さらざんまい最終回のネタバレ考察！アニメのあらすじや感想まとめ

アニメ「さらざんまい」は「少女革命ウテナ」「ユリ熊嵐」などを製作した幾原邦彦によるオリジナルアニメ作品でした。今回はそんな「さらざんまい」について詳しく解説をしていきます。ストーリーも話題になったアニメ「さらざんまい」の最終回のあらすじについてのネタバレ解説や、アニメ「さらざんまい」の考察、そして最終回を視聴した視聴者の感想や評価について詳しくネタバレ紹介していきます。

アニメ「さらざんまい」の最終回あらすじネタバレ・考察を紹介していく前に、ここからはアニメ「さらざんまい」の作品情報を紹介していきます。アニメ「さらざんまい」は「ユリ熊嵐」「少女革命ウテナ」などで有名な幾原邦彦によるオリジナルアニメ作品で、フジテレビ「ノイタミナ」枠で2019年4月から放送されていました。2018年3月にホームページ公開後、ティザーPVなどが公開され、注目の作品となっていました。

感想も盛り上がっていたアニメ「さらざんまい」のあらすじをネタバレ解説していきます。アニメ「さらざんまい」は、東京の浅草が舞台となっていました。中学二年生である一稀、悠、燕太はある日ひょんなことがきっかけでケッピというカッパ型の生命体に出会ってしまいます。ケッピのことをカエルと間違えてしまったことにより怒りを買った3人は尻子玉をケッピから奪われ、カッパの姿にさせられてしまいました。

今回最終回のあらすじや考察をネタバレしていくアニメ「さらざんまい」の主題歌情報を紹介していきます。フジテレビ「ノイタミナ」枠で放送されていた「さらざんまい」のオープニング主題歌を担当したのは大人気バンド「KANA-BOON」でした。「さらざんまい」の主題歌となった楽曲のタイトルは「まっさら」というもので第11話ではオープニングではなくCパートの後に起用されていました。

フジテレビで2019年4月に放送されていたアニメ「さらざんまい」について紹介をしていきます。浅草を舞台に、ひょんなことからカッパの姿にさせられてしまった男子中学生を描いたアニメでしたが、ここからはそんなアニメ「さらざんまい」の最終回についてあらすじや考察をネタバレ解説していきます。

アニメ「さらざんまい」最終回あらすじをネタバレ解説していきます。トオイは黒ケッピによって飲み込まれてしまいました。そんなトオイは、カズキ・エンタと過ごした過去を消すことでカズキ達との繋がりを断とうとします。一方その頃カズキ・エンタ・ケッピはトオイのことを救い出そうと黒ケッピの闇の中に侵入していたのです。トオイとカズキ達との繋がりの原点は四年前でした。トオイは、四年前の事実を消そうとします。

カズキ達は、トオイが繋がりの原点を消そうとしていることに気がつきました。そこでトオイの前に立ち塞がります。そこへ黒ケッピが現れました。突如現れた黒ケッピによって四年前カズキ達が繋がるきっかけとなった事実が消されてしまいます。それだけではなく、黒ケッピはカズキ・エンタ・トオイの3人をはじまらない、つながらない、おわらない状態にしようとしていたのです。3人で過ごした日々の記憶は次々と消えていきます。

アニメ「さらざんまい」最終回あらすじをネタバレ解説していきます。記憶が消えていく中、トオイは自分の中にあったある気持ちに気がつきました。トオイの中には3人で過ごした日々を消したくないという気持ちがあったのです。そして「さらざんまい」と掛け声を叫びます。カズキ・エンタ・トオイの3人はケッピによって、カッパの姿になりました。そして四年前のカズキにミサンガを渡すことで繋がりを戻そうとします。

しかし、3人が繋がりを戻そうとするのを阻む存在がいました。カワウソと、黒ケッピです。そんな中、ケッピは黒ケッピと向き合うことを決めます。黒ケッピは、ケッピ自身の絶望でもありました。そして、カズキ・エンタ・トオイの3人は、カワウソ達との最終決戦へと挑みます。そこにレオ・マブの二人も加勢しました。カズキ達は四年前のカズキにミサンガを渡すことに成功し、彼らは欲望の河を渡ることができました。

アニメ「さらざんまい」最終回をネタバレ考察していきます。「さらざんまい」には「ア」のマークが登場しました。この「ア」のマークは、裏返るとカワウソのマークにもなります。このマークは表面で愛を、裏面で欲望を表しているのではないかと言われていました。「ア」のマークは、愛と欲望が重なり合った繋がりを示すものだと考えられます。最終回では大量の「ア」が発生し、話題となっていました。

アニメ「さらざんまい」最終回のネタバレ考察をしていきます。「さらざんまい」には、「欲望の河を渡れ」というセリフが登場しました。このセリフの意味について感想では様々なことが言われていましたが、仏教の彼岸にたどり着くということを意味しているのではないかと考えられていました。「さらざんまい」には、和風のテイストが取り入れられているため、仏教的思想を意味している可能性が十分にあると言われていました。

「さらざんまい」最終回のネタバレ考察をしていきます。最終回では「漏洩された未来」というものが出てきました。「漏洩された未来」とは、ケッピが融合した後にカズキ達が見た未来の可能性です。そこに映し出されていたのは明るいものだけではありませんでした。繋がりは大切なものであると同時に脆く繊細なものでもあります。そのため、決して明るい未来だけではないということを描いたのではないかと言われていました。

アニメ「さらざんまい」最終回をネタバレ考察していきます。最終回では、悠が自殺したのではないかと言われていました。さらに悠だけではなく一稀と燕太もカワウソとの戦いで死亡したのではないかと考えられています。ケッピが「喪失の痛みを乗り越えてこそ」というセリフが一稀と燕太の死を意味していると言われ、物語の最後に3人がカッパとして登場したことから悠も後を追って自殺したのではと考えられていました。

アニメ「さらざんまい」最終回のネタバレ考察をしていきます。悠は最終回で刑務所に入っています。理由としては、誓と逃走する時に大勢を狙撃したことやヤサイの販売＆栽培、さらに車上荒らしなども挙げられていました。悠の刑期は三年であることが明らかになっていました。これだけ多くの罪を犯したにも関わらず短い刑期なのは悠が自主をしたからなのではないかと考えられているようです。

アニメ「さらざんまい」は、独特なストーリーなどが話題になっていました。今回はそんな「さらざんまい」の最終回を中心にネタバレしていきます。アニメ「さらざんまい」では、様々な伏線が散りばめられていました。最終回では様々な伏線が回収されました。しかし、最終回でも回収されていない伏線も数多く存在しています。ここからはそんな未回収の伏線について詳しくネタバレ考察をしていきます。

アニメ「さらざんまい」最終回でも回収されなかった伏線について紹介をしていきます。「さらざんまい」で回収されなかった伏線の中には、吾妻サラ関連のものもありました。視聴者からはサラとケッピの再会シーンなどが期待されていましたが、最終回でも描かれることはありませんでした。またケッピがカッパ王国の生き残りという設定も掘り下げられることはなくサラ関連の出来事に関する伏線は未回収となっています。

アニメ「さらざんまい」最終回で回収されなかった未回収の伏線について詳しく解説をしていきます。ケッピのトゥルーフォームについても作中で描かれることはありませんでした。しかしサラに三段階の姿があったようにケッピにも三段階の姿があるのではないかと考えられていました。そのため、ケッピの人間段階のトゥルーフォームが注目されていましたが、未回収のまま終わってしまいました。

アニメ「さらざんまい」最終回で回収されなかった伏線について詳しく解説をしていきます。未回収の伏線の中には、ニャンタロー関連もありました。ニャンタローは、一稀が地域猫にした猫です。元々は豪邸で飼われていた猫です。これは、一稀の身勝手な欲望の象徴だと考えられていました。そのため元の飼い主に返還されるのではないかと思われていましたが、家には戻らず地域猫として定着していたようです。

アニメ「さらざんまい」最終回で回収されなかった伏線を紹介していきます。最終回では、サブタイトルの回収が行われていました。また、一稀達は最後に自分達の未来の可能性を見ます。レオやマブはその未来について「いつかの未来の一部にしか過ぎない」と言っていました。この未来についての伏線は回収されていませんが、いくつかある可能性の内の一つを明確なビジョンとして見ていただけなのではないかと言われていました。

アニメ「さらざんまい」最終回で回収されなかった伏線について詳しく解説をしていきます。未回収の伏線としては、1話のアバンの意味についても挙げられていました。最終回では、1話のアバンとして悠のミサンガを装着する一稀の姿が映し出されています。こちらの映像については、数ある未来の内の一つの可能性が映し出されただけなのではないかと考えられていました。1話では過去と未来が断片的に映されてたと言われています。

今回はフジテレビで放送されていたアニメ「さらざんまい」について紹介をしていきます。「さらざんまい」最終回では、一稀とカワウソ達の最終決戦の模様などが描かれていました。また、最終回のシーンからは3人が死んだ可能性なども考えられていたようです。そんな「さらざんまい」最終回についてネタバレ解説をしてきましたが、ここからは「さらざんまい」の続編の可能性について詳しく解説をしていきます。

感想も盛り上がった「さらざんまい」ですが、続編の可能性はあるのでしょうか。「さらざんまい」二期に関するヒントは最終回の終わり方に隠されているのではないかと言われていました。カワウソ達との決戦を終え、最終回ではハッピーエンドが描かれていました。「さらざんまい」最終回の終わり方が、続編に続くような終わり方ではなかったので、「さらざんまい」二期の可能性は低いのではないかと考えられていました。

アニメ「さらざんまい」の続編の可能性について予想していきます。「さらざんまい」の続編の可能性に関するヒントは最終回にありました。最終回では、サラに抱かれているケッピの様子が描かれています。ケッピが持っている皿には、「次」という文字が書かれていました。このケッピの持っている「次」という皿の意味は、「さらざんまい」の続編の可能性を示しているのではないかと考えられているようでした。

アニメ「さらざんまい」に関する感想や評価について紹介をしていきます。アニメ「さらざんまい」に関する感想の中には、3人の死亡説について書かれているものもありました。悠の釈放時迎えに来なかったことや再会シーンなどから、一稀達は死亡していたのではないかと言われています。そんな死亡説に納得している感想でした。

「さらざんまい」に関する感想や評価について紹介をしていきます。「さらざんまい」に関する感想の中には、欲望を手放さないでという今の時代に向けたメッセージを感じられ良いアニメだったという感想もありました。最終回で一稀達が見た可能性としての未来の中には、明るいと言えないものもありました。未来には辛いことがあることかもしれないけど、だからこそ誰かと繋がっていられるとこちらの感想では述べられています。

アニメ「さらざんまい」に関する感想や評価について紹介をしていきます。「さらざんまい」に関する感想の中には、テーマが万人向けで一貫していて素晴らしかったという感想もありました。

今回はアニメ「さらざんまい」最終回について解説をしてきました。アニメ「さらざんまい」は2019年4月に放送されていた大人気アニメです。最終回では主人公・一稀達とカワウソ＆黒ケッピの戦いが描かれハッピーエンドで終わりました。しかし、回収されていない伏線も多く最終回でのシーンからも続編があるのではと考えられています。そんなアニメ「さらざんまい」一度ご覧になってはいかがでしょうか。