2018年04月30日公開
2018年04月30日更新
ウロボロスのネタバレ・あらすじまとめ!物語の結末と金時計の男の正体は?
ウロボロス「警察ヲ裁クハ我二アリ」は、小栗旬や生田斗真や上野樹里やムロツヨシなどの豪華キャストでドラマ化もされた大人気サスペンス漫画です。全24巻で読みごたえがあり、性別や年代に関係なくミステリー好きの方にも楽しみやすい作品となっています。この記事では、ウロボロスの全体的なあらすじとネタバレや主人公2人が追いかけている金時計の男の正体や最終回のネタバレを紹介していきます。
目次
ウロボロスとは?
ウロボロスとは神崎裕也さんが手がけた漫画です。全24巻の作品でドラマとして映像化されている作品です。今回はそんなウロボロスのあらすじや作中に登場する金時計の男の謎に迫っていきます。
ウロボロスのあらすじを紹介
ウロボロスとは、自分の尻尾を咥え円の様な形になった蛇や龍の事です。この漫画では主人公が2人いるので、龍2匹が互いの尻尾を咥え無限の形になっていて「終わりと始まり」や「無限」などの意味があると言われています。主人公の「イクオ」と「竜也」の二人は、児童養護施設「まほろば」で育ち、世話係で母親代わりである「柏葉結子」の事を慕っていました。
大まかなあらすじは、ある日の夜「柏葉結子」が「イクオ」目の前で殺されてしまい、駆け付けた「竜也」とその事を警察に話しますが、金時計をした警察官に脅されて事件をもみ消されてしまいます。事件の真相を知り金時計の男を探すために2人は、警察官と暴力団という立場に分かれてそれぞれ成りあがっていき金時計の男を裁く事を決心しました。ウロボロスのあらすじ通りに結末までのネタバレを紹介していきます。
ウロボロスの登場人物
ウロボロス法の番人「龍崎イクオ」
ウロボロスの重要な登場人物一覧を紹介していきます。龍崎イクオは、ウロボロスの主人公で「法の番人」として警察に勤務しています。同僚などには、ヘラヘラしていて頼りない刑事だと思われていますが、実は頭がキレて身体能力が高いです。
周りの人間には「運が良いだけ」と言われていますが、目立たないように「段野竜也」と協力し犯人を捕まえていて検挙率No,1のエースです。警察官として出生していく事で、事件の真相と金時計の男の正体を探っています。
ウロボロス闇の住人「段野竜也」
段野竜也は、ウロボロスの主人公で「闇の住人」として暴力団の若頭です。冷静で頭が良く、イクオの代わりに事件の事を調べたり後かたずけなどをして手助けをする一方で、イクオから手に入れた警察内部の情報などを利用し、組の代表にまで成り上がりました。。イクオと共に15年前の事件や金時計の男の正体を探っています。
ウロボロス「柏葉結子」
柏葉結子は、ウロボロスの主人公の2人が育った「まほろば」の世話係です。2人は結子の事をとても慕っていて、イクオが付けている「ウロボロス」のネックレスは元々結子の物でした。明るく天真爛漫性格ですが、料理がとても下手で唯一上手く作る事ができたのが「オムライス」です。15年前何者かによって射殺されてしまいました。
ウロボロス刑事「日比野美月」
日比野美月は、親も警察官のキャリアで自信も東大卒のキャリア組でイクオのバディです。イクオの事を面倒な上司だと思っていましたが、共に行動するうちに少しずつ好意を抱き始める。
ウロボロスに登場する金時計組とは?
イクオと竜也は、警察上層部に「金時計組」という組織がある事を知ります。警察上層部の中でもわずかな人間しか入る事ができない組織で、色々な情報をたどり「金時計組」の3人の正体にたどり着きます。1人は、イクオのバディである日比野美月の父親で警察官トップの「日比野國彦」で、2人目は「北川貴一郎」という警察官No.2の男です。最後の1人は、違法捜査などもしていて野望のある「聖由起人」であることがわかりました。
ウロボロスに出てくるネックレスの意味とは?
ウロボロス好きで それに似たネックレス買ったなぁ pic.twitter.com/keg7jqY4BO
— : miu (@td__miu) September 30, 2017
竜也は事件の真相を探っていくうちに公安に目を付けられただけではなく、ウロボロスのネックレスを探している事を不思議に思い秘密がある事に気づいきます。イクオからネックレスを預かろうとしましたが、イクオのネックレスを誤って美月が持っていってしまいました。ネックレスのICチップに気づいた美月は、フリ―ライター「那智」の手を借り暗号を解読して中身を見てしまいます。
ネックレスのICチップに気づいた美月は、フリ―ライター「那智」の協力により解読に成功します。ICチップの中には、児童養護「まほろば」にいた子供の詳細なデータが入っていただけではなく、美月の父親である「日比野國彦」の写真がありました。協力者である「那智」もまほろば出身で、金時計の男を探している1人だったのです。
「日比野國彦」を襲った犯人の正体をネタバレ紹介
ウロボロスは女性キャラも実に良い
— 莢三郎 (@AllelujahGn003) February 2, 2015
美月ちゃん美人可愛いしトミコ姉さん美しいし小夏ちゃん毒舌ロリだし…
…まぁ一番可愛いのはイクオちゃんですけどね pic.twitter.com/uxW3yk7fsu
イクオも那智も「金時計の男」の正体が「日比野國彦」だと思った矢先に、何者かによって暗殺されてしまいます。犯人を探っていく美月とイクオは、同僚で日比野國彦の部下の「田村小夏」にたどり着きます。2人は、彼女の父親が「まほろば」に関わっていた事があきまほろばの事をわかったのです。隠蔽する為「日比野國彦」を殺すよう「金時計の男」に命令された事が判明しました。
ウロボロス「まほろば」のネタバレ紹介
ウロボロスってドラマに出てくる、まほろばの看板の猫が、ねこあつめにみえたってだけのツイート pic.twitter.com/yC4sloNVUT
— 末っ子@ガチエンジョイ勢 (@suekko_crafter) March 20, 2015
児童養護施設「まほろば」は、警察が運営している不正な「臓器売買」用の子供を育てる場所だったのです。創設者だったのが美月の父親「日比野國彦」だった事が発覚し、臓器提供で得たお金はすべて警察の裏金になっていました。「田村小夏」の父である「早乙女哲郎」は、娘の命を助ける事を条件に「金時計の男」と不正な臓器移植に手を染めていた事が明らかになりました。
金時計の男の正体をネタバレ紹介
あらすじでも紹介した「金時計の男」の正体は「北川貴一郎」だった事が判明しました。北川は、イクオを自宅に呼び出し自分が首謀者であると自白をしただけではなく、イクオを自分の護衛に加えると命令します。竜也は、復讐を遂げる為に組を脱退し単独で「北川貴一郎」を狙います。
ネタバレ有り!「イクオの父親」とは?
美月は、イクオや「まほろば」の事に関して2人とは別に真相を探していました。北川は、結子を殺した犯人が自分だという事と自分が「イクオの父親」だという事を話します。ドラマ版の「北川貴一郎」は、復讐を果たすために自分を殺せと言いますがイクオは撃つ事ができませんでした。
ウロボロスの「北川貴一郎の過去」をネタバレ紹介
イクオの父親である事が発覚した「北川貴一郎」は、幼いころに両親を皆殺しにされていた過去がありました。北川が初めて愛したイクオの母親は、北川の家族を殺した犯人の娘だったことがわかり一緒になる事を諦めます。
二人が愛する「柏葉結子の正体」のネタバレ紹介
柏葉結子は、実は公安の人間で北川と恋人同士でした。結子自体も両親がおらず、児童養護施設で育ちっ警察官に入り、公安に配属された北川の部下です。まほろばを任されていた結子でしたが、違法行為や「臓器売買」の事には気づいていません。
ウロボロス「事件真相」のネタバレ紹介
あの日の事件の真相は、結子が北川から「まほろば」の本当の姿を聞かされた事がきっかけです。「臓器売買」に加担させられていた事を知り、北川に向けて怒りをあらわにした結子は銃口を向けます。その時に飛び出してきてしまったのが、イクオでした。北川に「子供を撃て」と言われ、イクオに銃口を向けましたがイクオをかばい撃たれてしまいました。
「金時計の男」の結末は?ウロボロスのネタバレ紹介
ドラマと原作では少し結末が違います。ドラマの方では「金時計の男」である北川は、イクオの上司達によって逮捕されていました。漫画の原作では、北川はイクオの事を刺した後に迎えに来たSPと共に車に乗りましたが、神経毒を打たれてします。イクオと竜也は車を止め北川を救出しようとしますが、車に仕掛けてあった罠が爆破し「北川貴一郎」は死んでしまいました。
ウロボロス「復讐」の結末をネタバレ紹介
こういう雰囲気〜〜〜好きなんです〜〜〜!ドラマ作ろうぜ〜〜!!ウロボロスのバッドエンドがたまらないんだよ…ザナドゥの狂気を美しいって言ったりバッドエンド好きって言ったりしてるけど怖くないよ〜変な人じゃないよ〜 pic.twitter.com/ywRzM4585z
— ぽん太は一応保留中 (@pkmr____KT) February 20, 2018
ウロボロスの最終回のあらすじは、ドラマと原作で異なります。ドラマでは、竜也が北川の家で息子を人質に取っていて、イクオと復讐を果たそうとします。北川に真実を話すように言い、自分の行いをすべて告げました。イクオが北川に銃口を向けると、息子が銃を持って現れ威嚇のつもりが竜也に発砲してしまいました。竜也を撃たれたイクオが息子に発砲しましたが、北川が息子の盾になったのを見て結子を思い出しすべてを許します。
原作版での最終回のあらすじは、北川が死んでから姿を消していた二人は北川の息子「慶太」に会いに行きました。「自分達が殺した」という2人に慶太は、真犯人を見つけるように頼み遺品である「金時計」を託します。金時計に入ってたマイクロチップによって、真犯人が「まほろば」の証拠を集める為に動いていた警視庁長官という事に気づき2人は復讐を果たしました。
ネタバレ有り!結末後のストーリーはどうなる?
ウロボロスは、復讐後の結末もドラマと原作で異なります。ドラマ版のウロボロスは、北川の家を出たイクオと竜也は2人で「まほろば」へと帰りました。撃たれた竜也は、すでに息を引き取っていてイクオは自殺し後を追います。結子と3人で幸せそうにオムライスを食べるシーンが流れ幸せそうな姿が見れます。一方で、駆け付けた美月は泣き崩れてしまうシーンがありますが、最後のシーンでウロボロスのネックレスをしていました。
原作のウロボロスの結末は、復讐を終え結子のお墓を訪れた2人を美月が包囲していました。自首を促す最中にイクオに警察官が発砲します。助けようとした美月が共犯になる事を恐れた2人は、美月を人質にし崖から2人で身を投げました。死体は見つからず警察サイドも捜索を終了します。美月は新しいバディの裏切りにより捕えられますが、目を覚ますと犯人は捕まりウロボロスのネックレスが無くなっていました。
ウロボロスの魅力はまだまだある!
ウロボロスの結末やネタバレについて紹介しました。原作やドラマでしか見る事の出来ないシーンや、全24巻すべてに魅力が詰まっているので是非読んでみてください。