ナルトの飛段の能力・強さを考察!不死身の身体の秘密と最後は?

大人気少年漫画「NARUTO-ナルト-疾風伝」の登場人物中でも人気ランキング上位に入るキャラクターの飛段。主人公ナルトやその仲間達の命を狙うS級犯罪者集団「暁」に所属している飛段の身体には、普通では思いもよらない秘密があります。初登場時から強烈なインパクトを読者に植え付け、飛段はナルト達を恐怖へ追い込みました。今回はそんな彼の身体の秘密や能力・強さ、そして、壮絶な戦いの末の最後を解説しました!

ナルトの飛段の能力・強さを考察!不死身の身体の秘密と最後は?のイメージ

目次

  1. ナルトは敵キャラも魅力的!人気を集める「暁」の飛段とは?
  2. ナルトの暁メンバーである飛段の初登場時!恐怖を与える二人組
  3. ナルトの飛段の性格は?宗教家?プロフィールを解析
  4. ナルトの飛段の所属する犯罪集団「暁」とは?所属忍者を紹介①
  5. ナルトの飛段の所属する犯罪集団「暁」とは?所属忍者を紹介②
  6. ナルトの飛段の所属する犯罪集団「暁」とは?所属忍者を紹介③
  7. ナルトの飛段・角都VS二位ユギト戦!二尾の人柱力を狙う恐怖の暁
  8. ナルトではついに飛段と角都と木ノ葉の忍が初対面!
  9. ナルトのまさに無敵?飛段の驚愕の秘密が明らかに!
  10. ナルトの飛段のもう一つの能力!不死身を活かした技を披露
  11. ナルトでは飛段VSシカマル戦!アスマの敵討ちを狙う木ノ葉
  12. ナルトの飛段VSシカマル戦!不死身の飛段を攻略する方法と最後の姿
  13. ナルトの飛段の強さはチート級?NARUTO世界での位置づけ
  14. ナルトの飛段人気の秘密!悪役なのに憎めない?その魅力とは?
  15. ナルトの飛段は生きているのか?不死身ゆえに残る謎
  16. ナルトの暁に所属する飛段という男は魅力たっぷりなキャラクターだった!

ナルトは敵キャラも魅力的!人気を集める「暁」の飛段とは?

大人気少年漫画「NARUTO-ナルト-疾風伝」。1999年から2014年という10年以上の連載を終え、惜しまれながら2014年11月に完結しました。日本のみならず海外でも根強い人気を誇るNARUTO-ナルト-疾風伝には、数々の魅力的なキャラクターが登場します。

NARUTO-ナルト-疾風伝が日本中・世界中で愛された理由のひとつに、‟主人公・味方はもちろん、敵となるキャラクターにも、悲しい過去や衝撃の最後等それぞれの物語があり、読者を惹きつける魅力がある”というものがあります。その中でも特に人気を集めたのが、ナルトの敵側に当たる、犯罪集団組織「暁」のメンバーです。

今回は、その暁に所属しているメンバーのひとりである「飛段」の能力や強さ、魅力を紹介します。敵キャラとして木ノ葉の忍を絶望に追い詰めたにも関わらず、何故か憎めない性格で読者からも人気がある飛段ですが、その身体には常人では考えられない秘密があります。

NARUTO-ナルト-どっとこむ

ナルトの暁メンバーである飛段の初登場時!恐怖を与える二人組

画像は初登場時の飛段と、その相棒「角都」の台詞です。口調から「俺が死ぬわけがない」という自信を感じますが、その自信はいったいどこからくるのでしょうか?実はそれもすべて、飛段の身体の秘密と能力にあります。(「NARUTO-ナルト-疾風伝」第35巻312話 忍び寄る恐怖!より)

さらに、飛段と二人組(ツーマンセル)で行動する相棒・角都もまた特殊な能力と秘密を持っています。そしてその能力があるからこそ、この二人はお互いと相棒として行動できるのです。逆に言えば、お互い以外の者とは組めない、と角都は話しています。

ナルトの飛段の性格は?宗教家?プロフィールを解析

飛段の性格はわがまま

飛段と言えば、自分はマイペースに行動しておきながら角都の行動にはいちいち文句をつけたり、「俺がやるから手を出すな」と言っておきながら「やっぱり助けろ!」と発言をころころ変えるなど、自由気ままでわがままな性格として描かれています。

好きな言葉は殺戮です。目的があって殺すのではなく、殺したいから殺す、という素直な残虐さが垣間見え、読者に恐怖を与えます。そしてもう一つの性格として「信仰深い」というものがあります。飛段の信仰しているジャシン教というのも、彼を語るうえで欠かせない要素のひとつです。

ジャシン教とは?謎の儀式を行う飛段

神に祈りをささげる飛段。この後飛段は「めんどくさいけど戒律だから仕方ない」と言葉を残しています。わがままで自由気ままな性格ですが、「戒律をきちんと守る」という信仰深さが描かれています。(「NARUTO-ナルト-疾風伝」第35巻313話 新たなる二人組!より)

飛段の信仰しているジャシン教は「殺戮」「半殺しは駄目」をモットーとしている宗教です。飛段は、このジャシン教で開発された禁術の実験体となり、そして初の成功例となりました。その禁術によりある能力を体に秘め、それが飛段の強さとなっています。

宗教の戒律で決まっている儀式があります。地面に描いた魔法陣の中に横たわり、武器を胸に刺し血を流しています。こんなことをしてしまえば死に至ると思うのですが、飛段は何故か平気のようです。

ナルトの飛段の所属する犯罪集団「暁」とは?所属忍者を紹介①

飛段と角都が所属する暁は、犯罪を犯し里を抜けた、又は、暁からスカウトされ里を抜けた、という強い忍で構成された犯罪集団です。化け物じみた能力を持ち、ナルト達を狙っています。

リーダーのペイン六道

この暁をまとめ上げているリーダー、ペイン。輪廻眼を持ち、引力と斥力を扱う能力を使って木ノ葉を壊滅まで追い込んだ強さを持っています。しかし後にこのペインは、仲間を愛し平和を信じて暁を発足した弥彦という既に亡くなった青年の肉体であり、黒幕によって暁を乗っ取られ表向きのリーダーとして肉体を使用され立っていることが発覚します。

長門

小南、弥彦の幼馴染であり、亡くなった弥彦の肉体をリーダー・ペインとして裏で操っています。しかしこの長門もまた真の黒幕によって踊らされており、最後には平和を愛する心優しい男であることが発覚しました。ナルトの師である自来也に忍術を教わっていた過去があり、ナルトの兄弟子に当たります。

小南

暁の紅一点であり、紙を使った忍術を使用します。リーダーであるペインも右腕としてサポートする中、雨隠れの里の実質の長として活動しています。ペインの肉体である弥彦と、それを操っている長門とは幼馴染。最後には、平和を願いその未来をナルトに託すことを心に決め、暁を操る真の黒幕と対立し戦うも、敗北してしまいます。

ゼツ

基本的に一人で行動するゼツ。左半身の陽気な白ゼツと右半身の冷静な黒ゼツで人格が異なり、神出鬼没に現れます。その能力から、暁のメンバーやナルト達の動向を監視し黒幕へ報告する役を担っています。ナルトに「トゲトゲアロエヤロー」とあだ名をつけられています。

ナルトの飛段の所属する犯罪集団「暁」とは?所属忍者を紹介②

大蛇丸

ナルトの師・自来也、サクラの師・綱手と組み伝説の三忍と呼ばれていた木ノ葉の抜け忍です。NARUTO-ナルト-の少年期から登場し、サスケを手に入れようとナルト達を狙って攻撃をしかけてきたり、木ノ葉崩しを起こしたり、当初から不気味な強さを見せる大蛇丸ですが、実は大蛇丸もこの暁に所属していたことが疾風伝編で明らかとなりました。

うちはイタチ

うちはサスケの兄であるうちはイタチ。その瞳力の強さと、生まれ持った天才的な才能、里の平和や弟を思う優しさによって複数の思想の狭間に立たされた悲劇の男です。木ノ葉の里、上層部、うちは一族、そして暁。その動向を監視し何重ものスパイをこなして、自分を犠牲にしてでも、最後まで弟であるうちはサスケを守ろうとしていました。

干柿鬼鮫

霧隠れの抜け忍。そのチャクラ量の多さで莫大な量の水を操る水遁使いの干柿鬼鮫です。桃地再不斬等も所属していた「霧の忍刀七人衆」の1人で、‟大刀・鮫肌”を扱っています。イタチと組んで行動しており、他の暁のメンバーと比べイタチに対しては、尊敬の念を持って接している様子が伺えます。

サソリ(ヒルコ)

砂隠れの里出身の忍で、「赤砂のサソリ」と呼ばれた傀儡師・天才造形師。我愛羅の兄・カンクロウの使う3つの傀儡‟烏・黒蟻・山椒魚”もサソリの造ったものです。初登場からしばらくは上の画像のように、「ヒルコ」と呼ばれる傀儡体の中に入って行動していました。

VSサクラ・チヨバア戦で正体を表したサソリ。その中身は年を取らず幼い美青年のままでした。「永く後々まで残ってゆく永久の美」を芸術としているサソリは、自らの人体を傀儡人形に改造していることが発覚しました。

デイダラ

岩隠れの里の抜け忍で起爆粘土を使った術を使用します。相方のサソリと行動を共にし、「芸術コンビ」とよばれることもあります。しかし芸術に対してサソリとは正反対の考えをもっており、「儚く散りゆく一瞬の美」をモットーとしています。VS我愛羅、VSナルト・カカシ、VSサスケ等、主要キャラとのかかわりも多く読者からの人気も高いキャラクターです。

トビ

サソリの後釜として暁に入団したお調子者です。サソリの代わりとしてはいったこともありデイダラとともに行動する事がほとんどですが、常にふざけた言動を見せるためデイダラに締められることもしばしばあります。しかしその様子は演技であり、正体は暁を裏で動かしている真の黒幕でした。攻撃を貫通させる能力を持っています。

ナルトの飛段の所属する犯罪集団「暁」とは?所属忍者を紹介③

角都

滝隠れの里の抜け忍であり、91歳という超高齢でありながら現役で戦うことのできる男です。その身体と強さの秘密。それは角都が敵から奪い取った心臓を、経絡系ごと自分の身体に取りこむことにより、その忍の持つ性質変化を使用することが出来るという能力を持っている為です。 そうした能力によって角都は心臓を5つ保持・5つの性質変化を使用するという強さを持っています。

飛段

今回能力や強さを紹介するこの飛段は、湯隠れの里の抜け忍です。角都と行動を共にしており、常に騒がしくマイペースな飛段と、冷静・冷徹な角都は馬が合わず、度々言い合いになることもあるようですが、実は暁の中では二人での会話・コミュニケーションが多く、戦闘ではお互いに声を掛け合ったりかばい合ったりと、意外にも息の合った行動をとる二人です。

ナルト達人柱力を狙う…所属忍者全員がS級犯罪者!

所属忍者全員が五影に対抗できるほどのチート級の強さを持っており、ナルトや我愛羅などの人柱力を半殺しにし中身の尾獣を集めるために行動しています。その目的は戦争請負組織を作ること、そして世界征服です。しかし、ナルト達の敵にあたる暁ですが、全員が悲劇の過去・憎めない性格・本当の目的などを抱えており、さらに最後を迎える際の切なさ、自身の意志を貫く格好良さから読者から絶大な人気を得ています。

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ナルトの飛段・角都VS二位ユギト戦!二尾の人柱力を狙う恐怖の暁

二尾の人柱力である二位ユギトとは?

雲隠れの里・二位ユギトは、身体に二尾の尾獣‟猫又”を宿しています。その為に尾獣を狙う暁、飛段・角都から追い込まれ戦闘となりました。里を愛し、仲間を愛したユギトはたった一人で飛段と角都に立ち向かいます。(「NARUTO-ナルト-疾風伝」第35巻313話 新たなる二人組!より)

飛段と角都に捉えられるユギト

人柱力は、体の一部等を尾獣化することはできても、完全な尾獣化のコントロールは難しいとされている中、ユギトは自分の意志で尾獣化を完璧にコントロールすることができます。

そんなユギトも、チート級の強さと能力を持った暁二人組には敵わず、捉えられてしまします。人柱力から尾獣を抜くには完全に殺すのではなく半殺しの状態にしなければなりません。ジャシン教は殺戮、半殺しは駄目をモットーとしている宗教ということから半殺しは戒律違反になる為、飛段はユギト戦を嫌がっていたようです。

ナルトではついに飛段と角都と木ノ葉の忍が初対面!

ユギトを捕まえ、二尾の尾獣を手に入れた飛段と角都は次の標的、九尾の人柱力を狙いに木ノ葉へ向かいます。その際に、「暁のサイフ役」とも呼ばれるほど金好きな角都は、木ノ葉の元・守護忍十二士であり裏世界で賞金首となっている地陸の命を狙います。

飛段・角都が狙った地陸は猿飛アスマの古い友人

この地陸は、木ノ葉の忍であり現在の守護忍十二士の1人である猿飛アスマと古くからの親友でした。アスマは地陸と自分の関係をシカマルに説明する際「お前とチョウジのようなもんだ」と話しています。

飛段・角都VSアスマ・シカマル・イズモ・コテツ

地陸が飛段と角都に襲われ亡くなった連絡を受けたアスマは「誰かがやらなけらば」と決意を固めます。火影命令によって新編成されたアスマ率いる教え子奈良シカマル、木ノ葉の中忍である神月イズモ・はがねコテツの4人組(フォーマンセル)は、飛段・角都を倒しに動きます。

地陸を換金しに、換金場所へやってきた飛段と角都のところへ、情報を聞きつけたアスマ率いる木ノ葉部隊が駆け付け、攻撃を仕掛けます。飛段の隙を突き、いきなり急所を仕留めることができた木ノ葉部隊ですが、そこで飛段の驚くべき身体の能力が発覚しました。

ナルトのまさに無敵?飛段の驚愕の秘密が明らかに!

急所を突かれたのにもかかわらず、飛段は「グリグリすんな、痛てーんだよ」等といつもの調子で喋ります。「まさか不死身か?」と驚くイズモとコテツに、飛段は「見りゃわかんだろ」と一言のみ発します。飛段の能力とは不死身であることだったのです。

飛段は相方である角都に「俺がやるから手を出すな」と忠告します。シカマルの分析と影真似によって術を見抜かれた飛段はアスマの手によって文字通り首を切られる事態に。いくら不死身であろうと首を切られれば行動不可である、と考えた木ノ葉部隊ですが、さらに驚愕の事態に追い込まれます。

普段通り喚く飛段。木ノ葉部隊を混乱へ招き入れます。さらに角都へ「やっぱり助けろ」と救援を頼み、角都も戦いへ参加する形に。不死身と戦うという状況に木ノ葉部隊は焦りを覚えます。

飛段は不死身?チート級の能力

角都の、身体を分裂したり結合したりすることのできる能力を使い首と体を繋げた飛段。さらに今までは手を出さずに黙って傍観していた角都も参戦し、飛段VSアスマ、角都VSシカマル・イズモ・コテツの戦いとなりました。

ナルトの飛段のもう一つの能力!不死身を活かした技を披露

アスマに切り傷を付けた飛段は、地面に魔法陣を描き、武器に付着したアスマの血を舐め取ると、身体に白と黒の模様が浮かび上がります。そして「てめーはオレに呪われた」「これより儀式を始める」と発言します。

これ以降、アスマの身体に異変が起こり始めます。飛段が受けたはずの攻撃を、当たっていないはずの自分も食らうアスマ。飛段のもう一つの能力は「相手の血を摂取することにより、自身が負った傷を、相手にも負わせることができる」という呪術でした。

恐ろしい能力に屈せず立ち向かうアスマ

頭が弱く勢いで動く飛段と違い、冷静・冷徹で頭の切れる角都と戦うイズモとコテツは2対1ながらも苦戦します。角都に捕まるイズモとコテツ。角都の参戦により再び飛段の術にはまってしまうアスマ。そして飛段の禁術「死司憑血(しじひょうけつ)」が発動します。

シカマルは、角都と戦いながらもアスマと戦う不死身の飛段を倒す手段をひねり出そうと頭を悩ませますが、飛段が胸元に槍を向けた時点で危機を感じ、考えることをやめアスマの元に駆け出します。

しかし無念にも間に合わず、飛段の能力によってアスマの心臓は貫かれてしまいます。心臓を貫かれたアスマは瀕死状態に。普通ではありえない能力、チート級の強さと残虐な思想をもつ飛段。彼の攻略法はあるのでしょうか。

師の名を悲痛に叫ぶシカマルと、その一方で痛みの快楽に震える飛段。不死身の飛段は、人が死ぬ痛みを感じ、その気持ちよさに浸っています。巷ではドMとも呼ばれているようです。

増援に木ノ葉の特別上忍である並足ライドウ・山城アオバと、シカマルと同じくアスマ班に所属している秋道チョウジ・山中いのの4人が駆け付けます。角都にとらわれていたイズモやコテツを助け出し、アスマを換金所へ運ぶ計画を阻止することは出来ましたが、アスマは教え子へ最後の言葉を残すと命を落としました。

ナルトでは飛段VSシカマル戦!アスマの敵討ちを狙う木ノ葉

飛段・角都を仕留めに再出発するシカマル・いの・チョウジ

自分たち十班の師であるアスマの無念を晴らすため、シカマルは再び角都と飛段を仕留める計画を練ります。同じく十班のチョウジ・いの、そしてナルト達第七班の師であるはたけカカシもアスマの代わりとして十班に加わり、4人組(フォーマンル)で飛段・角都を狙って再出発します。(「NARUTO-ナルト-疾風伝」第37巻331話 第十班が行く…!より)

シカマルはIQ200の天才と呼ばれる頭脳を持っています。不死身であり、無敵の強さを持っている飛段と角都をどう倒すのか。そもそも倒すことは可能なのか。シカマルはどのような作戦を立てたのでしょうか。

待ち構える不死身の二人

カカシ含む十班はいのの索敵により、再び木ノ葉へ向かっている飛段と角都を発見し奇襲を掛けます。しかし流石は暁に所属するS級犯罪者・チート級の強さを持つ2人。簡単にはやられません。

苦戦しながらも戦う両者ですが、途中、影真似の術によって行動を拘束された飛段は、シカマルと2人森の中へ移動させられます。5つの心臓を持つ角都はカカシ・チョウジ・いのの3人、飛段にはシカマル1人で、というのがシカマルの作戦のようです。

シカマルの作戦

1対1で不死身の飛段に立ち向かうシカマルですが、チャクラ不足により影真似の術の効力が弱まり飛段は動けるように。そして飛段によって頬に攻撃を受け、飛段はその血液を摂取し儀式を開始します。アスマの時と同じように心臓に槍を一突きし、快楽に震える飛段と、うずくまるシカマル。

しかし何故かシカマルは生きています。実はシカマルは攻撃を避けており、飛段が摂取した血液はシカマルのものではなく、飛段の相方である角都から隙を見て採取した角都の血液だったのです。角都の5つある心臓のうち一つを潰し、自らも呪術から逃れたシカマルは、影寄せの術で飛段の身体中に起爆札を付け拘束します。

そしてシカマルは、最後にアスマの遺品であるライターを使って煙草に着火。その煙草を起爆札だらけの飛段へ投げつけます。飛段の身体は、起爆札の爆発によりバラバラになり、シカマルが事前に仕込んでいた落とし穴へと落ちていきます。(「NARUTO-ナルト-疾風伝」第37巻338話‟人を呪わば…”参照)

ナルトの飛段VSシカマル戦!不死身の飛段を攻略する方法と最後の姿

ここまで身体がバラバラになっても、なお生きている飛段。弱っている様子もなく、最後までいつもの調子で大声でシカマルに文句を叫んでいます。飛段はまさに本物の不死身体なのです。

この森は、実はシカマルの家系・奈良一族の所有する敷地であり、奈良一族のものしか入る事の許されない場所でした。シカマルは角都と飛段を引き離そうとただ我武者羅に走ったのではなく、もともとこの場所に誘導するために飛段を連れて走っていたのです。この森で奈良一族がずっと飛段を見張っていく、とシカマルは宣言しました。

ナルトの飛段の強さはチート級?NARUTO世界での位置づけ

飛段の能力は不死身であることと、呪った相手に自分と同じ傷を負わせることができるというものです。NARUTOには大勢の強い忍が登場しますが、そもそも死なないという時点でかなり強い位置にいると思われます。

しかし、思ったことをすぐに口にし、わがままで喋りすぎる性格の飛段は、シカマルのようなIQ200の天才や、相方である角都のような冷静沈着な相手には、動きを読まれたりすることもあるようです。能力的な強さはかなり高いものの、頭脳では敵わないこともあります。

ナルトの飛段人気の秘密!悪役なのに憎めない?その魅力とは?

残虐な思考と乱暴な口調、恐ろしい術、そしてわがままな性格で皆を振り回す飛段ですが、意外なことに読者からはNARUTO-ナルト-の初登場時から最後まで、そして今もなお根強い人気を誇っています。

銀髪オールバック、紫色の瞳、胸元を大きく開けた衣装にネックレスというルックスから、「かっこいい」と話題に。また、飛段の能力である不死身や呪術も、奇抜で面白いと評価されているようです。

NARUTO-ナルト-の登場人物は敵味方全てに背景となる物語がある、ということから、ジャシン教に入るに至った経緯やなぜ禁術の実験体にされたのか、などの考察も盛り上がっています。

ナルトの飛段は生きているのか?不死身ゆえに残る謎

飛段の最後の台詞

最後に「歯だけで十分だ」と言葉を残し埋められた飛段。この言葉をハッタリだと言い切れないのが飛段の能力の怖さです。首を切られてもなお無事であった不死身である飛段は、肉体がバラバラになったとしても生きれるということ。たとえ歯だけの状態になっても死ぬことはないということなのでしょうか。

穢土転生された暁の中にいない飛段

肉体に死者を転生させ蘇らせる禁術・穢土転生。第四次忍界大戦の為に術が発動され、過去に亡くなった忍達のほとんどが蘇りました。その際暁の面々に飛段の姿はありませんでした。これは飛段はまだ生きているということになるのでは、と言われています。

穢土転生され蘇った角都も、飛段に対して「あいつがここに居ないのはまだ死んでないという事か?」と話しています。不死身ということは、餓死や老いも跳ね返し生き延びるということなのでしょうか。

穢土転生には、蘇らせたい者の肉体の破片が必要であり、水の底に沈んだ自来也や、自らを鮫に食わせ自決した鬼鮫などは死体の回収が出来なかった為か穢土転生されることはありませんでした。飛段の肉体はシカマル達奈良家の所有する敷地で、奈良家が見張っています。最後に肉体が回収できなかっただけで既に死に至っている可能性も浮上します。

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ナルトの暁に所属する飛段という男は魅力たっぷりなキャラクターだった!

敵キャラであり、決して良い行いをしたわけではない飛段ですが、その表情の豊かさや奇抜な術。またNARUTO-ナルト-では他にいない荒々しい性格から、なぜか憎めないキャラとして支持を集める飛段はとても人気のあるキャラクターです。

今回はNARUTO-ナルト-疾風伝の飛段の能力や強さ、最後について振り返えってみましたがいかがだったでしょうか?敵キャラながら読者に愛されるキャラとなった飛段。彼の魅力や面白さが少しでも伝われば幸いです。そしてこれを機にNARUTO-ナルト-疾風伝を読んでみてはいかがでしょう。

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