【Fate/Zero】遠坂時臣の名言・名セリフ集!顔芸やうっかりの最期とは?

アニメ『Fate/Zero』は、『Fate/stay night』(フェイト・ステイナイト)のスピンオフ作品で第1期は2011年、第2期は2012年に放送されました。遠坂時臣は、『Fate/Zero』に登場する魔術師の一人で、「顔芸」「うっかり」のワードと共に話題になる言の多いキャラクター。今回は遠坂時臣の人物像や活躍を、名言・名セリフと合わせてご紹介します。

【Fate/Zero】遠坂時臣の名言・名セリフ集!顔芸やうっかりの最期とは?のイメージ

目次

  1. 遠坂時臣とは?
  2. 遠坂時臣の名言・名セリフ集
  3. 遠坂時臣の顔芸・うっかりの最期
  4. 遠坂時臣の家族・遠坂家について
  5. 遠坂時臣の声優
  6. 遠坂時臣に関する感想や評価は?
  7. 遠坂時臣の名言・名セリフまとめ

遠坂時臣とは?

Fate/Zeroの作品情報

『Fate/Zero』(フェイト・ゼロ)は、TYPE-MOONから刊行された伝奇小説で、著者はニトロプラスの虚淵玄、イラストはTYPE-MOONの武内崇が担当した、TYPE-MOONとニトロプラスのコラボ作品です。TYPE-MOONの奈須きのこがシナリオを担当した『Fate/stay night』(フェイト・ステイナイト)のスピンオフ作品で、本編の10年前に起こった「第四次聖杯戦争」について描かれています。

2011年にはアニメ化され、同年10月から第1期が、2012年4月から第2期がテレビ放送され、真じろうによる漫画版が2011年から2017年まで『ヤングエース』にて連載されました。また、スピンオフ漫画としては、『月刊ASUKA』で『Fate/Zero 黒』(フェイト/ゼロ ブラック)が、『月刊newtype』では『Fate/ゼロカフェ 〜Fate/Zero cafeに集う英霊達〜』が連載されるなど、マルチメディア展開されている人気作品です。

Fate/Zeroのあらすじ

Fate/Zeroのあらすじ

1990年代のある秋。衛宮切嗣は、アインツベルン家の委嘱を受け、セイバーのサーヴァントを召喚して第四次聖杯戦争に身を投じます。切嗣が聖杯の力によって叶えたい願いは、世界平和の実現でした。時同じくして、魔術の総本山である英国「時計塔」の2人の魔術師ケイネス・エルメロイ・アーチボルトとウェイバー・ベルベットが、それぞれランサーとライダーを召喚しました。

日本の冬木市では、遠坂時臣(とおさかときおみ)とその弟子・言峰綺礼(ことみねきれい)がアーチャーとアサシンを、間桐雁夜(まとうかりや)がバーサーカーを召喚して参戦。最後のサーヴァントであるキャスターは、連続殺人犯の雨生龍之介(うりゅうりゅうのすけ)が、偶然に召喚してしまいます。こうして、7人のマスターと7人のサーヴァントの思惑が絡み合い、戦いの火蓋が切って落とされました。

Fate/Zeroの聖杯戦争とは

「聖杯戦争」とは、魔術師の家系、遠坂(とおさか)・間桐(まとう)・アインツベルンの三家が始めた儀式です。日本の地方都市・冬木市を舞台として、勝者の願望を叶える万能の力があるとされる聖杯を、聖杯が選出した7人の魔術師がマスターとなり、伝説上・歴史上の人物(英霊)をサーヴァントとして召喚して相争うというもの。これまで三度の聖杯戦争では、聖杯の力を行使できた者はいませんでした。

聖杯に選ばれた魔術師の手には、3画の令呪(れいじゅ)という聖痕が現れます。令呪はサーヴァントを強制的に従わせる力があるもので1つの命令につき1画が消費されます。7人のサーヴァントは、それぞれ、セイバー、ランサー、アーチャー、アサシン、キャスター、ライダー、バーサーカーの7つのクラスに振り分けられ、英霊の性質と合わせてサーヴァントとしての特性が決まります。

サーヴァントを失ったマスターは聖杯戦争から脱落します。また、マスターが死亡した場合は、サーヴァントも消滅してしまいます。基本的にはサーヴァント同士の代理戦争となりますが、サーヴァントやマスターが、他のマスターを直接攻撃することも可能です。こうして勝ち残ったただ一人のマスターが聖杯を手にできるのです。

遠坂時臣のプロフィール

「遠坂時臣(とおさかときおみ)」は、この聖杯戦争のシステムを創った御三家の一角・遠坂家の五代目当主で、『Fate/Zero』で描かれる第四次聖杯戦争にアーチャーのマスターとして参加しました。宝石を使用した魔術を使う由緒正しき魔術師で、属性は炎。遠坂家の悲願である「根元への到達」を目指して聖杯奪取に臨みます。

コツコツと魔術の研鑽を重ねる一方で、目的達成のために入念な計画を準備する狡猾さも兼ね備えた、生粋の魔術師。言動は貴族然としており、「余裕をもって常に優雅たれ」という家訓を体現しつつ、事あるごとにセリフとして口にしています。しかし、「優雅たれ」を実行しているせいか、どこか詰めが甘い、うっかり屋さんな一面も持っています。

  • 誕生日/血液型:6月16日(双子座)/O型
  • 身長/体重:177cm/68kg
  • 特技:チェス
  • 好きなもの/嫌いなもの:ティータイム/反則攻撃、不慮の事態
  • イメージカラー:深紅

遠坂時臣の性格

遠坂時臣は、由緒正しい魔術師ゆえに、常識の及ばない狡猾さや非情さがあります。同じく第四次聖杯戦争に参加した間桐雁夜(まとうかりや)が、一時は間桐家の魔術を嫌って逃げ出したことについて無責任で卑怯な行いと評したり、聖杯戦争中にキャスターの暴走した際には市民の命よりも魔術の秘匿を心配する様子からは、常識からかけ離れた魔術師としての倫理観が伺えます。

その一方で、時臣には、父親として娘たちに深い愛情を注ぐという一面もあり、二人の娘が、魔術師として稀有な才能を持つことから、魔術師としての生しか選べないであろうことに苦悩していました。時臣自身は、先代から家督を継ぐか否かの選択の余地を与えられたことを、「父からの最大の贈り物」と捉えており、自分の娘たちにも同様の宝を与えてやりたいと願っています。

遠坂時臣の魔術師としての行動

遠坂時臣の能力

遠坂時臣は、魔術協会の三大部門の一角にして、魔術世界の最大勢力「時計塔」でも一目置かれる魔術師で、卓越した技能を持っています。宝石を媒介とした魔術を使う時臣の魔術礼装は、生涯をかけて練成してきた魔力が封入された特大のルビーで、ステッキの握りの部分に象嵌されています。また、娘にも魔術指導を行うなど、良き指導者としての才能も垣間見ることができます。

召喚した英霊・ギルガメッシュ

遠坂時臣は、第四次聖杯戦争の参加者に選ばれると、『ギルガメッシュ叙事詩』にも謳われる英雄王・ギルガメッシュの召喚に成功します。聖遺物の助けがあったとはいえ、有史以降、一二を争う強力な英霊を召喚できたことでも時臣の魔術師としての力をうかがい知ることができます。世界の全てを手中に収めた王、ギルガメッシュの強さはチートですが、己のみを絶対とする暴君でもあり、扱いにくいサーヴァントでもあります。

遠坂時臣と英霊との関係

遠坂時臣は、『Fate/Zero』で描かれる第四次聖杯戦争において、ギルガメッシュの召喚に成功します。この英雄王には掛け値なしの敬意を払っており、ギルガメッシュも時臣の臣下の礼は認めていました。しかし、時臣の目的はあくまで根元に到達することであり、英雄王であってもサーヴァントは聖杯戦争に勝つための道具と見做していたのです。

遠坂時臣の遠坂家当主としての行動

遠坂時臣の二人の娘は、魔術師として稀有な資質の持ち主でした。一子相伝の魔術師社会において、遠坂家の加護を与えられる後継者はただ一人。後継者にならなかった者は、通常は一介の人間として魔術とは無縁の人生を送りますが、希少な能力を持った者は魔術協会に保護または拉致され、研究対象として扱われる未来しかありません。遠坂家を継がない次女・桜に、そのような未来が来ることを、時臣は恐れていました。

そんな折、同盟関係にある魔術師の家系・間桐(まとう)家から養子縁組の申し入れがありました。時臣は、桜にも自分の人生を歩むチャンスを与えるため、これを承諾します。桜にとっては苦難の始まりでしたが、時臣としては娘を思ったゆえの行動でした。しかし、将来的に魔術師として姉妹で争うことになっても、娘たちとその末裔は幸福であると信じるている点に、魔術師としての価値観が強く現れています。

遠坂時臣の活躍

第四次聖杯戦争での遠坂時臣の作戦

遠坂時臣は、『Fate/Zero』で描かれる第四次聖杯戦争に参加し、狙い通り、最強のサーヴァントである英雄王・ギルガメッシュの召喚に成功します。さらに、聖杯戦争の監督役である言峰教会の神父・言峰瑠正(ことみねりせい)と結託し、同じく聖杯戦争に参加者でアサシンのマスターとなった言峰綺礼を幕下に加えるなど、万全の体制で聖杯獲得を目指します。

ギルガメッシュによる遠坂時臣の評価

綿密に練り上げた策略によって聖杯戦争を戦う「真っ当な魔術師」である遠坂時臣について、サーヴァントであるギルガメッシュは「ひどく退屈な男」と評しています。時臣によって召喚された身でありながら、時臣に従おうとしないところは、さすが、唯我独尊の英雄王というところ。ギルガメッシュが興味を抱いたのは、時臣の幕下で、弟子でもある言峰綺礼でした。

遠坂時臣の名言・名セリフ集

遠坂時臣の名言①「勝ったぞ綺礼...」

「勝ったぞ綺礼…この戦い、我々の勝利だ…」と続きます。原作では、第四次聖杯戦争の審判役・言峰璃正のセリフでしたが、アニメ版『Fate/Zero』では遠坂時臣のセリフに変更されていました。英雄王・ギルガメッシュを召喚した時、同席していた言峰綺礼に向けて言ったセリフですが、後の運命を考えれば、強烈な死亡フラグとなる名言です。

遠坂時臣の名言②「もうこんな時間か...」

このセリフの全文は「もうこんな時間か、長く引き止めてしまってすまないね。飛行機の時間に間に合うと良いのだが」で、遠坂時臣の最期の言葉となりました。最期の時まで、言峰綺礼の裏切りに全く気づかない「うっかり」なセリフですが、「もうこんな(人生の幕を降ろす)時間か、(私を殺すのを)長く引き止めてしまってすまないね。(私が天国への)飛行機の時間に間に合うと良いのだが」とも読める、示唆的な名言とも言えます。

遠坂時臣の名言③「言い訳無用...」

「言い訳無用!一夫多妻など、お父さんは許しませんぞーー!!」というセリフは、TYPE-MOON fes BD-BOX特典CDに収録されています。第五次聖杯戦争を描いた『Fate/stay night』の主人公・士郎(しろう)が、娘の凛と桜に二股をかけていたことに対する父の怒りの一言です。

凛にも桜にも不満などなく、二人とも素晴らしい女の子だと士郎に褒められて一度は黙る時臣ですが、士郎が第四次聖杯戦争を共に戦った衛宮切嗣(えみやきりつぐ)の養子と知って、一転、炎を出しながら士郎を追い回しました。『Fate/Zero』本編にはない「if」の世界のほのぼのとした名言と言えるでしょう。

遠坂時臣の名言④「優雅たれ」

遠坂時臣がセリフとしても口にしている「常に余裕をもって優雅たれ」は、遠坂家の家訓。日々の魔術の研鑽、周到な根回しと綿密な策略をもって、優雅に聖杯戦争に臨んだ時臣ですが、度重なる不測の事態によって足をすくわれることとなりました。悠然と構えすぎてギルガメッシュや言峰綺礼の心情にまで思いが至らなかったのか、人生最大の「うっかり」を招いてしまいましたが、時臣をよく表した名言です。

遠坂時臣の顔芸・うっかりの最期

遠坂時臣のうっかりやられた最期と顔芸

遠坂時臣は、暴走したキャスター討伐のためにセイバー陣営に同盟を申し込みますが、交換条件に出されたのは、既に聖杯戦争から脱落している言峰綺礼を国外退去させること。時臣はこれを承諾し、綺礼も従うつもりでしたが、綺礼に興味を持ったギルガメッシュの説得により、決意を固めます。

綺礼が出発するはずの夜、時臣は綺礼とギルガメッシュの陰謀など露ほども知らず、綺礼を娘・凛の指導者、兼、後継者に指名し、遺言状まで手渡します。さらに、形式上のこととはいえ、弟子であった綺礼に対して、卒業の証として魔術礼装の「アゾット剣」を贈ったのです。優雅たるゆえか、うっかりゆえか、美しいほどに死亡フラグを立てていく時臣。綺礼の裏切りを知っている視聴者は「志村、後ろ後ろ!」的な心持ちでしょう。

時臣が、事ここに至るまで、綺礼の変節にもギルガメッシュの裏切りにもまったく気付かなかったことは、ファンが「顔芸」と呼ぶこの表情を見ても明らかです。そして、体内から血が失われていく中、傍で綺礼とギルガメッシュが自分を見下ろしながら手を結ぶ様子を見るしかない絶望の表情も、また秀逸です。

うっかりと並べ立てた死亡フラグを、余すところなく回収され、顔芸を披露して最期を迎えた遠坂時臣。魔術師が参戦する聖杯戦争において、衛宮切嗣をはじめとするイレギュラーな魔術師たちが集まってしまったこの第四次聖杯戦争では、ある意味、「正統派の魔術師」であることが、時臣の敗因でした。しかし、最大の番狂わせ、「綺礼とギルガメッシュの離反」を見抜けなかったことを「うっかり」と評してしまうのは酷かもしれません。

遠坂時臣が死に至るまでの過程

遠坂時臣の堅実な策略に退屈を感じ始めたギルガメッシュでしたが、英雄王といえどもマスターがいなくては現世に顕現できません。そこで、時臣の陣営で同じくマスターを務めている言峰綺礼に目をつけます。綺礼はギルガメッシュの甘言によって、自分の内にある「悪」の性質に目を向け始めます。抑圧してきた欲望、「愉悦」を求める心に気付いた綺礼は、時臣を裏切り、ギルガメッシュと共闘する決意をします。

時臣に直接、死をもたらしたのは、綺礼とギルガメッシュの裏切りですが、魔術師としての采配に自信があった時臣が、自分の価値観や思惑の外にある要素や人の心を想定しきれない傲慢さ、生真面目さが彼らの裏切りを招いたとも考えられるのです。

遠坂時臣の家族・遠坂家について

遠坂時臣の妻

遠坂葵(とおさかあおい)は時臣の妻です。優れた後継者を残すため、優れた魔術師の家系「 禅城(ぜんじょう)家」から妻を娶り、思惑通り、凛と桜という、稀有な魔術の才能を持つ娘に恵まれました。葵も魔術師として育っため、「魔術師の家の者は普通の幸せなど望めない」と、遠坂家への嫁入りも、桜を養子に出すのも当然のことと受け止めています。第四次聖杯戦争時は、娘の凛とともに、実家の禅城家に避難していました。

葵は、間桐雁夜(まとうかりや)と懇意にしており、娘の凛と桜も雁夜に懐いています。雁夜は、間桐家の魔術や当主・臓硯(ぞうけん)を嫌って出奔していましたが、桜が後継者として間桐家に養子に入ったと知ると、桜を解放するために間桐家に戻り、自分の命を削って魔術を強化して第四次聖杯戦争に身を投じました。桜のためとはいえ、夫・時臣を倒そうとする雁夜に、葵の心境も複雑でした。

遠坂時臣の娘・桜との関係

遠坂桜(とおさかさくら)は、時臣と葵の次女で、凛と同じく魔術師として稀有な資質を持っていますが、桜の魔力属性は「架空元素・虚数」という、遠坂家の魔術とは縁遠い属性でした。そのため、時臣は、後継者には凛を選び、桜には間桐家の後継者の道を与えました。しかし、間桐家の当主・臓硯(ぞうけん)は、桜を60年後の聖杯戦争に備えて優れた後継者を残すための胎盤としか考えておらず、桜にとっては苦難の始まりでした。

遠坂家の事情①特許料

遠坂時臣は、もともと魔術師としては突出した才はありませんでしたが、人の何倍もの修練を重ね、万全の備えを持ってことに当たることで、常に結果を出してきました。そんな時臣は、魔術協会に「魔術を簡略化する魔術式」の特許を登録しており、年間数千万単位というその特許料は、時臣の死後も遠坂家の重要な資金源となっています。

また、遠坂時臣は商才に恵まれた人物で、冬木市のセカンドオーナーとして霊脈の要衝として押さえていた土地を貸し付けています。行き届いた霊脈管理により、悪運や災難や霊障などから守られた事業はことごとく成功し、莫大なテナント収入を得ていました。魔術師が、一般社会の商売において、ここまでの成功を収めることは稀とのこと。

遠坂家の事情②宝石魔術のデメリット

遠坂家に伝わる「宝石魔術」は文字通り、魔力を込めた宝石を使う魔法であるため、大変お金がかかる魔術です。そのため、遠坂家の後継者は先代の資産を食いつぶす前に魔術師として大成し、次の後継者のために多くの資産を築くという責務が課せられているのです。時臣の魔術では宝石は使い捨てではないようですが、凛の魔術では宝石は使い捨てなので、資金繰りは厳しくなるでしょう。

遠坂家の事情③資金難に

遠坂時臣は、当主として、優れた経営者でしたが、あまりに早い死によって、幼くして凛が家を継ぐこととなりました。後見人・言峰綺礼の杜撰な管理によって所有地がほとんど人手に渡ってしまい、収入の大半を占めるテナント料を失う事態に。魔術式の特許料は変わりなく入ってくるものの、宝石魔術の出費もあって、遠坂家は凛の代で資金難に陥ります。

遠坂時臣の声優

遠坂時臣の声優は速水奨

アニメ『Fate/Zero』で遠坂時臣を演じたのは声優の速水奨さんです。先の放送された『Fate/stay night』では、音響監督を務めていた辻谷耕史さんが遠坂時臣・役を兼任していましたが、『Fate/Zero』ではキャスト交代しています。ダンディーで貴族的な佇まいの速水さんは、優雅を体現する遠坂時臣の実写版のような役者さんです。

速水奨のプロフィール

速水奨さんは、声優、歌手、ナレーター、脚本家、プロデューサ、後進の指導など、幅広く活躍中です。青年座養成所、劇団四季を経て、声優コンテストでグランプリを受賞したのを機に声優デビュー。声質は穏やかで柔らかいバリトンで、正統派の二枚目役、美形のライバル役、ラスボス役を多く担当していますが、狂気を孕んだ役柄にも定評があり、関西出身であることから関西弁の役を担当することもあります。

「Dr.HAYAMI」を主人公とした『Super Stylish Doctors Story(S.S.D.S)』シリーズでは原作・脚本を担当し、関俊彦さん・堀内賢雄さん・増田俊樹さんなどの男性声優が医師に扮したキャラクターを登場させてイベントやドラマCDなどを展開。また、朗読公演にも力を入れており、自身の朗読ライブや、プラネタリウムや学校などでの公演にも出演し、宮沢賢治の童話や、夢枕獏の『陰陽師』シリーズなどを披露しています。

  • 所属:Rush Style(社長)
  • 誕生日:8月2日
  • 出生地:兵庫県
  • 血液型:A型

速水奨の主な出演作

  • 『超時空要塞マクロス』シリーズ:マクシミリアン・ジーナス
  • 『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』:菅生修/ナイト・シューマッハ、ナレーション
  • 『炎の蜃気楼』シリーズ:直江信綱
  • 『トライガン』:ニコラス・D・ウルフウッド
  • 『銀魂』シリーズ:星海坊主/神晃

  • ゲーム『アンジェリーク』シリーズ:光の守護聖ジュリアス
  • ゲーム『戦国BASARA』 シリーズ:明智光秀
  • ドラマ吹替『アウトランダー』:フランク・ランダル/ジョナサン・"ブラック・ジャック"・ランダル
  • ラップバトルプロジェクト『ヒプノシスマイク』:神宮寺寂雷

遠坂時臣に関する感想や評価は?

『Fate/Zero』でファンにも人気の高い、遠坂時臣の顔芸のシーンは、一挙放送などでも話題になります。参加者の中で最も有利かと思われた時臣があっけなく退場してしまったことには拍子抜けとのコメントも見られますが、ミスリードとしての役割は十分に果たしていると言えるでしょう。

また、時臣の「顔芸」がファンに愛されるのは、それまでの優雅な表情とのギャップ萌えとも考えられます。完全無欠の魔術師然としていた時臣ならではのチャームポイントなのです。この顔芸シーンは、コラージュや二次創作などにも取り上げられる人気あるシーンです。

うっかりからくる顔芸が最期の姿だったため、それがフィーチャーされがちですが、魔術師として「根元への到達」を直向きに求めた時臣は、一本筋の通った一廉の人物でした。「常に優雅たる」時臣の姿は、ファンの心に強く残っています。

遠坂時臣の名言・名セリフまとめ

第四次聖杯戦争を勝ち抜く力量を持ちながら不遇の最期を遂げましたが、真っ当な魔術師として真摯に優雅に生きた遠坂時臣は、うっかり屋さんの一面や死に際の顔芸も含めて、ファンに愛されている人物です。遠坂時臣が気になった方は、ぜひ『Fate/Zero』をご覧になって、名言、名セリフ、そして顔芸をチェックしてください。

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