【ブラックラグーン】エダの正体はCIA工作員？ワイルドなセリフや声優情報も

今回の記事で取り上げる人気作品｢ブラックラグーン｣は、2001年から｢月刊サンデージェネシス｣で連載が続く人気漫画です。ギャングやマフィア、そして元軍人らが跋扈する｢背徳の都･ロアナプラ｣を舞台に主人公･岡島緑郎の苦悩と挫折、成長と戦いの日々が描かれるブラックラグーンには、数多くの魅力的なキャラクターが登場します。

今回の記事で紹介するエダもまた、そんな魅力的なキャラクターの一人として登場し、時には主人公･岡島緑郎を助けたり、また別の時には主人公･岡島緑郎を殺そうとしたりします。果たして、エダと言う女性キャラクターは、敵なのか?味方なのか?そして謎の多いエダの正体はシスターなのか?CIA工作員なのか?はたまた只の女ギャングなのか?今回の記事でエダの本当の正体をチェックしましょう!

2001年から2019年4月現在も連載が続く人気漫画｢ブラックラグーン｣は、これまでに11巻まで単行本が出版されており、2007年に出版された第7巻では今回の記事で紹介するエダが表紙を飾っています。また、人気漫画｢ブラックラグーン｣はその人気の高さや重厚且つ濃密なストーリー性から現在までに小説も2冊出版されており、小説版｢ブラックラグーン｣も人気を博しています。

人気漫画として現在も連載が続く｢ブラックラグーン｣は、2006年に2期24話のアニメが制作･放送されています。また、2010年にはOVA作品として5話が制作･放送されており、クールでハードボイルドなかっこいいアニメーションとして大きな人気を獲得しています。今回の記事では、このアニメ版｢ブラックラグーン｣でのエダについても声優情報を中心に紹介していきます。

この章では、人気作品｢ブラックラグーン｣に登場すエダの正体について紹介していきます。まずはじめに紹介するのは、エダの正体がCIA工作員だと言う点になりますが、その前にエダの初登場回からCIA工作員としての正体が明らかになるまでを簡単に紹介します。人気作品｢ブラックラグーン｣は、冒頭でも紹介している通り主人公･岡島緑郎の苦悩と挫折、成長と戦いの日々が描かれた作品です。

主人公･岡島緑郎(以下、ロック)は、大手商社の資材調達部署のサラリーマンとして赴いた東南アジアの海で海賊に拉致され、その後勤務先から見殺しにされた所をラグーン商会の面々に拾われ、背徳の都･ロアナプラを訪れる事になります。その後ロックはラグーン商会の一員としてロアナプラという危険極まりない街で生活をする事になります。

そんなロアナプラでの最初の仕事としてロックに与えられたのが、数多くの場所へ赴き｢お使い仕事｣をこなすと言うものです。そして、このお使い仕事の最後に訪れた教会でエダと初めて接触する事になります。つまり、エダの初登場回は教会に籍を置いたシスターという事になります。この時のエダは、シスター服を身に纏い、フォックススタイルのサングラスを付け、愛用の拳銃･グロック17Lを装着しています。

そして、ロックに同行していた本作のもう一人の主人公･レヴィに対して横柄で粗暴な態度を見せています。レヴィについては後の章で紹介しますが、エダとレヴィは一見犬猿の仲の様にも見えるのですが、酒を酌み交わしたり、いざと言う時には連絡を取り合うような喧嘩仲間と言った関係性が描かれています。

そんなエダとレヴィの関係性は後々描かれていくのですが、エダの初登場回だけで見るのであれば、エダはシスター服を身に纏ったシスターではあるものの、到底シスターと言う言葉から想像出来るようなキャラクターではありません。大シスター･ヨランダを相手にお使い仕事をこなそうとするロックに対しても銃をチラつかせ、口を挟もうとするレヴィには銃口を向けてもいます。

そんな強烈な初登場を果たしたエダは、その後もシスター服のまま礼拝堂で度数の高い酒を飲んだり、シスター服のまま大型バイクにまたがり街を疾走したり、はたまた教会を訪れたギャング相手にシスター服を身に纏いながら拳銃をぶっ放したりと、破天荒なシスターっぷりを遺憾なく見せています。また、シスターでありながら高額な懸賞金につられてロックらを殺そうとしたりもしています。

そんな破天荒なシスター･エダは、｢Greenback Jane編｣で紙幣偽造に関わったジェーンを助ける事となり、ジェーンを追うマフィア連中の一人･ラッセルと交戦する事になります。その交戦の果てにラッセルがエダの正体に気づいてしまった為、エダは自ら｢(出身は)バージニア州のラングレーよ｣とCIA工作員である事を明らかにします。そして、いつもの破天荒なシスター･エダとは別人の様な表情で、ラッセルを射殺しています。

こうして、エダの本当の正体がCIA工作員だった事が明らかになるのですが、この展開には多くの読者が驚かされたようです。尚、エダがロアナプラに潜伏する理由については、｢アジア地域を不安定にさせる事でアメリカ合衆国へ利益誘導を図る為｣と作中で語られており、エダのCIA工作員としての任務が重要なものだった事が判明しています。ちなみに、エダと同じ教会にいる大シスター･ヨランダはエダの正体を知っています。

こうしてエダの本当の正体がCIA工作員だと言う事が作中で明らかになるのですが、｢破天荒すぎるシスター･エダと、冷酷無比･冷静沈着なCIA工作員エダ、どちらがエダの本質なのか?｣という疑問が新たに浮かび上がります。この両極端な二面性を見せるエダの本質については、｢どちらもエダの本質であり、なんらかのスイッチで切り替えているのではないか?｣と考えられています。

そしてそのスイッチとは、シスター･エダが普段から装着しているサングラスなのではないか?と考えられています。これは、エダが暗がりや夜でもサングラスを外さないという点や、CIA工作員である事をラッセルに告白した場面でエダがサングラスを外している点等が根拠となっており、多くの読者がこの考察を支持しているようです。尚、ブラックラグーンの作中ではこの点に言及がされていない為、この考察の真偽は不明です。

ここまでエダの正体について紹介してきましたが、人気作品｢ブラックラグーン｣の作中で1度だけエダの過去が描かれたシーンがありますので紹介します。それが、上の画像にある青いドレス姿のエダです。この青いドレス姿のエダは、エダの過去の回想として一度だけ描かれたものであり、このシーンでのエダはCIA職員として上院議員と会談を行なっています。

この事から、エダはCIAの中でもそれなりのポジションなのではないか?とも言われています。また、次章でも紹介しますがエダはロアナプラを牛耳るチャイニーズ系マフィアのボス･張に対しても｢チンピラ｣と言い放っている事から、それなりの力を持っていると考えられています。ともあれ、CIA工作員としてのエダの立場などについては未だ原作で明らかにされていませんので今後の展開に注目です。

この章では、人気作品｢ブラックラグーン｣の作中で描かれたエダの名セリフについて紹介します。まずはじめに紹介するエダの名セリフは、｢ヨハネ伝第5章でイエスが言ったの知ってっか?…厄介事を持ち込むなこのアマ、だよ!｣というセリフです。このエダの名セリフは、｢Greenback Jane編｣で描かれたもので、マフィアからの追跡をかわして教会に助けを求めてきたジェーンに対して言い放ったセリフです。

このシーンは、シスター姿のまま礼拝堂でレヴィと酒を飲んでいたエダが、厄介事を持ち込みそうなジェーンを不機嫌に追い返したシーンになるのですが、その直後にジェーンを追ってきたマフィアとの抗争に巻き込まれてしまい、結局エダはレヴィと共にマフィアと銃を撃ち合う事になります。そして、ジェーンが持ち込んだ厄介事に巻き込まれたエダは、この｢Greenback Jane編｣でCIA工作員という正体が明らかにされていきます。

続いて紹介するエダの名セリフは、｢私の会社を舐めるなよ?…チンピラ｣というセリフです、このセリフは、｢El Baile de la muerte ロベルタ復讐編｣で描かれたものです。このエダの名セリフは、背徳の都･ロアナプラを舞台に派手に引き起こされている｢特殊部隊VSロベルタ｣の騒動に対して、情報交換に訪れたロアナプラを牛耳るチャイニーズマフィアのボス･張に向けて言い放たれています。

このエダの名セリフには前段があり、全文でを明記すると｢我々CIAはアメリカ合衆国そのものだ!我々はこの世で｢唯一｣であり、｢最高｣、そして｢最強｣だ!私の会社(CIA=合衆国)を舐めるなよ、チンピラ!｣となっています。つまり、背徳の都･ロアナプラで1･2を争うマフィアであろうとアメリカ合衆国と言う強大な存在から見ればチンピラ程度であり、エダをCIA工作員と知って接触するなら余り舐めた態度をとるなという事になります。

このエダの名セリフは、シスターとしてのエダでは無くCIA工作員･エダとしての希少な名セリフでもあり、多くの読者がエダの名セリフとして認識しているようです。また、人気作品｢ブラックラグーン｣全体を通じてもこのエダのセリフを名セリフとする読者が多く、命を賭けて危険な街に潜伏するエダのかっこよさが際立った名セリフと言われています。

続いて紹介するエダの名セリフは、｢クソ礼拝もかかさずしておくもんだ!｣というセリフです。このエダの名セリフは、｢Bloodsport Fairy tale編｣で描かれたものです。このエダの名セリフは、懸賞金が掛かった双子の幼子と対峙した場面でエダがエダ自身の日頃の行いを自画自賛したセリフになります。

このシーンでは、8万ドルの懸賞金が掛けられた双子を巡って多くのキャラクターが暗躍しており、そんな中で双子と遭遇したエダはこの名セリフと共に双子を確保しようと小躍りするのですが、双子の幼子から懸賞金の倍額に相応する15万ドルで見逃して欲しいと提案され、お金に目がくらんだエダは右往左往してしまいます。そして、あろう事か双子の幼子に捕らえられてしまうという失態まで演じています。

しかし、失態を演じるエダの様子や、高額な見逃し金を提案された時のアタフタしたエダの姿など、エダというキャラクターの可愛らしい一面が存分に描かれたシーンとなっており、この名セリフと共にエダの名シーンの一つに数えられています。

続いて紹介するエダの名セリフは、｢バージニア州のラングレーよ｣というセリフです。このエダの名セリフは、｢Greenback Jane編｣で描かれたセリフであり、エダの正体がCIA工作員である事が初めて語られたシーンでのセリフになります。このシーンでは、紙幣偽造に加担していたジェーンを巡ってエダとマフィアの一員であるラッセルが戦闘となり、追い詰められたラッセルがエダの正体に言及していきます。

エダの正体に迫るラッセルは、エダのこの名セリフを聞きエダの正体がCIA工作員だと気づきます。この時、エダはというと普段の破天荒なシスター･エダの表情から一変し、クールで冷酷な表情へと変貌、一切の感情を見せないままにラッセルを愛銃グロック17Lで撃ち抜きます。ついにシスター･エダの正体がCIA工作員である事が描かれたこのシーンは、エダのこの名セリフと共に本作の名シーンの一つと言われています。

最後に紹介するエダの名セリフは、｢神は留守だよ、休暇をとってベガスに行ってる｣というセリフです。このエダの名セリフは、｢Greenback Jane編｣で描かれたセリフになり、名セリフ①で紹介した｢ヨハネ伝第5章…｣という名セリフの後に、教会に逃げ込んできたジェーンを更に突き放すセリフとなっています。尚、このエダの名セリフは、破天荒なシスター･エダを象徴する名セリフと言われています。

ここまで5つのエダの名セリフを紹介してきましたが、これら以外にもエダの名セリフは数多く存在しますので、セリフのみになりますがその一部を紹介します。

• 神は天にいまし、世はこともなし、だ!
• 教会に鉛玉撃ち込んで五体満足で帰ろうなんざ虫がよすぎんだよ!
• こっちはな100万ドルの大仕事だ!とっとと帰ってトゥナイトショウでも眺めてな!

この章では、アニメ版｢ブラックラグーン｣でエダのキャラクターボイスを担当している声優について紹介していきます。アニメ版｢ブラックラグーン｣でエダのキャラクターボイスを担当しているのは、唐沢潤さんです。唐沢潤さんは、演劇集団･円に所属し、舞台を中心に活動されている女優であり、映画の吹き替えやアニメ作品などを中心に声優としても活躍されています。

• 生年月日:1960年12月10日
• 出身地:長野県
• 身長/体重:158cm/45kg
• 所属:演劇集団･円(円企画)

• テレビアニメ｢ドキドキ!プリキュア｣:円茉里役
• 劇場アニメ｢ドラえもん のび太の太陽王伝説｣:レディナ役
• ゲーム｢ファイナルファンタジーXV｣:カメリア･クラウストラ役
• 映画吹き替え作品｢キル･ビルシリーズ｣:ザ･ブライド役
• ドラマ吹き替え作品｢デスパレードな妻たち｣:リネット･スカーボ役
• ドラマ吹き替え作品｢プライベート･プラクティス｣:アディソン役

この章では、人気作品｢ブラックラグーン｣に登場するレヴィについて紹介します。レヴィは、主人公･ロックと共に人気作品｢ブラックラグーン｣を牽引するもう一人の主人公であり、今回の記事で取り上げているエダの喧嘩友達でもあります。レヴィは｢ソード･カトラス｣と自称するカスタムされた拳銃を2丁愛用しており、トゥーハンドの異名を持っています。

レヴィは、人気作品｢ブラックラグーン｣の初回時から背徳の都･ロアナプラで生活をしており、後にもう一人の主人公･ロックが加わる事になるラグーン商会に籍を置いています。ラグーン商会でのレヴィは主に戦闘要員であり、常人離れした身体能力と類稀な銃捌きでラグーン商会の活動を支えています。そんなレヴィは壮絶な過去を持っており、ナーバスになると冷酷無比な殺人マシーンの様になる一面を持っています。

レヴィの性格は、かなりの短気であり、壮絶な過去を持つ事からか正論に対して過剰に反応する一面を持っています。また、先述の通り自身の過去を想起させる様な出来事や口論が発生するとナーバス状態に陥る面を持っており、この状態になったレヴィは基本的に誰も止める事が出来なくなります。この為、レヴィは単独行動を好んでおり、同じく単独行動を基本とするエダとは通じるものが有るようです。

そして、エダとレヴィにはもう1つ共通点があります。それは、お金にうるさく、お金に目が眩みやすいという点です。このお金が絡むだけでエダとレヴィは仲間にも敵にもなるほどで、人気作品｢ブラックラグーン｣の作中で2人は度々銃を向け合っています。尚、エダもレヴィも基本的には最初に受けた仕事を裏切るような事はなく、律儀とも感じられるような一本筋を通した性格をしています。

アニメ版｢ブラックラグーン｣でレヴィのキャラクターボイスを担当しているのは、豊口めぐみさんです。豊口めぐみさんは、甲高い声と低い声の2種類を使い分ける事が出来る為、様々な作品で様々なキャラクターの声を担当しています。尚、レヴィのキャラクターボイスについては、低い声を使ってレヴィを演じています。

• 生年月日:1978年1月2日
• 出身地:東京都
• 血液型:A型
• 身長/体重:167cm/43kg
• 所属:81プロデュース

• 2018年放送のアニメ｢転生したらスライムだった件｣:大賢者役
• 2015年放送のアニメ｢プラスティック･メモリーズ｣:桑乃実カヅキ役
• 2013年放送のアニメ｢閃乱カグラ｣:春花役
• 2012年放送のアニメ｢たまごっち!シリーズ｣:キラリっち役
• 2008年放送のアニメ｢マクロスF｣:クラン･クラン役
• 2005年放送のアニメ｢いちご100％｣:西野つかさ役

この章では、エダに関する感想や評価について紹介します。エダについての感想や評価として多く見受けられるのは、｢かっこいい｣｢好き｣｢魅力的｣といった好意的なものばかりです。また、エダのスタイルの良さや突飛な比喩表現をまじえたセリフ等にも好意的な感想や評価が集まっているようです。

この他にも、アニメ版｢ブラックラグーン｣でエダのキャラクターボイスを担当している唐沢潤さんを好意的な感想や評価を持って称える声が多く見受けられる他、エダの隠された正体がCIA工作員であるという設定を評価する声も見受けられます。

また、原作漫画でのエダだけではなく、小説の中に登場するエダの魅力にハマっている方も多く、エダの益々の活躍を期待する声が非常に多いようです。こうした好意的な感想や評価が多く目につく事から、人気作品｢ブラックラグーン｣に登場するエダは、多くの読者に愛されているキャラクターだという事が伺えます。

今回の記事では人気作品｢ブラックラグーン｣に登場するシスター･エダの正体がCIA工作員だという点を中心に、エダの名セリフやアニメ版での声優情報などを紹介してきましたが如何でしたか?エダの正体については、驚かされた読者も多く今後のエダの活躍に更なる期待が高まっています。また、人気作品｢ブラックラグーン｣についても変わらぬ重厚なストーリーが紡がれ続けていますので今後の展開に注目です!