ナルトのテンテンのその後が悲惨？結婚しない理由・相手候補や性格まで考察

NARUTOとは漫画家の岸本斉史による忍者バトルアクション漫画です。1999年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始し、2014年に連載終了しました。単行本は全72巻販売されています。単行本発行部数は1億3500万部を突破しています。日本国内のみならず、海外からの人気も高く、全世界で2億2000万部を記録しています。第一部と第二部に分けられ、1~27巻までが第一部そして28~72巻までが第二部です。

九尾という里を壊滅の危機にまでした化物を体に宿すうずまきナルトはそれが原因で周囲からとても疎まれていました。ナルトは周りに認められるために努力を重ね、やっと自分を理解してくれる仲間が現れるようになり、皆に認めてもらうために木の葉隠れの長『火影』を目指していく話です。

2002年からテレビ東京系列を中心にアニメ放送がスタートしました。第一部を少年編、第二部を疾風伝と称されております。ナルト役に竹内順子さん、サスケ役に杉山紀彰さん、カカシ役に井上和彦さんと、実力派揃いの声優陣が出演しています。2004年から11年間劇場版が公開されています。NARUTOのアニメは2017年に終了し、現在は同局で続編のBORUTOが放送されています。

2016年から週刊少年ジャンプでNARUTOの続編のBORUTOが連載開始されました。ナルトが火影になり、ヒナタと結婚し、ボルトとヒマワリという二児をもうけました。ナルトと違い要領がよいのが取り柄のボルトが火影であるナルトに認められるために忍として生きていく話です。2017年からテレビ東京系列でアニメ放送も始まっています。

数々の戦を勝ち抜いたNARUTOの忍者達。その中にテンテンというかわいいくノ一がいました。テンテンはどのようなキャラクターなのでしょうか?その後が悲惨な理由、結婚しない理由、相手候補や性格を考察していきます。

ガイ班(第3班)所属のくノ一です。ナルトの同期より1歳上です。お団子頭とチャイナ服が特徴です。好きな食べ物はごま団子。趣味は占い。好きな言葉は百発百中です。原作では同じガイ班のリーやネジが目立つために活躍は少ないですが、アニメオリジナルストーリーでは活躍します。終戦後には忍具店を営んでいて、大戦で手に入れた宝具を非売品として置いているのですが、平和のために繁盛していないそうです。

テンテンは秘伝忍術や血継限界などの特別な忍術などを持たず、巻物からクナイやヌンチャク等の武器を口寄せする時空間忍術を得意にしています。そのため、武器にはかなりの愛着を持っていて、第四次忍界大戦では金閣・銀閣兄弟が使っていた宝具には目を光らせていました。アニメオリジナルでは、武器だけではなく、食料やケミカルライトや大海まで口寄せをしています。チームメイトに重宝されています。

テンテンは世話好きのしっかりした性格です。同じ班のリーとネジは互いにライバル同士であるため、二人の中立的な立場でした。落ち込んでいるリーを厳しくも慰めたり、ネジの修行相手をしたりしています。班長のガイがとても無茶苦茶なため、常識人のテンテンはツッコミに入ることが多いです。特に、スピンオフ作品の『ロック・リー青春フルパワー忍伝』が連載されてからはツッコミキャラが定着し始めています。

テンテンは伝説の三忍の一人の綱手に憧れています。アニメでは綱手を目指して、怪力や医療忍術を極めようとしていましたが、チャクラコントロールの素質がないために失敗に終わっています。三尾出現の章でもサクラ、いの、ヒナタの女性陣が細かいチャクラコントロールが必要な封印班を担当しているのに対し、彼女だけが封印警護班に付いていることをナルトに指摘されて、私のチャクラコントロールはどうせガサツだと怒っています。

テンテンの声優は田村ゆかりさんです。元気でかわいい声が特徴で幅広い役をこなす声優です。歌手としても活躍しています。『ゆかり王国』と呼ばれるファンクラブに会員が5桁を超えていて、ライブのチケットの倍率が非常に高いです。ライブのコールをするファンの一体感が凄いことに定評があります。出演作は『極上生徒会』の蘭堂りの、『ひぐらしのなく頃に』の古手梨花などです。

かわいいキャラのテンテンですが、NARUTOの原作では活躍はとても少ないです。しかし、かわいい容姿ゆえにファンが多いためにアニメオリジナルではテンテンの個人回が多いです。

テンテンの登場は中忍試験編からです。登場早々でコテツとイズモに突き飛ばされ、死の森では音忍にやられたリーを起こしていました。中忍試験予選の5回戦目で砂の紅一点のテマリと対戦します。漫画では、前試合の対戦者のサクラといのが仲直りをしている裏であっさりと負けます。アニメでは、風遁使いのテマリに対して相性が悪い武器の連発をしていましたが、やはり一傷も負わせることなく負けます。

この回はテンテンがリーの修行に付き合っていたのですが、リーが滝つぼに落ちてしまいました。その時にテンテンが綱手に憧れていたことを思い出します。綱手のように医療忍術から博打まで覚えようとしますが、全て失敗に終わります。自分以上の努力をしても忍を諦める様な怪我を負ったリーを見て、一時は努力は無駄と思いますが、リーの覚悟が実を結び手術が成功し、テンテンはリーに負けないように努力を続けていきました。

中忍試験の二次試験中に雨隠れの忍者との対戦中にテンテンと雨隠れの忍者のアジサイが流砂に流され、リーとネジとはぐれてしまいました。元々、テンテンはリーやネジのような技の応用がなく、ガイ先生に相談していました。そして、テンテンは得意の時空間忍術に磨きをかけるという結論に辿り着きました。そして、テンテンは自分を信じて時空間忍術で大海を出し、アジサイと共に仲間の元に帰りました。

原作では詳しく描かれませんでしたが、アニメではテンテンの無限月読時の夢が見られます。夢の中でテンテンは性格があべこべしたナルト達に遭遇し、この世界がおかしいと気付きます。幻術を解く方法を探しているうちに雨隠れの忍に騙されてしまい、テンテンは里の裏切り者扱いを受けます。最後は宝具を使って事件を解決して、みんなに力を認められて、夢の中に沈んでいきます。

ナルトの息子のボルトが主人公の話でも、テンテンは登場します。中忍試験の二次試験官を担当していて、ただモニターで試験内容の旗取り合戦中に不正があるかないかを監視するだけです。主人公のボルトは対戦相手に負けそうになり、禁止行為の科学忍具をこっそりと使って逆転勝ちをします。しかし、テンテンはそれに気付かずに『印すら見えないなんてさすが七代目の息子ってとこかしら』と感心してしまいます。

ネット上では、モニター越しで見ているのにも関わらず、ボルトの不正に気付かなかったテンテンは無能だという評価がされています。

NARUTOのスピンオフ作品の『ロック・リー青春フルパワー忍伝』ではレギュラーとして登場しています、原作では世話すきのしっかり者キャラですが、こっちでは完全にツッコミ担当です。テンテン曰く、リーやナルトのようなボケが多いから仕方なくツッコミに回っているとのことでしたが、大蛇丸にツッコミ担当だと言われたときは落ち込んでいます。

NARUTO作中では比較的に登場の少ないテンテン。今回は彼女の関わりがあるキャラクターを紹介します。

ネジは日向一族の分家で、テンテンと同じガイ班所属。日向始まって以来の天才と称される程の腕を持ちます。分家だという運命ゆえに父が宗家の身代わりになって殺されたため、努力家のリーやヒナタを見下す冷徹な性格でしたが、中忍試験本選でナルトに負けて以来心を入れ替えた模様です。しかし、第四次忍界大戦でナルトとヒナタを庇って帰らぬ人になります。

テンテンと同じガイ班に所属。礼儀正しく熱い性格です。リーには忍術や幻術を使うスキルがないために、人並み以下の体術を一途に磨いてきた努力の天才です。中忍試験予選で後に風影になる我愛羅と闘って、体術で追い詰めますが、負けた上に忍としては二度と生きていけない程の怪我を背負います。死のリスクを抱えながらも手術を受けて忍に戻れます。忍界大戦後はメタル・リーという息子がいます。

マイト・ガイはガイ班の担当上忍です。里一番の熱い性格でおっちょこちょいですが、厳しさも持ち合わせる忍者です。リー同様に忍術と幻術が使えずに体術を極めた忍者であり、うちはマダラには体術だけなら忍最強と言わせるほどです。忍界大戦で八門遁甲の全てを開いた代償として足が壊死して車椅子での生活を送ることになり、忍として生きていくのが不可能になりました。

テンテンが憧れている忍者です。初代火影の孫にして伝説の三忍の医療忍者。男勝りで豪快な性格です。最愛の人と弟を医療忍術で救えなかったトラウマで血液恐怖症に陥りますが、ナルトの勇気を見て克服します。そして、五代目火影に就任します。サスケを取り戻すために門を叩いてきたサクラを弟子に取り、医療忍術と怪力を叩きこんでいます。ギャンブルが好きですが、勝負運がないために伝説のカモとも呼ばれています。

中忍試験予選でテンテンを圧倒した砂隠れの忍者です。我愛羅とカンクロウの姉であり、テンテン同様に世話好きな性格です。巨大な扇で風遁を使います。シカマルほどではないですが、かなりの分析家です。中忍試験予選ではテンテンの武器をすべて弾き飛ばし、武器が散らばったところに彼女を投げ飛ばすという残忍なところもあります。忍界大戦後はシカマルと結婚し、シカダイという息子をもうけます。

テンテンとはNARUTOのアニメオリジナルでの絡みがあります。性格はペインや小南を慕う純粋な性格です。アジサイは雨の国の中忍試験の受験者で二次試験で砂漠にある移籍でガイ班と闘い、テンテンと遺跡の下に転落してしまいます。二人で遺跡を探索しているうちに仲良くなります。中忍にはなれたものの後の任務で殉職します。その後にペイン六道の畜生道として木ノ葉を襲撃します。

ナルトとテンテンは同い年ではなく、原作での絡みは皆無に等しいのですが、少年編のアニメオリジナルやスピンオフのロック・リー青春フルパワー忍伝ではよく絡みます。少年編のナルトは考えなしに行動することが多いので、しっかりした性格のテンテンとはたびたび衝突することが多いです。なんだかんだ、ナルトはしっかり決めるところは決めるので、しっかりと認めています。

ネットではテンテンのその後が悲惨だと言われています。ナルトの同年代の女子はみんな結婚をしてかわいい子供を設けているのに対し、テンテンは独身という悲惨な状況になっています。そして、テンテンは武器屋を営んでいるんですが、平和なために繁盛がなく暇そうだという状況です。かわいいのにどうしてこうなってしまったのでしょうか?

テンテンは結婚しているのかどうかは分からない状況ですが、他の女子キャラはどうなのでしょうか。

ヒナタの結婚相手は長年思い続けたナルトです。長年ヒナタの想いに気付かずにいたナルトですが、劇場版『THELAST-NARUTOTHEMOVIE-』でまさかのナルトから愛の告白をしました。そして、ボルトとヒマワリという2人のかわいい子供をもうけています。引っ込み思案でウジウジしていた性格のヒナタですが、今ではナルトやボルトが怖がる鬼ママです。

サクラの結婚相手はサスケです。幼い頃からサスケが大好きで、彼が里を抜ける時も必死に説得していました。一時期はサスケを諦めてナルトを好きになろうとしていましたが、当のナルトには怒られます。忍界大戦以降、サスケが木ノ葉を再び去る際には一緒に同行をしています。その時にかわいい娘のサラダが生まれました。サスケは木ノ葉外の任務のため、娘と二人で生活を送っていますが、里の戻ってくるときには嬉しい模様です。

いのの結婚相手はサイです。いのは元々サスケの事が好きでしたが、サクラ程深く好きではありませんでした。二人の絡みは焼肉屋でサイがいのに『美人さん』というだけでしたが、結婚をしました。サイが婿養子に入ったので、いのは苗字が変わっていません。そして、いのじんという髪型はいの似で顔と性格はサイ似の息子がいます。

中忍試験予選でテンテンをズタボロにしたテマリもシカマルと結婚をしています。中忍試験の本選でシカマルと闘って以来、なんだかんだ会う機会が多く結婚しています。そして、目元はテマリ似で顔や性格がシカマルによく似ているシカダイという息子をもうけました。二人共、いつもは冷静なのに恋愛事になると動揺してしまうところがかわいいとネットでは評価されています。

作中でテンテンよりも活躍が少ない雲隠れの忍者カルイもチョウジと結婚しました。ネットではどうしてこうなったと叫ばれていましたが、外伝小説では明らかになっています。チョウチョウというカルイ似の顔とチョウジ似の肥満体系のかわいい娘がいます。

テンテンが結婚しない訳は義務付けられていないからだと言われています。NARUTOの世界は血統によって強さが左右します。そのため、秘伝忍術を持つ一族は子を持ち、術を継承します。実際に山中いのがそうです。それに対し、テンテンは特別な術を持つ忍の家系ではないので、義務付けられていません。結婚する必要がないから、結婚しないと言われています。

作中で絡みが濃厚なキャラとテンテンと結婚している可能性が大きいので、紹介していきます。

テンテンの結婚相手の候補はロック・リー説が一番の有力です。序盤はリーの世話をするお姉さん的存在でしたが、アニメ版ではリーに好意を寄せて頬を赤くするかわいいシーンがあります。リー自体はサクラに一筋なので好意に全く気付いていません。同じガイ班なので、可能性は高いです。

BORUTOではリーの息子のメタル・リーが登場します。ネットではメタルの母親はテンテンではないかと言われています。メタルは父のリー同様に体術使いですが、テンテンが得意の手裏剣術も使います。メタルは髪型や眉毛はリーに似ていますが、目元はつり目でテンテンに似ています。しかし、作者の岸本先生曰く、メタルの母は考えてないそうです。否定している訳ではないので、メタルの母はテンテンの可能性があります。

テンテンの結婚相手は死別したネジ説もあります。ネジは16歳で亡くなったので、結婚は出来ないので婚約です。中忍試験の本選前にネジが回天を覚えるための修行に手伝ったり、無茶苦茶師弟のガイとリーを一緒に突っ込んだりと仲がいいです。しかし、第四次忍界大戦でネジがナルトとヒナタを庇って亡くなった時に、テンテンはかなり冷静でいたので、可能性は低いと言われています。

年の差は一回り以上ですが、結婚相手候補はマイト・ガイ説もあります。ガイ先生は努力だけで体術使い最強の座を持つ忍者です。リーだけではなく、テンテンもガイ先生の事を尊敬しています。ガイ先生は忍界大戦時に八門全て開いた代償に足が壊死してしまい、車椅子生活を送っています。世話好きのテンテンだからこそ、そんなガイ先生の面倒を見ている可能性があります。

NARUTOの作中での絡みは皆無ですが、未婚の男性キャラと結婚している可能性もあります。今回はそのようなキャラクターを紹介します。

火影の候補にもなれなかったのを自ら降りたと自慢する小物のキバ。人を見下す性格ですが常識人の部類であり、テンテンとも共通する部分があります。最終話では猫バアの孫のタマキと仲良くなっていますが、何度もあしらわれている状況です。テンテンの結婚相手になる可能性はあると言われています。

終戦後は忍者学校の先生で、ボルトのアカデミー時代の担任をしていました。サスケ奪還任務では同期の男子の中で唯一呼ばれなかったと中々不遇な扱いを受けています。原作ではシノもテンテンも活躍は微々たるものですし、二人は共通して引きずりやすい性格です。なので、シノが結婚相手になる可能性もあります。

砂の三兄弟のカンクロウも未婚です。カンクロウとは国も違い直接的な絡みは皆無ですが、姉のテマリには中忍試験で惨敗しているという間接的な絡みがあります。テンテンはスピンオフやゲームではテマリに負けたのを引きずっている様子があります。カンクロウは傀儡使いであり、傀儡に対しての愛が強いです。傀儡は忍具の1つに含まれており、忍具好きのテンテンとは良きパートナーになると言われています。

テンテンの容姿はかわいいのですが、女子力が低いです。テンテンの個人回では彼女の部屋が出てくるシーンがあるのですが、武器と書物だけで女の子らしいものがありません。そして、その回ではネジが白眼で透視して、テンテンが毎回ダサダサのスポーツブラを付けている女子力の低さが露呈します。それに対し、結婚しているメンバーは女子力が高いです。テンテンはそういうところを直せば結婚できるのでは、と言われています。

ここまでテンテンがかわいいのに悲惨な理由、結婚しない理由、結婚相手候補の考察をしてきました。現在ではNARUTOの連載は終了して、BORUTOの連載が始まっています。BORUTOでのテンテンの登場は中忍試験でボルトの不正を見逃しただけなので、もう少しテンテンの登場が増えることが期待されています。そして、テンテンの結婚相手がこの先現れることを想像しながら、ぜひ作品をチェックしましょう。