ゴルゴ13の名言・迷言集!一流スナイパーのプロフィールや漫画のあらすじも紹介

1968年からビックコミックで連載が開始され、50年以上掲載が続いているさいとう・たかをさんの漫画『ゴルゴ13』。困難な依頼でも、ミスなくこなすスナイパーデューク東郷の活躍を一話完結で描いており、数々のメディアミックスが盛んに行われるなど、今尚高い評価を誇っています。そんな『ゴルゴ13』には作中の中に数々の名言が出てきます。画像を見るだけでも重みがあるセリフの中にいったいどんな名言が出てくるのでしょうか。ここではデューク東郷のプロフィールを紹介し、数々の名言を集めてみました。

ゴルゴ13の名言・迷言集!一流スナイパーのプロフィールや漫画のあらすじも紹介のイメージ

目次

  1. ゴルゴ13とは?
  2. ゴルゴ13の名言・迷言や名セリフ集
  3. ゴルゴ13のプロフィールと画像
  4. ゴルゴ13の漫画あらすじや最終回
  5. ゴルゴ13に関する感想や評価は?
  6. ゴルゴ13の名言・迷言集まとめ

ゴルゴ13とは?

『ゴルゴ13』は、1968年11月から小学館の漫画雑誌『ビックコミック』にて掲載が開始された狙撃手・デューク東郷の活躍を描く劇画漫画です。休刊もなく現在までビックコミックにて連載が行われており、2019年時点で連載継続51年というさいとう・たかをさんの代表作の一つです。

単行本の掲載数も190巻以上を超えて、同一作家による連載漫画家では歴代5位の長さになっております。ちなみに逝去した日本人の漫画家の作品も含めると、一番長いのは小島功さんの『仙人部落』。続いて加藤まさみさんと村瀬範行の『碧南一家』。みつはしちかこさんの『小さな恋のものがたり』があります。

ゴルゴ13の作品情報

さて、ゴルゴ13の世界観やあらすじを紹介してまいります。主人公のデューク東郷はゴルゴ13もしくはGというコードネームを持っており、依頼者により裏社会で悪事を働いている人間を狙撃し、任務を果たすというのが主な内容となっています。一話完結であることにより物語にもバラエティ性があり、様々な角度から物語が進むのも特徴です。

例えば、東郷自身の命が狙われており、その犯人を抹殺するパターン。依頼を引き受けたものの結果としては失敗してしまうパターン。東郷の探求・推理をしてその解決の糸口を探すパターンなど数々のお話のパターンがあります。こういったワンパターン化しないという内容が長期連載に繋がっているのです。

ゴルゴ13の概要

ゴルゴ13はさいとう・たかをさん自身がシナリオを考えて漫画を製作しているのではなく、さいとうさんとは別にシナリオライターとして話の内容をまとめる方々が、大まかなあらすじを担当。その後さいとうさんがそのシナリオを読んで、漫画にするというスタイルを取っています。

長期連載をする上では、絵を描く人とシナリオを考える人という方式となっていますが、他の漫画でも同じようなスタンスで、漫画連載を行なっているケースがあります。代表的なものに週刊少年ジャンプに掲載された『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』や、小学館学年誌に掲載された『ポケットモンスターSpecial』などがあります。

ゴルゴ13の作者

ゴルゴ13を手がけているさいとう・たかをさんは、大阪府出身の漫画家です。現在はお年をめしている事もあり、ゴルゴ13などの長期連載以外などの仕事を続けながら、製作活動を続けておられます。代表作には池波正太郎原作の『鬼平犯科帳』、特撮ドラマにもなった『バロム・1』などがあります。

また、漫画製作の際にアトリエとして「さいとうプロダクション」を設立。さいとうさんは漫画の執筆をメインに担当し、シナリオ製作や漫画のアシスタントなどと協力し、作品を作り上げていくスタイルを確立。現在では当たり前のようになっている漫画製作の分業体制はさいとうさんが初めて作り上げたものだったのです。

ゴルゴ13の名言・迷言や名セリフ集

ゴルゴ13は長期連載であるため、作中の中で数多くの名言や迷言が生まれております。ゴルゴ13の名言やセリフを集めてみましたのでいくつか紹介します。以下で紹介する名言は、ファンの間で特に人気の高い名言集となっております。

ゴルゴ13の名言①「10%の才能と20%の努力…」

まずはこちらの画像は東郷がプロとして成功する上で語った言葉です。才能や努力も大切だけれどスナイパーとして生き抜くためには、臆病にならなくてはならないし時の運も大切にしないといけないという我々にも通じる言葉です。こちらの名言は第66巻第218話「ロックフォードの野望(謀略の死角)」にて掲載されております。

ゴルゴ13の名言②「その正義とやらは…」

続いては第148巻490話『装甲兵SDR2』の中で、テロリストに対して東郷が発したものです。『本当の正義』とは、と考える漫画やアニメ作品は数多くありますが、自分たちが行なっている正義が時としては悪になるケースもあります。様々な時代を行きている東郷には本当の正義は難しいものであると読書の気持ちを代弁したのがこのセリフです。

ゴルゴ13の名言③「気にいった娘が見つかったら…」

次のセリフはとあるバーでゴルゴ13が女性に口説いて出てきたものです。内容としては女性に対しての口説き方について好きな女性が目の前にいたら、それが自分でも良いだろうかという事を説明している様子です。好きな女性の前では、中々自分の本性を伝えることができない。そんな雰囲気を出している画像です。

ゴルゴ13の名言④「おまえたちはそろいも…」

自分の素性を偽ったものの、東郷によってその正体がバレてしまうセリフです。周りでプロだ言われている人は、実際は私利私欲のために金銭を集めたり、名誉と名声を求めてポカを犯してしまう人が多いです。この言葉によって貶された事はまだまだ未熟であるという証拠にもなります。

ゴルゴ13の名言⑤「人を殺す時には…」

狙撃手ゴルゴ13ならではの名言がこのセリフです。人は何かに集中すると言葉を喋らなくなってしまいます。スナイパーに例えるなら、拳銃をターゲットにロックし、相手が気づかないうちに打って抹殺させるというものになります。ビジネスに例えれば黙々と仕事をしていれば、いつか報われるということになるのでしょう。

ゴルゴ13の名言⑥「おれのうしろに音もたてず…」

第1話『ビッグセイフ作戦』にて、ビックコミック編集部スタッフも推薦しているのがこのセリフです。プロフェッショナルのスナイパー、ゴルゴ13は自分が気づかない所や、弱点を探し出して気配りをして、ターゲットをロックオンします。第1話から名言やかっこいい画像を見せてくれるゴルゴ13。ファンからもたまらないシーンの一つです。

ゴルゴ13の名言⑦「男なんてのは…」

男は1度決めた事は、どんな結果になろうとも実行すべきであるというセリフです。猪突猛進の精神で自分の道を突っ走ろうという正にゴルゴ13の生き様を描いている感じを受けています。たとえ誰かに無理無理と否定されていてもやってみないと分からない。それは漫画の世界でなくても、人生と同じようなもので結果は分からないのです。

ゴルゴ13の名言⑧「おまえの仕事は…」

このセリフは発言権の無い人や危機が迫っている人物には、何もしないという事が大切だという事を説明しているセリフです。スナイパーの世界や裏社会において、黙っているというのは一理あります。逆にこのセリフをビジネスとして考えるとなる、黙る時は必要な場合があるけれど、時としては発言する必要もある場合が出て来るのです。

ゴルゴ13の名言⑨「おれが相手に名のったのは…」

第2巻に収録されている第5話『檻の中の眠り』にて、ブルーアイ・ザラスに言った一言です。この言葉でゴルゴ13=デューク東郷の名前とコードネームが判明するというわけです。このシーンがあったからこそ、50年以上続くハードボイルドなスナイパー、ゴルゴ13が今日まで続いていた原点であるのでしょう。

ゴルゴ13の名言⑩「おれが頭をさげたから…」

当時のゴルゴ13はニヒルな感じを出していて、よく喋っていたと多くのファンはおっしゃっていました。このセリフや画像も、連載初期の象徴を表しているような感じを受けています。大きな体系の人は意外と小心者だったりする感があるので、大きな身体で大きな態度は取らない方が身の安全にもなるという事を伝えています。

ゴルゴ13のプロフィールと画像

さて、ゴルゴ13の名言集を紹介してまいりましたが、連載が50年以上も続くゴルゴ13は読者が分からない部分も多くあります。例えばデューク東郷のモデルは誰なのか、50年以上に渡って画風などの画像は変わってきたのか。そしてゴルゴ13は一体どんな性格なのかという点です。

公式設定でも曖昧な部分がありますので、ここでは連載スタート時のゴルゴ13の画像などを紹介していき、作者のさいとう・たかをさんがデューク東郷を描く上でモデルとなった人物や設定年齢などを紹介してまいります。50年以上に渡って連載してきたゴルゴ13。画像を見比べるだけでも違いがはっきりと分かるかもしれません。

ゴルゴ13のプロフィール①不明な情報が多い

まず、ゴルゴ13のプロフィールについてですが、コードネームがゴルゴ13である事。日本人名がデューク東郷である事以外は不明です。身長は182cm、体重は80kgと大柄で血液型もA型であるという事はわかっているものの、スナイパーであるが故に、国籍も不明となっております。またデューク東郷も偽名であると設定されています。

あくまでもフィクションの世界ですので、リアルにゴルゴ13のプロフィールを考える事は難しいです。デューク東郷もゴルゴ13も、彼が狙撃手をする上での偽名もしくはコードネームであるので本名を割り出すのは、難しいでしょう。

ゴルゴ13のプロフィール②モデルがいた

ゴルゴ13は誰をモデルにしたのかも不明となっています。ファンの中では俳優の故・高倉健さんをモデルにしたとも言われていますが、高倉さんは1973年製作の実写版にゴルゴ13役として出演されているので、この仮説は難しいです。よって芸能人の誰かをモチーフにしてキャラクター作りをしたのかは残念ながらわかりません。

しかしながら、デューク東郷の姓である『東郷』はさいとう・たかをさんの中学生時代の時に影響を受けた教師の姓を拝借している事がわかっております。ゴルゴ13以外の漫画作品でも原作者が感銘を受けて、作者が影響を受けた人物を漫画の中に取り入れるという事はよくあります。

ゴルゴ13のプロフィール③設定年齢を予想

また、ゴルゴ13の年齢は何歳なのかも議論に上がっていますが、これはさいとうさんをはじめとした作者曰く不明であると語られています。ゴルゴ13は裏社会で働く狙撃手であり、すべてのプロフィールを集めて表に出してしまったら狙撃手を廃業することとなってしまいます。

ちなみに漫画のなかで、年齢は28歳から29歳というプロフィールが発表されています。しかしながらこのプロフィールはターゲットを欺くためのフェイクです。また実写版で高倉健さんがゴルゴ13を演じられた時は、42歳くらいになりますので、ゴルゴ13の本当の年齢を予想をしてみるのも面白いところかもしれません。

ゴルゴ13の漫画あらすじや最終回

ゴルゴ13は一話完結が物語が進行していきますが、実際は前編・中編・後編と3回もしくは何回に分けて作品が進行していきます。また時代背景は現代社会が舞台となっており、連載の時期によって冷戦やソ連崩壊、またリーマンショックなどの経済に影響した頃を舞台とした世界を物語で描いています。

漫画あらすじ①ゴルゴ13の活躍を描いた物語

ゴルゴ13が一話完結型の話である事によって、主人公のゴルゴ13とゲストキャラクターを作り、話を考え絵を描けば、漫画は成立するという事になります。似たような例で週刊少年ジャンプで長年連載された『こちら葛飾区亀有公園前派出所』がありますが、主人公達は年齢を取らずまわりの環境は変化して物語は進められています。

漫画あらすじ②物語は1話完結型

また一話完結型にするのにはメリットも出てきます。それは長編ストーリーとは違って物語のあらすじたてがわからなくても、途中から読み始めても初めて読む場合でも理解しやすいという利点があります。ゴルゴ13のプロフィールや設定を知らなくても、途中から読めば他のお話も読んでみたいという事になるのです。

漫画あらすじ③最終回を予想

完全無欠で完璧な任務をこなすゴルゴ13。最終回はゴルゴ13が何者かによって狙撃され命を落し幕を閉じるのが大半の予想となっています。しかし漫画ではまだ生き続けていることや、失敗をしないゴルゴ13はそう簡単に死に追いやられる事は無いでしょう。最終回を見るというのは当分先になるかもしれません。

ゴルゴ13に関する感想や評価は?

プロフィールも謎で、50年以上休載もなく画像も変わらずに連載を続けて、裏社会のスナイパーとして活躍するゴルゴ13。様々な名言を集めてゴルゴ13の魅力を紹介してきましたが、Twitter上でゴルゴ13の評価はどうなっているのか紹介致します。

ゴルゴ13を政治や経済漫画として読んでいる方のツイートです。50年以上も続いているゴルゴ13を別の視点で読んでいるという事は面白いです。ゴルゴ13の舞台は現代社会においての問題を抱えている国々が舞台となっていますので、歴史を探求しながら政治や経済を勉強していくというのは素晴らしいです。

ゴルゴ13のプロフィールが渋すぎる事で、アニメのホームページの画像を写したのがこのツイートです。ゴルゴ13は素性が謎であるものの、冷静沈着であり戦闘能力も高いという事がすごいとこの方は評価しています。完全無欠で失敗を恐れない主人公というのは少ない気がしますので、プロフィールを見ただけでも感動してしまうのでしょう。

こちらの方は、冷静時代に掲載されたゴルゴ13のエピソードが好きだというツイートになります。ゴルゴ13は長期連載でありながら、様々な時代を作中の中に取り入れているのが特徴です。それぞれに思い入れがあるエピソードばかりなので、こういったツイートも少なくありません。

ゴルゴ13の名言・迷言集まとめ

名場面の画像とともに、ゴルゴ13の名セリフを紹介してまいりましたが、裏社会に生きるスナイパーが発する言葉はすごいと感じさせます。これからもゴルゴ13の連載は継続していき、魅力ある言葉が生まれてきます。51年スナイパーとして生きていき、様々な世界を見てきたゴルゴ13の今後に期待しましょう。

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