涼宮ハルヒの憂鬱のキョンの魅力まとめ!ハルヒが必要とする理由とは?

涼宮ハルヒの憂鬱におけるキョンの魅力をまとめてみましょう。涼宮ハルヒには魅力的なキャラクターが多数登場します。そんな中で今回は、キョンの魅力について、画像やその本名、ハルヒはキョンのどこが好きなのか、演じる声優の観点など様々な角度から考察してみましょう。ぜひキョンの魅力から涼宮ハルヒの憂鬱の面白さに触れ、再度DVDやブルーレイで観たり、小説を読み返してみてください。

涼宮ハルヒの憂鬱のキョンの魅力まとめ!ハルヒが必要とする理由とは?のイメージ

目次

  1. 涼宮ハルヒの憂鬱のキョンとは?
  2. 涼宮ハルヒの憂鬱のキョンの魅力
  3. ハルヒがキョンを必要とする理由とは?
  4. 涼宮ハルヒの憂鬱のキョンの担当声優
  5. 涼宮ハルヒの憂鬱のキョンに対する感想や評価
  6. 涼宮ハルヒの憂鬱のキョン画像まとめ

涼宮ハルヒの憂鬱のキョンとは?

涼宮ハルヒの憂鬱の作品情報

涼宮ハルヒの憂鬱に登場するキョンには、様々な魅力があります。例えば、誰も注意しないハルヒに対してキョンだけは注意することができます。そんなキョンの存在がハルヒにとっても魅力的な存在になっているのです。まずはキョンの魅力をプロフィールや作品情報から紐解いてみましょう。

涼宮ハルヒの憂鬱の概要

涼宮ハルヒの憂鬱とは、谷川流が原作のライトノベルです。ライトノベルを世の中に広めてアニメオタクを増やした作品だと言われています。涼宮ハルヒの憂鬱とはライトノベルの1巻かアニメ版のことを指し、涼宮ハルヒシリーズとは、原作シリーズ全体を指します。ハルヒシリーズには、憂鬱の他にも消失や溜息など様々なシリーズが存在します。

また、涼宮ハルヒの憂鬱は、第1回このライトノベルがすごいを受賞しており深夜アニメを名実ともに有名により身近なものへと押し上げました。主題歌のハレ晴レユカイは、生放送サイトで『踊ってみた』などが流行り、アニソンとしても定着しました。

京都アニメーションが制作するアニメとしては、涼宮ハルヒの憂鬱の後にけいおんやらき☆すたなど、かわいい画像が魅力のアニメが次々と制作されます。涼宮ハルヒの憂鬱は京都アニメーションを一気に有名で人気のある会社として押し上げる立役者とも言えます。

また涼宮ハルヒの憂鬱は、声優が歌を歌うだけではなく、声優によるライブやキョンやミクルなどの、それぞれのキャラに割り当てられた歌、キャラソングなど今では当たり前のものを定着させたものでもあります。オタクの世界に様々なブームや変革を起こしたのが涼宮ハルヒの憂鬱です。

ハルヒシリーズの主な登場人物

ハルヒシリーズには主要のキャラクターがいます。そこで、ハルヒシリーズの主な登場人物を紹介していきます。まずは、名前の通り涼宮ハルヒという女の子が主人公です。毎日の日常がつまらないと感じており、目の前に宇宙人や未来人、超能力者が現れればいいと思っており、高校入学早々にクラスのみんなに、「未来人や宇宙人、超能力者がいたら私の前に来なさい」と言いました。

キョンは、本名が出てこない何の力も持たない普通の男子高校生です。唯一ハルヒの暴走を止め、ハルヒに進言できる人物です。長門は宇宙人であり、朝比奈は未来人、小泉は超能力者であり、ハルヒに願われたから誕生したとされています。

ハルヒシリーズのストーリー

ハルヒシリーズのあらすじを紹介します。退屈で未来人や宇宙人、超能力者が目の前に現れて欲しいとハルヒが願ったことにより、3人は、ハルヒが設立したSOS 団という部活に入部させられることになります。

ハルヒには無自覚に自分の願いや希望を叶えてしまう力があり、ハルヒの願いや希望によって改変させられてしまう世界を、ハルヒに知られることなくキョンたちが元通りに戻すというのが大まかなストーリーです。他の3人には、特別な力があり、ハルヒに願われたから備わった力です。

ただ、唯一キョンだけは何の力も無く、普通の人間であり、今の普通の人間であるキョンがハルヒに選ばれたということになります。そのことから見ても、ハルヒにとってキョンが特別な存在であることが推測されます。

基本的には、毎日平凡に過ごしていた普通の高校生キョンが、ヒロインであるハルヒと知り合ってしまったために、毎回ハルヒが持ち込むトラブルやらドタバタやらを解決したり参加させられたりするという内容です。しかし、プライベートでの関りではなく、あくまで部活としての活動でキョンにとってトラブルをハルヒが持ち込むのがお決まりです。

例えば、ハルヒを除くSOS団の4人が部室でのんびりとお茶を飲んでいると、決まってハルヒが笑顔で部室に入ってきます。キョンはこのことを『ハルヒの笑顔は自分にとっては何かしらの問題を持ち込んだ時』だと表現しています。また、ハルヒが見せる笑顔はSOS団にしか見せないとも述べており、毎回仕方なく他の4人がハルヒの思いつきに付き合うのです。

ある時は、部室にパソコンが1台もないのはおかしいと言い出してコンピューター研究会にパソコンを無理やりもらいに行ったり、野球大会に無理やり出場したり、七夕では短冊を書いたり、夏休みには虫取りやプール、盆踊り大会に参加したりしました。それらは事あるごとに非日常的な出来事が起こり、人知れずハルヒに悟られることなく、SOS団の4人が解決しているのです。

涼宮ハルヒの憂鬱のおすすめの曲

涼宮ハルヒの憂鬱には魅力的な曲が多数あります。例えば、オープニング曲の『冒険でしょでしょ』や、「ライブアライブ」回に登場する『God knows...』はカラオケでも人気です。特に『God knows...』はハルヒの代表的な曲と言われています。

また、作中で『lost my music』という曲を披露しますが、その曲もファンの中では人気であり、知る人ぞ知る名曲だと言われています。言わずと知れた『ハレ晴レユカイ』は、動画投稿サイトで『踊ってみた』が一大ブームとなり、実際に高校の文化祭で披露されていたりもしました。

特に多いのがコスプレをしながら踊るというもので、アニメの通り、ハルヒ、長門、朝比奈になり切って3人で踊る投稿が増えました。『God knows...』では、アニメでありながらハルヒの歌っている口元にしわや口から唾が飛ぶシーンが描かれるなどリアリティに溢れた演出でした。これは、声優さんが実際に歌っている表情をそのまま再現し、より現実味を持たせたかったからだと述べられています。

このように、涼宮ハルヒの憂鬱には様々なヒットソングが誕生し、アニメ界だけではなくカラオケ界やアニソン界にも影響を与えた作品となりました。

キョンのプロフィール

涼宮ハルヒの憂鬱に登場するキョンのプロフィールについて紹介していきます。キョンとはあだ名であり、前述したように作中に本名は一度も登場しません。子供の頃は宇宙人や未来人、超能力者を信じていましたが大人になるにつれてそんなものはいないと思うようになってきたと、アニメの1話の冒頭部で説明しています。しかしながら、高校に入学すると、そんな非現実的な毎日を意図せずに体感するようになります。その原因がハルヒです。

本人は、キョンというあだ名で呼ばれることを快く思っておらず、アニメ画像では、朝比奈からキョンと呼ばれてがっくりきているような表現も描かれています。また、ことなかれ主義であり、「やれやれ」という言葉をよく使います。

アニメ涼宮ハルヒの憂鬱のエンディングテーマソング『ハレ晴レユカイ』のダンスシーンでも、『やれやれ』というような表現をした画像が描かれているので、もはや口癖と言っても過言ではありません。また、友人からはキョンはお人好しに見えるようで、困った人を見たら助けられずにはいられない性分でもあります。

危機的状況に陥った時には、パニックになることもありますが基本的には、冷静に物事を分析して優れた洞察力を発揮することもあります。SOS団結成当初は、キョン一人だけが普通の人間であり、自分は非現実的な世界に巻き込まれた被害者でありハルヒが加害者だという認識をしています。

しかしながら、途中から世界が非現実的な日常から無縁の世界へと変革されてしまいます。これをきっかけに、キョン自身が、非現実的な世界を楽しんでいたことを自覚します。それ以降はSOS団としてのキョンの立場は『傍観者』から『当事者』へと変わり、ハルヒの暴走を止めるべく、非現実的な世界から日常を守るために行動していきます。もちろん、ハルヒの起こす非現実的な日常を守るためです。

つまり、今現在ある非現実的な毎日がこれ以上に非現実的な毎日に変わらないためにSOS団にいます。また、小泉の機関によれば、キョンは至って普通の人間だとされていますが、その上で唯一ハルヒの暴走を止められたり、ハルヒを動かせる唯一の普通の人間であり、ハルヒに何かしらの影響を与える鍵であることは間違いないと推測されます。

キョンは、今までに女性と付き合った経験はないのですが、女性に興味が無いわけではありません。実際にハルヒのことをかわいいと表現したり、朝比奈とは付き合いたいと心の声が漏れたこともあります。ハルヒが写真で撮った朝比奈の画像をパソコンに取り込んで日々その画像を見て楽しんでいることからも、女性に興味がないわけではないことが推測されます。

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涼宮ハルヒの憂鬱のキョンの魅力

魅力①SOS団のキョン

画像などから見る涼宮ハルヒの憂鬱におけるキョンの魅力の1つ目は、SOS 団のキョンです。SOS団には前述したように未来人やら宇宙人やら超能力者がいます。彼ら3人はハルヒには自分たちの正体を明かさないのですが、キョンに対しては早い段階で自分たちの正体をバラします。

そしてキョンにとっては悩みの種でもあるハルヒは、自分でも無自覚の内に思い通りに世界を変えてしまう力をなんの躊躇もなく発動します。キョンは、彼ら3人の正体を知ることで全ての事情を理解し、ハルヒの暴走を上手に止めるストッパーとしての役割を任されているのです。

つまり、SOS団にとってハルヒは当然発起人でもありハルヒがいなければ何も始まらない部活なのですが、キョンの存在もかなり大きい存在となっているのです。また、理由はわからないのですが、ハルヒもキョンの言う事には多少耳を傾ける傾向があるのです。このことからも、キョンはハルヒのストッパー役になっています。

魅力②本名が明かされていない

画像などから見る涼宮ハルヒの憂鬱におけるキョンの魅力の2つ目は、キョンの本名が作中において明かされていないということです。画像ではたくさん登場するキョンですが、本名は一切明かされていません。周りの呼び方も、キョンであったりあなたであったり本名を知っている人がいるのか不明なくらいに名前が出てきません。

設定によると、キョンというのは元々叔母がつけたあだ名であり、それを面白がっていた妹がみんなに言いふらして広まったとされています。このキョンというあだ名はキョンの本名をもじってつけられているため、ファンの中では、キョンの本名の憶測が止まりません。この点もキョンの魅力に大きく関わっています。

魅力③偽名はジョン・スミス?

画像などから見る涼宮ハルヒの憂鬱におけるキョンの魅力の3つ目は、キョンの偽名がジョン・スミスであるということです。涼宮ハルヒの憂鬱では、高校生のキョンがハルヒの中学生時代に会うというシーンがあります。その時にキョンはハルヒに名前を聞かれて『ジョン・スミス』と応えています。ジョン・スミスとは、日本で言うところの山田太郎というありふれた名前という意味です。

ちなみにこの『ジョン・スミス』というキーワードは、ハルヒに自分自身の力を自覚させるための切り札となることをキョンは知っていますが、今は使わずに封印しています。中学の頃のキョンがハルヒに出会い、ジョン・スミスと名乗って北高出身であることをハルヒが気づいたことが、ハルヒが北高に来る要因となっています。

作中においてキョンの本名は一切明かされていないにも関わらず、ジョン・スミスという偽名はしっかりと登場している点もキョンの魅力と言っていいかもしれません。

魅力④人を叱れるキョン

画像などから見る涼宮ハルヒの憂鬱におけるキョンの魅力の4つ目は、人を叱れるという点です。誰もハルヒには何も言えないにも関わらず、キョンだけはハルヒの行き過ぎた行動に注意をして叱る場面が見られます。

キョンは、ハルヒを怒らせればどんなことが起こるのかを知っているはずなのに、ハルヒの行き過ぎた行動に我慢できずに怒ってハルヒの行動を制止させます。ハルヒに『人としてやってはいけないこと』や『超えてはいけない一線』を教えるために叱るのです。ハルヒにとってキョンは道しるべのような存在でもあるのです。

また、ハルヒを叱ったあとに後悔をし、『カルシウムが足りなかったのかも』と反省をし、ハルヒの元へと向かうシーンもキョンの魅力と言えます。

魅力⑤人を励ますキョン

画像などから見る涼宮ハルヒの憂鬱におけるキョンの魅力の5つ目は、人を励ますキョンです。キョンがハルヒを叱ることがあることを紹介しましたが、それとは対照的にハルヒを励ますシーンもあります。文化祭でハルヒは急遽メンバーが足りなくなった軽音部に出演することになります。演奏は見事成功したのですが、ハルヒは力不足を痛感していました。

そんな落ち込んでいるハルヒをキョンは励まします。そしてキョンはものの見事にハルヒの感情を当てるのです。ここまでハルヒを理解しているのはキョンくらいだと考察できます。それは、「ライブをやってくれてありがとう」とハルヒが感謝されるのですが、普段感謝されることがないハルヒは戸惑っていました。そんなハルヒの心理をしっかりと理解し、優しく見守っているのです。

魅力⑥キョンのキャラソン

画像などから見る涼宮ハルヒの憂鬱におけるキョンの魅力の6つ目は、キョンのキャラソングです。低音で定評のある声優さんが担当して歌っています。非現実的な毎日ではなく、いたって普通の日常を望むキョンの気持ちが歌われています。ところどころにハルヒのツッコミや、キョンのぼやきが入っていてとても楽しく聴くことができます。

そしてB面には、アニメ涼宮ハルヒの憂鬱のエンディングテーマ『ハレ晴レユカイ』を、キョンの声優一人で歌っているバージョンが収録されています。たんたんと気の抜けた曲調で歌われています。

魅力⑦キョンのかっこいい名言

画像などから見る涼宮ハルヒの憂鬱におけるキョンの魅力の7つ目は、キョンのかっこいい名言です。涼宮ハルヒの憂鬱にはキョンの名言がところどころ登場します。キョンの魅力について、画像からではなく名言から見ていきましょう。

名言①俺、実はポニーテール萌えなんだ

画像などから見る涼宮ハルヒの憂鬱におけるキョンの魅力、名言編の1つ目は、「俺、実はポニーテール萌えなんだ」です。毎日の生活が退屈でつまらないものだと感じたハルヒは、無自覚に新たな世界を創造しようとしてしまいます。その結果、ハルヒとキョンのみが閉鎖空間に閉じ込められてしまいます。キョンはその空間から抜け出し、今までの生活に戻りたいと願いますが、ハルヒはこれから始まる新しいことにわくわきしています。

キョンが「怖くないのか」と聞いても「何とかなる気がする」と応えたりしています。今の自分を楽しんでいます。そんなハルヒに対してキョンは、今の世界に戻りたいことを伝え、ハルヒの肩を抱いて「俺、実はポニーテール萌えなんだ」と伝えます。これを聞いたハルヒは次の日にポニーテールにしてきています。このことから、ハルヒはもしかしたらキョンのことが好きなのかもしれないとも見ることができます。

名言②俺の課題はまだ終わってねぇ!

画像などから見る涼宮ハルヒの憂鬱におけるキョンの魅力、名言編の2つ目は、「俺の課題はまだ終わってねぇ!」です。エンドレスエイトという回において、キョンたちは8月の夏休みを永遠にループさせられている状態になることを知ります。その原因が、ハルヒが夏休みに何かやり残したことがあると感じているからだと小泉が説明します。

8月30日までSOS団は、ハルヒが作った活動計画を元に行動をし、8月30日には全ての計画が終わりハルヒ自身も満足した夏休みだったと言っています。しかし、キョンは心の中で『本当は満足していないはずだ。何がしたい?』と問います。何度も何度もループを繰り返してキョンが出した結論が「俺の課題はまだ終わってねぇ!」でした。

SOS団の予定に振り回されていたキョンは、夏休みの宿題が何一つ終わっていませんでした。小泉も半分程度でした。翌日の31日は元々ハルヒが予備日で空けていたいたのですが、その日1日を宿題を片付ける日にキョンが設定したのです。ハルヒに「勝手に決めるな」と怒られますが、結果として永遠のループから抜け出すことができたのです。

名言③全宇宙をひっくり返しても、必ずお前を取り戻す!

画像などから見る涼宮ハルヒの憂鬱におけるキョンの魅力、名言編の3つ目は、「全宇宙をひっくり返しても、必ずお前を取り戻す!」です。クリスマスが迫ったある日、いつものようにクラスに向かうとハルヒの姿が見当たりません。クラスメイトに訊ねてみても「そんな人はいない」と言われてしまいます。

SOS団の部室へと向かうと、眼鏡をかけた長門が一人でいました。長門は普通の高校生になっており、いつも傍にいたハルヒが突然いなくなるという現実をキョンはつきつけられました。好きという感情ではなく、いつもと違う違和感から、ハルヒを探し出すことにします。

このセリフは涼宮ハルヒの憂鬱の劇場版で使われるセリフです。キョン好きには欠かせないと言われる作品であり、作品の最後に「全宇宙をひっくり返しても、必ずお前を取り戻す!」と長門に言っています。どんなことがあっても必ず助けるという意味でもあります。ちなみに作中でクラス名簿が登場しますが、キョンの本名はここには書かれていません。

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ハルヒがキョンを必要とする理由とは?

ハルヒがキョンを必要とする理由

涼宮ハルヒの憂鬱において、ハルヒがキョンを必要とする理由は何なのでしょうか。好きという恋愛感情があるというのは、なんとなくわかるのですが、好きという気持ち以外にもどんな理由があってキョンを選んでいるのかを考察してみましょう。

ハルヒがキョンを必要とする理由①実はキョンが世界を想像で創造しているという考え

涼宮ハルヒの憂鬱という物語を考察する上で、最も重要であるものの1つがキョンという存在です。ハルヒに対して好きという気持ちを持ちながらも朝比奈のことも好きであり、ハルヒもキョンのことを好きでいるであろう関係性が伺えます。更に、実はハルヒの世界では無自覚に世界を創造しているのはハルヒではなく、別の人であり、ハルヒの役割はその『別の誰か』が自分の力を認識しないための役割を与えられていると考えれます。

キョンに嘘の情報を流して、ハルヒが想像で世界を創造する力を持っていると錯覚させ、本当はキョン自身がその力を持っているという可能性があるのです。そう考えると、全ての嘘を信じ込ませておき尚且つ、ハルヒの良き理解者であるキョンは、ハルヒの考えがなんとなくわかってしまい、ハルヒならこんな世界を創造するだろうと想像してしまい、そんな世界を無自覚に作り上げてしまっているのです。

ハルヒにとってみれば、自分の望む世界を、ハルヒの願いを叶えてくれる存在そのものがキョンなので、ハルヒがキョンを必要とする理由として当てはまるという考察ができるのです。つまり、好きという恋愛感情ではなく、損得という感情で動いているということになります。

ハルヒがキョンを必要とする理由②同じことを考えている同志だから

ハルヒがキョンを必要とする理由の2つ目は、キョンがハルヒと同じことを考えている同志だからです。冒頭部にキョンは「サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいのどうでもいいような話だが……」と言っています。これは、ある種キョンの心の奥底にある非日常へと憧れとも取れます。

注目すべき点は、ハルヒとキョンが二人で閉鎖空間に閉じ込められた時です。ハルヒはキョンに対して「毎日がつまらないと感じていたんじゃないの?」と聞くシーンがあります。しかし、作中においてキョンは一言も毎日がつまらないと言ったことはないのです。

しかしながら、キョンの心の底の憧れである非日常というものに対してハルヒも共感しており二人の共通部分ができてしまったのです。いわば同志という立場としてキョンを見ている面があるのです。小泉は作中において「何があってもあなただけは理解してくれると彼女は考えている」と述べています。それは好きとか嫌いという恋愛感情ではなく、同志として理解してもらえているという意味だったのです。

つまり、これらのことを考察すると、ハルヒにとってキョンは好きという対象ではなく、自分のことを唯一理解してくれる理解者であり同志であるということなのです。そのような存在からキョンが必要であると推測できます。

ハルヒがキョンを必要とする理由③共依存という考え方

ハルヒがキョンを必要とする理由の3つ目は、共依存という考え方です。お互いがいなければならないという状態のことです。ハルヒにとってキョンはいなくてはならない存在であることは説明してきました。そしてそれはキョンにとっても同じことであるのも、ハルヒがいない世界からハルヒを探し出そうとしている点から説明がつきます。

つまり、これら2つから結びつく結論は、ハルヒとキョンがある種の共依存状態であるという考え方です。お互いになくてはならない存在であり、片方がいなくなると困る存在同士であるということです。だからこそ、キョンはハルヒのことを支えて、ハルヒにとってもキョンが必要な存在だと考察できます。

番外!ハルヒはキョンの何が好き?

それでは、ハルヒは一体キョンの何が好きなのでしょうか?これは人間的にも恋愛的にも人間そのものが好きであるということは容易に考察できます。そうでなければSOS団にキョンを入れたりしないはずですし、クラスでも唯一キョンに心を開いています。

一番に挙げられるのは、キョンがハルヒを理解してくれているからです。キョンは口ではなんやかんやと文句を言ってはいるものの、何だかんだハルヒのことを協力しています。そしてハルヒのやろうとしていることをきちんと理解しようとしています。小泉は二人は信頼関係にあるとも述べています。

ハルヒは、その信頼という絆が最もキョンのことを好きな部分だと推測できます。ここまで信頼できる人物はいないと言えるほどに、自分の全てを理解してくれて支えてくれていると感じているのです。そんなキョンのことを心の底で好きであり、頼りにしているのでしょう。

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涼宮ハルヒの憂鬱のキョンの担当声優

キョンの声優は杉田智和

涼宮ハルヒの憂鬱のキョンの声を担当している声優は杉田智和です。キョンという魅力的なキャラクターに命を吹き込んだ立役者です。キョンの魅力は声優杉田智和の魅力でもあります。キョンの魅力を声優の観点からも見ていきましょう。

杉田智和のプロフィール

声優杉田智和は、1980年10月11日生まれです。元々は声優になるつもりなどなく、デザイナーや菓子職人などになりたかったのですが、兄からのひょんな一言で、声優を目指すことになります。声優養成所には一度落ちており、翌年に合格をしています。青年を演じることが多く、低温ボイスが特徴です。また、時折アドリブを織り交ぜるようなことをするという特徴もあります。

特にハルヒシリーズのエンドレスエイトという作品では、8話あるストーリーの内容がほぼ同一という内容であり、声優によるアドリブが多数取り入れられていますが、キョンを演じる声優杉田智和の、抑揚の付け方やイントネーションを変える言い方には声優なりの遊びを感じられます。

杉田智和の主な出演作品

声優杉田智和の主な出演作品として挙げられるものは、銀魂の坂田銀時役です。声優杉田智和の知名度を一気に押し上げた作品として挙げられます。声優杉田智和の代表作品と言えます。主役デビュー作品はちょびっツの本須和秀樹役です。声優としての仕事をする傍らで舞台などでも活躍しています。

涼宮ハルヒの憂鬱のキョンに対する感想や評価

涼宮ハルヒの憂鬱のキョンに対する評価や感想を画像つきで見ていきましょう。最も多い意見がキョンの本名についてです。本名はなんなのか?本名は作中にでてきているか?など、ハルヒシリーズの中でもキョンの本名は一番の謎と言われているのです。

いつかはキョンの本名が出てくるのか、それとも本名はずっとでてこないのか、これらもハルヒのファンの中では意見が分かれています。また、前述したように実はキョン自身が世界を造り変えていた張本人だとするならば、当然本名などは出てこないで、自分自身が何かの生命体であるというネタバレに繋がっていくということも考えられます。いずれにしろ、キョンの本名の謎については、どんな名前が本名なのかという憶測が飛び交っているほどに大きな謎となっています。

次に多かった感想は、やはりハルヒとキョンは好き同士であるという意見です。好きだからこそお互いを支えたり助けたりしているのではないかという意見が多いです。いつかはカップルとして付き合って欲しいという声もあります。

そしてやはりキョンがかっこいいという意見も多いです。かっこよくて好きという意見や、優しいという声も多数あります。文句を言いながらもしっかりとサポートするキョンの姿や、泥まみれ汗まみれになりながら協力する姿はやはりかっこいいという一言に尽きるようです。

涼宮ハルヒの憂鬱のキョン画像まとめ

いかがでしたか?涼宮ハルヒの憂鬱のキョンについて考察してみました。ハルヒがどうしてキョンを必要としているのか、キョンの魅力から考察すると、ただ単純にキョンのことを好きだからというわけではないことが分かってきました。また、キョンの本名の謎など様々な新しい謎も出てきました。今回の記事を参考にハルヒシリーズを再度読み直したり観直したりして、ハルヒとキョンの魅力を再確認してみてください。

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