2019年05月15日公開
2019年05月15日更新
バケモノの子のチコの正体をネタバレ考察!九太の母親説の真相は?
細田守監督による長編アニメーション映画として公開された「バケモノの子」には様々なキャラクターが登場します。今回はそんな「バケモノの子」の登場キャラクターであるチコについて詳しく解説をしていきます。チコは九太が渋田の路地裏で出会った不思議な生物でした。今回はそんなチコの正体に迫っていきます。九太の母親なのではないかという説の真相や、劇中でチコを演じた声優についてもネタバレ紹介していき、チコの魅力をたっぷりと紹介していきます。
バケモノの子のチコとは?
映画「バケモノの子」は「時をかける少女」などの作品で有名な細田守監督作品として公開されていました。人間とバケモノの世界について描いていた「バケモノの子」ですが、今回はそんな映画「バケモノの子」に登場していたキャラクター・チコについて紹介をしていきます。九太の母親説のあるチコの正体や、担当声優についても詳しくネタバレ解説をしていきます。
バケモノの子の作品情報
チコの正体が九太の母親だったのかどうかについてネタバレをしていく前に、ここからはそんなチコも登場する映画「バケモノの子」の作品概要やあらすじについて紹介をしていきます。「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」など数々のヒットアニメ映画を生み出してきた細田守監督による作品で、前作同様細田守監督自身が脚本まで担当をしていました。
バケモノの子の概要
映画「バケモノの子」の作品概要について紹介をしていきます。「バケモノの子」は2015年7月11日に日本で公開されました。第63回サン・セバスティアン国際映画祭にもコンペティション部門としてノミネートされています。Mr.Childrenが主題歌を担当したことでも非常に話題を集め、興行収入は58億円を突破していたようです。また声優には宮崎あおいや広瀬すずなどの注目の役者も起用されていました。
バケモノの子のあらすじ
チコや九太も登場する「バケモノの子」のあらすじを解説していきます。蓮は幼い頃の両親の離婚で父親と別れ母親と一緒に暮らしていました。しかし、一緒に暮らしていた母親は交通事故である日突然亡くなってしまいます。蓮は、両親がいなくなり親戚に引き取られることになりました。しかし引越しの最中に蓮は逃げ出してしまいます。蓮が渋谷の街を彷徨っていると熊徹という熊のような見た目をしたバケモノと出会いました。
蓮は一人で生きていきたいという思いから、強くなるためにそのバケモノを探し出します。そのうちバケモノの世界である渋天街へと迷い込んでしまいました。蓮は慌てて元の世界へと戻ろうとしますが、元の世界へ通じる道は閉ざされてしまっていたのです。一方、バケモノの世界の長老・宗師は後継者を探していました。後継者の条件には武道と品格に優れているものというのがあり、闘技大会の優勝者が時期宗師となる予定でした。
チコは謎の存在
「バケモノの子」に登場するチコについて紹介をしていきます。チコは九太こと蓮が、引越しの最中に逃げ出し渋谷を彷徨っていた時に初登場したキャラクターです。その可愛らしい見た目は多くの視聴者の心を掴み「バケモノの子」のマスコットキャラクターとして親しまれていました。名前の由来は「ちっこいから」というもので、名付け親は渋谷で出会った九太でした。ここからはそんなチコについて解説をしていきます。
九太にしか見えない
「バケモノの子」のマスコットキャラクターとして映画に登場するチコですが、九太以外には見えていないようです。しかし例外として楓もチコの姿を見ることができます。劇中でのチコの登場シーンはほとんどが九太と一緒であるために他のキャラクターには見えていないのではないかと言われているようです。見えていないというよりも、チコの存在を認識できていないのではないかという意見もありました。
寿命が長い
今回ネタバレ紹介をしている「バケモノの子」の登場キャラクター・チコですがその存在は九太にしか見えていないようでした。さらに、非常に寿命が長いことも指摘されています。チコは白い毛をしていて食事ができ、眠れるといったような理由からネズミだとも考えられていましたが、作中では8年も生きているという姿が描かれているため、ネズミの寿命をはるかに超えていると言われていました。
髪の中に隠れる
「バケモノの子」に登場するチコについてネタバレ解説をしていきます。チコの特徴として髪の毛の中にいるというものが挙げられていました。小動物のようなキャラクターは肩に乗ったりしている姿がよく描かれていますが、チコは肩ではなく九太の髪の中にいました。そして時々九太のフサフサな髪の中から姿を覗かせたり、出てきたりします。フサフサした髪の毛がもともと好きなようでした。
チコの存在意義
「バケモノの子」の登場キャラクターであるチコについてネタバレ解説をしていきます。ここからはチコの映画における存在意義について紹介していきます。チコは映画の中でも特に目立った動きをするわけではありません。そんなチコについて細田守監督自身が解説をしていました。細田監督は「バケモノの子」が細田守監督作品の中でも異例のアクション映画ということもありホッとできる存在が欲しくて製作したと語っています。
バケモノの子のチコの正体は母親?
細田守監督による長編アニメーション映画「バケモノの子」は、初めてのアクション映画として公開されました。今回はそんな映画「バケモノの子」にマスコットキャラクター的な存在として登場するチコについて紹介をしています。九太にしか存在が見えていないと言われているチコですが、その正体について様々な考察がされていました。ここからはそんなチコの正体をネタバレ解説していきます。
正体ネタバレ考察①九太の母親説
チコの正体についてネタバレ考察をしていきます。チコの正体の一つとして九太の母親説が挙げられていました。チコは劇中で九太以外のキャラクターとの絡みはほとんど描かれていません。また、チコが8年経ってもその姿のまま元気でいきているという点からもただの小動物ではないということが伺えます。チコが跳ねたり飛んだりすると母親の声が聞こえてくるというシーンからチコが九太の母親という説が生まれていたようです。
正体ネタバレ考察②九太の意識の中だけの存在
「バケモノの子」に登場するチコについてその正体をネタバレ考察していきます。チコの正体として、九太の意識の中にだけいる存在なのではないかという考察もされていました。先ほども解説した通り、チコは九太以外との絡みがほとんどありません。また九太の髪の中にいるという設定が、チコが九太の意識の中だけの存在ということを表しているのではないかとも言われていました。
正体ネタバレ考察③母親の思いが具現化した?
「バケモノの子」に登場するマスコットキャラクター・チコの正体についてネタバレ考察をしていきます。チコの正体として母親の思いが具現化したものなのではないかというものも挙げられていました。自分が死んでしまい、頼れる人が誰もいなくなってしまった九太を見守りたいという母親の強い思いが具現化され、チコとして現れたために九太にしか見えない存在となっていたのではないかと言われていました。
バケモノの子のチコの声優
「バケモノの子」は興行収入が58億円を超えた大ヒットアニメ映画です。オリジナル長編映画として製作された「バケモノの子」ですが、そんな映画にはチコという可愛らしいマスコットキャラクターも登場していました。今回はそんなチコについて解説をしています。チコの正体は母親が関係しているのではないかと考えられていますが、ここからはそんなチコを映画で演じていた声優について詳しく解説をしていきます。
チコの声優は諸星すみれ
映画「バケモノの子」に登場し、ストーリーに暖かさを与える役割を果たしていたキャラクター・チコを演じた声優は諸星すみれでした。ここからはそんな諸星すみれについて詳しく解説をしていきます。諸星すみれは声優だけではなく女優としても活躍をし、劇団ひまわりに所属をしていました。事務所に入ったきっかけはジブリ映画「千と千尋の神隠し」を見て、湯婆婆に憧れたことだったそうです。
諸星すみれのプロフィール
声優諸星すみれのプロフィールを詳しく解説していきます。諸星すみれは、右半身に麻痺を抱えながら生まれたため、もしも永久に障害が残ってしまった時のためにひらがなで名前がかけるよう「すみれ」と名付けられたそうです。麻痺は生後数ヶ月で治っています。2006年に出演をした「RED DARDEN」では子安武人の演技に衝撃を受け、子役としてではなくプロとして仕事に取り組んでいくようになったそうです。
諸星すみれの主な出演作
「バケモノの子」でチコを演じた声優諸星すみれの出演作品を紹介していきます。出演作品の中には「アイカツ!」「青の祓魔師」「毎日かあさん」「会長はメイド様!」「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」「メタルファイトベイブレードZEROG」「ハイキュー!!」「プリパラ」「文豪ストレイドッグス」「ボールルームへようこそ」「いぬやしき」「ポプテピピック」「約束のネバーランド」などがありました。
バケモノの子のチコのグッズ集
今回は「バケモノの子」に登場するキャラクター・チコについて紹介をしています。チコはその正体が劇中では判明せず、視聴者の間で様々な考察がされていたキャラクターです。九太の母親であるという説がチコの正体としてもっとも有力だと考えられていました。また細田守監督は、映画にチコを登場させた理由についてホッとする存在が欲しかったからと発言しています。ここからはそんなチコのグッズについて紹介をしていきます。
チコのグッズ①ぬいぐるみ
アニメーション映画「バケモノの子」の登場キャラクターであるチコのグッズについて紹介をしていきます。チコのグッズとして発売されているものの中にはぬいぐるみがありました。チコは白いモフモフの毛をまとったキャラクターとして作中では描かれています。そんなチコの特徴を活かし、白く柔らかいぬいぐるみに仕上がっていました。「バケモノの子」ファン必見のキャラクターグッズだと言われています。
チコのグッズ②文房具
細田守監督による映画「バケモノの子」に登場するキャラクター・チコの関連グッズについて紹介をしています。チコに関連しているグッズの中には、文房具として使用できるものもありました。こちらの商品は、「バケモノの子」のシャープペンシルとして発売され、上部にチコのチャームがついています。またシャーペンのボディにもチコのイラストが描かれていて、可愛いと話題になっていた商品です。
バケモノの子のチコに関する感想や評価は?
念願の時かけカフェ入れた!ヽ(≧▽≦)ノ基本「バケモノの子」メニュー目当てwチコちゃん可愛い!ランチョンマットはお持ち帰り出来ると聞いて即敷かずに畳んだwまた来たいなあ(*^^*) #時かけカフェ pic.twitter.com/024Etqm5We
— みね(^◇^) (@mine12kara) July 13, 2016
「バケモノの子」に登場するキャラクターであるチコに関する感想や評価について詳しく紹介をしていきます。チコに関する感想の中にはこちらの感想のようなものもありました。「バケモノの子」をイメージしたコラボカフェでは、映画のマスコットキャラクターであるチコのメニューも存在しています。オムライスの上に乗った可愛らしいチコなど多くのメニューが展開されチコ目当てのお客様も大勢いらっしゃったようです。
チコちゃんが母親の生まれ変わりと考えてるので、一郎彦が闇堕ちしても九太が踏みとどまれたのは気づかないところで母親が支えてくれてたからだと考えると涙腺やばい#バケモノの子 #金曜ロードショー
— ちょき@BLAZING!兵庫両日 (@mk_choki) July 27, 2018
「バケモノの子」に登場するキャラクターであるチコに関する感想や評価について紹介していきます。チコに関する感想や評価の中にはこちらの方のように、九太との関係に関するものもありました。作中では、九太が正気を失いかけた時チコは決死の行動で九太の目を覚まさせます。もしも本当にチコが九太の母親の生まれ変わりなら、親子の絆に感動してしまうといったような味方もされていたようでした。
バケモノの子はチコがひたすらにかわいいのです pic.twitter.com/SAKoKSjrts
— 柏谷ふたば (@futaneko72) July 22, 2016
映画「バケモノの子」に登場するキャラクター・チコに関する感想や評価を紹介していきます。チコに関する感想や評価の中には、ひたすらに可愛いというものもありました。アクション映画として製作されたためにチコは作中にホッとする存在として投入されています。そんな細田守監督の狙い通り、多くの視聴者がチコの存在に癒されていたようでした。
バケモノの子のチコの正体まとめ
細田守監督はこれまでに「時をかける少女」や「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」といった様々なヒット作を排出してきました。そんな細田守が描いた第4作目のアニメーション映画「バケモノの子」に登場するキャラクター・チコについて今回は紹介をしてきました。チコは、非常に小さく白くてふわふわとしている外見をしています。映画の中ではマスコットキャラクター的な役割も果たしていました。
そんなチコの正体について様々な考察が話題となっていました。作中ではチコが一体何者だったのかということは明かされていません。そのためチコの正体に何か秘密があるのではないかと言われていたようです。九太と一緒にいることからやはりチコの正体は九太の母親に関連しているのではないかという説が最も有力な考察でした。そんなキャラクター・チコも登場する映画「バケモノの子」一度ご覧になってはいかがでしょうか。