2019年06月24日公開
2019年06月24日更新
漫画プラネテスは高評価の名作!宇宙が舞台の近未来作品のあらすじと感想は?
漫画プラネテスが名作SF漫画と評価されている理由やあらすじ、魅力について紹介します。漫画プラネテスはアニメ化もしており根強い人気のある作品です。本記事ではプラネテスのあらすじ、心に響く名言やアニメとの違い、主人公ハチマキの成長、読んだ人の感想・評価についてもまとめています。宇宙開発の進んだ未来の世界をリアルに描き出しながら、時代に左右されない普遍性を持つ愛について考えさせられる漫画プラネテスの人気の秘密を解明します。
漫画プラネテスは高評価の名作
漫画プラネテスの作品情報
漫画プラネテスの概要
漫画「プラネテス」は「モーニング」で1999年から2004年まで連載された作品です。単行本全4巻が出版されています。漫画「プラネテス」は宇宙開発の進んだ2070代を舞台に、スペースデブリ(宇宙ゴミ)を回収する仕事に就くハチマキを主人公に据えて、人類が直面する宇宙規模の社会問題と人類愛を描く名作SF漫画です。
漫画プラネテスの原作者
漫画「プラネテス」の原作者は幸村誠先生です。漫画「プラネテス」が幸村誠先生のデビュー作であり、現在は月刊アフタヌーンにて漫画『ヴィンランド・サガ』を連載中です。2002年に漫画「プラネテス」で星雲賞コミック部門を受賞、2009年に漫画「ヴィンランド・サガ」で文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞を受賞、2012年に同作品で第35回講談社漫画賞一般部門を受賞しています。
プラネテスのアニメ情報
プラネテスのアニメ概要
漫画「プラネテス」は2003年にNHKでアニメ化されています。全26話が放送され、製作はサンライズ、バンダイビジュアル、NHKエンタープライズ21によって行われました。取材協力にはJAXAの名もクレジットされ、現在に至るまで高い評価を受ける、傑作と名高い本格SFアニメです。
プラネテスのアニメ監督は谷口悟朗
アニメ「プラネテス」の監督は谷口悟朗さんです。谷口悟朗監督の代表作には「コードギアス反逆のルルーシュ」「無限のリヴァイアス」「スクライド」「ガン×ソード」があります。
漫画プラネテスのあらすじネタバレ
あらすじネタバレ①2070年代
漫画「プラネテス」のあらすじを紹介します。舞台は2070年代、石油を枯渇させた人類は代替エネルギーとして新たに月のヘリウム3を手に入れました。そして月を足がかりに木星・土星への有人探査計画などさらなる宇宙開発が進んでいます。
漫画「プラネテス」のあらすじの続きを紹介します。しかし、その副産物としてスペースデブリ(宇宙ゴミ)が大量に地球軌道上に生まれます。スペースデブリは宇宙空間を漂い旅客機と衝突して大破させる大事故を引き起こすなど深刻な社会問題となっています。
漫画「プラネテス」のあらすじの続きを紹介します。主人公ハチマキは宇宙空間でそのスペースデブリを回収することを仕事とする回収業者です。同僚のフィーやユーリ、後輩のタナベらと共に日夜デブリを回収しています。
漫画「プラネテス」のあらすじの続きを紹介します。人類の中には宇宙開発競争が進み宇宙資源を食い荒らす現状を環境保護の視点から快く思わないものもおり、宇宙防衛戦線と名乗る過激なテロリストによってテロ活動が行われたりもしています。それがハチマキのような宇宙企業で働く人たちの仕事の妨げとなることもあります。
漫画「プラネテス」のあらすじの続きを紹介します。人類の活動区域が宇宙にまで進出しても地球上で起きている社会問題はそのまま宇宙にまで持ち込まれているのが漫画「プラネテス」の世界です。このように漫画「プラネテス」は、その舞台である2070年代で宇宙にまで活動区域を広げた人類が直面するリアルな社会問題を描き出しています。
あらすじネタバレ②宇宙への想い
漫画「プラネテス」のあらすじ、主人公ハチマキの宇宙への想いを紹介します。主人公ハチマキには実は夢があります。それは「自分の宇宙船をもつこと」です。そのために宇宙デブリ回収業者をして資金を貯めています。
漫画「プラネテス」のあらすじの続きを紹介します。現在の仕事はその夢までの足がかりであり、ハチマキは夢の実現のためなら他の全てを捨てるという意志を持っています。ハチマキの宇宙への想いは物語が進むたびにどんどん強くなり、周りの人を拒絶し進んで孤独に足を踏み入れるほど一心に夢の実現へと傾倒していきます。
漫画プラネテスの魅力
プラネテスの魅力①宇宙に住む人々
漫画「プラネテス」では宇宙に住む人々が登場します。彼らは宇宙に対してそれぞれの想いを抱きながら生活していますが、その感情は現代の地球に住む我々にも通じる普遍的なものであり共感することができます。
例えばハチマキの同僚であるユーリ・ミハイロコフは7年前搭乗していた旅客機がスペースデブリと衝突して大破した事故で奥さんを失った悲しい過去を持ちます。ユーリはその後デブリ回収作業員になり、奥さんの形見であるコンパスを宇宙空間で6年間探していました。そしてついにようやくコンパスを見つけることができます。
しかし、ユーリがハチマキの弟・九太郎のロケット打ち上げ作業に付き合った際、不慮の事故でそのコンパスが壊れてしまいます。ハチマキから奥さんとコンパスの話を聞いた九太郎はユーリに謝罪します。しかしそんな九太郎に、ユーリは怒るでもなく「コンパス壊してくれてありがとうね」と言います。
本当は形見を見つけたら船乗りをやめようと思っていたとユーリは言います。形見を見つけ出すこと以外で宇宙にいつづける理由がなかったからです。しかし、宇宙と地球に境なんてものは無く、「地球にいる理由」が必要ないのと同じように「宇宙にいる理由」も特別必要なかったのだと九太郎に話します。宇宙にいる理由の象徴だった形見のコンパスが壊れ、それがはっきりしたユーリはハチマキとともに宇宙へ戻り今を生き始めます。
また、ハチマキの父親も宇宙に生きる人です。ハチマキの一家は代々宇宙飛行士がでる家で、父親もその一人です。ベテランの宇宙船機関士である父親はいつも宇宙にいるような男で、専業主婦である母親はいつも彼の帰りを待っています。
そんなハチマキの母親の言う良い宇宙船員の条件とは「必ず生きて帰ってくること」です。夫と息子が危険な仕事に就いている家族の心情は、未来の宇宙であっても現在の地球であっても変わらないということを感じます。
プラネテスの魅力②主人公ハチマキの成長
ある時、デブリ除去作業のため単独で船外活動中だったハチマキは宇宙空間に一人放り出され放射線嵐に晒される事故にあいます。幸運にも無事だったハチマキですが、その時の恐怖によるトラウマで「空間喪失症」になってしまいます。この病をきっかけに自らの宇宙に対する想いと強制的に向き合うことになったハチマキは、どんどん宇宙へと傾倒していきます。
ハチマキは夢の実現のためなら如何なる手段も辞さない姿勢を頑なにしていき、周囲の人間を拒絶して夢以外の全てを捨てようとします。「地球だろうが何だろうが甘えにつながる物は捨てちまえ」「タマシイ売っちまえよこの世界にはその価値がある」そう言って非情に徹するハチマキは人類の宇宙進出を阻もうとするテログループ「宇宙防衛戦線」のリーダー・ハキムを「蚊をつぶすのと同じ感覚で」射殺しようとします。
しかし、ハチマキの後輩タナベがそれを止めます。他者への愛を説くタナベの言葉に耳を貸さず、ハキムを撃とうとするハチマキに、タナベは突然キスをします。毒気を抜かれたように銃をとり落すハチマキの体を、タナベは優しく抱きしめます。
ハチマキは夢の実現のためには他の全てを捨て、独りで生きて独りで死ぬべきだという考えを持っていました。それに対しタナベは「愛は全てを救う」という信念を持つ博愛主義です。この真逆の価値観によって出会った時から対立していた二人ですが、この瞬間のタナベの行為によってハチマキの冷たく張り詰められた心は温もりを覚えます。
タナベの「愛」がきっかけでハチマキのそれまでの価値観は揺らぎ、孤独に邁進していたハチマキの足は止まります。ハチマキは宇宙について、愛について考え直すことになります。
プラネテスの魅力③少女ノノの存在
漫画「プラネテス」の舞台は宇宙開発の進んだ未来であり、現在の地球とは全く違う生き方をしている人がいます。ハチマキが入院した月面の病院で出会う少女ノノがその一人です。ノノと仲良くなり話をしているうちにハチマキは彼女が12年ここにいることを知ります。病名を聞くことができなかったハチマキですが、退院したのちに偶然ノノと再会し、月にいる理由を知ります。
実はノノは「月面人(ルナリアン)」と呼ばれる、世界に四人しかいない月生まれ月育ちの人間でした。低重力の月で生まれる月面人は低重力障害をもって生まれ、身長は高くなるものの体は弱くなってしまいます。そのためノノは地球の高重力には耐えられず、生まれた時から月で暮らしているのでした。月面人であること、なにより大人びて見えたノノが12歳の少女であったことにハチマキは驚きます。
地球へ暮らせないことを恨んだりしないのかというハチマキの問いを、ノノは笑って否定します。それに地球を知らない自分の体の成長記録が宇宙生活病の研究に役立っているから、その役目が落ち着くまで月を離れるつもりはない、というノノの姿は12歳とは思えないほど大人びています。
ノノは「地球は暮らしたいところじゃない、行ったことないから行ってみたい所」だと言います。そして自分の暮らす場所だと言う月の海ではしゃいで遊びます。ハチマキにはそこは砂漠にしか見えません。しかしノノの姿をみているうちにハチマキにはそこが本当の海に見えてきます。そしてハチマキは、宇宙をどう受け入れるかは自分次第だと言うことに気がつきます。
出典: https://note.mu
月面人と言う特殊な環境で育ったノノには地球で育った人間にはない世界がみえています。そんなノノの不思議な魅力もまた漫画「プラネテス」の人気のひとつです。
漫画プラネテスの名言集
プラネテスの名言①「宇宙はお前を愛してはくれないが…」
これは漫画「プラネテス」でハチマキが空間喪失症になったときに、心の中のもう一人のハチマキが語りかけてきた言葉です。ハチマキは放射線の嵐の中を漂いながら死の恐怖に直面しましたが、同時に救われる気分でもあっただろう、ともう一人のハチマキは問いただします。
一介のデブリ拾い屋に過ぎない今の自分には宇宙船を手に入れることなんてできないことはわかっていて、それでも吠え続けたのはいつまでも夢の中でいたかったからだとも言います。
たたかいきれない自分に対する言い訳として空間喪失病を望んだのはハチマキ自身だ、それを認めて嘘を詫びろ、そうすれば宇宙はお前を愛してはくれないが許してはくれる、ともう一人のハチマキは言います。このセリフはハチマキの心の弱い部分、目を背けたかった部分を自分に突きつけ、夢を諦めさせる辛辣なものです。
そしてこの言葉をきっかけに、ハチマキは心を閉ざし、目的のために全てを切り捨てる強い意志と非情さを持つようになっていきます。
プラネテスの名言②「神が愛だと言うのなら…」
これは漫画「プラネテス」で木星往還船開発計画責任者であるウェルナー・ロックスミスが自らの恩師に告げた言葉です。ロックスミスは優秀な科学者で、宇宙船開発に熱意を傾けています。しかし、自身が指揮した宇宙船開発で危険を認識していたエンジンテストを無理やり実行し、数多くの研究員の命が失われるという大事故を引き起こしながらも全く動揺せず冷静に後処理を行うような冷淡な一面を持っています。
亡くなった研究員の遺族になじられ恨まれても顔色一つ変えず、「テストの結果には満足している、次は失敗しない」と淡々と告げるロックスミスにマスコミは怒りを爆発させますが、ロックスミスが更迭されることはありません。それは「宇宙船以外なにひとつ愛せないという逸材だから」だと言います。
ロックスミスは木星往還船開発計画の終了のち自らの元恩師に会い、彼が研究をやめたことを知ります。人は年をとり若い頃とは考え方も変わってくるという恩師に、「先生は変わったんじゃなくて逃げたんじゃないですか」と問います。
真理の探究は科学者が自らに課した使命であり、「本物」の神がこの広い宇宙のどこかに隠れ人類の苦しみを諦観しているのなら、いつまでもそれを許しておけるほど自分は寛容な人間ではない、とロックスミスは言います。そして「神が愛だと言うのなら…」と言葉を告げます。ロックスミスは愛など興味ない人間のように見えて、実は自分なりの愛に対する信念を持っていたことがわかる漫画「プラネテス」のセリフです。
漫画プラネテスがアニメ化!
漫画プラネテスとアニメの違い
アニメ「プラネテス」は漫画「プラネテス」の哲学性やメッセージ性を損なうことなく、作品の根底に流れるものを汲み取ったエピソードの追加・変更によってさらに骨太なストーリーを描き出しています。
また、漫画「プラネテス」ではハチマキが所属するデブリ屋についての細かい描写が追加され、宇宙企業テクノーラ社のデブリ課に所属していることになっています。
漫画「プラネテス」では2巻から登場するタナベもアニメ「プラネテス」では1話から登場し、準主役級のキャラクターとして活躍します。漫画よりもアニメでのタナベの性格はより普通の女の子らしくなり、自身の愛に対する考えにも葛藤を抱くことになります。ハチマキとの恋愛描写は掘り下げられ、漫画「プラネテス」における屈指の名シーンがアニメ「プラネテス」ではより輝きを増しています。
アニメプラネテスの魅力①完璧な1話
アニメ「プラネテス」の1話はテレビアニメシリーズとして完璧で理想的な1話に仕上がっています。アニメ「プラネテス」の1話では冒頭で1本のネジが宇宙空間でどれだけ危険な存在になるか、デブリがどれほど脅威になるかを映像で示します。これにより視聴者は、ハチマキやタナベの所属するデブリ課の存在意義や仕事の重要性を、始めから視覚的に理解することとなります。
また、漫画「プラネテス」では2巻から登場したタナベを1話から新入社員として描いたことで、初めは入り込みにくいSF作品の導入をスムーズに行いました。新人に説明をするという自然な流れでデブリ回収という特殊な仕事や、世界観を視聴者に示すと同時にメインキャラクターを紹介することに成功しています。
さらにアニメ「プラネテス」ではデブリ回収業者であるハチマキたちのサラリーマンとしての一面を深掘りしています。アニメ「プラネテス」でハチマキの所属するデブリ課は、テクノーラ社という多角巨大事業を行う宇宙企業の一事業と言う設定になっています。1話でタナベが初日に配属されるまでの描写によりデブリ課は半人前・半端者・人数が半分などの意味を込めて「半課」と揶揄されていることが分かります。
そのデブリ課の中には派遣社員がいたり、セクハラ問題に怯える上司が描写されたりして現代にも通じる社会性が分かりやすく描き出されています。アニメ「プラネテス」は宇宙開発の進んだ未来の宇宙の物語ですが、遠く感じられるその世界も、企業である以上は社会性を描くことと同じであるため現代の私たちに通づるものがあることを1話は説明しています。
視聴者が親近感を感じられるようにできているアニメ「プラネテス」ですが、要所要所に「アイコピー」などの用語を入れることでSFの特別感を出すことも怠っていません。親近感と特別感、両者のバランスがうまく組み合わされ、付かず離れず視聴者との距離感が計算され尽くしたアニメです。
1話の前半ではコメディ要素で視聴者を引き込み、後半では綺麗事ではなく仕事としてのデブリ屋の姿を見せます。平和を祈るプレートが軍事衛星の軌道上に入りプレートの廃棄を命じられたタナベとハチマキは意見の相違から衝突します。
愛を語るタナベと、デブリ屋としての仕事を全うしようとするハチマキの対立は、今後も作品のテーマ性に関わる重要なものとして登場します。夢や希望だけではうまくいかないという現実的な側面が伝わるエピソードです。
このように、アニメ「プラネテス」の1話はデブリ屋の仕事やキャラクターの魅力、アニメとしての面白さを描いた完璧な1話であることがわかります。
アニメプラネテスの魅力②社会問題
漫画「プラネテス」ではハチマキが宇宙船を買うという目標を主軸に話が展開していきますが、アニメ「プラネテス」ではそれに加え、宇宙開発競争の進んだ世界の社会や貧困問題、宇宙開発を妨害しようとする宇宙防衛戦線との戦いも深掘りしていきます。それにより「プラネテス」の世界観は広がって深みを増しています。
アニメ「プラネテス」では、宇宙開発競争の進んだ2070年代に宇宙開発を精力的に進める大企業が存在する一方、開発途上国ではそれについていくことができず経済格差は広がるばかりとなっています。
「連合(INTO)」と呼ばれる強大な権力を握る国家連合が存在し、それに加盟する宇宙先進国の国際的宇宙企業以外は排他されるような状況ができており、発展途上国の企業が新しい宇宙服を作り上げても政治的な事情から採用されることはほとんどありません。その現状に反対するためにテロリズムに走ったのが宇宙防衛戦線です。
しかしそんな地球人の事情なんて関係ない少女がここで登場します。月面人のノノです。月生まれ月育ちのノノは旧世代の人類の価値観にとらわれることなく、天真爛漫に自由な考えを発信して周囲の人間に影響を与えていきます。そしてノノとある人物が出会いノノの言葉がその人の心を動かします。漫画「プラネテス」にはないこのシーンが、旧世代と新世代の違い、そして未来への希望を感じさせます。
アニメプラネテスの魅力③明日を望む
アニメ「プラネテス」の監督である谷口悟朗さんの作品は「明日を望む」というテーマであることが多いです。そしてアニメ「プラネテス」もそのテーマ性を持っています。旧時代の象徴のテロリストと新時代の象徴のノノが出会い、明日を見出し、最終回で未来への希望を描きます。
しかしそれは過去を否定することではありません。ハチマキ一家は2070年代とは思えないような家に住み、現代の私たちと変わらないような生活を送る旧世代の家族です。しかしその中から二人の宇宙飛行士を出し、新時代の象徴とも言える木星往還船に乗り込むこととなります。
このことからも、アニメ「プラネテス」が過去を否定するのではなく、現在を積み重ねていった上に新しい希望が存在する、というメッセージを発信しているということがわかります。
漫画プラネテスに関する感想や評価
最後までおすすめしようと思います。プラネテス。現在ヴィンランドサガを手掛ける幸村誠さんの漫画
— ぞえ (@zoeyamaikimikei) June 7, 2019
宇宙開発で生まれたスペースデブリ=宇宙ゴミの回収業者が主役
SFだけどテーマは多分愛。多分この人の漫画は全部テーマ愛だと思う。
全四巻で読みやすい!
愛し合う事だけはやめられないね!
おすすめ! pic.twitter.com/ZALYG7fy2w
このツイートは漫画「プラネテス」のテーマは愛だと評価を述べています。舞台はSFであっても、現代の私たちにも共通する普遍的な愛が読む人の心を捉えるようです。また、漫画「プラネテス」は全4巻で読みやすいというのも評価されています。
#後世に残したい漫画の名言
— 茉莉花べにこ (@beniko71) August 27, 2018
宇宙のロマンと夢と現実と孤独と愛の話。プラネテスはいいぞ。 pic.twitter.com/Sht9knYSgg
このツイートは漫画「プラネテス」のセリフを後世に残したい名言として評価し紹介しています。漫画「プラネテス」において主人公のハチマキが夢を追う姿勢、そのための孤独、宇宙へのロマン、そして愛の描写がいいと評価されています。
幸村誠「プラネテス」
— 遠雨子+読書+ (@toko_bkbk) July 29, 2018
ハチマキたちの仕事は宇宙のゴミ、デブリを回収すること。なぜなら小さなデブリでも、何かにぶつかれば大変な事態に陥るからー。
広大な宇宙でも、地味で堅実な仕事が必要とされる。ひとりひとりの人間が丁寧に描かれた名作。 pic.twitter.com/C5rw0nxPT6
このツイートは漫画「プラネテス」が社会に生きる人たちを丁寧に描き出したことを評価しています。漫画「プラネテス」が宇宙という広大なスケールでも地道な仕事が社会を支えているという描写を評価したツイートです。
プラネテス
— 魔王 (@MAO_trick) April 20, 2018
僕の宇宙好きを更に加速させた作品。
宇宙進出技術と切り離せないスペースデブリの問題を扱っているのがリアル。そしてどこまでも拡大する「愛」について考えさせられる。 pic.twitter.com/oclAcqmRC0
漫画「プラネテス」を読んだことで宇宙がより好きになったというツイートです。漫画「プラネテス」が現代でも話題になるスペースデブリの問題をクローズアップしたことが現実味を増しているという評価をしています。宇宙という広大な舞台で広がっていく愛が考えさせられると評価されています。
プラネテス、「宇宙」という広大で自由な世界の無慈悲さ・そこでもなお人に付きまとう「現実」重という名の重力に縛られ、それでもそんな宇宙を求めずにはいられない・そこに生きるしかない人々の人間ドラマ。名作です。
— ぜくしぃ (@southlight0320) November 4, 2017
漫画「プラネテス」の描く宇宙観と人間ドラマを評価するツイートです。漫画「プラネテス」は名作だと高く評価されています。
プラネテス
— 直参ガンドロ (@suparobo1111) June 16, 2019
なんだかアニメに比べると認知度が落ちるような印象もあるけれど超名作。
この漫画の恋愛が数ある漫画の中でも一番好き。
自分の欲にどこまでも素直でそれゆえに悩み苦しむ主人公の姿が本当にかっこいい。 pic.twitter.com/6D2CALg73L
漫画「プラネテス」におけるハチマキとタナベの恋愛が良いと評価するツイートです。また、夢のために全てを切り捨てる覚悟を持ち、しかしそれでいいのかと葛藤するハチマキがかっこいいと評価されています。
漫画プラネテスについてまとめ
名作SF漫画として評価される漫画「プラネテス」をあらすじからその魅力、名言、アニメとの違い、感想評価を紹介しました。完結してから月日が経っても名作SF漫画のリストに並び続け評価される漫画「プラネテス」の魅力が伝われば幸いです。