どろろをネタバレ!原作漫画・アニメ・映画で結末が違う?打ち切りの理由や見所も紹介

『どろろ』は1960年代に、手塚治虫さんによって連載された少年漫画。戦乱の世を舞台に、妖怪や不正と戦う子どもたちを描いた物語です。原作漫画は打ち切りとなったのですが、その後2度のアニメ化、2度のゲーム化、映画化、舞台化など、50年経った今もメディア展開を広げている人気作です。さまざまなメディア展開を見せている作品ですが、その結末はどれも違っています。この記事では『どろろ』の各メディアでの結末を、ネタバレ込みで紹介していきます。ネタバレは勘弁という方は、気になったところだけお読みください。

どろろをネタバレ!原作漫画・アニメ・映画で結末が違う?打ち切りの理由や見所も紹介のイメージ

目次

  1. どろろとは?
  2. どろろは原作漫画・アニメ・映画の結末ネタバレ
  3. どろろの打ち切りの理由
  4. どろろの見所
  5. どろろは2019年にリメイクも決定
  6. どろろに関する感想や評価
  7. どろろのネタバレまとめ

どろろとは?

どろろの作品情報

『どろろ』は1960年代、手塚治虫さんによって連載された少年漫画です。1967年から『週刊少年サンデー』で連載開始し、1968年に一旦完結しました。その翌年の1969年、TVアニメ化にともなって『冒険王』で再び漫画が始まります。冒険王版の『どろろ』はアニメ放送終了と同時に、連載を終了しました。原作漫画、1969年版のTVアニメは、どちらも打ち切りです。『どろろ』は作者の最初の構想とは、違う結末を迎えています。

2度打ち切りとなった『どろろ』ですが、手塚作品の中でも人気が高い作品です。小説版は2度刊行されています。1989年にPCゲーム化、1996年にミュージカル化しています。2000年頃からはさらなるメディアミックス展開を見せます。2004年にはPSゲーム化、舞台化を果たします。2007年には実写映画にもなりました。そして2019年には再びTVアニメ化、別劇団による舞台化が果たされました。

1960年代に水木しげるさんが起こした妖怪ブームに、手塚治虫さんが対抗して作ったとされる『どろろ』。妖怪退治劇のほかにも時代劇要素、ヒューマンドラマ、はたまたSF要素を含んだ漫画作品で、打ち切りとなった結末が惜しまれている作品でもあります。なぜ打ち切りとなったのか、メディアミックスではどのような結末を迎えているのか。どろろのあらすじなどを交えて、紹介していきます。

どろろのあらすじ

乱世であった室町時代。応仁の乱の末に両親をなくした孤児の『どろろ』は、泥棒を生業に生きています。ある日、ひょんなことから『百鬼丸』(ひゃっきまる)という少年に出会います。どろろは百鬼丸の腕に仕込まれた刀を見て、その刀を取ってやろうと百鬼丸につきまといます。百鬼丸は仕方なく「体の48箇所を魔物に奪われて生まれてきたので、それを取り戻しに旅に出ている」と、己の生い立ちと旅の目的を、どろろに語ります。

百鬼丸は旅についてこないよう言い聞かせますが、どろろは聞く耳を持ちません。刀を求めてついていきます。ふたりは共に旅をして妖怪を倒し、そして行く先々で「泥棒だ」「化け物め」と罵られます。百鬼丸は、自分の体を魔物に売った父・醍醐景光と再会し、弟の多宝丸、母とも出会います。過酷な旅の中、どろろと百鬼丸の絆は深まっていきます。やがて物語は、どろろの両親が隠した埋蔵金を巡るものへと、展開していきます。

TVアニメ「どろろ」公式サイト

どろろは原作漫画・アニメ・映画の結末ネタバレ

少年サンデーの結末ネタバレ

それでは各メディアの『どろろ』の結末を、ネタバレ込みで紹介していきます。まずは最初の連載漫画であった週刊少年サンデー版からです。こちらは『無常岬』というエピソードで結末を迎えました。2019年アニメ版では第18話にあたる話です。最終回。岬に隠された埋蔵金を巡って、野盗と侍たちが争い、どろろと百鬼丸以外は皆、死にたえます。どろろは昔馴染みの野盗イタチを失い、両親が隠した埋蔵金も、見つけられませんでした。

それでもどろろは挫けずに立ちあがり、百鬼丸と旅を続けます。ふたりが共に舟出している頁で、物語は幕を閉じます。どろろの両親の埋蔵金、百鬼丸の失われた体については、未消化のまま打ち切りです。『第一部完』と記されていましたが、その後サンデーで『どろろ』が連載されることはありませんでした。なお現在書店で購入できる単行本は『週刊少年サンデー版』と『冒険王版』を合わせたもので、大幅な修正と加筆がされています。

冒険王の結末ネタバレ

冒険王に連載された『どろろ』は1969年版のTVアニメ版に合わせて、全5話で連載されたものです。物語は再び百鬼丸誕生から初まっていて、設定も改変されています。どろろに『百鬼丸から奪われた48箇所の部分を使って、作られた人間』という設定が、追加されています。百鬼丸はそれを知って旅に出ており、「どろろという子供に出会ったら、そいつを斬って自分の体を取り戻そう」という考えでいます。

しかし実際にどろろと出会った百鬼丸は「小さな子を斬るなんてできない」と泣き崩れます。そして魔物を倒せば、失った体が戻ると知ります。魔物退治をする決心をした百鬼丸は、どろろには「また斬りたくなるといけないから」と、何度も別れを切り出します。しかしどろろは言うことを聞かず、百鬼丸の刀を狙ってついてきます。やがてふたりは百鬼丸の父・醍醐景光と対決し、そのときどろろは、村の百姓たちと意気投合します。

百鬼丸は別れの餞別としてどろろに刀を渡し、どろろを百姓たちのもとに置いて、旅立ちます。モノローグで『48体の魔物が彫られた地獄堂は戦火に消えた』と語られていますが、百鬼丸が体を取り戻したか、また百鬼丸とどろろが再会したかは、はっきり描かれていません。読者の心にゆだねた結末となっています。現在書店で購入できる漫画『どろろ』の結末は、この『冒険王版』のものから、台詞などに修正が加えられたものです。

この『週刊少年サンデー』版と『冒険王』版の違いについては、2019年現在は入手困難となった『トレジャーボックスどろろ』、または東京都新宿区にある漫画専門の私設図書館『現代マンガ図書館』などで、確認することができます。

アニメの結末ネタバレ

1969年版のTVアニメ版の結末についてネタバレしていきます。こちらの白黒アニメは26話で打ち切りとなりました。物語の設定はほぼ原作通りです。ただ百鬼丸の年齢が原作では十四歳の少年だったことに対し、1969年版の百鬼丸は二十歳ぐらいの青年です。設定資料には、どろろの性格が『陽』で、百鬼丸の性格が『陰』だと書かれています。それからアニメオリジナルキャラクターとして『ノタ』という犬がいます。

最終回。ある日を境に、どろろは百姓たちと一揆をする道を、百鬼丸はひとりで妖怪退治をする道を歩むようになります。どろろは「妖怪どもを倒したら自分のもとに戻ってきてくれ」と、百鬼丸に願って別れています。ついに百鬼丸は最後の妖怪と対峙しますが、それは己の父親・醍醐景光でした。出世への欲望から、己の体まで妖怪に捧げた醍醐景光を、百鬼丸は涙ながらに斬り捨てます。

醍醐の軍に、百姓たちと囚われていたどろろは、無事に解放されます。百鬼丸はそれを物陰から見守りながらも「もう誰にも会いたくない」と旅立ちます。どろろは、犬のノタや百姓たちと共に、村で生きていくと決めます。『陽』のどろろと『陰』の百鬼丸が、はっきりと分かれた結末といえます。

映画版の結末ネタバレ

2007年に公開された実写映画『どろろ』の結末について、ネタバレしていきます。実写映画『どろろ』の舞台は、架空の異世界です。主演は妻夫木聡さんと柴崎コウさんです。公開当時は映画の第2弾が決定したと宣伝されていましたが、第2弾は制作されることなく、打ち切りとなった模様です。さてこの実写映画『どろろ』では、どろろと百鬼丸の年齢が近くなりました。

そして、醍醐景光がどろろの親の仇であるというエピソードが追加されています。酒場で出会ったどろろと百鬼丸は、その後共に旅をするようになり、20体以上の魔物を倒します。そして百鬼丸の実の父・醍醐景光と対峙します。百鬼丸は葛藤の末、父・醍醐景光を倒します。百鬼丸の弟である多宝丸は、亡き父のあとを継いで城主となります。百鬼丸は城に残らず、残り24体の魔物を討つために、どろろと旅立ちます。

ゲーム版の結末ネタバレ

2004年に発売されたPSゲーム版『どろろ』の結末についてネタバレしていきます。キャラクターデザインに漫画家の沙村広明さん、妖怪のデザインに前田真宏さん、題字と美術設定は雨宮慶太さんが手がけています。ゲームジャンルは、百鬼丸を操作して妖怪と戦っていく3Dアクションゲームです。途中で流れるムービーモードで、物語を楽しむことができます。ファンの間では、ハッピーエンドと称されています。

ゲーム版のキャッチコピーは『俺を返せ』。百鬼丸は妖怪退治をして、奪われた体の部位を取り戻していくのですが、最後の一体がどろろの身体の中にあると知ります。これは『冒険王』版にあった『どろろの身体が奪われた部位でできている』という設定が使われています。百鬼丸はどろろを斬りたくないので、どろろの中の魔物だけを倒す方法を探しに、どろろと別れて旅立ちます。

数年後、百鬼丸は年頃の娘となったどろろと再会します。そしてどろろの中にいる魔物だけを倒すことに、成功します。百鬼丸は奪われた体をすべて取り戻し、どろろとの再会も果たしました。どろろは自身の身体に巣くっていた魔物を倒した百鬼丸に「ありがとう」と言って、腕にすがります。そこで物語は幕を閉じます。

どろろの打ち切りの理由

どろろは2度打ち切りに?

『どろろ』は週刊少年サンデー版、1969年のTVアニメ版で2度、打ち切りとなっています。手塚治虫さんは『どろろ』について、「最初の10回くらいは本気で乗って描いた」とコメントされています。掲載誌も別冊サンデーとして1冊まるごと『どろろ』の雑誌を発行するなど、格別の扱いをしています。

しかし連載が進むにつれて『暗すぎる』『子供に読ませられない』といった、度重なるクレームを受けるようになります。そして手塚治虫さんは『どろろ』を連載中に、他誌で何本か連載を開始しました。クレーム、何本もの連載という多忙に加えて、『どろろ』の物語のムードも暗くなっていきました。そうして意欲が半減した手塚治虫さんは、編集部の要請を受けて、1968年に週刊少年サンデー版『どろろ』を終わらせました。

さて1968年に週刊少年サンデー版が打ち切りを迎えても、TVアニメの制作は続いていました。翌年である1969年、白黒アニメのTVアニメ版『どろろ』が放送開始されます。なお『どろろ』はパイロットフィルムではカラー作品だったのですが、カラーでは血の赤が生々しいという理由で、白黒アニメへと変更しました。けれど白黒アニメへの転換しても『怖い』というクレームは多く、放送は打ち切りとなりました。

どろろの打ち切りの理由は怖すぎるから?

『どろろ』の週刊少年サンデー版については、物語の内容が『暗すぎる』といったクレームに、作者の多忙と意欲半減が重なった結果、打ち切りとなりました。1969年版のTVアニメ版においても、同じようなクレームが寄せられていたようです。また百鬼丸の設定や、作中の台詞が差別問題につながると、物議を醸しだしていたようです。

旧TVアニメ版は19時半から放送されていました。手塚治虫さん自身も『どろろを子供が楽しめるような、明るい雰囲気の作品にしてほしい』と、制作スタッフに頼んでいたようです。旧TVアニメ版は第14話から、題名を『どろろ』から『どろろと百鬼丸』に変えて、コミカルな場面が多い妖怪退治ものへと路線変更しています。しかし路線変更するも評判はあがらないまま、1969年版どろろは26話で、打ち切りとなります。

1969年TVアニメ版『どろろ』は通年放送の予定で、魔神も48体考えられていたそうです。こうして原作漫画でも打ち切りとなった『どろろ』は、翌年に放送されたTVアニメ版も、打ち切りとなりました。結末がぼやけてしまった『どろろ』ですが、のちに多くのメディアミックス化によって、新たな結末が描かれるようになります。

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どろろの見所

見所①妖怪を退治する2人の主人公

原作は打ち切りとなった『どろろ』ですが、今もなおファンを増やしている作品です。その魅力のひとつに、主人公2人のキャラクターをあげることができます。主人公2人の真っすぐな性格については、手塚治虫さん自身が「惚れ込んだ」と語っています。たびたび「百鬼丸のほうが主人公っぽい」と言われていたようですが、それについては「けれど、僕はどろろの性格が大好きなのです」と、返されています。

また、百鬼丸の『妖怪に奪われた部位を取り戻していく』『全身に武器が仕込まれている』という設定は、多くのクリエイターに影響を与えたといえます。漫画『魍魎戦記MADARA』(もうりょうせんきまだら)シリーズの主人公・摩陀羅(まだら)の生い立ちについては、百鬼丸をモチーフにしていると公言されています。

見所②どろろは「女の子」

『どろろ』の主人公であるどろろは、男の子のような振る舞いをしていますが、実は女の子です。どろろが女の子という設定は、2019年現在は広くネタバレされていますが、1969年にノベライズ化を担当した辻真先さんは、このことを知りませんでした。なのでネタバレしますと、辻真先さんによる小説版『どろろ』では、どろろは男の子です。小説版『どろろ』は男同士わかちあい、ふたりは旅を続けるという結末を迎えています。

どろろが女の子であることは、百鬼丸への態度や周りの人々の反応から、作中でほのめかされています。ただし原作漫画でも1969年版のアニメでも、女の子だとはっきり明かされるのは、結末です。しかし2019年のTVアニメ版では、物語中盤で早々と、どろろが女の子であると明かされていました。本当は女の子であるどろろが、百鬼丸を内心でどう思っているのか。ここは、2019年版アニメの見所のひとつとなっていたようです。

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どろろは2019年にリメイクも決定

どろろの2019年版の概要

2019年1月~6月、新たなTVアニメ版『どろろ』が放送されました。キャラクターデザインに漫画『テガミバチ』の作者である浅田弘幸さん、脚本はアニメ『進撃の巨人』を担当された小林靖子さんが務めています。2019年版のTVアニメ化と共に、2019年に新たな舞台版『どろろ』が上演されました。俳優の鈴木拡樹さんが、TVアニメ版百鬼丸の声と、舞台版の主演を務めます。

2019年版のTVアニメ版、舞台版の百鬼丸は、どちらも表情が薄い人間です。そしてこれまでより、百鬼丸とその家族の因縁に、スポットがあたっているといえます。原作ではひとつのエピソードでしか登場しなかった弟の多宝丸は、かなり出番が増えました。2019年版の『どろろ』には新たな解釈が加わり、新たなファンを獲得しています。

どろろの2019年版ネタバレ

さて2019年版TVアニメ『どろろ』について、ネタバレしていきます。戦乱の世をたくましく生きるみなしごのどろろは、ある日、12体の鬼神に体を取られた少年・百鬼丸に出会います。どろろは百鬼丸の剣の腕前に惚れ込み、妖怪退治に同行します。ふたりは旅を続け、やがて百鬼丸の実の父親・醍醐景光と出会います。そして百鬼丸の身体と引き換えに、醍醐の国に平和がもたらされていると知ります。

12体の鬼神は百鬼丸の身体を代償に、戦や疫病など、多くの厄災を防いでいました。実の家族と敵対することになった百鬼丸は、どろろだけを心の拠り所にしていきます。やがて百鬼丸は、弟の多宝丸と対決し、取りついていた最後の鬼神ごと、多宝丸を倒します。父・景光には「人として生きろ」と言い、景光が鬼神になろうとするのを阻止します。百鬼丸の母・縫(ぬい)は、子を犠牲にした繁栄など間違いだったと、戦火に消えます。

すべての身体を取り戻した百鬼丸は、自身を犠牲に繁栄していた醍醐の国をあとにして、ひとり旅に出ます。どろろは百鬼丸との再会を願いながら、両親が残した埋蔵金を使い、村の民と国づくりをはじめます。それから数年後。年頃の娘となったどろろが、稲穂の中を走っています。その先にほほえむ百鬼丸が見えたところで、物語は幕を閉じます。

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どろろに関する感想や評価

それでは『どろろ』に関する感想や評価を、いくつか紹介していきます。まずは2019年版のTVアニメ版第1話についてのものです。第1話に、1969年版のレギュラーキャラクターであった『ノタ』がカメオ出演しています。2019年版TVアニメには、『ノタ』のほかにも、1969年版オリジナル妖怪であった『あまのじゃく』が、第19話に登場しました。こういった演出には、古くからのファンから喜びの声があがったようです。

続いて2019年版TVアニメの最終話についてです。百鬼丸が残虐な鬼神のようになってしまうか、人間でいられるかというところは、2019年版TVアニメの、軸ともいえる展開でした。人間でいられた結末に、ホッとしたという感想です。また、制作スタッフへの感謝も、つづられています。

こちらも、2019年版TVアニメの最終話についての感想です。物語の結末が原作の結末と重ね合わせたことについて、感動しかないという声です。2019年版TVアニメの結末は、好評を得たようです。

どろろのネタバレまとめ

『どろろ』は1960年代に、手塚治虫によって連載された少年漫画です。原作漫画、50年前のTVアニメ版は打ち切りとなった作品です。しかしその後もさまざまなメディアミックスを果たした人気作品です。2019年にはTVアニメ化と舞台化を果たしました。数奇な運命に翻弄された百鬼丸の設定、不正と立ち向かう主人公2人などが、好評を得ています。

2019年8月現在、リメイク漫画『どろろと百鬼丸伝』が『チャンピオンRED』にて連載されています。作者は国内外で活躍されている漫画家・士貴智志さんです。こちらの作品は50年前の原作とTVアニメ版をオマージュした場面を入れつつ、独自の展開を見せています。『どろろと百鬼丸伝』がどのような結末を見せるのか。注目が集まっています。

『どろろ』は原作漫画が打ち切りとなりましたが、多くのクリエイターによって、違った解釈と結末を迎えている作品です。50年以上支持を得ている『どろろ』。いくつか作品を見て、その違いを楽しむのも、おすすめです。

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