ネットフリックス・アマゾンプライム・huluを比較！アニメ好きにおすすめは？

最近では誰もがその名を聞いたことがあるぐらい、動画配信サービスが浸透しています。しかし、動画配信サービスは何十種類もあるため、いまいち踏み込めずにいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では数ある動画配信サービスの中でも人気のネットフリックス･アマゾンプライム･huluの3つを取り上げていきます。

映画･ドラマ･アニメが観られることで有名なネットフリックス(Netflix)、アマゾンプライム(Amazonプライムビデオ)、huluをテレビCMでご存知の方も多いでしょう。これらはインターネットやモバイル通信回線を通じてパソコンやスマホで動画を視聴できるサービスのことです。堅苦しくいうと、｢アプリでサービスのコンテンツをストリーミング再生、またはダウンロードして視聴する｣一連の動作のことです。

VOD(ビデオ･オン･デマンド)や定額制の有料サービスと広告収入などで運営している無料サイトがあり、ネットフリックス･アマゾンプライム･huluは数ある定額制の有料サービス(U-NEXTなど)の中の1つです。ここでは人気の高いこの3社のおすすめアニメや料金、人気順などを比較していきます。また、この記事でいう広告収入の無料サイトとはユーチューブやニコニコ動画のことを指しています。

ネットフリックス･アマゾンプライム･huluなど動画配信サービスは、インターネットテレビサイトに分類されます。VODは視聴者が観たい時に様々な映像コンテンツを見ることができるサービスで別名｢電子レンタル｣といいます。公開済みの映画･ドラマ･アニメ･バラエティ･ドキュメンタリー･スポーツ･ニュース･アイドルなどが観たい時に視聴できる便利なサービスのことです。

3つとも人気の動画配信サービスであり様々なコンテンツを視聴できます。ネットフリックスは海外ドラマに強いと言われていましたが、最近では甲乙つけがたいほどアマゾンプライム･huluも豊富なラインナップになっています。国内アイドルはhuluが多く扱っており、独占といっても過言ではないでしょう。こうして各社いろいろな特色もあるので、一概にどれが良いと言えないのが現状です。

レンタルビデオ店で借りると1本ごとに料金がかかります。しかし、ネットフリックス･アマゾンプライムなどの動画配信サービスは1ヶ月に動画を何本観ても料金は変わらないという利点があります。また、実店舗だと手間がかかり延滞金も発生することが気がかりな方もいらっしゃるでしょう。ただし、動画配信サービスの中には有料のものもあるというデメリットも覚えておきましょう。

有料作品は見放題で配信できない最新作や見逃した番組を1本ずつ(レンタル)購入することで視聴可能になります。しかし、基本料金と別に料金が発生しますのでご注意ください。とはいえ見放題作品と有料作品はしっかり区別されています。｢決済確認画面｣を押さない限り、知らない間に課金されていたということはありません。

ネット回線があればどこでも視聴可能なのが、動画配信サービス最大のメリットです。従来のDVDやブルーレイは再生機器とTVがなければ視聴不可能でした。家に帰らないと観れないという焦りやジレンマに悩まされてゆっくり楽しめなかったのです。しかし、動画配信サービスはスマホやパソコン･タブレットなどを使って視聴できます。例えば、外出先や移動中の電車の中で観るなど、場所を選ばずに済むお手軽さが人気になっています。

ネットフリックス･アマゾンプライム･huluを視聴するための動作環境は後述します。サービスを視聴するためのデバイスは主にTV･パソコン･スマホ･タブレットまたはゲーム器(PS4やWiiU)など。複数で利用できるので、家族にTVを取られることなく比較的自由に視聴できます。予めスマホにダウンロードしておけば、旦那さんが通勤電車で視聴し、お子さんが自宅のTVやパソコンで観ることも可能なのです。

日本ではまだまだ、地上波テレビが映像コンテンツの中で大きな存在です。｢映像コンテンツ=無料｣との考え方が色濃く残っています。アニメやドラマをシリーズ一挙見したい方は、実店舗でかかるコスパを参考にしてみましょう。動画配信サービス選びは、自分が｢何を観たいか｣という好みによって違います。つまり、自分の価値観によりアマゾンプライムが良かったり、ネットフリックスだったりと変わるのです。

2016年9月から、動画配信サービスを絞り込み検索するアプリ｢JustWatch｣があります。ネットフリックス･アマゾンプライム･huluも対象の便利なサービスなので、動画配信サービスの加入前に好みのコンテンツやジャンルを比較してみましょう。利用料金は500円~2000円くらいと各社まちまちなので、試用して｢価値｣を感じられたかどうかが重要なポイントになります。

アマゾンプライムにはネットフリックスやhuluにないサービスがあります。アマゾンプライム会員特典といって、amazonで購入した商品をお急ぎ便･お届け日指定便を使える、Prime Musicを100万曲以上聴ける、Amazon Photosで写真を容量無制限に保存できる、Prime Readingで対象の本･マンガ･雑誌を読むことができるのです。ただし、過去にアマゾンプライムを無料体験したことがない人を対象としています。

ここではネットフリックス･アマゾンプライム･huluの気になる部分を4点あげて比較してみました。動画配信サービスで人気が高い3社ですが、自分にあうものを探すとなると一苦労することでしょう。そこで、比較的質問が多いと予想される画質･動作環境･使いやすさ･ラインナップをまとめて紹介していきます。

画質の良さはDVDレベルのSD画質･Blu-rayレベルのHD画質･4Kの超高画質まで、今の動画配信サービスはほぼ揃っています。スマホで観るのであれば画質の違いはあまり感じられないでしょう。アマゾンプライム･ネットフリックスは4Kまで、huluはフルHDまで対応しています。繰り返しになりますが、スマホで視聴する限り画質の違いはありません。

綺麗な画質であるほど重くなり、視聴中にフリーズする原因となります。なによりも、画質の良さにこだわるマニアな方でなければ関係ないことなのです。強いて言うならネットフリックスがやや画質は良いといえるでしょう。

動画配信サービスを観るために必要なものは、"機器のスペック"、"Wi-Fi"、"回線速度"の3つです。スペックから説明すると、あまりに古いパソコンは高画質の動画が滑らかに動きません。下の画像はCPU:Core2でhuluを視聴したときのものであり、カクつくとの声もあります。スマホ･タブレットはアプリが使えるかで判断できます。

Wi-Fiに関しては、スマホで視聴する場合はダウンロード･ストリーミング再生の両方に通信量がかかります。ネットフリックス･アマゾンプライム･hulu、どの動画配信サービスを使っても通信量無制限契約をしていない限り、10GBでもHD画質の動画は4時間しか観れません。例えるなら2時間の映画2本を観たらお終いになります。Wi-Fiがあればスマホの通信量を使わずにダウンロードをして外出先でも視聴できます。

この3社はオフラインで視聴可能です。オフラインは同時視聴ができない場合や通信量の節約に便利です。よくギガが減ったという言葉を聞きますが、Wi-Fiさえあればダウンロード･ストリーミング再生の両方の悩みを解消してくれます。しかし、ダウンロードはスマホの空き容量が必要となります。

また、Wi-Fiがなければ動画配信サービスをテレビで視聴できません。回線速度は動画の画質や途切れないようにするために必要となります。ネットフリックス･アマゾンプライム･huluなど全ての動画配信サービスをTVで観るときは、速度が遅いと動画が止まってしまうのです。

ここでは人気の動画配信サービス3社の使いやすさをまとめていきます。字幕の切り替えが可能なネットフリックスは、比較的使いやすく語学学習にもオススメでいちいち動画を閉じる必要がありません。アマゾンプライムは｢10秒の巻き戻しと早送り｣がスマホとパソコンの両方でできるという利点が人気の秘密です。

ネットフリックスやアマゾンプライムの操作バーも邪魔にならないようデザインされています。しかし、一番シンプルで使いやすいのはhuluです。huluは再生中に自動的に画質の調整がなされるので快適に視聴できて便利です。

ネットフリックス･アマゾンプライム･huluと、3社とも魅力的なラインナップが揃っています。中でもネットフリックスはオリジナル作品(アニメ含む)に力を入れていたり、アマゾンプライムではアカデミー賞受賞作品など、広く世界的に有名な作品に強いです。国内ドラマやバラエティはhuluとアマゾンプライムが充実してますが、ネットフリックスは少なめです。

しかし、海外ドラマはネットフリックス･アマゾンプライム･huluともに充実しており、なおかつカブらないように工夫されているようです。映画はhuluよりネットフリックスの方が多く、AKBなどのアイドルはhuluが独占状態にあるなど、各社それぞれの強みが特徴的です。アニメは3社とも同じぐらいの品揃えで、観たいアニメがあるかどうかで判断すればよいでしょう。

ここではアニメ好きにおすすめなのはネットフリックス･アマゾンプライム･huluのうちのどれなのかを検証していきます。一般的に動画配信サービスはほぼすべてのコンテンツを網羅しております。なぜ、ネットフリックスがアニメ好きに良いとウワサされるのでしょうか。また、それは事実なのか、アマゾンプライムとhuluとの違いもまとめて説明していきます。

ネットフリックスは日本アニメに力を入れており、約650作品以上が配信されています。劇場場を含む｢新世紀エヴァンゲリオン｣シリーズ、人気ウェブ漫画をアニメ化した｢OnePunchｰMan/ワンパンマン｣、｢リラックマとカオルさん｣、｢聖闘士星矢:Knights of the Zodiac｣やその結末のため映像化が不可能だといわれてきた｢デビルマン｣などネットフリックスならではのオリジナルが盛りだくさんとなっています。

倫理の観点で地上波で放送し辛いといわれるダークな作品が、ネットフリックスではオリジナルコンテンツとして視聴できます。具体例をあげると｢バードボックス｣は、理想的な母親とはなんぞや?と問う作品でした。こうした話題作を盛り込みつつ、従来の人気作も多いのがネットフリックスの魅力といわれています。そして、日本アニメに重点を置くからこそ、ネットフリックスは人気アニメが多いといえるでしょう。

アマゾンプライムでは他の動画配信サービスにはない、独自のコンテンツ･アニメ独占配信があります。2019年7月、｢甲鉄城のカバネリ｣、｢メイドインアビス｣、｢AMAZON ORIGINALクレヨンしんちゃん｣シリーズ･劇場版｢クレヨンしんちゃん｣など、プライムビデオ･アマゾン限定作品で検索できます。クレヨンしんちゃんの外伝はファミリー層にも楽しめるものといえるでしょう。

アメリカ発の動画配信サービスhuluは2011年から日本の子会社が運営しています。そのため日本のドラマやアニメも充実しており、海外ドラマのラインナップ数が豊富と評価が高い動画配信サービスです。人気のある作品はたいてい揃っているので、ドラマ･アニメなどみたい作品がある方におすすめです。

ここでは月額利用料金と支払い方法を比較してまとめていきます。動画配信サービスにおいて一番のネックとなるのは、やはりお金じゃないでしょうか。自分のみたい作品があるのなら、安いに越したことはないとお考えの方も大勢いらっしゃるでしょう。動画配信サービスで人気の3社ですが、契約しても支払い方法が分からない方向けにまとめました。ぜひ参考にしてください。

ネットフリックスは税別でベーシック800円･スタンダード1200円･プレミアム1800円と3つのプランがあります。金額の違いは画質の差(左からSD･HD･4K)と同時視聴デバイス数(左から1台･2台･4台)によるものです。また、30日無料お試し期間もあります。こうした理由から、このサービスは個人のニーズに配慮したものと言えます。また、ネットフリックスは個別レンタル(PPV)もないので安心して視聴できます。

支払い方法はクレジットカード(Visa･MasterCard･JCB)、デビットカード(クレジットカードと同じブランド)、プリペイドカードなど、現金の場合はコンビニでネットフリックスプリペイド･ギフトカード購入することで視聴可能です。

アマゾンプライムは、プライム会員月額費500円(年会費4900円)で動画以外のサービスも利用できます。無料アマゾンプライムのお試し期間は30日です。上図からアマゾンでショッピングなど普段から使う頻度が高い方にはリーズナブルです。しかし、個別レンタルのPPV作品も多いデメリットもあります。最新の作品にこだわらなければ、最もコスパの良い動画配信サービスといえるでしょう。

アマゾンプライムの決済方法は、クレジットカード(Visa･MasterCard･JCB),携帯決済(docomo･au)、現金の場合はアマゾンギフト券をコンビニなどで購入することで利用ができます。また、学生は割引価格で利用できるので、動画配信サービスの中で最もコスパの良いのでおすすめです。

huluは追加料金がかかるペイパービュー(PPV)がなく、コンテンツを安心して利用できます。月額料金は933円(税別)、無料お試し期間14日。ネットフリックスやアマゾンプライムなど同業他社と比べると、14日は非常に短く感じる方も大勢いらっしゃるでしょう。しかし、料金体系だけで比較するとPPVがなく見放題のシンプルさがhuluのウリだと言えます。

huluの支払い方法は、クレジットカード(Visa･MasterCard･JCB)、Visaのデビットカード(楽天銀行･スルガ銀行･りそな銀行･ジャパンネット銀行･三菱UFJ銀行･ソニー銀行)、携帯決済(docomo･au･ソフトバンク･ワイモバイル)、Paypal、現金の場合コンビニでhuluチケットを購入することで利用できます。

ここでは人気動画配信サービス中の3社、ネットフリックス･アマゾンプライム･hulu人気順位を発表していきます。動画配信サービスの利用者はほぼ横ばいでしたが、近年、価格改定により差がでてきています。コンテンツ数?それとも料金?気になる方はぜひ参考にしてみてください。

huluの人気が3位なのは以外だと思う方もいらっしゃるでしょう。作品数が多く(だいたい5万本)、日本のテレビドラマ、特にTBS系が豊富かつ海外ドラマもネットフリックスやアマゾンプライムに劣っていません。しかも回線速度に合わせてフリーズしないよう調節してくれるので、ストレスなく視聴できます。アニメでオリジナル作品がないことや単純に料金がアマゾンプライムより高いからだといえるでしょう。

順位こそ3位ですが、FOXチャンネルをケーブルTVと同じタイミングで観れるので、海外ドラマ好きはいち早く視聴を楽しむことができます。また、日テレの見逃し配信や過去の作品も見放題なので、アニメやバラエティ、過去のドラマを観返したい人には非常に嬉しいサービスといえます。

ネットフリックスではオリジナル作品の配信数が約1127タイトル(アニメも含む)と、年々数を増やしてきています。ネットフリックスの強みとは、地上波放送では放送し辛い過激な内容の映像もコンテンツに含まれていることです。しかも追加料金がかからないお得さは、観たい作品があるとなおさら嬉しいサービスといえるでしょう。

スマホだけで観るには一番安いベーシックで十分です。しかし、同時視聴をするには工夫が必要となります。例えばダウンロードをしておく、またはスタンダードで契約するなどです。画像はある映画で｢エヴァンゲリオン｣の人形の会話をするシーンです。海外で日本アニメのギャグが使われ、それを楽しむことも人気の理由です。

同時視聴3台まで可能、しかもコスパがよくコンテンツもバランスが良いとの理由でアマゾンプライムはおすすめです。デメリットは映画数、特に新作が少ないことPPVが多いことではないでしょうか。また、作品の下のレビューは作品選びの手助けになります。スマホじゃなくパソコンで続きを観たいときは、｢同期機能｣により動画の続きを簡単に再生するという、煩わしさからも開放される優れた機能もあります。

また、アマゾンプライムは日本とアメリカなど海外での配信が若干違います。それでもコンテンツ数は充実しており、2019年7月、夏なのでホラー特集(ラミプロ)がアマゾンプライムで配信中です。日本は宗教的に貞子や呪怨などのオカルト系･心霊系が主流です。アマゾンプライムで全作無料放送してますので、興味のある方は楽しめるでしょう。

ここでは動画配信サービスに関する感想や評価をまとめて紹介していきます。まだまだ日本では映像は｢タダ｣だと考える方は大勢いらっしゃいます。しかし、概ね良好との評価が高いサービスでもあります。

ネットフリックスで配信中の｢聖闘士星矢｣の感想を好意的に書かれています。昔のアニメや漫画を知っているファンの方は、オリジナルキャラや変更点に目が行くようです。しかし、丁寧に作られており、面白かったとの声もあがっています。

食わず嫌いであった種類のアニメも、見放題なら｢レンタル料、損したわ｣なんてこともありません。最高の作品に出会えたとおっしゃる方もいらっしゃいます。好みのキャラクターデザインでない場合、実店舗でも手に取らないことがほとんどでしょう。しかし、見放題なので興味を持って視聴したら、思っていた以上に面白かったとの感想もたくさんあります。

アマゾンプライムのショッピングは、送料無料で嬉しい特典です。映像だけでなく他のサービスも利用できるのはアマゾンプライムだけです。30日間無料で存分に楽しむと宣言している方も大勢いらっしゃいます。

この記事では、動画配信サービスで人気の3社を画質･金額･コンテンツ数･支払い方法などを比較してきました。映像以外のサービスがあるアマゾンプライムは、コスパの良さがウリです。ネットフリックスはオリジナル作品の多さが魅力的でした。huluは海外ドラマFOXチャンネルがいち早く観れます。アニメに関してネットフリックスが一歩抜きん出ている感じが否めません。

だからといって、アマゾンプライムやhuluが劣っているわけでもないのです。｢自分が何を観たいのか｣という価値観で順位が変わってきます。また、通信量や支払い方法もきちんと確認してお気に入りの動画配信サービスを見つけてみましょう。