼むシーンです。自分自身を世界一の剣豪になる男と称し価値を高めようとするゾロに、くまは野心がありながら身代わりになるのかと尋ねます。それにゾロは「船長一人守れねぇで自分の野心もねぇだろう。ルフィは海賊王になる男だ！」と答えました。

ワンピースに登場する、主人公ルフィ率いる海賊団です。大海賊時代に海賊王を目指すルフィは、『ワンピース』を探して大海原を旅します。旅の途中でさまざまな人物を仲間に引き入れますが、ゾロは一番最初に仲間になります。

マリンフォード頂上戦争後、麦わらの一味はシャボンディ諸島で二年後に集結することを約束します。そしてそれぞれ修行を行います。その二年間の内にたくさんの変化がありました。海軍本部の上層部に大幅な変更があったようです。王下七武海についても、二年後には5名しかいない状況になっています。そのくらい大きな変化がある月日ですから、麦わらの一味も例に漏れず変化があり、また大きな成長を遂げています。

二年間の修行を終え、ゾロはとても強くなっています。修行の間は、自身が目標にしている世界最強の剣士ミホークに弟子入りをしていました。その結果か修行を終え、麦わらの一味が再集結してから今まで一度も敗北していないようです。そして懸賞金も格段に上がりました。修行前1億2000万だった懸賞金は、3億2000万になりました。2億も上がったのです。

二年後の姿になり、一番変化があった部分はやはり左目の傷ではないでしょうか。この件については、特に説明もなく傷の原因はまだ明らかにされていません。読者の考察はとても深いところまで及んでおり、大きく失明していると考える人、していないと考える人の二つのパターンに別れるようですが、そこまで重要なものではないのでは?という意見も多いようです。

銀魂に登場する、真選組の鬼の副長と呼ばれる土方十四郎も中井和哉さんが声優として演じています。銀魂とは、宇宙人たちが住み着いている江戸時代を舞台にしており、ＳＦ時代劇の体裁をとった人情コメディストーリーの作品になっています。登場人物は実在した歴史的偉人から文字った名前になっていることが多く、中井和哉さん演じる銀魂の土方も新撰組副長だった土方歳三がモデルとなっています。

濃いキャラクターがたくさん登場する銀魂ですが、土方のアイデンティティはマヨネーズとタバコです。大のマヨネーズ好きで、食事処に行っても『土方スペシャル』というごはんにマヨネーズをかけた丼を好んで食べているようです。また、携帯の待ち受け画面はマヨネーズでライターまでマヨネーズの形のものを愛用するほどのようです。上の画像は土方スペシャルを食べている土方です。

銀魂の土方はヘビースモーカーで、戦闘中でさえタバコを手放しません。銀魂の作品が単行本になる際も、土方の見た目から高校生がタバコを吸っているように見えるという苦情があったり、北米でのゴールデンタイムでの放送を諦めてもタバコをすい続けているようです（銀魂アニメ第119話より）。銀魂内では土方のほかに、警察庁長官松平片栗粉・スナックお登勢のお登勢とキャサリン・長谷川泰造等がタバコを吸っています。

銀魂の土方の幼少期は妾の子として土方家からは疎まれていました。実の母が亡くなってからは、義兄の為五郎に引き取られました。為五郎は出来た人だったので、自分の子と同じように育てられ、土方も唯一懐いているのが為五郎だったようです。その後、事件が起きました。土方家に暴漢が押し入り、為五郎が傷を負いました。土方がその暴漢を切り伏せ、その一件から為五郎とは疎遠になっていたようです。上の画像は幼少期の土方です。

銀魂の土方は暴漢の一件からは、所謂一匹狼で誰ともつるまず近隣の道場に片っ端から喧嘩を売っていたようです。周りからは触れば棘が刺さるようだと言う意味で「バラガキ」と呼ばれていました。のちの真選組局長となる近藤と出会うまではそんな調子だったようです。近藤にとても恩義を感じており、心から慕っているようでそれは作中にもよく表れています。上の画像は「バラガキ」と呼ばれたころの土方です。

百目鬼静(どうめきしずか)は、女性漫画家集団CLAMPによるxxxHOLiCという漫画作品の登場人物です。原作は漫画ですがアニメ化しています。

xxxHOLiCとは、ファンタジー漫画であり、さまざまな妖怪が登場します。人々の内情や悩み、価値観を描いています。主人公・壱原侑子が経営する「願いを叶える代わりに対価を要求する」ミセを舞台に四月一日君尋がバイトとして奔走するお話しです。中井和哉さん演じる百目鬼静は四月一日と同じ高校の同級生であり、とても清浄な気をもつ男子校高校生です。四月一日のことをからかったりしますが、気は合っている様子です。

百目鬼静は無口で鉄仮面です。リアクションが高く感情がすぐに表に出る四月一日とは正反対で、物静かで冷静です。とても天然でかなりのマイペースであり、物語の中でもマイペースな行動が目立ちます。このマイペースさに、四月一日を振り回しており四月一日はかなりイライラしていますが、なんだかんだ仲のいい様子も見てとれます。

言葉にはしませんが、四月一日を友人と思っている様子で何度か四月一日のピンチを救っています。逆に四月一日が百目鬼を救っていることもあります。上の画像のように、天然な百目鬼に四月一日が鋭い突っ込みを入れることが多いです。

前述のとおり、百目鬼静はとても清浄な気を持っており、この時代では珍しいようです。その理由に寺生まれということが挙げられるようです。その力はとても強く、弓を使い見えない矢で妖怪を射ることが出来ます。ちなみに部活は弓道部です。上の画像は、妖怪を退治しているところです。ちなみに、寺生まれですが妖怪を見ることはできません。

戦国BASARAとは株式会社カプコンから発売されたアクションゲームです。シリーズ化しています。テレビアニメ化、実写化や漫画化、小説化もしており大人気の作品です。戦国時代を舞台にしており、中井和哉さんは、戦国BASARAの伊達政宗役を演じています。

戦国BASARAの伊達政宗といえば、「Let's Party!」というセリフが代表的です。とても印象的なセリフが多い伊達政宗ですが、この「Let's Party!」は他の中井和哉さんが担当しているキャラクターでもネタに使われることがあるくらい代表的なセリフです。

また、「Are you ready guys?」というセリフもファンのなかでは代表的セリフと言われているようです。このセリフはアニメ戦国BASARAでの第一声であり、開幕的でとてもかっこいいシーンなので強く印象に残っているようです。

勝呂竜士は、ジャンプスクエアで掲載中の「青の祓魔師」に登場するキャラクターです。主人公である、奥村燐と同じ祓魔塾の塾生であり、京都の由緒あるお寺の一人息子です。京都弁を話します。金のメッシュ入りの髪とピアス、長身でガタイが良いので不良のような外見ですが、実は成績優秀で努力家であります。高等部では特進課に所属している程です。塾では、記憶力の必要な詠唱も得意としています。

勝呂の実家は、京都でも由緒正しい寺で明陀宗を信仰しています。現在の座主は勝呂の父で、同じ塾生である志摩廉造、三輪子猫丸は明陀宗僧正血統なので、勝呂を慕っています。「青い夜」という惨劇以降、勝呂の生まれ育った寺は「祟り寺」と呼ばれ嫌煙されています。勝呂はこの寺を再建させることを望んでいます。

「青い夜」とは、16年前に世界各地の有力な祓魔師を魔王サタンが大量虐殺した事件のことです。この事件により、世界中の祓魔師が命を落としました。明陀宗も例にもれず、この事件の被害に合うこととなりました。明陀宗の被害は大変大きく、当時の投手であった勝呂の祖父や志摩家長男、子猫丸の父など沢山の僧侶が亡くなり、勝呂はこの事件を起こした魔王サタンを大変憎んでいます。

上の画像は、ライトニングの弟子として師事をするようになり、髪色を黒に戻した勝呂です。髪も切ってすっきりとした印象です。ライトニングの弟子となった経緯は赴任してきた彼の才気にほれ込み自ら弟子入りを志願したからです。

中井和哉さん演じる今吉翔一は、藤巻忠俊による作品「黒子のバスケ」に登場する青峰大輝有する桐皇学園高校の男子バスケ部主将です。メガネをかけた糸目が特徴な顔つきで、いつもにこやかに笑っています。AB型のふたご座、誕生日は6月3日です。身長は180㎝、体重71kgとのことです。

いつもにこやかで穏やかそうに見える彼ですが、実際はとても打算的で腹黒い性格のようです。そして、『強いことこそ正義』という信念のもと、ストイックに部活を纏めているようです。

上の画像のように対戦相手には、「仲良くしよう」と言いながらも黒い笑みを見せています。こういったしぐさで相手を揺さぶっているようです。

今吉は青峰に対して、我儘を受け入れ身勝手な行動を受け入れ続けていました。その結果、一時期チームの輪が乱れてしまいましたが、受け入れ続けた今吉に青峰が心を開いてからはより一層チームは纏まりました。今吉の性格は、まず受け入れることから始まり相手の変化を見るようです。

今吉翔一のバスケの実力は、攻守ともにバランスが取れたプレースタイルです。ポイントガードの役割として、ゲームメイクすることが挙げられます。今吉は冷静沈着であり、また自分の思考を隠すという能力に優れているため、とても優秀なポイントガードです。また、必要な場面でスリーポイントシュートを決めるという攻撃力があります。ポイントガードとしてはとても重要な資質のようです。

木梨浩は、末次由紀による漫画「ちはやふる」に登場するキャラクターです。主人公の綾瀬千早とその友人真島太一、綿谷新と小学生時代に出会い、かるたの試合をします。その時から千早たちをライバルだと思っています。向上心がとても強く、努力を惜しまない性格です。ヒョロっとした体型から、あだなは「ヒョロくん」です。キャラクターデザインは地味ですが、仲間思いでかるたに真面目に取り組む姿はとてもかっこいいです。

木梨浩は北央高校に進学し、競技かるた部に所属します。その競技かるたの大会で千早たちと再会します。北央高校は、かるたの強豪校であり、過去に何度も全国大会優勝を果たしています。

木梨浩は、ヒョロットカードという道具を使い、対戦相手のオーダーを高い正解率で読むことが出来ます。北央高校かるた部はこれによって楽に勝ち進もうと利用しています。上の画像でもヒョロットカードを持っています。

ヒョロットカードで対戦相手を読むことができる木梨ですが、二年目の競技かるた大会では決勝戦で有利なオーダーで行いませんでした。全力で向かってくる千早たちに、勝てるオーダーで戦わないと反発した際の画像が下の画像です。この時は、上位二校が全国大会に進むことができたため、どちらも勝っても負けても全国に行けたのですが、千早たちと木梨の情熱が伝わったのか、試合の終盤には全員が全力で戦う試合になっていました。

超高校級暴走族である大和田紋土は、「暮威慈畏大亜紋土（クレイジーダイアモンド）」という関東最大の暴走族の二代目総長です。初代総長は兄の大亜で、二人で「ダイアモンド兄弟」と呼ばれています。見た目通りの不良で、素行が悪く短気であり大抵のことは暴力で解決します。しかし「男の約束」だけは守り抜くという義理や人情に厚い部分もあります。面倒見が良い性格のようで、不二咲千尋等には優しく声をかける場面もあります。

学園生活の中でとある死闘を繰り広げた石丸清多夏を「アニキ」と呼び、石丸も大和田を「兄弟」と呼ぶほど熱い友情を築きました。上の画像はその死闘の様子です。

勇者ヨシヒコは、テレビ東京にて土曜日の深夜枠ドラマ24にて2011年7月から放送されました。その「勇者ヨシヒコと導かれし七人」の記念すべき第一話に中井和哉さんが出演されています。

演じられたのは、魔王バルザスでした。一話目から魔王が登場するのは、ヨシヒコシリーズならではでしょう。勇者であるヨシヒコはバルザスの前で逃げるという判断をしますがバルザスが『ボスキャラとの戦いで逃げるとかありえないよ』と発言し戦闘に入ります。結局ヨシヒコ一向は全滅してしまいます。

ちなみに、上の画像のデスタークの声は、アニメワンピースで共演している平田広明さんが担当されています。そのほかにもたくさんの声優さんが勇者ヨシヒコシリーズに出演されています。

中井和哉さんは、声優業だけでなく多くのナレーターの仕事もされています。いくつか紹介しますので、ぜひ注目してみてください。

日本テレビ系列で生放送されている「スッキリ」は朝の情報番組として2006年4月から放送されています。中井和哉さんは水曜日のナレーションを担当されています。

TBS系列で放送されている「アッコにおまかせ！」は毎週日曜日お昼の枠で1985年10月から続いている長寿番組です。司会を務めるのは、和田アキ子さんです。中井和哉さんがナレーターを務めています。

いかがでしたでしょうか。中井和哉さんは声優業に加えナレーター業までこなしてしまうとても実力のある方でした。中井和哉さんが担当するキャラクターもとても目立つキャラが多いです。兄貴キャラ・血の気が多いキャラが多いですが、ちはやふるの木梨浩のようにヒョロっとしたキャラを演じることや穏やかなキャラを演じていることもあるので、ぜひ注目してみてください。